JUGEMテーマ:鉄道旅行
みなさん、こんにちは!
いよいよ来週沖縄旅行へ行くゆうりです!
今から胸の高鳴りが抑えきれません。
その前に、博物館の研修と年度末の引継ぎがあります。
何とかノーミスで終わらせたいものです。
さて、そんなゆうりが本日お届けするのは、
広域関東城巡りの旅の三日目です。
前回まで、常磐線を北上して、磐越東線、磐越西線を通って会津若松市まで到達しました。
今回は、会津盆地を旅したのちに、題名にもなっているSLばんえつ物語号に乗車して、新津、新潟まで行きたいと思います。
〜3日目〜
本日のお宿は、駅前のホテルです。
今回の旅で唯一の朝食つきでした。
優雅に朝食を食べて本日の旅が始まります。
前回は、郡山市のホテルに連泊したので身軽でした。
今回は、ありがいことにホテルがスーツケースを預かってくれたので身軽に移動できます。
まずは、バスに乗って1つ目のお城、向羽黒山城へ向かいます。
10分前にホテルを出て駅前のバス乗り場を探しても該当するバスがありません。
おかしいなと思ってバス乗り場の案内の方にお聞きします。
なんとバスターミナルは、交差点をはさんで向かいの建物のようです。
こちらが会津バスターミナルです。
ちょっとしたカフェスペースもあり、居心地の良い空間でした。
案内所で詳しいバスのルートを聞き、帰り下車するバス停を時間を確認します。
確認が終わる少し前にバス到着の案内が来たので急いで乗り込みます。
08:25 会津若松駅前 → 08:58 インフォメーションセンター 本郷循環線
市内を走り抜けて、どんどん南下します。
昨日は雨が降っていたのが雪に変わりました。
個人的には今シーズンの初雪です。
定刻通りバス停につきました。
向羽黒山城については後日
10:14 インフォメーションセンター前 → 10:48 鶴ヶ城西口 本郷循環線
雪の舞い落ちる中、バスを待ちます。
反対車線に看板があり、バス乗り場にバス停がないことが書かれていました。
具体的な場所が分からず看板付近のお店の方に聞いたところ、お店付近にいれば良いらしいです。
無事バスに乗り込みゆられていると、折り返し代わりの長時間停車がありました。
のんびりと待ちつつ、お金を用意しようと財布を開けると……小銭が足りません!百円足りません!
お金はあります。一万円札が。もちろん、両替ができません。
運転手さんに付近に自販機かお店がないか聞いたところ、何も無いとのこと。
途中で降りようと、残高と運賃を照合していただいたところ、かなり手前でした。
困惑したところ、次に同じ会社のバスに乗るときに百円多く払ってくださいとおっしゃいました。
ありがたいかぎりです。
次の鶴ヶ城からの帰りはバスに乗ることが確定したところでバスは発車。
無事?鶴ヶ城西口につきました。
お城の前のお店ではやめの昼食を食べて懐かしの鶴ヶ城へ向かいます。
リニューアルされた展示は圧巻でした。昼食も含めて2時間以上滞在しました。
前回は、ここから城の前の博物館へ行き、白虎隊の足跡をたどりましたが、
今回は別の場所へ向かいます。
13時ごろ出発をします。歩くこと19分。
御薬園です。
こちらは葦名氏の別荘をルーツとして会津松平家の庭園として整備されたものです。
皇室とも関わりがおありとは恐れ入ります。
美しい庭園に癒やされ、園内に栽培されている薬草を使ったであろう薬草茶で一息ついて駅へ戻ります。
前回は、午前中に裏磐梯へ行ってから市内観光をしながらも、帰りは何時でも良かったのでのんびりと観光したのですが、今回は帰りの列車が決まっています。しかもSLです。乗り遅れるわけには行きません。1時間前に駅へ戻ります。
14:04 → 14:27 会津若松駅前 ハイカラさん
遅れてバスがやってきました。
驚きはしません。バスはよく遅れるものです。
それを加味して、余裕をもたせて駅へ戻ってきたのです。
しっかりと百円を多く入れて帳尻を合わせて下車。ありがとうございました。
もどってきました会津若松駅!
ひとまず、ホテルへ行き荷物を預ります。
入線時間を確認したところ、20分ほど時間があったのでバスターミナルのカフェスペースでコーヒーを飲みます。
15:05駅へ戻りホームへ行きます。買ったコーヒーが邪魔です。何度も困っていますが、何度も買います。
改札口で記念品のカードを頂きました!ちょうど、汽笛が鳴ってSLが動き出します。
15:15バックで入線してきます。ゆっくりとバックして微調整。
15:19扉が開きました。
SLやまぐち号以来のSLです!
C57の180号機です。
期待に胸が高鳴ります。
15:2729 会津若松駅 → 18:43 新津駅 SLばんえつ物語
2分遅れで汽笛を鳴らして発車。
ゆったりと雪の舞い散る磐越西線を走り抜けます。
普通列車よりもゆったりと走る全車指定の快速列車とは、あめつちを思い出します。
撮り鉄の方々が多くいらっしゃいます。雪にSLとは、素晴らしい写真になるのでしょう。
売店で記念品と茶菓子を購入して旅情あふれるひと時を堪能します。
しかし、美しい車窓も野沢まで。
整備のため十分ほど停車している間に撮影。
かなり暗いです。
ホームで売っていた駅弁は売り切れで買えず。良いです。新潟駅でお寿司を食べます。
野沢駅を2分遅れの16:39に発車。
津川駅でも同様に整備のための長時間停車があり撮影タイム。
外は真っ暗でほとんど見えませんでした。ここで時間を合わせて定刻通り発車。
夜汽車に揺られるとはこのことかと感心しますが、この時期にこの時間だと何も見えないやという思いも。
いずれにしても、夜(時刻は夕方)の暗闇を走るSLは貴重な経験です。
本当は、グリーン車に乗りたくて事前予約をしたのですが、抽選漏れ?で普通指定席に。
しかし、普通指定席は空席が多く、相席になることなく終点新津駅までたどり着きました。
磐越西線をゆったり走って3時間ほど。本気で走ればもっと速いのでしょう。
同じ時間で名古屋から新幹線に乗れば、九州の玄関口小倉まで行けます。
移動距離を考えると鉄道の進化を感じます。
しかし、優雅なSLの旅も素晴らしい。ただ、これ以上時間が伸びると、ウエストエクスプレス銀河の昼コースのように一般客には長く感じるのかもしれません。
18:57 新津駅 → 19:16 新潟駅 信越本線
少し心配をしていたのですが、乗り換えは余裕でした。
しかし、1日目の水戸でのバス乗り違えがあるので、外に出て方向幕を再度確認します。
よし、合っていました。
各方面に同時に入線していると乗り違えが怖いです。
列車は、定刻通り新潟駅に到着しました。
前回日本海北上の旅で訪れた時は昔の駅舎が残っていましたが、今回は、かなり改装が進んでいます。
以前訪れた時は、全く異なります。初めましてという感じです。
さらに、夕食の目星として考えていた前食べたお寿司屋さんが見つかりませんでした。
仕方がないので、ホテルに荷物を預けて、再度新潟駅へ。
歩き回って、居酒屋さんでお寿司を食べることにしました。
お寿司を食べながら、翌日の歩くルートを考えます。
いくつか、他の方の情報を集めていると、「岩櫃城」という名前が良く出てきます。
このお城のことは知っています。
しかし、今回の旅のルートとして考えていませんでした。
そこでゆうりはある疑問の答えを見つけました。
そういえば、自分のグーグルマップに200か所のお城を登録しています。
行ったらチェックして、まだ行っていないお城の位置を見ながら旅のルートを考えていました。
そのお城を登録したとき、199か所しか登録できていなかったのです。
そのことには昔から気にしており、何回か確認してはあと1か所が見つからないな……。と思っていたのです。
これだ!あと1か所は岩櫃城だ!
長年の疑問の答えを見つけたのと同時に、思考が定まります。
明日はすごく歩く予定でしたが、レンタカーを借りようと。
急いでレンタカーを探して借ります。
営業終了時間間際でした。
予約完了のメールが時間的に届かず心配で仕方がありませんが、これで明日の予定は確定しました。
なお、考え、焦りながらお寿司を食べていたのでゆっくりと味わえませんでした。
もったいないことをしました。
情報は大切です。
これで、日本100名城は、残すところ沖縄県と吉田郡山城のみとなりました。
この急展開があったからこそ、来週の沖縄・広島旅行の素地が整ったのです。
3日目
会津若松→新津→新潟
総移動距離:約120km
次は、来週にお送りできたらお送りします。
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みなさん、こんにちは。
大繁忙期によりサービス残業の日々を送っているゆうりです。
残業代を探していますが、どこにも見当たりません。
さて、そんなゆうりが本日お届けするのは、
広域関東の城巡りの旅の2日目です。
前回は、常磐線を北上していわき市までやってきました。
今回は磐越東線に乗り、三春城を経由しつつ会津若松市まで行きたいと思います。
距離としては、そんなに移動しません。
観光に特化した一日でした。
では、
〜2日目〜
始発に乗車することも考えましたが、早く着きすぎてもメリットがないため8時前にホテルを出発します。
駅ビル?のタリーズで朝食を食べて、優雅な朝のひと時を満喫します。
しかし、乗り遅れたら怖いので、15分ほどで列車に乗るために改札口へ向かいましょう。
8:30 いわき駅 → 09:5759 三春駅 磐越東線郡山行き
2両編成の列車には、そこまで混雑はない様子。
前回乗車したときに激しい混雑だったので心配したのですが、今回は優雅な旅を満喫できそうです。
紅葉シーズンだったため、列車は少し速度を落として運行しているとの放送が。
列車の遅れは大丈夫なのだろうかと心配していますが、風景が美しいから良いのでしょう。
空いている車内から反対側を撮ろうとしてみて、上手く撮れませんでした。
まじめに、しっかりと撮影したらこの絶景。
速度を落としたくなるのもよくわかります。
その後、川前駅で列車行き違いのため3分ほど停車。
この待ち時間があるなら、減速運転しても影響は少なそうです。
神俣駅で想像以上の乗車があり、時刻表を確認すると2分の遅延。
川前駅から減速運転はしていなかったのですが、どこで発生したのでしょうか。
結局、この遅延を引きずり、三春駅に2分遅れで到着。
三春駅です!
駅で情報を収集して、出発します。
コインロッカーに荷物を預けることも考えましたが、この駅に戻ってこない可能性があったので、一緒に旅することに。
10:07に駅を出発します。肌寒いです。
10:27三春きたまち蔵「TENJIN」に到着します。暑い!
ここで再度情報を収集して三春城を目指します。
三春城については後日
11:14三春まちきた蔵にもどってきます。
事前にお伺いしていたバス停の場所を確認して、バス停へ向かいましょう。
11:2325 三春大町バス停 → 11:5712:12 郡山駅前 福島交通バス
11:20三春大町のバス停につきます。小雨が降っていて待ちにくいです。
そこから2分遅れでバスが到着。
このバスは、途中の舞木駅で磐越東線と交わります。
JRのきっぷは通しで買っているので、乗り換えたほうがお安くなります。
しかし、乗り換え時間が30分ほど発生して、郡山駅の到着時刻が12:10とあまりメリットがあるように思えませんでした。
ということで、舞木駅はスルーしてバスに乗り続けます。
結果は、上記のように、バスが15分遅延して列車のほうが早く到着することに。
結果論ではありますが、郡山市内の大渋滞を想定していませんでした。
嘆いても仕方がないので昼食にします。
バスが遅れることは、仕方がないことです。よくあることです。
正直、前日の夜つけ麺を残したことがショックで仕方がなく、大盛無料と書かれていても頼めなくなりました。
麺を食べるのは正直怖かったですが、うどんを食べてリハビリします。
現在も、ラーメンは食べますが、つけ麺は一切食べていません。それくらいのショックでした。
通過する新幹線の振動に驚きながら、難なく完食。よかった。
観光案内所へ行き、情報を収集します。
・会津若松市へ向かっていること。
・夜までに着けばよいこと。
この2つを聞いてみてプランを構築します。
前回訪れた裏磐梯へもう一度いきたいなと思ったのですが、残念ながらバスがないとのこと。
本日は平日でした。
次の案として、小雨の降る郡山市内を観光することにします。
郡山駅から乗る列車を調べてみると、快速あいづの文字が見えます。
あの指定席連結列車です。
前回、激しい混雑の中列車に揺られたことを思い出します。
せっかくだから指定席を買いましょう。
券売機へ行き、座席を確認すると2席しか空いていません。
これはすごいと、深く考えずに急いで購入します。
あとから確認すると、前に机がない席でした。
余っているわけです。
当時は、そうとも知らず混雑を回避できたと内心喜びながら、
スーツケースを預けて郡山市内を歩きます。
最初の目的地へ向けて、駅前を西へ10分ほど歩きます。
安積国造神社です。
安積は「あさか」と読みます。
かなり由緒ある神社らしく、社務所には展示室もありました。
こちらの記念館へは、普段施錠されており、社務所にお願いすると快く鍵を開けてくださいました。
豊富な展示に見入ってしまい、30分以上滞在することに。
「国造」の表記からあるように古代から続く一族が幕末に活躍したとは驚きです。
満足したので、神社から20分ほどあるいて次の目的地へ向かいます。
雨も強くなっていきました。傘を片手に歩きます。
郡山市歴史資料館です。
郡山と安積地域のことがよくわかります。
特に安積疏水について詳しい経緯から展示してあり、力の入れようがうかがえます。
こちらも30分ほど滞在しました。
時刻は15時ごろです。
そろそろ駅へ戻りましょう。歩いて25分ほどらしいです。
バス通りに出ればバスがあるらしいですが、大通りにバスが走っていると思い、比較的大きな通りを歩いてもバス停がありませんでした。情報は大切です。
しかし、
虹が見えました!
バスに乗っていたら気が付かなかったかもしれません。
15:25ごろ駅前にある科学館へ行きます。
お目当ては科学館ではなく、
科学館にある展望台です。
ビルの上層階の中に天球をつくるとは驚きですが、この景色も素晴らしいです。
お気づきかもしれませんが、短編成の貨物列車も走っています。
どこから来たのでしょうか。
15:35になったので、駅へ戻りましょう。
お土産を買って、スーツケースを回収してコーヒーを買ったら16時。
指定席を購入していますが、気になるのでホームへ向かいます。
16:15 郡山駅 → 17:2123 会津若松駅 快速あいづ3号
快速あいづの指定席です!
ちょうど、係の方が座席を回転させている最中でした。
座席もしっかりと写っていてよいものです。
さすがに、乗車したときは、人はまばらで、指定席を購入しなくてもよかったのではないかと思っていました。
発車間際には、指定席は満席状態。普通の席も立ち客がいるほどです。
なるほど、座席も座り心地が良いし、それだけでも価値があります。
喜久田駅手前で車内検札がありました。
そして、喜久田駅に着くと反対列車の待ち合わせで3分遅れる見込みとの連絡。
その頃には、16:30なのに外は真っ暗。普通の席の乗客もどんどん減っていきます。
結局、2分遅れで会津若松駅へ着きました。
本日は、駅前のホテルに泊まります。
雨の降る中、ホテルおすすめの居酒屋へ行き数品食べて気分が満足。
しかし、お昼ごはんを少ししか食べていないため、すぐにおなかが減ります。
時間的に閉店間際の駅へ戻って、残っていた駅弁を買ってホテルで食べました。
職場で太るよ?と言われてしまいます。
大丈夫。この日はかなり歩きました。
まだ、標準より少し下のBMIのはずです。
2日目
いわき→郡山→会津若松
総移動距離:約150km
次は、来週にお送りできたらお送りします。
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みなさん、こんにちは。
博物館も開館が迫り、ボランティアにも力が入りますが、
繁忙期の心労と花粉症により体調を盛大に崩していたゆうりです。
さらに、写真データの行方不明という事態も重なり、予定よりも配信が遅れてしまいました。
沖縄の旅や、過去のお城巡りなど、
投稿したい内容は多々あるにも関わらず、時間は厳しいものです。
何としても速攻沖縄へ行くために、ミスなく年度末を終わらせる所存です。
さて、そんなゆうりが本日お届けするのは、
題して「ゆうりの広域関東城巡りの旅」です。
「広域関東」とは何ぞや?と思われましょう。
最初は「北関東」かなと思っておりました。
しかし、よく考えたら、訪問地は茨城、福島、新潟、群馬と北関東ではないことに気づきます。
悩みに悩んだ結果、絞り出した結論が「広域関東」です。
一応、「広域関東」という名称は存在しており、上記4県はその中に名を連ねています。
と、いうことで愛知県民に与えられた秋の4連休を利用して、名古屋から東京、いわき、郡山、会津若松、新潟、高崎、長野、名古屋と戻ってくる一周旅行を敢行しました。
以前に記事にも書きましたが、当初は小山から水戸線を経由しようとしていましたが、一筆書きの許容量を超えたため断念。
おとなしく常磐線を駆け上がります。
では、前置きはこのくらいにして……
〜1日目〜
ほぼ始発に乗って名古屋駅へ向かいます。
外が暗いとテンションが上がるのはいつものこと。
済んだ朝の空気を全身に取り込んで、旅は始まりを告げます。
本日は、名古屋始発だから座れるでしょうという甘い考えで自由席です。
最悪、始発を逃してもよいようにという保険も兼ねています。
愛知県民の4連休なので、名古屋駅はとても混雑!
ホームに着くと、一本前ののぞみが発車するところでした。
頭の中で算段をはじいたところ、自由席に立ち客がいたため、これはパスすることに。
大丈夫、後続はすぐ来ます。
バダジェフスカの乙女の祈りを聞きながら発車を待ちますが、鳴り終わっても発車しません。
どうやら、飛び乗った乗客が扉に挟まれたようです。
衝撃的です。諫早駅などで飛び乗ったことはあるので、気持ちはわからなくもないですが、
さすがに挟まれたことはありません。
JRは悪くないので、おとなしく待ちます。
結局、5分ほど遅れて発車しました。
その余波(ホームが開かないことによる遅延)を受けて、乗る予定の列車も遅延が確定します。
06:3741 名古屋駅 → 08:0508 品川駅 のぞみ268号
自由席は、難なく着席できたのですが、発車時に4分遅れを出していました。
次の乗り換えが気になって、気が気でありません。
特急券がチケットレスなので、無理だと思ったら変更したらよいのですが、何とも言えないところ。
しかし、すごいのは新幹線です。
回復運転なのか、いつもよりも心なしか揺れが激しめ。急いでいるみたいです。
列車乗車位置を見ていると、三島通過時には1分遅れまで縮めていました。
すごいはやい!しかし、前方には、3分遅れののぞみ号と、退避待ちにより影響を受けたこだま号。
結局、品川到着時には、遅延3分となっていました。
そもそも、3分ごとき諸外国では遅延のうちに入らないし、乗り換えできたし問題ないでしょう。
さぁ、品川駅で7分乗り換えです。
08:15 品川駅 → 09:39 友部駅 特急ときわ53号
E657系特急ときわ号です。
写真は、友部駅で撮影しました。
何度も登場した特急列車です。
過去乗車した北関東一周と太平洋北上では、特急ひたち号でしたね。
しかも上野始発の列車でした。
今回は、品川始発ということで、思い切って品川から乗車します。
あまり利用することのない駅ということで、焦りましたが難なく乗り換え完了。
3分で乗り換えれました。
しかし、残念ながら買い物はできませんでした。
品川駅から東京駅まで7分かけて走ります。
この区間をノンストップは、横浜からノンストップの寝台特急サンライズ出雲・瀬戸以来の経験なので楽しいですね。
想像以上にゆっくりと走りました。
東京駅で多くの乗客を拾い、上野駅へ向かいますが、秋葉原通過後に停車。前方の列車が渋滞しているみたいです。
結局上野駅を3分遅れで発車しました。
そこから特急列車の本領発揮、すごい速さで各駅停車や普通列車を追い抜かしていきます。
柏駅を定刻通り発車。アナウンスも「遅れておりましたが、定刻通り発車しました。」と得意げです。
特急ときわ号は、細かく停車しながら北上を続け、定刻通り、友部駅に到着しました。
ここから、バスに乗り換えて一つ目の目的地、笠原城へ向かいます。
この地へは戻ってくる気がしなかったので、スーツケースと一緒に移動します。
09:50 友部駅前 → 10:0716 日動美術館 友部バス
バスはえげつない混雑です。
朝のラッシュ並み。なんでこんなにも混んでいるのでしょうか。
付近の道路も渋滞をしており、バスも遅れに遅れます。
結局、9分遅れて最寄りのバス停に到着です。
ここから、2分ほど歩いて続日本100名城のスタンプがある施設へ向かいます。
笠原城については後日
重たいスーツケースをもって、、施設の人と登山方法をお話ししたところ、雨により登城はやめたほうが良いと言われました。
無理なものは無理なので、
日動美術館を鑑賞しました。
西洋美術は素晴らしい!モネ、ルノワール、ピカソを見れて1300円(当時)は安いです!
急いで、バス停へ向かいます。
バスの発車時刻直前につきましたが、バスが来ません。
なんなら、とんでもない渋滞です。
菊祭りが開かれているみたいです。何ということでしょうか。
11:4712:04 日動美術館 → 11:5312:11 笠原駅前
結局、バスは17分遅れで到着しました。
残念なことに、予定していた列車の発車時刻12:05直前にバスが日動美術館のバス停に着く事態に。
11:55頃、バス会社に運行していますか?と問い合わせたところ、すごい渋滞に巻き込まれているという話でした。
結果論、歩いたほうが間に合った可能性があったのですが、仕方がありません。
笠間駅に着きました。次の列車まで54分あります。駅前には営業しているお店が見当たりません。
気を取り直して、観光案内所へ行き、ご飯を探します。
結果、だいたい定休日でした。少し歩いたところは、混雑で間に合いそうにありません。
仕方がないので、薬局でパンを買って、12:40に駅へ戻り、待合室で食べます。
13:05 笠間駅 → 13:14 友部駅 JR水戸線
水戸線にゆられて友部駅へ。
そこから乗り換えて水戸駅を目指します。
13:19 友部駅 → 13:35 水戸駅
久しぶりの水戸駅です。
ここで降りたのは、上記でもお伝えした北関東一周の旅以来です。
スーツケースをコインロッカーに入れて、観光案内所へ行き情報を収集して、水戸城へ行きます。
久しぶりの水戸城はレベルも上がっていて新鮮でした。
15時になったので、水戸駅へ戻り、バスに乗りましょう。
偕楽園方面のバスが発着する4番乗り場にちょうどバスがきたので、急いで乗車します。
乗ってから気が付きます。あれ?案内に偕楽園の文字がありません。
バス自体もイメージしている方面から違う方向に曲がってしまいました。
調べてみると、焦りすぎて偕楽園へ行かないバスに乗ってしまったようです。
仕方がありません。
ルートを確認すると、大工町というバス停で偕楽園方面の道に戻ることが判明したので、そこで下車します。
すると、反対車線に偕楽園行きのバスが通過していきました。
悲しいことです。
そこから、10分ほど歩いて以前訪れた茨城県立歴史館を目指します。
中には入らず、観光案内所の方がおすすめしてくれた銀杏並木を見れました。
お気づきのように夕暮れの空です。時刻は15:50ごろ。
まだまだ、明るい時間は続きそうな気分ですが、どんどん暗くなっていきます。
夕暮れの偕楽園へ向かいましょう。
偕楽園は素晴らしいです。
何とも絵になる。
しかし、30分ほど散策すると、あたりは暗くなってきました。
時刻は16:30少し前です。
暗くなったらどうしようもないので、バス停へ向かいます。
常盤神社にあったバス停を見てみると、16:35のバスがありました。
あと4分!
次のバスは、17時台らしいので、急いで神社の階段を駆け下ります。
発車1分前にバス停に到着。
今度は、案内表示を確認して「水戸駅」となっているのを確認して乗車できました。
水戸駅についたら、夕食を探します。
駅前のレストラン街を眺めてみましたが、営業していないお店もそこそこありました。
まぁ、たまにはつけ麺にしようと思いお店に入りましたが、そこでゆうりの不覚。
体調が良くなかったようで、半分ほど残すことになりました。
出された食事は残さないポリシーですが、どうしようもなくなり残すことに。
ショックがでかかったです。
お土産をながめて、コーヒーを買ってホームへ行きます。
ホームでは、1本前の勝田行きが遅れているらしく、混雑していました。
本日は、いろいろと遅れます。
18:08 水戸駅 → 19:15 いわき駅 特急ひたち21号
先発列車の影響を受けることなく、特急ひたち号は快走します。
個人的には、つけ麺を残したショックがでかく、呆然と暗い車窓を眺めていました。
時々見える駅舎がまぶしいです。
有名な日立駅に停車しましたが、駅舎はよく見えず。
過去一番悲しい気持ちで常磐線を北上します。
北関東一周、太平洋北上以来3回目のいわき駅に到着。
今回、初めて宿泊することになります。
1日目
名古屋→笠間→水戸→いわき
総移動距離:約620km
次は、来週にお送りできたらお送りします。
]]>JUGEMテーマ:鉄道旅行
みなさん、こんにちは。
最近、諸事情で読書がはかどらないゆうりです。
そんなゆうりがお届けするのは、
前回同様北陸一周の旅です。
大きく異なるのは、その旅程です。
前回が2021年のクリスマスに北陸観光フリーきっぷを利用して北陸本線、高山線を一周しました。
今回は、その翌年。2022年のクリスマスにJR西日本の株主優待券を利用して、大阪駅からサンダーバードのグリーン車に乗車して金沢へ行き、糸魚川に寄りつつ長野から特急しなので名古屋へ戻ってきたことです。
実は、上越妙高からしらゆきに乗車して新潟を経由して戻ることも考えましたが、それは休みが1日足りず断念。
前々回のクリスマスもゆうりは暇でした。
前回(直近の2023年)のクリスマスはお仕事していました。
まぁ、毎年恒例のことなのでそれは良いのです。では……
〜1日目〜
夜明け前。
透き通った空気が身体を心地よく冷やす。
清少納言が枕草子で述べたように冬の夜明け前の空気は格別。
始発列車に乗って名古屋駅を目指します。
本来であれば、特急しらさぎ号に乗車して金沢駅へ行くところですが、近鉄に乗って大阪へ向かいます。
07:00 近鉄名古屋駅 → 09:0305 鶴橋駅 特急ひのとり57列車
空気に不純物の少ないこの季節。特急ひのとりの車窓からは鈴鹿山脈が美しく見えていました。
眠たい目をこすり、近鉄名古屋駅にあるいつものショップで買ったサンドウィッチとコーヒーでモーニングを堪能していると緊急停車しました。
さすがに困惑します。
いや、その手のトラブルはよくあることなので驚きはしませんが、さすがに困ります。
踏切の非常停止らしいです。事故でないのですぐに運転を再開します。
よかった。
冒頭にも書きましたが、本日のメインイベントはもうすぐ運転区間が短縮される特急サンダーバード号のグリーン車に乗り通すことです。そのために遠路はるばる大阪へ向かっているのです。
1時間ほどの余裕をもって、予約しているのですが、心配なものは心配です。
予約状況を見ると、後続便も満席のようなので変更ができません。
なんとか、数分遅れで鶴橋駅に到着します。
ここで乗り換えです。しかし、二つの問題が発生します。
一つ目、乗り換え改札でミスりました。
手元にある近鉄の株主優待券と事前に購入しておいた大阪市内から北陸中央線経由名古屋市内までの乗車券を入れなければならなかったのですが、焦りからmanacaをタッチしてしまいます。窓口事案です。
まぁ、それは大丈夫でした。
二つ目、大和路線内の異音による車両点検で遅延です。
大阪環状線の鶴橋から大阪方面なので、ほとんど関係がないと思っていたのですが、20分くらい前の列車案内で止まっています。
ちょっと勘弁してほしいものです。知っていたら大阪難波まで行ってました。
「乗り遅れ」の言葉が脳内によぎります。
まだ、時間としては大丈夫。大阪駅でのんびりと列車を眺めるための余裕時分がありますが、最悪の事態を想定して窓口へ行きます。乗れなかった場合の「JR遅延による乗り遅れだから後続便に振り替えて」の既成事実を作ります。お忙しいのに申し訳ありません。お聞きしたら、運転はしているので、もうすぐ3本続けて到着するから間に合うとのこと。それはよかった。
結局、案内表示に乗っていた大和路快速は来ず、その次の大阪環状線が先に到着。
9:39に乗車できた。なかなかスリリング。
本来で9:03に鶴橋についていれば、もう一本前のサンダーバード13号に間に合う時間だったのです。
結果論ではありますが、少しでも早く金沢へ行きたいと意気込んでいたら、この遅延に巻き込まれていたで確実に乗り遅れていました。よくやった過去の自分。経験が生きて助かりました。過去から学ぶことは大切。
9:39 鶴橋駅 → 09:55 大阪駅 大阪環状線
車内は激しいまでもいかなかったが、しっかりと混雑。
運転再開の1本目は混雑が激しいから後続列車が走っている場合は2本目に乗るべしという話をよく聞きます。
今回もそのことを思って、1本目の列車に乗るか迷いましたが、サンダーバードに乗り遅れたら本末転倒なので乗りました。
激しい混雑ではなくて助かりました。
大阪駅について、のんびりする時間はないので、急いで特急専用ホームと呼ばれているあのホームへ行きます。
普段は乗ることのない11番ホームです。
まだ、入線していなかったのでコンビニでコーヒーと茶菓子を買います。
雪の降る北陸本線特急は、遅延が怖いです。
知人が数時間運転再開までまったという話を聞いているので念には念を入れます。
会計をしていると、間もなく入線の案内。
グリーン車は先頭車両です。コーヒーをもって走ります。
10:12 大阪駅 → 12:5659 金沢駅 特急サンダーバード15号
発車の約7分前に入線してきました。
683系でしょうか?特急サンダーバードです。
こちらは、金沢駅到着時の写真です。
片手にコーヒーで大阪駅では撮影できませんでした。
こちらはグリーン車の写真です。
ゆうりは、ぼっちなので一人用の席に座ります。
ゆったりとした座り心地。
この記事を書いていると、消費をしに米原からグリーン車で金沢へ行きたくなってしまいます。
大阪駅出発時点ではほとんど空席だったグリーン車でしたが、新大阪駅で半分ほどが埋まります。
新大阪駅を出発後、複々線を快走するサンダーバード。
次から次へと駅や快速列車や普通列車を追い抜かしていく様子は爽快感を感じます。
これは新幹線では味わえない感覚です。
京都駅でグリーン車が満席に。
グリーン車から下車した人がいたのは驚きです。
京都駅を出て、大津を通過すると湖西線へと別れていきます。
自由席車両が激しい混雑であるとの放送がありました。グリーン車の快適空間に感謝申し上げます。
どこでもきっぷの旅で乗車したときもすべて満席の激しい混雑でした。
人の往来はたくさんあるのですね……。今日はクリスマスイブだし。
普通列車を追い抜かしながら、快走していると近江塩津で停車します。
先行するしらさぎ号が遅れているようです。今日は遅延の日らしいです。
敦賀駅には4分ほど遅れて到着しました。
外を見ると、新幹線の工事中です。
確証はもてないですが、時間と雪の有無から敦賀駅の様子かと思われます。
東海・関西からは乗り換えで不便になってしまうのでは……と心配になってしまいます。
北陸トンネルを抜けると、
見事な雪景色です。
この旅は、北陸地方の雪の多さを体感する旅でもあります。
ずっと雪でした。
こまめに停車しながら、サンダーバードは北上を続けます。
新幹線の駅舎を見るたびに、開業間近の期待感と不安感を思わずにはいられません。
時々、駅で待っている普通列車を眺め、駅に着くたび流される数分の遅延放送を聞く。
雪の積もる北陸本線を走るサンダーバードの力強さを感じる。
何とも言えない旅情と郷愁を感じるのは気のせいでしょうか。
ほんわかしていると3分遅れで金沢駅に到着します。
いつものお寿司屋さんへ行くと並んでいました。おいしいからね。
15分ほどで呼ばれたのは意外な速さでした。本日はずっと金沢市内にいるので時間はあります。もう少し待つのかと思っていました。
4000円弱で高いお寿司を食べて満足したので観光に行きましょう。
例のごとく観光案内所へ行って情報集します。
いくつか博物館が開いているようなので、14:02のバスに乗って博物館を目指します。
雪道を走行するバスに感謝です。
普段下りないような兼六園の裏側のバス停で下車。
雪道をのそのそ歩きます。
14:29一つ目の目的につきます。
石川県立歴史博物館です。
赤煉瓦の美しい建物です。
次回からお届けする北陸城巡りでご紹介しますが、その時に訪れたのが初回です。
何度来ても興味深いものです。
何が素晴らしいって、参勤交代の展示でしょうか。
教科書にも載っている加賀藩の大名行列。そのすごさが分かります。
いかにお金がかかったか。ゆえに経済が発展したのか。
理由はどうあれ、財政面から考えれば、盛大な無駄とも思える参勤交代の思わぬ効能と規模がよくわかります。
お隣の加賀本多博物館とは渡り廊下でつながっているため、雪の心配はありません。
加賀本多氏といえば、加賀前田家の筆頭家老です。
初代は、本多正信の次男本多政重。流浪したり、直江兼続の養子になったり、最終的には前田家の筆頭家老になります。
その経歴から数々の歴史小説で徳川方の間諜などと扱われていますね。
現地の方(武家屋敷のボランティアの方)もそのような考え方でした。
そりゃ、さんざんあちらこちらで出奔して、藩に戻ってきて筆頭家老に就任していたらそのように見られますよね……。
かなり功績もあったようですが……。ちなみに、この近辺はもともと本多氏の屋敷跡のようです。
1時間ほど見学をして、隣の石川県立美術館へ行きます。
こちらの美術館、国宝クラスの芸術品が展示されていました。
眼福そのもの。
こちらの展示は古典的な作品が多くありました。
16時を過ぎたので兼六園へ向かいます。
あまりにも時間を気にしなさ過ぎました。
雪の兼六園です。
雪の兼六園はある程度の除雪がされていますが、一部除雪が追い付いていないところもありました。
雪道は怖いものです。
これはこれで趣があるのですが、歩きにくくて仕方がありません。
温かい室内から窓越しに見る庭園の美しさを堪能で来たら、きっと素晴らしいのでしょう。
寒いので30分ほどでバスに乗り込みます。
17時前、近江町市場で下車して、食べるところを探しますが、時間帯が微妙すぎて開いているお店がほとんどありませんでした。パンデミックからまだ復活できていなかったのでしょう。
二階のお店で海鮮丼を食べて、歩いて金沢駅へ向かいます。
12分ほど歩いて駅に戻ってきました。
雪の降る金沢駅です。
まぁ、一度歩く方向を間違えて、少し歩いてしまったのですが……。
金沢駅が見えないのはおかしいと思い、地図を見たら、ひとつ横の道を歩いていました。
雪も歩道に残っており、靴がとんでもないことになっています。
金沢駅でお土産を買って、ホテルに戻ります。
〜2日目〜
本日はクリスマスです。
朝食付きのプランにしたら、豪華な朝食にテンションが上がって食べ過ぎてしまいました。
予定よりも時間がかかってしまったので、急いで金沢駅へ向かいます。
08:05ホテルを出発して、みどりの券売機で糸魚川までの特急券を買います。
カードを挿入すると一度エラーを起こしました。そういえば、直近の新花巻駅でも同じことが起きています。
ゆうりのクレジットカードはみどりの券売機と相性が悪いようです。
08:15にホームを駆け上がり、入線済みのはくたか号に乗車します。
08:24 金沢駅 → 09:14 糸魚川駅 はくたか556号
去年とは1時間後なので朝の余裕があったはずなのですが……。
ぎりぎりになってしまいました。
糸魚川まで50分で着くとはすごい時代になったものです。
まぁ、特急で乗車したことないのですが……。
糸魚川駅のアルプス口です。
駅には、ジオパルという名前の鉄道と観光を兼ね備えた場所があります。
楽しそうな場所です。そこでクーポン券を手に入れて、バスに乗って目的地へ行きます。
09:30 糸魚川駅前 → 09:39 フォッサマグナミュージアム 糸魚川バス美山公園・博物館線
フォッサマグナミュージアムです。
あの糸魚川静岡構造線!フォッサマグナとは何ぞやということがわかる偉大なミュージアムです。
帰りのバスは2時間以上先です。十分楽しめる素晴らしい施設です。
半端ない展示量と映像を使った魅力的な展示。豊富なお土産。どれもたのしいものです。
日本神話の記述から、ヒスイが糸魚川周辺で採取できるはずだと考えた人はすごいものです。
神話は神話に過ぎないが何か意図したモデルがあるはず。その考え方が素晴らしい。
1時間以上堪能したところで、いったん出て、5分ほど歩いて隣の博物館へ行きます。
長者ヶ原考古館です。
この周辺に大きな集落の跡があり、石を加工した形跡があるそうです。
古志の国に関する記述もありました。
11:30頃、30分間堪能したのでフォッサマグナミュージアムに戻ります。
そこで再入館不可であることが分かります。
なんてこと、しかし、仕方がない。
のんびりとお土産を見て、ヒスイの原石を買って眺めます。
遺跡を見に行くことも考えましたが、公園内の遺跡は雪の下。無理な相談です。
おとなしくぬくぬくと過ごします。
12:05 フォッサマグナミュージアム → 12:14 糸魚川駅 糸魚川バス美山公園・博物館線
糸魚川駅に戻ってきたので、ジオパルのトワイライトエクスプレスの模型に乗ります。
原寸大でしょうか。完成度の高い模型でした。
そこから、ご飯を求めて案内所へ行くと、ジオ丼なるものがあるそうです。
お店をチェックして北側にある糸魚川駅の日本海口へ行きます。
糸魚川駅の出入り口は名称が分かりやすくて良いですね。
駅から5分ほど歩くと、
日本海展望台というものがありました。
天気は雪から雨に変わっています。
おもしろそうなので行ってみます。
日本海です。水平線が見えます。
冬の日本海、しかも曇り空とは郷愁を感じます。
近くのお店でジオ丼(この旅3度目の海鮮)を食べて、駅へ戻ります。
糸魚川駅に着くと、接続列車の待ち合わせのため3分遅れているとのこと。
こちらとしては誤差の範囲ですが、東京駅は半端ないことになりそうです。
そういえば、敦賀駅の実験で予定よりも乗り換え時間がかかったという報道がありました。
東京駅の数分の遅延は影響がでかそうです。
13:4750 糸魚川駅 → 14:2325 長野駅 はくたか564号
これにより、北陸新幹線は全線制覇となります。
素晴らしい!
飯山駅で大量の外国人スキー客が乗ってきたときは驚きました。
飯山駅も想像以上の乗降客がいるみたいです。
人がいるから駅ができる。駅ができたから人が来る。大切なことです。
結局2分遅れで長野駅に到着。
当初の予定では、善光寺参りでもしようかと思っていましたが、
感染症直前の冬に特急しなの初乗車兼大糸線に乗るために訪れているので帰りましょう。寒いし。
15:00 長野駅 → 18:07 名古屋駅 特急しなの18号
いつもの特急しなの。これは名古屋駅で撮影しました。
数年前まで1度も乗車したことがなかったのですが、最近はよく乗車する列車です。
通算何度乗車したのでしょうか。ここ5年間で6回くらい?うれしいこと。
自由席が混雑しているこの列車で名古屋まで帰ります。
1・2日目
名古屋→大阪→金沢→長野→名古屋
総移動距離:約970km
次回から北陸城めぐりをご紹介します。
]]>JUGEMテーマ:鉄道旅行
みなさん、こんにちは。
ゆうりです。
今回は、前回お伝えしたように11月の4連休の旅程ではなく、2回連続で北陸を訪れた旅をご紹介したいと思います。その後、ずっと前に訪れた北陸の城めぐりもご紹介できたらと思っています。
この旅以外でも北陸の能登半島は和倉温泉に2度宿泊しており、輪島の朝市も千枚田も能登島も訪れております。
在りし日の姿を思い出すとともに、落ち着いたときに観光へ行けたらと願っております。
被災者の皆様へのお見舞いを申し上げるともに、震災の復興を心より祈念して2021年のクリスマスを思い出します。
〜1日目〜
ゆうりは毎年クリスマスは暇です。
一人でお出かけしたり、お仕事をしたりしています。
その年も暇なので、お出かけすることにしました。
使用するきっぷは、題名にもなっている北陸観光フリーきっぷです。
大学時代にも利用したことのあるきっぷで、往復特急の指定席とフリー区間の列車(特急は自由席)が乗り放題という特別なきっぷです。
また、必ず「ひだ」と「しらさぎ」に乗らないといけないので、必然的に一周することになります。
さらに、高山で途中下車できるおまけつき。
使わない手はありません。
新幹線が開業したらどのような切符になるのでしょうか?
7時40分くらいに名古屋駅の特急専用ホームへ行きます。
この時間は、特急ひだ、南紀、しらさぎと次々に発車していくので楽しい時間帯です。
なにも考えずにホームへ行くと、どこにもしらさぎの案内表示がありません。
あせって戻ってみると、ホームライナーとして名古屋駅に到着するので別のホームからの発車でした。
07:50 名古屋駅 → 10:48 金沢駅 特急しらさぎ1号
おなじみの車両ですね。たぶん683系でしょうか。
この列車に揺られて一路冬の北陸を目指します。
3月までに金沢へ行く予定がないので、このときが金沢行き特急しらさぎ号の乗り納めとなるでしょう。
しかし、東海道線を特急で走ると楽しいです。
岐阜から先、在来線では各駅停車となるなか、颯爽と走り抜ける爽快感は素晴らしい。
しっかりと垂井付近は厳密な東海道線を走行するのもポイントが高いです。
この線路を通れるから、高山線ではなく北陸本線を先に乗るのです。
米原で座席を回転させます。指定席ですが横がいなかったので問題ありません。
一応、窓際固定なのですが、何分回転は厄介ですからね。
大工事中の敦賀駅を見て、ここが終着駅になるのかと感慨深い気持ちになりながら北陸本線を北上します。
敦賀駅は、その後どこでもきっぷを使って訪れました。その時は大絶賛工事中でした。
そういえば、所要時間的に敦賀米原間は座席回転するのでしょうか?30分くらいですよね?
こまち号の秋田大曲、ひだ号の名古屋岐阜間は回転していません。
雪が降りつつある北陸本線。
しらさぎは遅れることなく快走します。
乗車率も悪くはありません。
そう考えると途中の特急停車駅の人々は反対するでしょうね。
しかしながら、特急並みの快速列車を走らせるようなのでそれはそれで良かったのかもしれません。
定刻通り金沢駅に到着。
前回は、日本海北上の旅の乗換で訪れています。
少し早いですが、金沢駅内の高級なお寿司屋さんでお昼ご飯を食べます。
とてもおいしい。この上なくおいしい。また行きたくなるおいしさ。各地のお寿司屋さんに行きましたが、ここはかなり満足です。
実際、翌年の北陸一周と友人と金沢駅を訪れた2回とも立ち寄りました。
ここから、北陸観光フリーきっぷの特典を受け取り、兼六園を目指します。
この時は、人生3回目の兼六園です。大学時代に友人と一回、今回の旅の2年前にお城巡りで訪れた以来です。
例の感染症が落ち着いた当初だったので、かなり空いている兼六園です。
すごいゆったりとした気分で過ごせました。
車窓には積雪があったので、雪の兼六園を期待したのですが、溶けたみたいです。
なお、次回の記事に載せますが、翌年、雪の兼六園を訪れることになります。
積雪はほどほどが良いのです。
兼六園を出ると、そのまま金沢城へ行きます。
金沢城については後日
金沢城を出て、尾山神社へ向かいます。
ここはこの一回しか訪れていません。
今までは21世紀美術館や次のお城などへ行っていたのではじめましてです。
21世紀美術館は、よくわかりません。素晴らしいものは素晴らしいですし、理解できるものは感動できるのですが、半分ほどはよくわかりません。いまだに現代アートが分からないのです。秋田の美術館はその類でした。
まだ、古典的な美術品に惹かれるので、国立西洋美術館や印象派の展覧会に行ってしまうのです。
尾山神社は、良いですね。
前田利家像がありました。
加賀100万石の基礎を作った方ですね。
そこからさらに歩いて武家屋敷を目指します。
武家屋敷では、司馬遼太郎さんの小説で見知った名前が登場するので面白です。
もう少しゆっくりと回りたかったのですが、14:20なので急いで駅へ向かいます。
15:00 金沢駅 → 15:59 和倉温泉駅 特急能登かがり火5号
特急能登かがり火でちょっと遠くの和倉温泉へ向かいます。
現在は被災して復旧真っただ中です。知り合いの親族に災害救助で派遣されている方がいるので、本当に頭が下がります。
14:45に乗った時は、自由席も空いていたのですが、発車寸前にはほぼ埋まることに。
和倉温泉へ行くにはちょうど良い時間なのかもしれません。
羽咋、七尾と主要駅に停車するたびに乗客の乗降があります。
感染症の影響が残る中でもこれほどの乗客がいらっしゃったので、和倉温泉までは大丈夫でしょうが、のと鉄道含めて是非とも完全な復旧を目指していただきたいです。
七尾駅を過ぎると、車内清掃員の方が乗り込んできました。城崎温泉を過ぎた後のはまかぜを思い出します。
薄暗くなる中、和倉温泉駅に着きました。
駅前には、たくさんのバスがとまっています。
温泉旅館の送迎バスです。
友人と行った一回目の和倉温泉への旅を懐かしみながら、駅前の風景を見て、駅舎内に戻ります。
ちょっと、安易に入れるお店がありませんでした。
チケットレス特急券を発券して、待ちたいと思います。
次の花嫁のれん号は全車指定席なので、今回の切符では別途指定席券を購入しないといけません。
待っていると、軽快な音楽とともに入線してきました。
16:30 和倉温泉駅 → 17:54 金沢駅 花嫁のれん4号
特急花嫁のれんです。
改造車ですね。ゆえに大きく揺れます。指宿のたまて箱のような揺れです。
車内は豪華絢爛です。
乗車人数も数人しかおらず、感染症の影響が残っているからなのか、夕方に和倉温泉から金沢へ行くという時間帯が悪いのか。多分両方でしょう。朝の金沢行きと昼の和倉温泉行きは人気がありそうですね。
極上のサービスを謳っているだけあり、アテンダントさんの親切なこと。
車内販売では、揺れが激しいからと、コーヒーをもってきてくださいました。ありがたい。
もう、外は真っ暗ですが、のんびりと過ごすことができました。
特急能登かがり火より30分ほど所要時間が長いですが、それが良い。
少しでも長く堪能できます。
金沢駅では、ホーム先端にある花嫁のれん号専用ホームで下車。
専用ホームをつくれるほど金沢駅は広いのか、新幹線の開業で余っているのか。
いろいろと勘ぐってしまいます。
この日は、金沢駅で海鮮丼を食べて駅近くのホテルで宿泊です。
夜の金沢駅の美しいことです。
〜2日目〜
記事を二回に分けることも考えましたが、一回で終わらせます。
本当はもっと写真を使いたかったのですが、上限があるので……。
朝早く、新幹線に乗るために金沢駅の改札へフリーきっぷを投入します。
はじかれました。おかしい、フリー区間なのに……と思って駅員さんいお聞きすると、新幹線は有人改札のみ対応らしいです。
現在はどうなのでしょうか。新幹線開業後もおなじような切符を販売するならさすがに対応していると思いますが……。
07:24 金沢駅 → 08:00 黒部宇奈月温泉駅 はくたか554号東京行き
現在は時刻変更していますね。はくたか554号です。
これに乗って、新しくできた黒部宇奈月温泉駅を目指します。
このあたりまでフリー区間です。
新高岡駅では、金沢行きホームに乗客が沢山いたので、一区間でも新幹線に乗車するのかと感心していたのですが、もしかしたら乗り継ぎ割引がきくのかもしれません。あの便利な制度が廃止になると聞いて衝撃です。
新幹線のスピードを実感していると、たった35分ほどで黒部宇奈月温泉駅に到着です。
とてもはやい!
この駅で乗り換えです。
08:17 新黒部駅 → 08:43 宇奈月温泉駅 富山地方鉄道本線
なんと、アルペンエクスプレスの特急車両です。
こちらの写真は、折り返した宇奈月温泉駅で撮影しました。
驚きです。送り込みだったのでしょう。
追加料金なしで乗れるのは完全に乗り得です。
お外はあいにくのお天気ですが、心は驚きに満ち溢れています。
楽しい車内だと思っていたら、水戸岡さんのデザインなのですね。既視感があります。
楽しく揺られて終点の宇奈月温泉駅につきました。
しかし、ここで問題が発生します。
さきほどの写真をご覧になるとわかるように、人がいません。
正規料金を支払って外に出てから気が付きました。
駅に戻って聞いてみると、今はちょうどオフシーズンで観光施設も閉鎖しているところが多いらしいです。
雪は降る、寒い、スキーにはまだ早い。何とも言えない時期に来てしまいました。
戻るしかありません。
別途特急料金がかかりますが、先ほどの特急列車に乗って富山へ戻ります。
やらかしました。
冬季期間限定の特急も乗れる乗り放題切符を買っておけばよかったです。
帰りも新幹線で戻るつもりだったので……。
いろいろと計算した結果、新魚津で乗り換えることにしました。
現在は、特急が運休しているため、このルートも使えないですが、このまま新魚津であいの風とやま鉄道に乗り換えます。
あいの風とやま鉄道は乗り放題区間に入っています。
魚津駅で乗り換えたときに、使われなくなった長大なホームに何とも言えない気持ちになりなります。
現在の時刻表で調べたところ、該当する列車がありませんでした。
そもそも富山地方鉄道の特急が運休のようです。
10時ごろ富山駅に戻ってきました。
観光案内所へ行き、情報をお聞きします。
前回富山城にはいっていたので、何かあるかとお聞きしたところ、ガラス美術館があるそうです。
早速行くことにします。
フリーきっぷを買っていなかったため、意地でもフリーきっぷ以上の料金を富山地方鉄道に払いません。
徒歩30分でつくとのことだったので、雨の中30分歩きます。
寒いですが、歩きます。
歩いたら33分かかりました。
寒いです。
施設自体はSNS禁止なので、お写真はありませんが美しい場所です。
この美しさはわかります。
図書館と併設されていたので、図書館のほうも気になりましたが、次の予定があるため戻ります。
帰りはライトレールに乗ります。
片道なら料金を超えません。寒いし。
なお、富山駅まで待ち時間を含めると25分かかりました。
徒歩と10分も変わらないらしいです。
晴れていたら徒歩でも良いくらいです。
富山駅でランチを食べて、お土産を買います。
富山はごはんがおいしいです。
さぁ、次の目的地へ向かいましょう。
13:02 富山駅 → 14:32 高山駅 特急ひだ14号名古屋行き
キハ85系特急ひだ14号です。
定期運用から外れているキハ85系の乗りおさめも兼ねていました。
残念ながら新型のHC85系には乗ったことがありません。
この区間の特急ひだは大学時代に同じきっぷを利用して以来です。
その時は、高山でも一泊して、帰りに改装前の高山駅で落雷による減車の影響を受けました。
懐かしい思い出です。その時は新幹線開業前なので、工事中の富山駅までしらさぎでした。
窓際がほとんど埋まり盛況ぶりを発揮していました。指定席が1両しか無いからそうなるか。
列車の乗って揺られていると、雨が雪に変わってきました。
雪の中なら歩いてもよかったと当時は思ったものです。
改装後2回目の高山駅にやってきました。
この写真は、2019年に訪れた時のものです。
高山駅は3回目です。
今回の写真がない理由は単純明快。
時間がありません。それは、滞在時間が1時間ほどしかないからです。
その間にミッションを2つ達成しなければなりません。
急ぎ足で歴史的な街並みに向けて歩きます。
飛騨国分寺です。
ここが一つ目の行きたかったポイントです。
過去2回の高山滞在では、それぞれ別の友人がいたので、スルーされました。
ずっと気になっていたスポットです。
二つ目が、飛騨牛の握りです。
写真はありません。よくSNSに掲載されているので説明は不要でしょう。
前回食べた時の味が忘れられなかったのです。
おいしかった。
急いで駅へ戻ります。
帰り着くと、すでに列車が入線していました。
発車10分ほど前に到着です。
やればできるものです。
多分、混雑していたら間に合っていたかわかりません。
完全に感染症から脱した現在では、至難の業かもしれません。
15:58 高山駅 → 18:02 名古屋駅 特急ひだ16号
この列車、大阪ひだ連結の便じゃないですか。
いつの日か新型HC85系で新快速が高速走行している米原から大阪間を乗ってみたいものです。
ちなみに、前回2019年に高山を訪れた時は、片道をグリーン車にしていました。
前面展望を堪能できたのですが、東海道本線内で踏切非常停止により遅れながらの走行になりました。
悪いことはしてはいけません。
今回は普通席です。グリーン車にできるならしていました。
車窓は下呂を超えてから真っ暗。山間部は明かりすらありません。
名古屋に近づくと見えてくる町明かり。
大丈夫、必ず光は差し込みます。
1・2日目
名古屋→金沢→高山→名古屋
総移動距離:約700km
では、次回は2回に分割するかは不明ですが、翌年実施した北陸一周をお送りします。
夜になってしまった……。
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夜の仙台駅に到着。
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みなさん、こんにちは。
あれやこれやと更新に3週間がかかってしまったゆうりです。
先週は余裕があるはずが、感染症の流行で人手不足に陥りてんてこまいでした。
そんなゆうりが本日お届けするのは、
奥州街道北上の旅の最終日である3日目です。
奥州街道北上と申しておりますが、前回で広義の奥州街道最北端の青森まで到達しております。
奥州街道北上の旅(2)
今回は、延長戦です。
初日にも申し上げたように、今回の旅の目的は前日で終了しております。
あとは、どこから帰るかでした。
飛行機の予約の関係(出発1週間前予約)により、空席と時間的に函館空港がベストということになり、函館へと向かいます。
秋田空港、新千歳空港という手もありましたが、観光するなら函館が良いし、まだ函館空港を利用したことがなかったため函館へ行くことにしました。
さらには、ANAのプレミアムクラスを利用できるおまけつき。
〜3日目〜
今日も朝は急ぎめ。
6時半に朝食会場へ行き、朝食をいただく。
考えてみると効率的に考えれば昨夜のうちに函館へ移動しておくのがベストなのだが、飛行機が決まる前に仮で宿をとったこともあり、いざ確定してから函館のホテルを見ると高いのなんの。ついでに新青森駅周辺もお高い!
おとなしく青森で宿泊しました。
7時過ぎにホテルを出発して見慣れた青森駅へ。
07:24 青森駅 → 07:28 新青森駅 普通津軽新城行き
昨日同様新青森駅に到着。
ここで乗りたくても乗れなかったあの列車に乗ります。
その前に、新幹線の特急券を購入してついでに乗り継ぎで函館駅までの自由席特急券も購入します。
普通列車と到着の差は数分間ですが、160円だし単純に北斗に乗りたいだけです。
買うべきものも買って、余裕かましてホームに上がると、東京行きのはやぶさ号が発車していくところでした。
なかなかの混雑ぶりです。
これだけ混雑していたら安泰でしょう。
しかし、ホームでカタカタと音が響いています。
何かが当たった音なのか、架線が揺れる音なのか。
そんなことを考えていると、ホームの掲示板にお目当ての列車が登場します。
今回乗車する列車は、
そう!はやて号!絶滅危惧種!まぁ、車両はすべてE5系で同じですが……。
07:56 新青森駅 → 08:58 新函館北斗駅 はやて93号
はるばる盛岡から到着したはやて号に乗車します。
奥津軽いまべつに停車すると、いよいよ青函トンネルへ。
北夢紀行で南下した時以来の青函トンネルです。
8:15車内放送とともに青函トンネルに入ります。
8:21ごろ元海底駅でしょうか。何かの構造物を通過します。
この青函トンネルも維持に相当なお金がかかるそうですね。海水の湧水が半端ないという話も聞きました。
8:29に車内放送がかかります。室蘭線で大雨のため列車が止まっているそうです。なんてこと。さきほど買った北斗は定刻通り到着するのでしょうか。外は相変わらず暗いままです。もし、新千歳空港から帰ろうとしていたらまさしく暗中模索。はこだてライナーに大きな影響はなさそうだから良いのですが心配です。
08:38青函トンネルを通過完了。貨物列車の線路が分岐するのを見届けて木古内に到着します。
懐かしい木古内駅。
そして、定刻通り新函館北斗駅に到着しました。
到着後、駅内はごたごたしております。
室蘭線の運転再開のめどが立っていないそうです。
そして、案の定特急列車は10分以上の遅れにより、はこだてライナーが函館駅に先着します。
特急北斗で函館へ行ったことが2回あり、すべて遅延しております。
1回目は北海道一周で1時間以上というとんでもない遅れを出してくれました。
2回目は北夢紀行で15分ほどの遅延でした。かわいいものです。
函館もその2回の続く3回目なので、今回も北斗は定刻通り運転してくれなかったことになります。
JR北海道のみなさんお疲れ様です。自然災害は仕方がないです。
待っても特急列車が来るとは限らないのではこだてライナーに乗っていきます。
到着する函館ライナーが遅れているようですが、折り返し運転には支障ないでしょう。
09:22 新函館北斗駅 → 09:37 函館駅 はこだてライナー
定刻通り函館駅に着いたが、駅内はすごい状態。
室蘭線の運転再開が見込めず、特急列車運休が次々に決まっていっていました。
指定席の振り替え作業に追われています。
手元にある160円の特急券は、駅で返金できるそうですが、時間がかかりそうなので後回しにします。
値段が値段なので返金できなくてもあきらめるとしましょう。
まず、コインロッカーに荷物を預けてから観光案内所に行って情報を収集します。
現地の方に聞くのがよさそうです。
五稜郭までのバスがあるそうで、そのバスが空港まで行くみたいです。
五稜郭から直接空港まで行くことも考えましたが、時間的に良いものは見つからず。
11時台のバスに乗って五稜郭へ向かうことに決めました。
それまでの時間で駅前にある函館朝市で早すぎる昼ごはん?を食べることにします。
ぶらぶらと朝市を一周して、海鮮を昨夜食べたので食べる気が起きず、目の前にあったラッキーピエロへ行くことにします。
過去2回、函館を訪れた時に食べていたということと、ハンバーガーならおやつ感覚で行けるでしょうという思い込みです。
10時前に店内に入って、前から3人目で並びます。何ということでしょうか、ひとつ前のお客様がすごい時間をかけています。日本語が通じないのはしかたがありません。後ろを振り返ると、店外まで列が伸びています。これはおそろしい。少し遅れていたらあきらめなければならないところでした。
何とか、前の方が注文を終えたので、ゆうりも注文をしますが、待っている間メニューが良く見えておらず、思いわず一番人気のセットを頼みます。
でてきたものが
ボリューム感!これをいそいでたべないといけません。
まぁ、何とかしますが。
想像以上に苦心しながら、10:40前にラッキーピエロを出ます。
店舗は2階だったのですが、下へ降りる階段に迫るほどの行列ができていました。
目の前に海鮮市場があるじゃないか(ブーメラン)
次に市場で買い物です。
市場へ行ったら、魚を買って送る。一種の義務感ですね。
なんとなくぶらぶらと歩いて声をかけてきた、特に安くするよと声をかけてきたお店にお願いをします。
おおよその値段は、ラッキーピエロへ行く前に計算済み。
少し、足が出るくらいの金額で買いたい品物と予算を提示します。
「あっ、500円ぐらいオーバーしますか……。」の一言で安くなる可能性が高まります。
あまり、オーバーしすぎると相手が引くので、数百円の範疇に収めてみましょう。
だいたい半分くらいの確率で成功します。
ほどよく値引いたところで駅に戻り、落ち着いているみどりの窓口で払い戻しを行います。
まだ、運行再開の目途はたっていないらしいです。
11:15 函館駅前 → 11:30 五稜郭前 シャトルバス
バスの乗って五稜郭は初めてです。
相変わらず美しい五稜郭。
ちなみに、五稜郭は3回目。函館を訪れたらすべて来ています。
前回の北夢紀行の記事ですが、五稜郭についてはこちら
幕末で一番好きな人物はと問われたら勝海舟です。
勝海舟の書籍を読んでいたので、堀さんと中島さんには見覚えがありました。
新しい知識ありがとうございます。
五稜郭内を散策中にマスクを落としたみたいです。
北海道だけど暑かった!あと5類だからと耳からぶらさげて歩いていたのが原因です。
いや、別になくても良いのです。
今の時代何も言われません。
パンデミック前からつけていたのであまりにも慣れすぎました。
五稜郭タワーのお土産を探しながら、頭の片隅でマスクおとしちゃった……。
と気にしすぎていたので、お土産はほとんど買えず。
まぁ、三回目だからほしいものはすべて買っていたのもありますが……。
12:50 五稜郭 → 13:05 函館駅前 シャトルバス
舞い戻ってきました函館駅。
空港行きのバスは15:30の発車です。
あと2時間ちょっとあります。
次の目的地へ行きましょう。
その前に、函館駅にもどって、マスクを買います。ちょっとすっぴんさらせません。
駅に入ると、再度混乱?
運転再開する北斗13号はグリーン車以外全席自由席で運行するようです。
五稜郭へ行く前は、指定席の振り替え作業をしていたのに!
まぁ、あの混雑では妥当な判断なのかもしれまっせん。
もしも新千歳空港だったら、グリーン車買ってますね。指定券が残っていたら……。
13:20 函館駅前電停 → 13:30 十字街 函館市電谷地頭行き
久しぶりの函館市電です。
五稜郭は電停から遠いのでバスを使いましたが、本来は函館と言ったら路面電車ですから。
路面電車にゆられ、修学旅行生が大勢乗っているのを見て、北海道の夏休みが短いことを悟り、飛行機の確認をしようとアプリを開くと、あら不思議。ログアウトされていました。
これ、ログインできないパターンです。
大いに焦りながら、市電は十字街に到着。ここで下車します。
お目当ては、
北海道坂本龍馬記念館です。
駅前にあります。
北海道なのに坂本龍馬?という解答は記念館の中にございます。
この年に本場高知の坂本龍馬記念館を訪れているので、坂本龍馬の年ではないかと思いわれますが、坂本龍馬も追っていましたが、彼の師匠である勝海舟も追っているのです。
この記念館には、幕末三舟と呼ばれる三名の書が展示してあります。
勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟の三名のことです。江戸城無血開城の立役者として有名な方ですね。
彼らの書が一堂に会するとても珍しい場所なので、幕末好きにはたまらないでしょう。
その後、近くの赤レンガ倉庫をぶらぶらして、スナッフルスで250円のお菓子セットを食べて、よさそうなネックレスを購入してから、駅へ戻ります。
14:31 十字街 → 14:41 函館駅前 函館市電湯の川行き
バスの時間まであと40分あります。
帯に短したすきに長しということで、少し考えた結果、青函連絡船記念館摩周丸に行くことにします。
5分で移動して、20分間見学します。
こちらは、過去訪れたことがあるので、見たいところを重点的に見学しました。
15:10摩周丸を出発して、小走りで函館駅へ戻ります。
5分で戻り、コインロッカーから取り出して、バス乗り場へ向かうと……。
10分前でしたが、すでにバスが到着しておりました。
15:30 函館駅前 → 15:47 函館空港
志苔館を訪れた時に遠めに見た空港に到着です。
何とも感慨深い気持ちですが、飛行機の離陸は18:25です。2時間半以上あります。
その間にバスの便はありましたが、離陸1時間半ほど前に到着するちょうどよい便がなかったので、乗り遅れの心配からこれしかありませんでした。飛行機が季節臨時便らしいので仕方がありません。
今回はプレミアムクラスなので、あらゆるところで好待遇です。
荷物の預け入れは、専用の列から並ぶと、優先的に案内されます。ありがとうございます。
到着して10分かからず手続きが終わりました。
予約番号を入力したら、発券出来たので助かりました。しかし、マイルが加算されたかはわかりません。
そこからお土産を購入して、16:40にラウンジに入ります。
函館空港のカードラウンジです。
カードラウンジしかなかったので、専用ラウンジを堪能できませんでした。
しかし、北海道の牛乳や不思議な飲み物があり、これはこれで快適です。
1時間ほどのんびりして、保安検査場へ向かいます。
秋田空港の二の舞は避けなければなりません。
17:45ラウンジを出て、難なく保安検査場を通過。ここは空いていたのでこれと言いて好待遇はありません。
18:00に搭乗開始です。グループ2なので、すぐに乗れました。ありがたい。
すでにグループ1の方がいらっしゃったので、焦るあまり写真がぶれてしまいました。
しかしながら、素晴らしいシートです。
着席すると、アテンダントさんが自己紹介とおしぼりと水のサービスがありました。
その間、どんどん横を人が通過していきますが、その間を優雅に待つという何という優越感。
18:25 函館空港離陸 → 20:0019:54 中部国際空港着陸 ANA500便
出発を待っていると、機内放送がかかります。
予定よりも早く全員の搭乗が完了したようです。
その分、早く出発して、中部国際空港に到着できるみたいです。
ありがたい限り。時間を守る国民性はすばらしいです。
18:50安定飛行を開始したため、機内食が配られます。
おいしそうな機内食です!温かいお味噌汁が飛行機で飲める幸せ。
さらには食後のお菓子まで着くので、至れり尽くせり。
しかし、名古屋函館間だと、30分ほどした安定した空域がなかったのが残念です。
この日の空模様にもよるのかもしれません。
19:15下降開始。外は真っ暗です。明かりから外の平地を想定すると長野上空でしょうか。
19:48予定よりも早く中部国際空港着陸。素晴らしいことです。車内サービスは減りましたが。
18:54プレミアムクラスからおります。ありがたいサービスです。
荷物の受け取り場所へ行くと、前の飛行機が使用していました。こちらは早着だから少し待ちましょう。
10分ほど待つと、荷物が来ました。なんなら、まだ前の便の表示が出ている最中です。
これがpriorityの実力!!
驚きながら、中部国際空港駅へ向かいます。
定刻なら諦めていた一本前の20:17発の特急に乗車できたので良かった。
お金は使いどころが肝心のようです。
3日目
青森→函館→名古屋
総移動距離:約1200km
これで年末はゆったりとすごせるので、遅れた分を取り戻せるかもしれません。
]]>JUGEMテーマ:鉄道旅行
みなさんこんにちは。
ちょっと3泊4日で旅をしてきたゆうりです。
本日お届けするのは、
奥州街道北上の旅の2日目です。
前回は、グランクラスに乗って新花巻まで行き、盛岡で一泊しました。
本日は、盛岡から、続日本100名城を2か所寄って、青森まで行きたいと思います。
夏に訪れたこともあり、今回も倒れかけました。
では、無事にお城にたどり着くのでしょうか……。
〜2日目〜
ホテルから盛岡駅までは先日移動したように、歩道橋で一本道。
余裕をもってでかけて、ゆうりの旅ではおなじみのドトールへ行きます。
そういえば、人生で初めて東北地方に足を踏み入れた社会人一年目の旅でも盛岡に泊まってからドトールで朝食を食べていたような気がします。
のんびり朝食をいただいたら、新幹線に乗って一つ目の目的地を九戸城のある二戸を目指します。
なんともややこしいですね。
そもそも東北地方の歴史がややこしくしているのでしょう。東北大学が出版した本を読んでみると、中世から糖部郡が広大すぎて、さらに地域ごとに九つの戸と4つの門に分けたらしいです。
まぁ、九戸村が別であるので、九戸城は九戸氏の城という意味なのでしょうか?その話は後日いたしましょう。
とりあえず新幹線乗り場へ向かいます。
ちょうど、列車入線の案内が流れました。
ここから先は特定特急券の出番です。
盛岡から北上は比較的安心して特定特急券を使えますが、逆は指定席を確保している方が来そうで怖いですからね。
07:59 盛岡駅 → 08:23 二戸駅 はやぶさ95号
二戸駅です。
在来線で1時間ほどかかるところを30分弱で移動できるから新幹線はすごい!
ここからお城へ向かいます。
コインロッカーに入れず暇なく、階段を下りてバス乗り場に停車しているバスに乗り込みます。
目指すは九戸城の最寄りのバス停です。
九戸城については後日
簡単に申しますと、バス停からお城までが坂道。
朝早いのに暑い。意味が分からない。
お城からスタンプのある資料館まで歩いたが、それもきつい。
公共交通機関がない。
資料館から駅まで歩いても相当暑い。合計40分弱歩いただけなのに並大抵ではない暑さです。
杉山城を思い出します。
なんとか倒れずに駅まで戻ってこれました。
日陰で息を整えると、水たまりができそうなほどの汗が出てきます。
このままでは新幹線に乗れないのでクールダウン。
ゆったりと身体を整えて切符を買って待合室へ。
ポカリ1本を飲み干すレベルの水分が出ていったようです。
岡豊城の時もそうでしたが、ゆうりの特徴として一見するとやばそうでも、代謝が良すぎるので汗で一気に冷やせるから熱中症になりにくくなったらしいのですが、水分がなくなるとすぐにアウトという諸刃の剣のようなものです。
夏の旅行は水分補給大切!
10:13 二戸駅 → 10:52 新青森駅 はやぶさ5号
本日2度目のはやぶさ号。
特定特急券に乗るときの備えとして、C席ならきっと来ないと願ってCに座るようにしています。
八戸駅で多くの下車があることにおどろきつつ、優雅に列車の旅。
3年前は八戸から青森まで青い森鉄道に乗ったことを思い出しながら、新幹線の速さにあらためて感服します。
途中の七戸十和田でもそこそこの下車がいました。二戸でもかなり下車していたので需要があるのでしょう。
新青森駅に着きました。
当初の予定よりも1時間ほど早い時間です。
そのまま浪岡城へ行くか迷いましたが、ごはんが確実にあり、浪岡は列車1本で青森まで行けることもあって先に三内丸山遺跡へ行くことにしました。
前回訪れたときは奇跡のつがる遅延からのコインロッカーイン、バスに乗車という技をやってのけましたが、今回は優雅に移動します。観光案内所で情報を収集して、バスターミナルへ。
今回は、新青森駅を列車かバスで通り越してしまうので、スーツケースと一緒の旅です。
バスがないことは知っているのでそのままタクシーに乗ります。
以前は考えられなかった行動です。
タクシーの運転手さんに三内丸山遺跡の場所を告げると「1300円以内で行けるよ」と即答です。
途中で1270円用意しておいてとおっしゃったので感動ものです。
金の卵世代ということで、すごいお方でした。
10分弱で到着です。今は値上げしているかもしれませんね。
祝!世界遺産認定 三内丸山遺跡です。
タクシーとほぼ同時にねぶたん号が到着しました。
新青森駅を新幹線とぎりぎり乗れない時間で発車したねぶたん号です。
余計なお世話かつパターンダイヤなのは承知の上ですが、せめて1桁はやぶさ号と接続したほうが良いかと思います。
まぁ、それは良いのです。
おなかが減ったので、ロッカーにスーツケースなどの荷物を入れて前回も訪れたレストランへ。
メニューが変わっていましたが、食べたいものは食べれたので満足です。
11:40に施設に再入場して、展示物を見ます。
今回は、1時間早く着いたこともあるので12:00からのボランティアガイドさんの案内を聞こうと思います。
博物館のボランティア活動に参加するので、その技を勉強します。
やはり、ガイドの方の説明を聞くと違います。
今回聞いて、納得したのは、写真のような復元?予想?した建物は世界遺産には無関係とのこと。
世界遺産の根拠は、木造建築物の穴らしいです。
高松城でも聞いた近年、石垣の上に天守を再建することが難しくなっているという話に通じるものがあります。
1時間の解説を終えて、屋内展示物の残りを鑑賞します。
特別展の漆が面白そうでしたが、時間を見るとバスの時間が迫っています。
後ろ髪を引かれる思いでバス停へ。
13:30 三内丸山遺跡 → 13:43 新青森駅前 ねぶたん号
バスの時間が来たので、バスに乗り込みます。
乗ってから気が付きました。
これ、予定していたバスの1時間前のものです。
そういえば、1時間早く着いたのでした。
列車の時刻を確認したときに気が付きます。
もっと展示が見たかった!!
乗ってしまったものはしかたがないので、新青森駅へ戻ります。
新青森駅から普通列車で浪岡駅へ向かいます。
この区間は弘前城へ行く方も多いので比較的本数が多いのがありがたいです。
待ち時間にゆっくりとコーヒーでも飲もうとおいしそうなコーヒー屋さんでテイクアウトしたのですが、時間が思った以上になく、飲み干す前に列車に乗って移動することになりました。
まぁ、新青森駅でリゾートしらかみのくまげら号がちょうど入線してきたのでテンション上がっていて飲んでいなかったことも原因の一つです。
14:08 新青森駅 → 14:27 浪岡駅 普通弘前行き
浪岡駅につきました。
ここから歩くかと思い、観光案内所へ行くとレンタサイクルの文字が。
宮古市のことがあったので、おそるおそる聞いてみたら、貸出していただけました。
しかも無料!すばらしい!
荷物の預かりも無料!至れり尽くせり!
なんなら続100名城のスタンプもありました。
個人情報をお渡しして、ほとんどの荷物を預けて出発します。
もっていくのは、財布とスマホとコーヒー、カメラくらいです。
袋やカバンすら預けていきました。しかし、コーヒーがじゃまです。
飲み干せばよいじゃないかと思われるでしょうが、そのコーヒーがおいしいから困るのです。
一気に飲み干すにはもったいない。
まぁ、こぼれないことを願って、いざ、浪岡城へ向かいます。
浪岡城については後日
時間ぎりぎりで帰ってきました。
危ない危ない。
原因?ワンチャン行けると思って、少し道を外れてドラッグストアで安い飲み物を調達したことです。
間に合ったから良しといたしましょう。
15:48にレンタサイクルの返却処理を済ませて、ホームへ行きます。
15:52 浪岡駅 → 16:25 青森駅 普通青森行き
帰りは30分以上かかりました。途中の鶴ヶ坂駅で後続の特急つがる号の通過待ちをしていました。
浪岡駅につがる号はあまり停車しないので乗る機会がありませんでした。
青森駅に到着です。そこで、コーヒーのごみを捨てれました。長い間手に持っていました。
前回同様、まだ工事中でした。
駅について、10分ほど歩いてホテルへチェックインしに行きます。
そこで休憩をして、17時前に夕方の青森市内観光へ。
そこでとおとなしく観光地へ行けばよかったのに、たまたま目の前を通りかかったお店がおいしそうだったので夕食を食べました。
昼ごはんに食べたホタテ料理の上位互換を食べることになり、目の前で焼いて食べると、なんとおいしいこと。
時間も早いので、お客さんもほとんどいらっしゃらず、焼き加減を見てくれるなど満足な食事でした。
17:40お店を出て、
ワ・ラッセです。
前回も訪れた魅力あふれる施設。
ここは比較的遅くまで営業しています。
最後のほうの入館だったため、施設の方が気を使ってくれました。
ありがたい。
八甲田丸はもう閉館時間なのであきらめです。
18:15に出発してアスパムで夜景を見に行きます。徒歩10分弱です。
アスパムからの夜景というか夕暮れですね。
時間的に19時閉館なので、夏はこの暗さが限度でしょうか。
前回も夜景を見ていた気がします。
夕暮れの青森市内を見ると何とも言えない気持ちになります。
港町とは不思議なものです。それが旅情なのでしょうか。
2日目
盛岡→浪岡→青森
総移動距離:約220km
では、また来週お目に書かれたら。
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【写真−1 この辺りの入り江では養殖も盛ん】
『須崎駅』を出てすぐに海沿いを走り写真−2の景色が車窓に現れ、ようやくここに来て海が見え、海岸へ寄せる波も見えない静かな海面は朝日を照り返してどこまでも静かに広がっていた。
【写真−2 それぞれに合った旅の手段で霊場巡りが行われる】
写真−2は『土佐久礼駅』で、何人かの巡礼姿の人がホームに降り立つが、同駅から近くには八十八ヶ所札所は見当たらず、四国の札所巡りも後世になって番外とかいろいろあってそれに該当する札所へ向かっているのであろうか。
なお、高知市の28番札所から須崎市手前の土佐市の36番札所まで連なっていて比較的訪れ易い地域になるが、その先は乗車している各駅停車列車の終点『窪川駅』まで札所はない。
『土佐久礼駅』で思い当たるのは漫画の『土佐の一本釣り』で、同漫画は『土佐久礼』を舞台にし1970年代から1980年代までコミック誌に連載され、映画にもなっているが、作者の『青柳裕介』は2001(平成13)年に56歳で没した。
モデルとなった『土佐久礼駅』のある中土佐町はカツオの一本釣りで知られ、同漫画が同町をあまねく全国に知らせたとして海を臨む海岸に青柳裕介の石像を造り称えている。
【写真−3 日曜日の早朝のために駅構内には人の姿はない】
『高知駅』から2時間20分をかけて7:59に写真−3の終点『窪川駅』に到着し、同駅から『宇和島駅』行きに乗り継ぐが、『窪川駅』から『宇和島駅』へ行く各駅停車列車は1日4本しか運行していなくて、しかも始発が10:43となっている。
この次の『宇和島駅』行きは13:21の『しまんトロッコ1号』という座席指定の特別列車で、この特別列車は3〜5月の土、日、祝日だけに運行される観光列車で、乗車時間からしても問題外。
【写真−4 同地域の中心でもあるので駅舎は手入れされている】
『窪川駅』正面が写真−4で同駅はJR土讃線の発着駅であり、また北宇和島方面へ向かう予土線の発着駅だが、予土線自体は隣の『若井駅』−『北宇和島駅』間をいい、『上野駅』で求めた切符は『窪川駅』停まりで『窪川駅』から『若井駅』間の一駅は別に切符を買って乗車するようになっている。
『窪川駅』は第3セクターの土佐くろしお鉄道中村線の発着駅でもあり、中村線のかつては旧国鉄路線であり、そのためか広い構内にJRと土佐くろしお鉄道線のホームと駅舎は別々になっている。
【写真−5 観光シーズンには席も埋まるだろうがこの時は皆無】
早朝に着いたために駅事務所などは開いていなかったが、改札口横の待合室は同駅を利用する観光客が多いためか、駅としては今風の写真−5のように改装され、使わなかったが公共WiFi設備があったような気がした。
この待合所の隣には食事の出来る喫茶店が付属し、朝早かったので営業はしていなかったが、駅前には飲食の出来るような店が見当たらないのでこの喫茶店は便利と思われ、駅舎の並びにはトイレ設備があり、その中に多目的トイレがあったので初めて使用したが、設備、内容はこれがトイレなのかと思うほど快適であった。
【写真−6 鉄道遺産ともいえる記念碑】
『窪川駅』正面左側に携帯電話が普及して大幅に姿を消した公衆電話ボックスが2基もあり、その隣に電話ボックスの屋根を遥かに超す写真−6の石碑が建てられていて、表面には『昭和二十六年十一月 鉄道開通記念』と彫られていた。
土讃線は国有となる前の1899(明治22)年に『丸亀駅』から徐々に線路を延ばし、1913(大正3)年に『阿波池田駅』に至りその後も少しずつ延伸し、最後の3駅分の『影野駅』−『窪川駅』間が繋がり全通したのが石碑にある1951(昭和26)年11月12日であった。
土讃線が全通するまでは同地域はバスに頼る陸の孤島であったが、こういう大きな石碑を建てたということは地域住民の喜びは相当なものであり、開通当時は花火を上げて町民総出で盛大に祝われたのではないかと想像するが、このような石碑は鉄道遺産として各地に残っていてそれを訪ねるのも面白い。
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JUGEMテーマ:鉄道旅行
こんにちは。ゆうりです。
来週から3泊4日で福島から新潟へ旅をするのにほとんど準備をしていないことであせっております。
この2週間は、本を読んでいて夜を迎えること2日ほど。
かなりやばいです。
まぁ、焦っても仕方がないので、あと1章とページをめくっていると1冊読破しております。
全力でやばいです。
そんなゆうりが、本日からお届けするのは、8月の終わりに思い立って出かけた旅をお送りいたします。
グランクラスに乗りたい。飛行機に乗りたい。
というか、暑いから北海道に行きたい。
最大の理由が、宮沢賢治の記念館に行きたい。
そんな欲望に突き動かされて、2週間前に思い立ち、1週間ほど前に予約しました。
なんといっても、宮沢賢治は一番好きな作家です。あこがれの地花巻へ行きたいのです。
3位は新美南吉です。愛知の方ですね。
こちらとしてはこの夏想定外の出費です。
けど、良いのです。
そういった現地での学びにお金を費やすことこそ良いことなのでしょう。
この旅は、新幹線で函館へ行き、飛行機でセントレアへ戻ってきます。
途中、花巻に寄る関係で、グランクラスは軽食なしのやまびこ号です。
ついでに、盛岡と青森それぞれで1泊し、東北北部のお城を2か所立ち寄ります。
さらに、結果論ですが、1週間前に予約したため、飛行機普通席の料金が正規料金しかなく、所持している株主優待を利用してプレミアムシートに乗ったほうが安くなるというおまけつきでした。
プレミアムシートは、友人と北海道旅行へ行った際に現地集合するために乗った以来です。
当時は仕事の予定が分からず、時間変更する可能性があったためにバリュー特価で買えず、株主優待を使えば普通席より安いという同じ理由で利用しました。
都合、移動に多額のお金をつぎ込んだ2泊3日の旅行。
題して「奥州街道北上の旅」のはじまりです。
ネーミングセンスはありません。
〜1日目〜
始発に乗って目指すは名古屋駅。
少し遅めの列車を予約しておいて、直前に予約変更する方法で、間に合う最初の便に指定席を変更します。
E席を探していましたが、見つからずA席へ。
富士山が見えないのは仕方がありません。
06:37 名古屋駅 → 08:1112東京駅 のぞみ200号
珍しく1分遅れて東京駅に到着。
新幹線が遅れると驚いてしまうくらい遅れが少ないのがすごい。
では、東京駅に着いたところで、今回の旅の楽しみでもあるグランクラスに乗車しましょう。
その前に、一度外に出て目指すは
ビューゴールドラウンジです。
JR東日本のビューカードのゴールド保持かつグリーン車以上を利用、
または、グランクラス利用者のみが利用できる特別なラウンジです。
特別なラウンジなだけあり、係の方が飲み物を聞きに来るスタイル。
茶菓子までいただけて、VIPになった気分にさせてくれます。
空港ラウンジは幾度と利用したことがありますが、ここはすごすぎます。
のんびりすごしていると、良い時間です。
9:18にラウンジを出発します。
お気付きかもしれませんが、ラウンジに行くために1本列車を遅らせています。
本当はあと1時間早く現地に着けたのですが、念のための予備時間です。
すぐ近くの改札を通過して、9:25ホームに到着します。急ぎめに歩いて7分ほどかかりました。
次回利用できるなら、ラウンジからホームまでは余裕をもって出発の15分ほど前に出たほうがよさそうです。
ホームについて、少し経ったら、折り返しやまびこ号となる列車が入線してきました!
車内の折り返し作業が入り、09:37扉が開きます。
09:40 東京駅 → 12:58 新花巻駅 やまびこ55号
念願のグランクラス車両です。
アテンダントさんによるサービスはないので、車両のみですが何とも豪華な気分。
座席も広々としており、ゆったりと座れます。
この後乗車した普通席と比較すると雲泥の差です。
上記のように3時間以上乗車したのですが、おどろくほど疲れていませんでした。
興奮冷めやらぬゆうりを乗せて、列車は北へ向けて走り出します。
現状独占状態です。
さすがに座席のみ乗車する方は、ほとんどいらっしゃいません。
驚くことに、次の上野駅で乗客が一人増えました。
乗務員さんに車内精算していたことから、飛び込みの乗客でしょうか。
やまびこ号ですから、こまめに停車します。
上野、大宮、宇都宮、郡山、福島、白石蔵王、仙台、古川、くりこま高原、一ノ関、北上、新花巻。
かなりの停車駅数ですが、前回利用した新白河と小山は通過みたいです。
数分前に発車したはやぶさ号が盛岡駅まで大宮、仙台しか停車しないことと比較するとすごい差です。
盛岡到着も11:46と1時間以上差をつけます。さすがははやぶさ号。
途中の宇都宮駅で先ほどの乗客が下車したため、再度一両を独占。
新花巻まで2時間半独占が続きました。
白石蔵王では5分ほど停車して、後発のはやぶさ・こまちの通過待ち。
仙台まで逃げ切れないのが悲しいところ。
よく見てみると、見慣れない列車が反対ホームに停車していました。
気づくのが遅すぎて写真が撮れませんでしたが、新型の山形新幹線用の車両でしょうか。
11:43仙台駅に到着。2時間ほどで来れるのでやまびこ号でも十分な速さです。
となりには、復刻カラーのE2系らしき列車が来ましたが、こちらも写真が撮れず。
しかし、仙台からさらに1時間以上かかることが驚きです。はやぶさ号なら40分ほどで着きます。
古川で7分、一ノ関で5分、北上で5分ほど停車してはやぶさ号を2本通過待ちしたことが理由でした。
そのうち、一ノ関では時間調整の停車でしたが、もしかしたら臨時列車があった際の待ち時間なのかもしれません。
なんというか山陽新幹線の岡山広島間みたいですね。
12:58定刻通り新花巻駅に到着しました。
3時間以上座っていても痛いという感覚が一切ないとはさすがはグランクラスです。
意気揚々とコインロッカーに荷物を預けて、タクシーに乗ります。
歩いてもよかったのですが、おなかが減っていたことと、優雅な座席に座ったのち、山の上まで歩きたくないという感覚的な理由からタクシーを選択。残念ながらバスはよい時間が見つかりませんでした。
新花巻駅前からタクシーで4分ほどで目的地に到着。当時の料金は1010円とかなり安い!
一気に坂道をのぼったこともあり、歩かなくて本当に良かったと心から思いました。
さぁ、これが
山猫軒です!
見覚えありません?
数々の教科書に記載された『注文の多い料理店』に登場する西洋料理店山猫軒です。
店内には、山猫のぬいぐるみが置いてあり、お皿の上には西洋料理にされた紳士たちが乗っています。
こちらの紳士たちには、犬が助けに来てくれなかったみたいです。
このお店では、山猫に襲われることはないので、安心して地元の名産品を食べることができます。
西洋料理もありましたが、そこは地元の食材を食べましょう。
お土産屋さんにもなっており、宮沢賢治にまつわるグッズが盛りだくさん。
『銀河鉄道の夜』がイチオシの作品なので、必然的に銀河鉄道の夜のグッズに目が行きます。
しかし、まだ我慢です。
お土産は帰りに買うことにして、本日のメインへ行きましょう。
宮沢賢治記念館です。
13:50に到着して、15:10まで、1時間以上滞在しました。
規模こそ大きくはありませんが、それくらい展示内容が充実した素晴らしい記念館です。
天才宮沢賢治にまつわる逸話、道具、現象、思想、それらを見事に配置したその姿は見るものを圧倒します。
彼の思考の片鱗でもつかみたいと夢想しつつ、それすらままならない。
まさに至高の空間。
当時の企画展示が銀河鉄道の夜の原稿であることも、感動を広げます。
感動も冷めやらぬうちに、先ほどの山猫軒へ戻りお土産を購入。
あんなにも素晴らしい体験ができて財布のひもも緩みます。
15:20山猫軒を出て、次の目的地へ歩いて向かいます。
この場所の滞在時間は昼食を含めて2時間10分ほどでした。
思った以上にいたようです。
帰り際に、山猫軒すぐ横の見晴らし台から景色を撮影。
こんな自然豊かな場所で育った宮沢賢治にはどんな景色が見えていたのでしょうか。
想像が広がります。
すごい階段を下りていきます。
この階段は上りたくないです。タクシーを使ってよかった。
歩いて10分ほどで、
宮沢賢治童話村に到着しました。
宮沢賢治の世界観を再現した施設です。
なんといいますか、フォトジェニックであり、世界観を散りばめた空間です。
興味深い施設です。
作品に散りばめられた動物、鉱石、宇宙などのキーワードをもとに小屋をつくり展示する。
コンセプトが本当に面白い施設です。
だからこそ、こんな素晴らしい題材をそろえているのだから、もっと大々的に人を呼び込めると思うのです。
ぜひ、さらなる進化を遂げて岩手を代表する施設に成長してほしいと願っています。
30分ほど見学して、お隣の
花巻市立博物館に移動。
花巻の歴史が展示されており、和賀氏と稗貫氏に言及していたのが好印象です。
ここも30分ほど見学して、時計を見たら16:25。
調べてみると、18分後の新幹線に間に合うらしい。
急いで行けば!
バスも出ていましたが、かなりぎりぎりのようで、歩いたほうが確実のようです。
仕方がありません。間に合うといわれたら急ぐしかないでしょう。
別に次の列車でも良かったのですが1時間後。
行くしかありません。
早歩きで歩くこと12分。
発車6分前に駅に到着しました。
急いでコインロッカーに行き、荷物を受け取り自由席券を購入します。
クレジットカードがはじかれました。傷が増えてきたみたいです。
仕方がないので、2000円を機械に入れて何とか購入。
階段を駆け上がると、列車到着の放送と入線してくるやまびこ号が見えます。
かなりぎりぎりでした。
これほど焦ったのは、弘前駅や新発田駅、諫早駅以来かもしれません。
結構ぎりぎりをせめていますね……。
16:43 新花巻駅 → 16:54 盛岡駅 やまびこ63号
一駅のみなのですぐについてしまいますが、一時の休息。
新花巻駅には、大谷選手の展示もあったのですが、見れずじまい。
尊敬する方なのに……。
寝るまでに盛岡に着けばよいと思って、列車の時間を調べていなかったのでぎりぎりを急ぐことになってしまいました。
こんなに大変ならいっそのことあきらめる時間であればよかったのにと思ってしまいましたが、間に合ったのも何かの縁。
ゆっくりと盛岡駅でご飯を食べることにします。
久しぶりの盛岡駅について、ホテルへ戻ろうとしますが、完全に迷子になりました。
跨線橋が見当たらず、右往左往していました。
案内板を見て動いたものの、左右を勘違いして困惑してしまったのです。
地図さえあれば迷わないと豪語していても、地図がなければ迷います。
一度、外に出て観光案内所の方に生き方を教わり、万事解決。
駅到着から20分後にホテルに着きました。
そこから、ごはんを食べにもう一度盛岡駅へ行きます。
6分で着きました。
何なら、駅から歩道橋でまっすぐ行くとホテルという好立地です。
18時、混む前に夕食を食べて、お土産を買います。
翌日のきっぷを買っていると、秋田新幹線が止まったとの一報で駅が少し混乱していました。
田沢湖線で異常があったらしいです。
この夏の予讃線のときもそうですが、運よく回避できました。
胸をなでおろしながら今夜早く寝るために戻りました。
1日目
名古屋→東京→盛岡
総移動距離:約920km
では、来週は旅に出ているので、再来週にできたなら……。
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