JUGEMテーマ:多嚢胞性卵巣症候群 (PCOS)
こんにちは。PCOSヘルプのチカコです。今日は私事ですが、ニュースがあります。自然妊娠しました。男の子を授かりました。
以前にも何度かお話ししましたが、私は以前にPCOS (多嚢胞性卵巣症候群)と診断され、10年間不妊症に悩まされた後、体外受精で長男を授かりました。
関連記事:PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)を克服して赤ちゃんを授かりました −1 (診断)
やはり、今回もチラル・バランスに助けられました。長男を出産後、もう一人欲しいと思いつつ、再度体外受精をする気力も資金も無かったので、二人目はほとんど諦めていました。
妊娠・授乳中は、チラル・バランスの服用を止めていたのですが、卒乳後再開しました。出産後、仕事にも復帰し、忙しかったのもあってストレスを感じ気味でした。ついつい甘いもの・炭水化物に手が伸びがちで、なかなか体重も落ちず、チラル・バランスで少しでも減量できたらいいな、という軽い気持ちでした。
チラル・バランスのおかげか、イライラや、甘いものを食べたい衝動が減ってきたある日、体調がなんとなく悪いことに気づきました。疲れやすく、生理も、母乳が出ていたのにも関わらず、出産2ヶ月後から毎月周期的に来ていたのですが、それがちょっとだけ狂っていました。卒乳から6ヶ月後のことでした。
たまたま妊娠検査薬があまっていたので、どうせ陰性だろうなと思いつつ使ってみたところ、はっきりと陽性反応が出ました。びっくりして、すぐに夫に知らせたところ、彼も信じられない!という顔をしていました。不妊歴が長かったため、自然妊娠したのがどうしても信じられなくて、夫婦で、「まあ、もしかしたら、何かも間違いかもしれないから、病院で確認してもらうまで喜ぶのは待とう」ということにしました。
アメリカでは通常では8週目で最初の検診を受けるのですが、出血があった為、5週目で見てもらいました。妊娠ホルモンの値を図ってもらい、エコーで検査してもらったのですが、心配とは裏腹に強い心音が聞けました。
40代で自然妊娠するとは夢にも思っていなかったので、本当にびっくりですが。、チラル・バランスのおかげで再度妊娠・出産の喜びを味わうことができ、とてもうれしく思っています。
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最近、ピニトールやミオイノシトールはチラルバランスDCI(D-チロイノシトール/カイロイノシトール)と一緒ですか?という質問を多く受けるようになりましたので、今日はそのことについてお話したいと思います。
1.インスリンとD-チロイノシトール(カイロイノシトール)の関係
私たちの体は、普段の食事からとったブドウ糖を燃料にして働いています。私たちが食物を食べると、その食物からブドウ糖が抽出され、血液中に流れ込みます。血液中のブドウ糖は血糖とよばれます。
血糖値が上がると、インスリンというホルモンがすい臓から分泌され、血糖値をコントロールします。インスリンは私たちの体の細胞に血糖をエネルギーとして使うか、脂肪として貯蓄するように命令します。血糖値が下がると、インスリンの値も下がります。
また、女性では、血中のインスリンの値が上がると、卵巣から男性ホルモンの一種であるテストステロンが分泌されます。インスリンの値が下がると、テストステロンの分泌も止まります。これは、自然な体の仕組みで、健康な女性とPCOSを持つ女性の両方の体内で起こります。
インスリンは体の細胞と直接コミュニケーションを取ることができません。なので、D-チロイノシトールが間に入ってコミュニケーションをとります。D-チロイノシトールは、カイロイノシトールとも呼ばれますが、食物にはあまり含まれてないので、私たちが毎日食物から取り入れたピニトール・ミオイノシトールから体内で作られます。
D-チロイノシトール(カイロイノシトール)が体内に不足すると、インスリンの値が常に高い状態になり、そのためテストステロンも分泌され続け、ホルモンのバランスが崩れてしまい、排卵が不規則になったり、体重が増えやすくなってしまいます。
2.ピニトール・ミオイノシトール・D-チロイノシトール(カイロイノシトール)の関係
ピニトールとD-チロイノシトールは、両方ともビタミンBの一種で、化学構造やその作用が似ています。ピニトールは、マメ科植物や、柑橘類に含まれています。
ミオイノシトールもビタミンBの一種で、単純にイノシトールとも呼ばれます。ミオイノシトールは、私たちの体内や、フルーツ、豆類、穀物類、ナッツ類などに含まれています。
ピニトール、D-チロイノシトール、イノシトール(ミオイノシトール)はサプリメントとしても販売されています。
ある調査では、ミオイノシトールを摂った場合、排卵のチャンスが23%上昇したいう結果がでています。それに対して、D-チロイノシトールを摂った場合、86%も上がったそうです。
食物・サプリメントから摂取したピニトールは、体内で一旦ミオイノシトールに変換されたのち、D-チロイノシトールに変換されます。
ここで問題なのは、ピニトール・ミオイノシトールからD-チロイノシトールへの変換は、個人差があるということです。
普通の人なら、ピニトール → ミオイノシトール → D-チロイノシトール の変換がスムーズに行くのですが、そうでない場合、せっかくピニトール・ミオイノシトールと摂取しても、上手くD-チロイノシトールに変換されません。
最終的に私たちの体が必要なのはD-チロイノシトールなので、せっかくピニトール・ミオイノシトールを摂取しても効果が無い人がいるのはこのためです。
3.サプリメント
最近では、ピニトールやイノシトール(ミオイノシトール)のサプリメントを日本でも多く見かけるようになりました。これらの違いは上の通りですが、値段にも違いがあるようです。一般にミオイノシトール(イノシトール)が1ボトル当たりの値段が一番低く、ピニトールとD-チロイノシトールはほぼ同じ位の値段です。
1本あたりの値段では、ミオイノシトール(イノシトール)が一番低いかもしれませんが、私たちの体が必要なのはD-チロイノシトールであることと、ピニトール・ミオイノシトールからD-チロイノシトールへの変換をうまくできない人もいるため、1本あたりの値段がミオイノシトールよりも多少高くても、D-チロイノシトールの方が最終的にはお得だと思います。
PCOSヘルプでは、日本では入手しにくい、PCOSに効果的と言われている、D-チロ-イノシトール(カイロイノシトール)のサプリメントを取り扱っております。よろしかったら一度お試しください。
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PCOSとは英語でPolycystic ovary syndromeと呼ばれ、日本語で言うと多嚢胞性卵巣症候群です。
健康な女性の卵巣は、毎月、複数の卵胞が成長します。そして、そのうちの一番成長の大きい1つの卵胞だけが卵子を排出し、排卵が起きます。
しかし、PCOSを持った女性では、卵胞は成長するにも関わらず、卵子が完全に成長しないか、卵胞から排出されず、排卵が起きません。この成長不全の卵胞は内部に液が溜まった、嚢胞(のうほう)に成ることがあります。PCOSを持つ多くの女性にこの嚢胞は見られますが、この嚢胞が見られるからといって、必ずしもPCOSを患っているということにはなりません。
PCOSの原因は、残念ながら今のところはっきりとは解明されていませんが、遺伝的なものが関係しているのではないかと言われています。
また血中のインスリンの値の上昇が男性ホルモンの値の上昇につながり、その結果、排卵障害が発生し、嚢胞で肥大した卵巣が形成されてしまうとみられています。
典型的なPCOSの症状はとして、排卵障害による不妊、月経不順・無月経、男性ホルモンの増加による男性化(にきび、多毛など)、インスリン抵抗性による肥満などが挙げられます。
関連記事:インスリン抵抗性とは
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