【写真−1 元紅葉山駅で今新夕張駅と名前が変わった】
石炭産業で興隆を誇っていた夕張市も石炭から石油へのエネルギー転換から没落してしまったが、近代においてこういった産業革命は数多く行われ、産業を支えていると豪語する自動車産業もそう遠くない時期にエンジン車生産停止に見舞われていて、電気自動車にしてもいつまで続くか分からない。
写真−1は夕張市の玄関口になる『新夕張駅』で、同市の人口はかつて11万人を超えた時代から、今は7000人を割る財政再建団体になっているが、日本の市としてはこれが最少人口かと思ったら同じ北海道には3000人を切る歌志内市があり、同市も炭鉱で栄えた市で、町から市に昇格するのは良くある話だがその逆はないようだ。
【写真−2 新夕張駅発8:57−新得駅着9:56】
普通列車が1本も走らない『新夕張駅』から乗車したのが写真−2の『スーパー特急とかち1号』で、同路線にはもう1本同型の『スーパー特急おおぞら』が運行されていて、そちらは車体が青色に塗られている。
二つの特急は『札幌駅』を起点に『とかち』は『帯広駅』までの220.2キロ、『おおぞら』は『釧路駅』までの348.5キロを運行しているが、使われている車両はJR北海道開発の『キハ261系気動車』で、0番台、1000番台、5000番台の区分があり、写真−2は5000番台の新型車両である。
【写真−3 標準的な特急列車の座席仕様とインテリア】
『スーパー特急とかち1号』は、グリーン車1両、指定席2両、自由席1両の計4両編成で、写真−3はその自由席車内の様子で、通路を挟んで2席というのは日本の鉄道の定石で、写真手前が左右1席しかないのは前にドアがあって出入りに不便を来たさない為の配置である。
これがグリーン車になると通路を挟んで2席と1席のアンバランスな配置になるが、これは日本の鉄道のレール幅が狭軌のために3席しか取れないためで、新幹線のグリーン席は広軌のために左右2席を取り、その代わり指定席、自由席共に片側3席と2席の配置となっていて日本の貧乏臭さを感じるが、列車によってはグリーン車同様の左右2席車もある。
【写真−4 駅前は階段を降りると車道に出るが殺風景】
石勝線に普通列車がないために普通乗車券で特急に乗れるが、万事お高い新幹線にも普通乗車券だけで乗れる区間があって、それを知ったのは2019年の『新幹線全路線乗車の旅』で、グリーン車に通学生が乗って来て初めて分かったが、九州『博多駅』から『南博多駅』の一区間が普通乗車券で利用出来る。
写真−4は『南博多駅』に停車する新幹線車両のレイルスターで、同駅には新幹線の広大な車両基地があり引き込み線を利用して博多に出る乗客に便を図るために駅を設け8分間で『博多駅』に到着するが、新幹線車両を普通電車並みに使えるとは羨ましい区間である。
【写真−5 カタカナ名の珍しい駅だが地名がカタカナのため】
『新夕張駅』から2つ目、『特急とかち』で34分走った先に写真−5の『トマム駅』があり、同駅の設置は1981(昭和56)年とかなり新しく最初は『石勝高原駅』という名前であったが、1987(昭和62)年に『トマム駅』となり、駅の標高は537mあって北海道内では一番高い位置にある。
写真−5のホームの先に見える屋根付きの建造物は『星野リゾート・トマム』へ行く歩道で、トマムは駅のある占冠(しむかっぷ)村が民間企業と組んで1983(昭和58)年に開発したリゾート地だが、その後のバブルの煽りをまともに受けて倒産し、経営母体が変遷するなど紆余曲折を経て現在は星野リゾートが運営している。
トマムはコロナ禍前は年間50万人も訪れる中、訪日外国人が80%を占めているように海外では知られたリゾートで、特に中国系の利用者は多く、そのためもあってリゾートの筆頭株主は中国系企業が60%、土地を提供している占冠村が残りの40%を所有している。
【写真−6 雪質は抜群に良いスキーリゾート】
写真−6はトマムリゾート内に建てられた高層ビルで、村の人口1300人を切る過疎地に良くぞ造ったと思うが、左側の2棟はホテルで、最初の棟は1987(昭和62)年、もう1棟は1989(平成元)に竣工し、地上36階、535室を持つ。
右に見える2棟もホテルで、1991、1992年に相次いで竣工、開業し、こちらは1フロア4室のみという富裕層向けに造られていて、地上32階、200室を持ち、こういった施設は地下トンネルで繋がっている。
この他にもホテル棟があり、働く場所の少なかった村には雇用の機会を与えたであろうが、北海道内にはこの様な中国資本によるリゾート買占めという問題も起きていて喜んでばかりはいられない時代である。
【写真−7 日本の珍しい鉄道トンネルを通過】
『新夕張駅』から先の石勝線は日高山脈を横断しているためにトンネルが多く、北海道で一番長い5825mの『新登川トンネル』、5790mの『新狩勝トンネル』など5000mを越えるトンネルが3本、4000m級、3000m級それぞれ1本と長大トンネルが続く難所になっている。
中でもトンネル内で根室本線富良野方面と石勝線トマム方面からのそれぞれのトンネルがトンネル内で合流する『上落合信号所』は珍しく、信号所というのは駅になる一歩手前の施設で、列車の入れ替えなどに使われるが、写真−7は『上落合信号所』に近づく列車からの光景でそれぞれ単線であった線路がここでは複線になっているのが分かる。
【写真−8 新得駅発10:45−帯広駅着11:34】
札幌方面からの石勝線と函館本線『滝川駅』からの根室線が交わる駅が写真−8の『新得駅』で、峻厳な谷間とトンネルを通過して同駅に到着すると空が広くホッとする駅でもある。
同駅前には蒸気機関車時代の狩勝トンネルなど運行の苦難を伝える『火夫の像』というオブジェが1981(昭和56)年に建立され、1993年(平成5)年には国土地理院が北海道の中心は新得町にあると発表したために、同年に『北海道の重心地』というモニュメントが建てられているが、実際の地点は駅から40キロ以上離れている。
【写真−9 旧い車両使用も限界で引退させる時代】
かつて『滝川駅』から『帯広駅』を経由して『釧路駅』まで、308キロを8時間21分かけて走る日本一長い普通列車が運行されていて、『滝川駅』発9:40、『釧路駅』着は18:01となっていた。
しかし、2015年のダイヤ改正で山陽本線の岡山−下関間を走る384.7キロに抜かれ2位となったが、この路線を今乗ると『富良野駅』で乗り換え『東鹿越駅』−『新得駅』間は代行バス、『新得駅』―『釧路駅』という行程になり、同じ時間に『滝川駅』を出て『釧路駅』は20:43とかなり遅く着く。
その当時の運行車両は『キハ40』で、最近現役車両として使われている千葉県の『いすみ鉄道』が11月下旬を持って同車両を引退させることになり、これで日本から実働している『キハ40』は姿を消すことになる。
写真−9は『新得駅』から乗り『帯広駅』に到着した『H−100型気動車』で、同車は前にも説明しているがエンジンで発電してモーターを回す新型車で、『DECMO(デクモ)と呼ばれているが、赤字で苦しいJR北海道も旧型車を引退させて最新車両を走らせる必要に迫られている。
【6日目(上):乗車本数4本 乗車時間:5時間02分】
【6日目(上):乗車本数累計26本 乗車時間累計:35時間29分】
【6日目(上):乗車距離:196.2キロ 乗車距離累計:1122.0キロ】
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【写真−1 素朴な標識】
一晩泊まった海岸線続きに『DAHICAN BEACH=ダヒカン海岸』があり、写真−1はその海岸で見かけた案内板で簡易なレスト・ハウスの前の砂の上に突き刺さっていた。
ダヒカン海岸は日本的な表現ならば文字通りの『白砂清松』で、松の代わりに椰子の樹が南国の風情を浮き出させ、平日であったためか静寂に包まれていた。
【写真−2 泳ぐのではなく木陰の下で眺める海と海岸】
海岸線は2キロに及び波静かだが、目障りなリゾート施設はまだ出現していなくて、海岸真ん中辺りに写真−2の観光客向けの写真ポイントがあった。
フィリピンの自治体や観光地にはこういったモニュメントを作るのが流行っているのか、似たようなデザインが多く、スマホで写真を撮れば現地訪問の記念になるということなのだろうが、趣味の良い話ではない。
この海岸の砂浜は珊瑚の砂が堆積した色をした天然ものだが、リゾートして有名なセブのマクタン島など天然の砂浜を持ったリゾートは少なく、その多くは外部から砂を運んで作った人工浜である・
シャングリラとか旧ヒルトンといった一流のホテルや近年急増している新興ホテル・リゾートも岩場を平らにして砂を運び込んでいて、世界的に有名なハワイのワイキキ海岸も人工浜である。
そういった砂は近隣の島の天然砂を運び入れていたが、近年は環境保護の声が高くなり山の白い砂(アナポグ)を運んで人口浜を作っているらしいが、どちらにしても自然破壊の上にリゾートの海岸を作って維持しているのには変わりない。
【写真−3 まだまだフィリピンにはこういう俗化しない海岸が残っている】
写真−3は写真−2のダヒカン海岸の反対側の海岸の様子で、長い海岸線の状態が良く分かり、砂浜の両側は泊まった家の前に見えたような岩場に繋がっている。
マティ市のある東ダヴァオ州は自然の残る地域で、世界遺産に指定されている公園がありその中心は『HAMIGUITAN=ハミギタン』山で、標高は1620メートルある。
この公園の位置はマティ市に入る手前にあって、滞在中その山の姿くらいは見えるのかと思ったが、天候不順で雲が多くその姿は拝めなかった。
フィリピンには世界遺産指定が、文化遺産3ヶ所、自然遺産3ヶ所の計6ヶ所あり、この中で、文化遺産3ヶ所は既に訪れていて、自然遺産の中ではパラワン島の『地底川』一つしか訪れていない。
残る二つは『トゥバタハ岩礁』とマティ市近郊の『ハミギタン山域』で、トゥバタハはルソン島とパラワン島の中間にある環礁で、ダイヴィング船にでも乗艇しないと簡単には行けない。
一方、ハミギタン山域は東ダヴァオ州というミンダナオ島の辺境にあるが、フィリピンに残された最後の森といわれ、次回マティ市を訪れることがあれば是非行きたく、次回の楽しみに取っておく。
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【気持ちのいい季節、楽しまなくっちゃ!】
車を飛ばして軽井沢のレイクガーデンへ。
豊かな水をたたえる湖、咲き乱れる花々やエネルギッシュな緑の木々。
まだ知る人ぞ知る?という感じのイングリッシュガーデンでした。
風が心地よいこれからの季節、ぜひ、お出かけしてみては★
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わんすあぽなたいむ(once upon a time)、と。
英語の授業で教わりました定型句。
此処はイタリアではございますが、わんすあぽなたいむ。
ローマを離れて七里半。
かつての、そして、おそらくは現在のお金持ちさんたちが別荘を構える村へと行ったことがありました。
山だか丘だかの斜面に建てられました由緒ある別荘は。
あ、ひとこと申し上げておきますが。
若いうちはともかくも。
モノノケ館長のように、短脚と云うだけでなく。
その短脚の膝がケラケラしているようなジジババは。
いえ、元へ。
その短脚の膝がケラケラしているような、ご老体は。
間違っても「革靴」なんかでお出かけになられてはいけないのですと。
心をこめて、ご忠告を申し上げておきます。
いわゆる「膝にやさしいウォーキングシューズ」あたりを、馴らし履きしておかれまして。
スーツケースの隅っこにでも、詰め込んでおいていただきたいのでございます。
で、朝のバタバタで、履き忘れることになるのでしょうが。
ごほん。
あんで、ウルサイことを申し上げるかといいますならば。
ティヴォリの別荘の、庭園などは斜面に築かれた段々畑。
マチュピチュの段々畑に負けず劣らずの、物凄さ。
おまけに、ほとんどの部分は石畳。
秩父の長瀞にあります石畳は、ノッペラですが。
古い町の石畳は、ゴツゴツなのでございます。
そのような難所を突破して。
目出度く山頂まで辿り着かれたラッキーババァとラッキージジィのみなさまには。
斯くの如き素晴らしい風景を目にされることができるのでございます。
はい。
めでたし!とシッポを振っちゃう館長なのでございます。
大人の「ローマ散歩」 [ 内野正樹 ]
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バイロン巡歴の跡を辿りて [ 向山泰子 ]
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簡易裁判の準備やらバイトの疲れ&母親の手術で動画コンテンツを某ASPにアップは延期となりました。3 月頃には月数百万の収入を得れるのではと勝手におもっていま す。
現在リアルの仕事は全滅状態ですが、この価値ある情報はネットという場を通して社会に世界に貢献されるべきものです。
月2百万円超えた時点でプロデュースもします。本人自身が、自ら持っているその価値を気が付いていないことも多々あります。
また、わたしのように埋もれているすばらしいノウハウがこの世にはいっぱいあります。売価39800円 アフイリエイト 10000円
にほんブログ村 皆さんためになること書いていらっしやいます。
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下流極貧貧民はじめての写真アップです〜\(^-^)/
自宅のベランダてアウトドア感リゾート感満喫(^-^)v
自宅日向ぼっこスペース意外と簡単に実現できました♪
ベランダへ10センチ厚のマットを敷き、毛布やシーツで通路からの視線を防止し、
寝ながら撮影したものです(^^♪
自宅のベランダてアウトドア感とリゾート気分を味わえました。
ベランダリゾート化(気分)は意外と簡単です。
ヤ(ド)バイにあたかもいったような感あり、リラックスできてハードな
バイトの疲れも取れました(^-^)
月の内約4割方休みなので、雨降り以外はオールシーズン日中この方法で
疑似リゾート楽しむこととします。いえ〜い\(^o^)/
しかし、ほんとに疲れ取れました。
陽だまりまるでお風呂に浸かっているような感覚がして、
温かかったです。
ここ直近のポストあわせて観てくださいね。
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