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不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換 (講談社現代新書)
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不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換

3 [3](10件のJUGEMレビュー・感想)
  • 商品カテゴリー:新書
  • Amazonランキング:315019位
  • Amazon価格:¥ 800
  • ユーズド価格:¥ 1
  • ISBN/ASIN:4062881497(講談社)
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JUGEMユーザーのレビュー・感想(10件) 3 [3]

中国が日本を攻撃するのを止める抑止力は、軍事のみではない。中国が武力攻撃によって失う市場、密接にリンクしている工場同士の関係、こうした物の喪失は、日本が行い得る軍事的抑止力よりはるかに大きい。 相互… このレビューの続きを見る

 理論的にも現実の政策としても、ロシア・中国の核兵器に対しては米国の「核の傘」は存在しない。我々は極めて安易に米軍は日本を守るために何でもしてくれると思っている。「核の傘」も同様である。しかし実態は違う。我々は米軍が具体的にいかなる貢献をするかを冷静に見つめて、米軍基地の存在意義を論ずる必要がある。

 尖閣諸島は台湾の近辺にある。日本が尖閣諸島で中国軍と軍事衝突をする際には、中国は台湾を念頭に配備されている中国軍を活用できる。少なくとも戦闘機330機、駆逐艦16隻、通常動力潜水艦55隻を中国は動かせる。自衛隊はとてもこれに対抗できる力はない。 日本の多くの人は十分に認識していないが、尖閣諸島近辺で日中の軍事衝突が起こった時に、日本が勝つシナリオはない。

日本の国民のほとんどが、「日米安保条約がある。米国は日本を守ってくれるはずだ」と信じ込んでいる。だが、表向けの言葉と裏腹に、その時代は終わった。 我々日本人は「米国は日本より中国を重要と判断して行動する」という前提に立って、「日本の外交をどうするか」「安全保障をどうするか」を真剣に考えなければならない時代に入った。

 不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換 著者 : 孫崎享  分類 : 319.1

今日の中国の対外政策を見れば、ASEAN諸国を主権国家として扱い、これとの友好関係を構築することを考えている。「中国の国家目標は、清朝最盛期の版図を念頭に」という論は現在の中国の対外関係の姿勢について誤解を与える説明である。

オフショアー・バランシングは「特定の大国が、想定される敵国が力をつけてくるのを、自分に好意的な国を利用して抑制させる」という概念である。これは超大国が実際に自国の軍隊を展開せずに影響力を保とうとする考え方である。(中略)1980年代イランのイスラム原理主義が中東地域に拡大することが懸念された。米国はイラン・イラク戦争でイラクを支援した。これもオフショアー・バランシングの例である。

 米国の東アジアの主要目標はもともと中国であった。(中略)それが日本の中国進出で予定が狂った。米国は当然、日本が中国の権益を独占する動きを阻止する方に回る。その頂点が、日本の第二次世界大戦への参加を… このレビューの続きを見る

中国は今日、共産主義というイデオロギーで統治している訳ではない。共産主義というイデオロギーは死に体である。中国はイデオロギーを輸出する訳ではない。(中略)だとすれば、米国にとってこの共産主義に対処する必要性は低い。これがソ連時代といまの中国との違いである。 では米国にとって何が重要か。もはや、イデオロギーではない。「利益」である。

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