【捕食行動(狩りをした動物を食べる)】に準じた食生活
猫は1日中、朝でも夜でもゴハンを食べます。
それもほんの少しの量を何度も食べるのです。
これは、もともと猫が持っている自然界における
猫の食生活(捕食行動)に起因しているのです。
猫は1日にネズミを10匹ほど食べると言われてますが、
猫の胃袋はほかの動物ほど大きくなく、ちょうどネズミ
1匹を食べると、おなかがいっぱいになる大きさなんですね。
そして、胃の中がカラッポになると新たにネズミを捕獲して
食べます。
ハツカネズミを24時間のうちに10匹食べるとすると、
ほぼ2時間おきに食べて、4時間休むという計算に
なります。。
従って、猫の意思にまかせて自由にさせていると、
この捕食行動に準じてゴハンを食べるようになるのです。
けれども、このエサの与え方は家猫には向かない
と思うのです。
野生(野良など)の猫であれば、1日中歩き回って
十分に運動量が足りているので、食事の量と運動量の
バランスが上手にとれますが、
家猫の場合、どうしても運動不足になりがちなので、
猫の意思にまかせてエサを与えていると
当然運動量が足りないため肥満になってしまう可能性が
あるからです。
なので、実際には家猫の場合は猫の意思にまかせて
エサを食べさせることがオススメできないのですが、
一応、理想的な猫の食事スタイルというのも
知っておいてください。。。
では、また明日。。。
猫も人間と同じように栄養に過不足があれば
肥満や栄養失調になって病気になったりします。
猫が喜んで食べているからという理由だけで
キャットフードを選んでいると、
フードによっては栄養のバランスを崩してしまうものも
あるのです。
プレミアム・フードとは、猫が一生涯にわたって
食べ続けても健康上問題が起きないことを保障された
フードのことです。。
キャットフード・メーカーによっては、長期試験により
品質を維持しているところもあります。
アメリカではAAFCOという機関が家畜飼料の品質を
監視していて、ある一定以上の基準をパスしたものだけを
認定しています。
こういった商品(フード)を選ぶことも
プレミアム・フードの判断基準にもなるんですね。。
【プレミアム・フードの条件】
1.動物性タンパク質を豊富に含む。
2.ほかに水だけを与えておけばよい栄養バランスのとれたフード。
3.AAFCOなどの機関により品質が保障されているもの。
つまり、水とプレミアム・フード以外は何も与えなくても
一生涯にわたって健康上問題がないというのが理想的なんです。。。
では、また明日。。。
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きょうは、猫に与えてはいけない食べ物
ということで、いくつか紹介していきたいと
思いますが、
ここで紹介する食べ物以外にも、基本的に
人間が食べるものは与えないようにしてください。
人間の食べ物には塩分や糖分がたくさん含まれているので、
これらを長期にわたって猫に与えていると
病気を引き起こす原因にもなるので、
人間の食べる物は与えないという前提でお話ししていきます。。
【マグロ】
低カルシウムでリンを多く含んでいるため、
赤身魚を与え続けていると骨の病気の原因になる。
【牛乳】
人間が飲む牛乳は消化ができないため消化不良や
下痢を起こしたりする。
与えるのなら猫用のミルクを。。
【生卵】
生卵に含まれるタンパク質は、ビタミンBの吸収を
阻害するため、皮膚炎などの原因になる。
【ネギ類】
赤血球を損傷させる成分を含んでいるので、
貧血の原因や場合によっては死に至ることもある。
【のり】
のりはミネラルを多く含んでいるので猫には不向き。
猫はミネラルを摂り過ぎると栄養のバランスを崩すのです。
【生のレバー】
ビタミンA過剰症や骨の周りに骨ができる外骨症になる
恐れがあります。
特に間接の周りに骨が付いてしまうと歩行障害になる。
【チョコレート】
テオブロミン中毒になる可能性が高く、嘔吐や失禁
などの症状を引き起こす原因になる。
【生の豚肉】
トキソプラズマの感染の危険性があります。
生の豚肉は絶対に与えないこと!!
【ドッグフード】
基本的に犬の栄養供給量と猫の栄養供給量は違いますから、
栄養過多になったり、逆に栄養不足になったりなど、
栄養のバランスが崩れてしまいます。
以上、猫に与えてはいけない食べ物の代表的なものを
挙げてみましてけれど、
ようするに、キャットフードのみ与えていれば
何も問題は起こらないということなので、
そこのところを、ちゃんと理解しておきましょう。。。
では、また明日。。。
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【生の豚肉】
トキソプラズマの感染の危険性があります。
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【ドッグフード】
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栄養過多になったり、逆に栄養不足になったりなど、
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