JUGEMテーマ:長崎県・五島列島
ドライブ中、夫が思い立ち方向転換。
「西の高野山」と言われる【大宝寺】を訪ねました。
国道384号線と県道50号線が重なる交差点に、「弘法大師ゆかりの地 西高野山大寶寺」という石碑があります。その石碑の右側の道へ進みます。この先案内板などがないので不安になりますが、気にせず進みます。
グラウンドの先に右折する道、グラウンド沿いに左へ行く道、その間の左斜め前へ進む道が2本と、4つに分かれます。斜め前へ進む道はどちらからでも大宝寺へ着きます。
左側からだと距離は近いですが、若干道幅が狭いです。突き当たりに海が見えたら(左側は民宿)右折すると大宝寺です。
右側からだとカーブや横道が多く距離が少し長くなりますが道なりにひたすら進みます。突き当たりに海が見えたら左折すると大宝寺です。
右側の道を進むと突き当たりで視界が開け、海が見えます。
高野山真言宗 大宝寺。
元々は701年に来朝した中国の三輪宗の僧・道融が、住民により祀られていた観音様を移して創建したと言われて、五島で最も古い歴史を持っています。
806年、遣唐使として中国へ渡っていた空海が帰国の際に立ち寄り滞在している間に、真言宗へ改宗しました。
五島八十八ヶ所巡拝の最後、八十八番目となっています。
奥のほうから歩いてきたおばあちゃんに、「お参りするなら、あっちに行きなさい」と言われたのがこちら。
「弘法大師霊場 祈願お砂奉安 四国八十八ヶ所巡拝御砂踏處」と書かれた大師堂。
中へは自由に入っていいそうで、出会ったおばあちゃんは足が痛くて大変だったのが、ここへ毎日お祈りに来ていたら普通に歩けるようになったと言っていました。
確かに、数カ月前に捻挫した足を放置したせいでいまだに痛い私より、よっぽど足元がしっかりしています。
「あっち(大きいほう)より、こっちのほうが効くから(笑)」
本気か冗談かはさておき、足を痛めている私が出会ったという偶然には何か縁があると思い、お堂の中へ。
夫と二人、お線香をあげていた時のこと。
シャラン。
真ん中あたりから音が。
一瞬、ロウソクや線香を触っていたせいで何か倒れたのかと思いましたが、何も倒れた様子はなく。
よくよく考えれば、音がした方向は手が届かない辺りだったし、倒れた音というより金属が擦れたような音。
音の出所はわかりませんでしたが、確かに夫も同じ音を聞いたので、何だったんだろうと首を傾げつつ座ってお祈りをしました。
お堂を囲む通路には四国八十八ヶ所巡拝の札所の名前が並んでいます。
「お砂踏み」とは、四国八十八ヶ所霊場の「お砂」を集めそれを札所と考えて「お砂」を踏みながらお参りすることで、実際にお遍路をしたのと同じ御利益を得られるというもの。
数多くの寺院で「お砂踏み」が行われており、身体的事情や経済的・時間的な理由により四国遍路を出来ない人が、身近に感じることが出来るように生まれたものだそう。
大宝寺を訪ねた時にはそんなことは知らなかったため、ただ通り過ぎただけで勿体ないことをしました。
【大宝寺】
長崎県五島市玉之浦町大宝633
TEL:0959−87−2471
駐車場有り。無料。10台。大型不可。
福江空港から車で56分。
福江港から車で56分。
拝観料:無料。
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五島へ船で訪れた際、一番最初に出会える一番近い観光スポットが石田城跡です。
五島藩主の居城であった石田城は、第30代盛成公の頃、海上防衛と異国船監視のために建てられました。
築城当時は城壁の三方を海に囲まれた日本唯一の海城。
約15年の歳月をかけて幕末最後に築城された城ですが、まもなく明治維新を迎え、わずか9年で解体となりました。
現在、本丸跡には県立五島高等学校が建ち、二の丸跡には庭園、市立図書館、観光歴史資料館、文化会館、五島氏の祖を祀った城山神社あり、五島市の文化ゾーンとなっています。
堀に囲まれた城壁。
門をくぐると城内と言うのか校内と言うのか。
夕方になると周辺をランニングしていた五島高校の部活生達が門の中へ入っていくのを見かけます。
入場は無料。学生ばかり入っていく様子を見ると「え、いいのかな…」と一瞬不安になりますが大丈夫です。
左側壁内は高校敷地ですが、道路の反対側には保育園、民家があります。
門を通った後、直線の通りに出てすぐ左手に庭園があります。
【五島氏庭園】
長崎県五島市池田町1−1
電話:0959−72−3519
営業時間:9:00〜17:00(4〜11月)
9:30〜16:30(12〜3月)
定休日:(火)(水)
8/9、中秋の日
12/27〜1/31
その他臨時休園あり
入場料:大人¥500
小中高生¥250
幼児無料
駐車場あり/無料(大型不可)
施設内にトイレあり
福江港から車で約6分
福江空港から車で約11分
五島高校の校門。
お堀にはハスの花。
歴代五島藩主の名が並びます。
門の裏手には公園があり、ベンチや遊具が。
二の丸跡に建つ。
左が資料館、右が図書館。
カメラ片手にぐるりと城の周辺を回り、また門へ戻ってきた時、目を奪われたものが。
どーーーん
城壁の上に聳え立つ雄姿。
城を守る武士の魂が宿ったかのような凛とした佇まいでした。
(本物です)
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五島市は九州の最西端、長崎県西方の大小152の島々からなる五島列島の南西部にあります。
11の有人島と52の無人島により構成され、東シナ海の荒波を受けた海蝕崖や珍しい火山群など変化に富んだ絶景。五島列島は、ほぼ全域が西海国立公園に指定されています。
五島各地で見られる教会。
五島市は長崎市、南島原市、佐世保市、平戸氏、新上五島町、小値賀町、天草市の候補地と力を合わせ、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の『世界文化遺産』登録を目指しています。
キリシタン文化だけでなく、遣唐使最後の寄港地としてのゆかりの地、日本一美しい砂浜と言われる高浜海水浴場、チャンココなどの伝統文化、城跡に建つ高校や武家屋敷通り、五島のシンボルとも言える鬼岳、自生するヤブ椿、1日2日では回り切れないほどたくさんの歴史や文化、自然を感じることができる、美しい海に囲まれた土地です。
観光ガイドに沿っておススメルートを巡るも良し、タクシー会社が提供している観光コースや体験コースに参加するも良し、自分で調べてルートを作ってレンタカーで巡るも良し(五島市のゆるキャラ、つばきねこ仕様の電気自動車もあり、目立てること間違いなし!)。
鬼岳は是非訪れて、あの壮大な芝生を歩いて180度の絶景を楽しんでください。
そこだけ、時間の流れがゆっくりになったような感覚を味わってみてください。
鐙瀬(あぶんぜ)溶岩海岸は、鬼岳から火山時代に流出した溶岩が7kmに渡って流れ込み、海水によって一気に冷却された黒い岩肌と、亜熱帯植物に囲まれた遊歩道を。
映画『悪人』のロケ地として使われた大瀬崎灯台は遠くから海に突き出た灯台を眺めても良いし、9月10月には五島でここだけで見れる珍しい花が遊歩道に咲きます。「九州本土で最後に夕日が沈む」シャッターチャンスを狙ってもいいでしょう。
子供連れなら、バンガローや炊事棟がありテントや食器類もレンタル可能な「さんさん富江キャンプ村」でサイクリングやアスレチックを楽しんだり、頓泊(とんとまり)海水浴場は遠浅なので子供と一緒に海水浴や砂遊びを。
寺社巡りが好きなら「西の高野山」と呼ばれる大宝寺、五島の真言宗の本山・明星院へ。
また、五島八十八ヶ所霊場を数日かけて巡拝するのは難しいという方でも、観光中や散歩している時にふと出会える日常の中に溶け込んだ番所に目を向け立ち止まってみるのも良いかも知れません。
ドライブがてら近くへ行くことはあっても、なかなかじっくり見て回れないことも多く、行ける時に限って大抵曇っていたり雨だったり雨だったり雨だったり…で、これといった写真も撮れず。
おススメというよりは、天気の良い日に訪れて写真を撮りたいという希望です。
五島うどんが気になる方。
五島牛が気になる方。
是非、五島へどうぞ。
五島市へは飛行機なら福岡空港から約40分、長崎空港から約30分。
東京からは経由地点の福岡か長崎までが約1時間50分。
大阪からだと約1時間15分。
船旅を楽しむなら長崎港からフェリーで約3時間10分。
ジェットフォイルで約1時間25分。
(奈良尾港経由だと3時間55分、1時間50分)
福岡港からはフェリーで7時間35分。
(さすが7時間超えだけあってホテルのような船です)
上五島へは長崎港から高速船で約1時間40分。
佐世保港からフェリーで約2時間30分、高速船で約1時間30分。
(会社によって時間に差があります)
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まだ引っ越し前。
五島へ来た時に衝撃を受けたもの。
なんとも言えない衝撃を受けました。
ものすごい説得力でした。
つばきねこには、商店街の薬局の前で会ったことがあります。
子供が一緒に写真撮影をしていたので遠巻きに写真を撮ろうとしていました。
すると。
(=゚ω゚)∫
こちらに気づいたつばきねこが、クイクイと手招き。
恥ずかしさを捨て一緒に撮ってもらいました
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全域が西海国立公園に指定されている五島。
その中で、シンボル的な存在。
鬼岳。
標高315mの、全面が芝生に覆われた火山です。
(ただし有史以降、噴火の記録なし)
遠くから見ると黄緑と緑、上下2色に分かれた山。
福江港から車で約10分。
福江空港から車で約5分。
駐車場から階段を上がっていくと、
そこは見渡す限り絶景のパノラマが広がります。
芝に覆われた山頂。
東シナ海が広がります。
福江の街並みも一望。
福江空港を見ることができます。写真中央付近が滑走路。
鬼岳では3年に一度、2月に野焼きが行われます。
野焼きをすることで、この美しい芝の景観が維持されています。
今年、2016年が野焼きの年でした。
遠くから眺めるつもりで楽しみにしていましたが、雨のため延期に。
変更日を知らぬまま、夫とドライブしていた時のこと。ふと夫が「鬼岳に行きたい」と言い出しルート変更。
ところが、途中で通行止めになっていました。
「明日に変更になったんだな」
となぜか勝手にそう思い、諦めて帰る途中、
!!
鬼岳を離れた直後に始まったようです。
慌ててもう少し近くで見れないかと車を回していると、同じように路肩に車を停めて撮影する人たちが。
カメラがなくてガラケーで撮影。
どんどん雲が空を覆いつくしていきました。
しばらくは焦げて茶色だった鬼岳。
見慣れないので遠くから見るとわかりにくくなります。
夏に向かってすっかり青々とした芝に戻った鬼岳は今日も福江島にどっしりと鎮座しています。
【鬼岳】
長崎県福江市上大津町
福江港から車で10分
福江空港から車で5分
駐車場有り(中腹付近)100台。無料。
自動販売機、トイレ有り。
【鬼岳天文台】
駐車場付近に隣接。
TEL:0959−74−5469
FAX:0959−74−5475
営業時間:18:00〜20:00
(完全予約制:当日の17:00まで)
※ただし悪天候の場合は閉館
休館日:12/29〜1/3
入館料:無料。
観望料(大型望遠鏡):
大人(大学生含む)300円
高校生 220円
小・中学生 150円
※20名以上は割引あり。
飲食・売店:鬼岳四季の里(入館予約受付)
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全域が西海国立公園に指定されている五島。
その中で、シンボル的な存在。
鬼岳。
標高315mの、全面が芝生に覆われた火山です。
(ただし有史以降、噴火の記録なし)
遠くから見ると黄緑と緑、上下2色に分かれた山。
福江港から車で約10分。
福江空港から車で約5分。
駐車場から階段を上がっていくと、
そこは見渡す限り絶景のパノラマが広がります。
芝に覆われた山頂。
東シナ海が広がります。
福江の街並みも一望。
福江空港を見ることができます。写真中央付近が滑走路。
さらに3年に一度、2月には野焼きが行われます。
野焼きをすることで、この美しい芝の景観が維持されています。
今年、2016年が野焼きの年でした。
遠くから眺めるつもりで楽しみにしていましたが、雨のため延期に。
変更日を知らぬまま、夫とドライブしていた時のこと。
ふと夫が「鬼岳に行きたい」と言い出しルート変更。
ところが、途中で通行止めになっていました。
「明日に変更になったんだな」
となぜか勝手にそう思い、諦めて帰る途中、
!!
私たちが鬼岳を離れた直後に始まったようです。
慌ててもう少し近くで見れないかと車を回していると、
同じように路肩に車を停めて撮影する人たちが。
カメラを持っていなかったのでガラケーで撮影。
どんどん雲が空を覆いつくしていきました。
しばらくは焦げて茶色だった鬼岳。
見慣れないので遠くから見るとわかりにくくなります。
夏に向かってすっかり青々とした芝に戻った鬼岳は
今日も福江島にどっしりと鎮座しています。
【鬼岳】
長崎県福江市上大津町
福江港から車で10分/福江空港から車で5分
駐車場有り。100台。中腹付近。無料。
トイレ、自動販売機有り。
【鬼岳天文台】
駐車場付近に隣接。
TEL:0959−74−5469
FAX:0959−74−5475
営業時間:18:00〜20:00(完全予約制:当日の17:00まで)
※ただし悪天候の場合は閉館
入館料:無料。
観望料(大型望遠鏡)…大人(大学生含む)300円
高校生220円
小・中学生150円
※20名以上は割引あり。
飲食・売店:鬼岳四季の里
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【黄島(おうしま)】
福江港の南南東約18kmに位置する。
面積1.47平方km。周囲約4km。人口約50人。
【旅客船「おうしま」】
(有)黄島海運
◆福江⇔黄島(赤島経由)
運賃:片道780円
ダイヤ:福江発 (1便) 7:35
(2便)14:00
黄島発 (1便) 8:25
(2便)15:30
※3月中旬から8月の大潮時は一部ダイヤ変更あり
〒853−0013 長崎県五島市上大津町193
TEL:0959−72−8963
FAX:0959−72−8068
【延命院】
〒853−0061 長崎県五島市黄島町51
TEL:0959−73−6901
【五島市観光協会】
〒853−0015 長崎県五島市東浜町2−3−1福江港ターミナル1F
TEL:0959−72−2963
FAX:0959−74−3215
HP:http://www.gotokanko.jp/
【五島観光タクシー】
〒853−0004 長崎県五島市幸町1−10
TEL:0959−72−4151
FAX:0959−72−4551
HP:http://www.fctv-net.jp/~gotokanko/
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スナイパー現る。
物陰にじっと身を潜め、ターゲットを待ち構える。
動くのはお前が先か、私が先か。
スナイパーの正体。
すごい渋かった。(舌出てるけど)
すごい眼光鋭かった。(舌出てるけど)
すごい風格だった。(舌出てるけど)
ジャマされた子の、その後。
やっと写りたがりがどこか行った。
仕切り直し☆
人見知りして、ここから動かない。
この猫密集地には次から次に猫が現れます。
石垣の高低差、狭い道、たくさんの抜け道。
猫にとって住みやすい島なんでしょうね。
一番最後に会ったのは、猫密集地近くに住んでいた犬でした。
あまりにおとなしくて気づかなかった。
港へ着くと、帰りの船が。
7時間、素敵な出会いもあり、きれいな景色に触れ、
楽しい1日でした。
帰りの船の中で夫を記念撮影したら、
この犬と全く同じアングル、同じ表情で写っていました。
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JUGEMテーマ:長崎県・五島列島
細ヶ岳から住宅地へ戻ってきました。
そろそろ港へ戻り始めていい時間になっていました。
驚いた様子でこちらを凝視。
一旦物陰に隠れてから覗いたら、まだ警戒してた。
先ほどの猫密集地。のどかです。
焦点が石垣に向いてしまい慌てて調節していると…
ん?
……さっきの写りたがりじゃないか。
ジャマされつつも背中の上からカメラ目線。
どうやら黄島には乱入するほどカメラ好きな子がいます。
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JUGEMテーマ:長崎県・五島列島
海水淡水化施設のあとは、おじさんに教えられた通り「わんわん」を目指します。
施設の裏から行って、分かれ道になったら整備「されていないほう」の道へ進む。
しかし、暑いです。
見通しが甘くて飲み物が少なかったので、
(この時は島唯一の商店の存在を知りませんでした)
節約しながら少しずつ飲んでいました。
聞いていた通り、分かれ道は左側の整備されていないほうへ。
1日ひたすら木に覆われた道を歩いていますが、
暑いけれど小さな島のせいか風通しが良いのが幸い。
ありました。わんわん。
長崎県で一番低い山、細ヶ岳。
標高約25m。
その愛称が「わんわん」。
ひらがなで書かれた文字が妙に可愛いです。
わんわん。
写真ではわかりにくいですが、岸壁の少し高いところに登っています。
風が気持ちよく、ここに座って長い事うとうとしていました。
案内板の横の赤土の道を行くと別の海岸へ。
こちらは一転して、丸い石ばかりの海岸。
この至近距離で全く違う海岸になっているのが不思議です。
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