JUGEMテーマ:史跡
【写真−1 赤崁楼は紅毛城などとも呼ばれた】
赤崁楼は1652年にオランダの手に寄って築城されたが、造られた当時は波の打ち寄せる海岸であったという。写真−1はその当時の模型で、煉瓦で一階部分を造り、その上にオランダ風の建物がある。この一階の一部は現存していて、見ることが出来る。
【写真−2 建物だけを見ると要塞というより寺院という感じ】
明時代にオランダが追い出されてから中華風の建物になり、その後荒廃、崩壊の道を辿ったが、現在の建物は何度も建て替えられ宗教施設にもなり、日本の植民地時代には日本陸軍の病院になった歴史を持つ。写真−2の右側は『海神廟』、左側は『文昌閣』。
【写真−3 天井の模様が変わっている】
海神廟の入り口左右に伸びるのが写真−3の回廊。これだけを見るとチョッと派手な寺院の建物にしか見えず、かつて要塞であったなど全く想像出来ない。1983年に台湾の国定古跡に指定されて、現在の保存、修復は問題なく、台南の観光名所になっている。
【写真−4 複雑な柱と梁の組み合わせが面白い】
海神廟の角の部分が写真−4。現在の建物はコンクリート造りだが、コンクリート製に見えない。鮮やかな彩色の古び具合から木の部分もあるように見え、柱や梁のような躯体はコンクリートで、名称は分からないが花弁のような細部は木製なのかも知れない。
【写真−5 屋外と対比する室内のこの暗さが涼しさを感じさせる】
写真−5は海神廟内部から正面出入口方面を写したもの。1652年にこの地に築城された当時は波打ち際だったというから、この出入り口の向こうには海が見えたのであろう。実際、オランダ時代の遺構を見ると出入口はこの方向に開いていた。
【写真−6 成功大学という国立大学が台南市にある】
『鄭成功』の肖像が海神廟正面に写真−6の様に祀られている。明時代に鄭はこの城を攻め落とし台湾に新たな政府を作ったが、4ヶ月後に亡くなる。台湾では三国神(孫文、蒋介石)の一人になり、日本人の母を持ち近松門左衛門の『国姓爺合戦』のモデル。
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仕事で近くまで行くことがあったので昼休みに天神山古墳に立ち寄ってみた。
春日市には古墳が点在していてこれはそのうちのひとつで、正式には「上白水天神山古墳(かみしろうずてんじんやまこふん)」と言うそうです。
前方後円墳(と円墳)で天神山からの土塁もあるそうです。
バスでも来れますが公園前に駐車場もあります。
10台くらいは停めれそうです。
【駐車場の地図 → 地図内リンクで拡大表示】
駐車場は公園の西側にあります。
西側の入口から入りました。
土塁の案内があります。
水城の案内にもあった土塁と同じ時期らしい。
丘の山頂に向けて階段があります。
暑いけどゆっくり登っていきます。
天神山古墳の案内がありました。
古墳時代後期の6世紀に作られていっるので土塁(7世紀)よりも古いようです。
もともと古墳があってその丘を土塁に利用したという感じでしょうか。
山頂付近に東屋があったけど修理中なのか柵がしてありました。
工事してるのかな?
古墳の位置の周りに囲むように柵がしてあり入れないようになっていました。
工事?調査?よくわからないですが入れないのは間違いないようです。
柵の中はこんもりしているだけで何かがありそうな感じではないようです。
仕方ないのでぶらりして帰ります。
お、帰りに栗をみつけた。
秋だねぇ。
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少し天気も悪くて山に行けないので大野城市にある水城跡に行ってみました。
ぶらり超低山散歩: 福岡近郊編 に載っている場所で前々から気になっていました。
水城跡は、昔(664年)に唐と新羅の攻撃に備えるために築かれた大宰府の防衛施設の史跡です。
詳しくは下記へ
太宰府観光マップ|水城跡
https://www.dazaifu.org/map/tanbo/tourismmap/11.html
近くに駐車場もあってトイレもあります。
【駐車場の地図 → 地図内リンクで拡大表示】
駐車場内に案内があります。
地図付きで詳しく書いてあります。
春日の方面まで伸びてますね。
道路を挟んで向こう側に資料館があります。
まずは春日方面の方へ歩いてみます。
特に何もなくずっと続く感じです。
大野城市|水城跡
http://www.city.onojo.fukuoka.jp/s077/030/010/030/020/2090.html
大野城市の資料がイラスト付きで詳しく分かりやすいですね。
空撮の写真を見るとしっかり太宰府へ入る箇所を防衛してます。
高さ13mの土塁を作るってのもすごいですね。
道路を渡って資料館側に渡りました。
ここが資料館ですね。
今日はとりあえず時間がないので展望台の方へ行ってみます。
展望台へは綺麗な階段があります。
すごく整備されてますね。
花を見ながら2〜3分登ると展望台に着きます。
少しの雨なら凌げそうです。
途中ぱらりときたので少し雨宿り。
そこそこ見渡せます。
昔の人と同じ目線なんでしょうか。
このくらい見渡せると敵が来ても気づけそうです。
何かの碑ですね。
ちょっと右手の方が気になるので行ってみます。
なにやら道のようなものが続いています。
なんとなく踏み跡がありますね。
まだ先まで続いていました。
今日はあまり時間がなかったのでまた今度行ってみたいですね。
地図を見てみるとなんとなく四王寺山の方へ行けそうな感じです。
もしくは大城山の麓の方へ抜けてるだけかもしれませんが。
帰りに時間を確認したら16:30まで開いてるみたいですね。
また今度来たときには入ってみたいです。
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