JUGEMテーマ:がん全般
2月28日(木)能代で手術と外来診療。
小友沼は冬の雪解け水を湛えている。
午後3時からは秋田大学病院長の南谷先生の最終講義
外来をしばらく休みにして拝聴する
同級生の南谷君。
秋田に一緒にきて40数年。
自分と南谷君の学生時代の写真が出てきた。
思わずタイムスリップ。
4月から学長になる南谷君。
これからもよろしくね。H
]]>
【第52回がん哲学外来カフェ柿田川開催のお知らせ】
【日時】令和6年3月9日(土)午前10時〜12時
【場所】HOTORI(ほとり) とZoom両方 HOTORI(ほとり)の場所 三島市日の出町4−2
【内容】
?「いい覚悟で生きる」の読み合わせ 10:00〜10:15
?フリートーク10:15〜11:00
?休憩 11:00〜11:10
?瞑想 11:10ー11:25 (初めての方でもできます。)
?フリートーク? 11:25〜12:00
※当日内容が変更になることがあります。
【参加費】 300円 (現地参加の方)
【申込み方法】初めての方は、下記メールへ連絡先を送信してください。
zoomのアドレスはグループライン、もしくは個別にお知らせします。
【申し込み・問い合わせ先】
がん哲学外来カフェ柿田川
代表 佐々木 弘
E-Mail:kakitagawa2019@gmail.com
JUGEMテーマ:がん全般
JUGEMテーマ:がん全般
1月27日(土)秋田魁新報「聴診記」に投稿。
災害時におけるがん治療の心構えを書いてみました。
以下本文。
元日に石川県能登地方で大きな地震がありました。被害の報道に心を痛めています。本県でも昨年7月に記録的大雨が降り、被災された方も少なくありませんでした。いつ起こるか分からない自然災害に対して、皆さんは非常食や水、携帯電話の予備バッテリーなどを準備しているでしょうか。
今回は病気やがんの治療中に災害が発生したらどうしたら良いか考えてみましょう。
災害時は通院している医療機関で治療を受けられるかどうか分かりません。まずは普段から、自分の病名や受けている治療の情報を記録しておくことが大切です。
どのような薬を飲んでいるかはお薬手帳で確認できますが、抗がん剤などの点滴治療は別に記録しておく必要があります。医療機関から渡されるがん治療の冊子などに、薬剤の名前や前回の治療日を記載してください。スマートフォンで記録を撮影しておく方法もあります。内服薬などは数日分多めに処方してもらい、予備を自宅に置いておくと良いでしょう。
災害が起きると治療のスケジュールがずれる可能性があります。胃がん、肺がん、大腸がん、乳がんなどは1〜2週間ほど遅れても病状は大きく進行しません。ただし、白血病など血液に関するがんは治療を継続する必要があります。延期してもよい治療なのか、日程を厳密に守らないといけない治療なのかは、医師と相談しておいてください。
避難所で集団生活する場合はマスクの着用、手洗い、体温の測定など感染症予防を心がけましょう。避難先の保健師や医療班に「がん治療を受けている」と伝えると、衛生面での配慮が受けられます。
断水などで水が不足している場合もあります。うがいは一度に多くの水を口に含んで吐き出すより、少量の水を含んで吐き出すことを繰り返す方が効果的です。歯磨きは歯ブラシを少量の水でぬらして磨き、歯ブラシがないときはタオルやティッシュペーパーで歯の表面をふくだけでも有効です。
抗がん剤治療を受けていて白血球が少なくなっている患者さんは、特に感染症に注意が必要です。38度以上の発熱がある場合は、主治医から処方されている抗生剤などを指示通りに内服してください。
それでも▽発熱が続く▽手術の創部や中心静脈カテーテルなどの挿入部位、皮膚が化膿している▽下痢や嘔吐が続く▽血尿が出る▽ひどい頭痛や意識があいまいになる―などの症状がある場合は、速やかに救急要請してください。
災害はいつ起こるか分かりませんが、備えは今日からできます。まずは身の回りのことから行ってみてください。
(はしづめ・たかひろ はしづめクリニック院長、秋田市)
]]>
【第50回がん哲学外来カフェ柿田川を開催しました】
【日時】令和6年1月13日(土)午前10時〜12時
【場所】HOTORI(ほとり) とZoom両方
【現地参加】6名(スタッフ3名)
【Zoom参加】(2名)
【近況報告】
能登半島地震で被災された方に思いを馳せながら、スタートしました。
被災地への物資は、個人と個人ではできない状況のため、ボランティア団体同士のやりとりをした。静岡で備蓄しているものを全て送るぐらいの気持ちでいたら、被災者側から「自分達の分は取っておく」ように言われた。そうだ、災害は明日自分のところにやってくるかもしれないのだと、改めて気が付かせてもらった。現地が欲しいものと、送りたいものにギャップがある。
【読み合わせ】がんに効く心の処方箋 一問一答 著:樋野興夫
「余命が長くないと思いますが、自分のことよりも残していく家族のことを思うと心配でなりません」
【読み合わせの感想や近況を交えてシェア】
自分は予後を告げられパニックになった。
周りを信じる、自分の育てた子だと信じる。
自分の余命を知り、自分で終活をしていると、周りから終活より今を楽しむように言われ、複雑な気持ちになる。
誰しも不安の中にいる。
気がかりなことには、不安、生きていたくない、死にたくない、命は途絶えるということはわかっているがいつかは誰にもわからない。気がかりは何か、そのことをターゲットにそれを解消していく。生きていても大丈夫、死んでも大丈夫。自分自身への信頼、周りへの信頼が、より良く生きることにつながる。不安が見つかったらチャンスと思う。
【瞑想】叡智をテーマに行いました。
【次回日時】令和6年2月10日(土)10時〜13時
【場所】HOTORI(ほとり) とZoom両方
JUGEMテーマ:がん全般
JUGEMテーマ:がん全般
同じ立場の方同士が支えあうことを「ピアサポート」と言います。
「がんになった経験」「がん患者さんとともに歩んだ経験」
を生かして、養成講座を受けてみませんか?
●日 時:鹿児島市:2024年1月28日(日)
西之表市:2024年2月17日(日)
各回とも9:30〜17:00
●会 場:鹿児島市:鹿児島県民総合保健センター2F講堂
西之表市:西之表市市民会館 会議室
●対 象:がん患者さん・ご家族・ご遺族
●内 容:・ピアサポーターとは?
・ピアが知っておきたい医学的知識
・がんについての情報収集と情報提供
・ピアサポーターの役割 など
●人 数:各回10名(先着順)
※オブザーバー参加についてはお問合せください
●参加費:無料
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
【実施予定】タイムスケジュール
9:30〜 開会・オリエンテーション
9:40〜 全員自己紹介
10:00〜 講義「ピアサポーターとは?・がんサポの紹介」
10:40〜 講義「ピアが知っておきたい医学的知識」
11:30〜 講義「がんについての情報収集と情報提供」
13:00〜 講義「ピアサポーターとして身に着けておきたい
コミュニケーションスキル」
13:30〜 講義「ピアサポートの役割と活動指針・バウンダリー・
サロンでの取組について」
14:30〜 講義「ピアサポーターとして思うこと」
15:00〜 ロールプレイ
16:00〜 交流会(講師に質疑応答含む):感想など
16:50〜 まとめ
■お申込み方法
■鹿児島市申込
https://ws.formzu.net/dist/S27148759/
■西之表市申込
https://ws.formzu.net/dist/S77214907/
【第50回がん哲学外来カフェ柿田川開催のお知らせ】
【日時】令和6年1月13日(土)午前10時〜12時
【場所】HOTORI(ほとり) とZoom両方 HOTORI(ほとり)の場所 三島市日の出町4−2
【内容】
?「いい覚悟で生きる」の読み合わせ 10:00〜10:15
?フリートーク10:15〜11:00
?休憩 11:00〜11:10
?瞑想 11:10ー11:25 (初めての方でもできます。)
?フリートーク? 11:25〜12:00
※当日内容が変更になることがあります。
【参加費】 300円 (現地参加の方)
【申込み方法】初めての方は、下記メールへ連絡先を送信してください。
zoomのアドレスはグループライン、もしくは個別にお知らせします。
【申し込み・問い合わせ先】
がん哲学外来カフェ柿田川
代表 佐々木 弘
E-Mail:kakitagawa2019@gmail.com
JUGEMテーマ:がん全般
]]>
JUGEMテーマ:がん全般
12月28日(木)クリニックは本日より休診。
この日は今年最後の手術は能代で。
通勤途中の角助沼。よく見ると湖面がうっすら凍っている。
今朝は氷点下だったよう。
午前10時から手術無事に終わった。
患者さんは、独居なので年末年始は病院がよいとのこと。
なるほど最もな理由なのだ。
午後は外来診療と患者さんご家族への病状説明。
診療が終わるともう真っ暗。
今年も能代でく働いた。
年末年始の天気が気になって仕方がない。(12月29日記)
]]>
研究者たちは、「この方法が将来さまざまな悪性腫瘍に対して極めて有用になると確信している」と述べています。
がん細胞を正常細胞に変えたって?
現代の私たちにはSFのように聞こえますが、なんとがん細胞の性質を変えて健康な細胞にもどしたというのです。
(横紋筋肉腫が発生しやすい部位:がん情報サービスより)
**********
研究者たちは横紋筋肉腫(主に10歳未満の小児が罹患する骨格筋組織の稀ながん)の細胞内の特定のタンパク質複合体を研究室で無効にすることで、腫瘍細胞が健康な筋肉細胞に変化することを発見しました。
8/28付のPNASに「Myo-differentiation reporter screen reveals NF-Y as an activator of PAX3–FOXO1 in rhabdomyosarcoma(筋分化レポータースクリーニングにより、横紋筋肉腫におけるPAX3-FOXO1の活性化因子としてNF-Yが明らかになった)」というタイトルで発表されました。
横紋筋肉腫は小児や青少年に多く見られるがんの一種で、通常骨格筋に発生し、そこで突然変異を起こした細胞が増殖し体を支配し始める。
横紋筋肉腫は侵攻性が強く、しばしば死に至るという。
中リスク群の生存率は50〜70%。
有望な治療法のひとつに、今回取り上げた分化療法と呼ばれるものがあります。
この療法は、白血病細胞が完全に成熟しておらず特定の細胞型に完全に発達していない未分化の幹細胞に似ていることに研究者が気づいたことから生まれたのだそうです。
分化療法はそのような細胞に発達を続けさせ、特定の成熟した細胞型に分化させるものです。
研究はまだ始まったばかりですが、がん細胞を健康な細胞に「リセット」するこのプロセスは分化療法として広く知られていて、すでに骨がんや血液がんなどの他の種類のがんで試験されているとのこと。
(ohga.itより)
米国食品医薬品局(FDA)は、後者(血液がん)の治療薬として4種類の薬剤を承認しているそうです。
一般的にはがん細胞内の特定のタンパク質を阻害することで、効果を発揮するということです。
(私は分化療法について知りませんでしたが、科学者の中ではずいぶん前から知られていたようです。がん治療には、手術や放射線治療のほかに薬物療法として化学療法、ホルモン療法、分子標的治療そして今回の分化誘導療法があるということです。日本臨床薬理学会のHPに、急性白血病の分化誘導療法について詳しく書いてありましたので、少し難しいですが参考まで以下に一部引用しました。なお分化誘導療法とはどういうものかについては、先端ハイブリッド治療ナビゲーションに新しいがん治療の一つとして載っていましたので、これもリンクしておきます)
急性白血病の分化誘導療法
最初に急性白血病は染色体の異常の結果、血液母細胞のあるレベル以上の分化・成熟が障害され、未熟な白血病細胞が増殖する疾患であると述べた。
多剤併用化学療法は、その異常な細胞をすべて抗がん薬により殺してしまおう(トータル・セル・キル)という治療法です。
一方、もし分化・成熟の障害が白血病の原因であるとすれば、白血病細胞に再び分化・成熟をおこすことができれば、白血球の自然な成長とそれに続く寿命がつきることによる細胞死という流れを回復させることにより、治療を行うことが可能です。
この様な方針に基づく治療を分化誘導療法と呼び、従来、いくつかのがんの分野で試みられてきましたが、初めて臨床的に成功をおさめたのが、FAB分類M3にあたる急性前骨髄球性白血病です。
本疾患では、15番染色体と17番染色体の間に組みかえによる転座という異常がおこり、その結果、15番染色体のPML遺伝子と17番染色体のRARα(レチノイン酸受容体α)遺伝子が融合し、PML-RARα融合遺伝子ができます。
この異常な遺伝子が原因で、白血球が前骨髄球という未熟な細胞のレベルを超え分化することができず異常な前骨髄球が著増し、発病します。
全トランス型レチノイン酸(ATRA)は、ビタミンAの誘導体です。
本疾患に対しATRAを経口で十分量投与すると、ATRAはPML-RARαの作り出す異常蛋白のレチノイン酸受容体部分に結合し、その作用の結果分化の抑制が解除され、白血病細胞は一斉に分化をおこし、完全寛解に到達します。
臨床的には、ATRAだけの治療では、しばしば耐性がおこり再発するので、通常の化学療法を続けておこないます。
このビタミンAで分化誘導によりがんをなおすという画期的な治療の結果、急性前骨髄球性白血病は、それ迄の最も予後の悪い白血病から、最も予後の良い白血病に変化をとげました。
但し、ビタミンを使うだけといっても、治療開始時に血液中に白血病細胞が多量にある場合、それが一斉に分化することにより増加した末梢血中の成熟白血病細胞が肺に浸潤し、その血管内皮細胞などに障害をおこし、低酸素血症、心不全などで死亡することがあり、レチノイン酸症候群と呼ばれています。
血液がんの専門家による注意深い治療が必要となります。
今回の研究で特定されたタンパク質複合体は、このような治療法のターゲットとして役立つ可能性があり、さらに開発が進めば通常は手術、放射線療法、化学療法で治療されるRMS患者に対する有望な新しい治療法の選択肢となり得る、と著者らは述べています。
筆頭著者でコールド・スプリング・ハーバー研究所のクリストファー・ヴァコック教授は声明の中で、
「この技術を使えば、どんながんでも分化させたり増殖を止めて正常な非がん細胞に変化させたりする方法を探すことができるようになります。
これは分化療法をより身近なものにするための重要な一歩になるかもしれません」
と述べています。
(クリストファー・ヴァコック氏:コールド・スプリング・ハーバー研究所より)
分化とは、幹細胞が分裂し、筋肉細胞や脂肪細胞といった体内の様々な種類の細胞を形成するプロセスのことで、これらの細胞はそれぞれが特定の機能を果たすための固有の遺伝子発現パターンを持っています。
しかしRMSでは、患者の遺伝子変異により細胞がPAX3-FOXO1と呼ばれる特定のタンパク質を作るようになり、これによって骨格筋細胞での分化が止まってしまい、細胞は筋肉になる代わりにがん組織の塊を形成するということは以前よりわかっていた。
この6年間、ヴァコック氏の研究室は肉腫細胞を正常に機能する組織細胞に変えることを使命としてきた。
肉腫は筋肉のような結合組織にできるがんで、治療には化学療法、手術、放射線療法がしばしば用いられるが、これらの処置は小児にとって特に困難なものです。
もし医師ががん細胞を健康な細胞に変えることができれば、患者とその家族に多大な苦痛を与えずにすむまったく新しい治療法の選択肢を提供することになります。
ヴァコック氏と彼のチームは、今年の1月にユーイング肉腫(通常は骨に発生する別の小児がん)で発生するがん細胞の突然変異を効果的に逆転させることに成功したと発表しました。
そしてさらに彼らは、分化療法は何十年も先のことと考えられていた横紋筋肉腫でも、この成功を繰り返せるかどうかを確かめたかった。
分化療法がRMSに有効かどうかは誰にもわからなかった。
数年前から複雑ではあるが可能であると考えられていたこの目標を達成するために、今回の研究では、研究者らはCrispr/Cas9をベースとした新しい遺伝子スクリーニング技術を開発し、この技術を使ってさまざまな遺伝子を無効化つまり「ノックアウト」し、どの遺伝子がPAX3-FOXO1と連携してRMS細胞の分化を阻止するタンパク質を作るかを調べました。
そしてついに、彼らはNF-Yに損傷を与えた後に驚くべき突然変異を見つけ出した。
RMS細胞が遺伝子発現を調節するタンパク質である核因子Y (NF-Y) を産生する能力を失うと、細胞は筋肉細胞に分化することが明らかになったのです。
研究チームは、NF-YをノックアウトすることでPAX3-FOXO1が不活性化され、その結果、細胞は発育を続けがん活動の徴候のない成熟した筋肉細胞に分化することを発見したのだ。
RMS細胞ではNF-YがDNAの特定の配列に結合することによって、PAX3-FOXO1を作るのに必要な遺伝子のスイッチを入れる。
そのため研究者らはNF-Yを阻害することによって、PAX3-FOXO1の産生も阻害したということです。
(横紋筋肉腫から筋肉細胞への変化を示す図:sciencealertより)
「腫瘍は全てのがんの属性を失います。
腫瘍は、自分自身をもっと作りたいだけの細胞から、収縮に専念する細胞に切り替わるのです。
すべてのエネルギーと資源が収縮に費やされるため、増殖状態には戻れないのです」
とヴァコック氏は声明で述べています。
また、現在2種類の肉腫で実証されているこの技術は、がん細胞を分化させる方法を発見するために必要なツールを科学者に提供することによって、他の肉腫やがんにも適用できる可能性がある、と同研究者らは述べています。
もしそうであれば、科学者たちはいつか他の腫瘍を健康な細胞に変える方法を発見するでしょう。
NF-Yを阻害する薬剤はすでに開発されており、その中にはタンパク質複合体の形成やDNAへの結合を阻止するものも含まれているというが、しかしこの研究結果はRMSの治療法として実用化されるにはまだ遠い道のりがあるという。
克服しなければならないハードルのひとつは、NF-Yが代謝や細胞周期(細胞が増殖・分裂する際に通過する一連のステップ)など、健康な細胞における重要なプロセスも制御していることです。
しかし、RMS細胞はPAX3-FOXO1発現の変化に 「非常に敏感」 であるため、薬物がRMS細胞を分化させるのに十分な期間NF-Yを阻害するが、健康な組織が損傷を受けるほどではない 「機会の窓」 が存在する可能性がある、とヴァコック氏らは仮説を立てています。
これが実行可能な治療戦略であることを確認するためには、さらなる研究が必要であるとのこと。
(形質転換された腫瘍細胞は、がんのような特徴をすべて失い、代わりに正常な筋肉細胞のようになり、ここに見られるように紡錘形の形状になった:livescienceより)
実は、今日得られたすべての成果は、愛する人がこれらの腫瘍で命を落とすのを目の当たりにした地元の家族によって支えられていたのだそうです。
「彼らは一緒になって、絶望的な思いで、新しい治療戦略を見つけようと私たちに資金を提供してくれたのです」
とヴァコック氏は締めくくった。
これらの家族とヴァコック氏の研究室は、きっと新たな起源の物語の主人公となるに違いありません。
それはいつか、子どもたちの命を救い、私たちが知っているがん治療に革命をもたらす科学的ブレークスルーになるかもしれない。
**********
う〜ん、この研究成果は今年のナオさんベスト5に入るんじゃないか。
もうね、最後のストーリーで泣けちゃいますよ。
愛する人を失った悲しみをそのままにせず、ポジティブに前を向き、必ず治療法を見つけ出すんだという人たちの強い意志と想いが伝わりました。
これが進化の中で築き上げてきた、ホモ・サピエンスの未来に向けた問題解決パワーなのでしょうね。
突然変異を起こしてがんになった細胞を元の正常な細胞に戻せるなんて、まるで未来に干渉することで過去を変えることができたという、最近の量子もつれ研究の成果みたいじゃないですか。
(いやそれはちょっと違うだろ)//
]]>
https://www.facebook.com/gansapokago
●11月6日(月)
伊佐市立南永小学校全校合同 担当:三好
南さつま市立川畑小学校5年生6年生合同 担当:野田
●11月7日(火)
鹿屋市立東原小学校6年生1クラス 担当:野田
霧島市立国分南小学校6年生2クラス(オンライン) 担当:三好・木原
●11月8日(水)
姶良市立西姶良小学校6年生1クラス 担当:神田
●11月9日(木)
天城町立天城中学校2年生1クラス 担当:三好
鹿児島市立明和小学校6年生2クラス合同 担当:堂薗
●11月10日(金)
鹿児島市立武岡中学校2年生3クラス 担当:野田・堂薗・三好
【3週目】
●11月13日(月)
阿久根市立三笠中学校2年生2クラス合同 担当:鳥羽瀬
●11月14日(火)
枕崎市立桜山小学校6年生1クラス 担当:神田
錦江町立田代小学校5年生6年生2クラス合同 担当:木原
●11月15日(水)
鹿児島市立中山小学校6年生6クラス合同 担当:三好
姶良私立姶良小学校6年生3クラス合同 担当:三好
●11月16日(木)
薩摩川内市立祁答院中学校3年生1クラス 担当:鳥羽瀬
大崎町立野方小学校6年生1クラス 担当:神田
鹿児島市立西田小学校6年生3クラス 担当:野田
●11月17日(金)
薩摩川内市立平佐西小学校6年生3クラス 担当:三好
【4週目】
●11月21日(火)
鹿児島市立西伊敷小学校6年生2クラス 6-1:堂薗 6-2:三好
長島町立平尾小学校5.6年生1クラス 担当:鳥羽瀬
●11月22日(水)
鹿屋市立に西原台小学校6年生3クラス 担当:三好
鹿児島市立伊敷中学校2年生6クラス 担当:野田
鹿児島市立桜島中学校・黒神中学校全校生徒 担当:三好
●11月24日(金)
鹿屋市立大黒小学校6年生1クラス 担当:野田
南さつま市立坊津学園8年生1クラス 担当:神田
【5週目】
●11月27日(月)
県立古仁屋高校1年生2クラス 担当:三好
霧島市立牧之原中学校2年生1クラス 担当:野田
●11月28日(火)
屋久島町立神山小学校5.6年生合同 担当:泊
鹿児島市立甲東中学校3年生2クラス 担当:堂薗・神田
枕崎市立立神小学校6年生1クラス 担当:木原
●11月29日(水)
鹿屋市立花岡学園6年生1クラス 担当:野田
鹿屋市立細山田中学校2年生1クラス 担当:野田
出水市立江内小学校6年生1クラス 担当:鳥羽瀬
出水市立江内中学校1-3年生3クラス合同 担当:鳥羽瀬
羽島中学校 1年〜3年生合同 担当:三好
●11月30日(木)
鹿屋市立西俣小学校5.6年生1クラス 担当:野田
さつま町立宮之城中学校2年生5クラス合同 担当:神田
出雲市立湖陵中学校 担当:三好
]]>
JUGEMテーマ:がん全般
11月15日「AYA世代のがんについて」国立がん研究センターがん情報センターから発表されました。
要約を投稿してみました。以下本文
AYA世代のがん/女性は男性の3倍超
今月15日、国立がん研究センターが2018〜19年の小児AYA世代のがん登録集計結果を発表しました。AYA世代は「Adolescent&Young Adult(思春期・若年成人)」の頭文字をとったもので、15〜40歳未満を指します。
AYA世代のがんは、小児で罹患するケースが多い白血病などのがんと、成人で罹患するケースが多いがんの両方があります。今回の集計は、全国のがん診療連携拠点病院や小児がん拠点病院、地域のがん医療を担う施設で登録されたデータを基にしました。
AYA世代は、全登録数のうち各施設で初回治療を担った5万8062人を対象に集計。男性が1万3346人、女性は4万4716人でした。疾患別では脳・脊髄腫瘍、白血病、リンパ腫などがそれぞれ3〜5%、がんが37・8%を占めました。
がんの内訳は女性1万7004人、男性4922人。女性が男性の3・5倍という点が特徴です。これは乳がんや子宮がんといった女性の特有のがんが、若い世代から発症しているのが一因です。
本県の場合、18年のがん登録で子宮がんは20代から発症して30代前半がピークとなっています。乳がんは30代から増加し始め、50代前半がピークです。これは全国と同じ傾向です。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン接種が小学6年〜高校1年相当の女子(一部自治体では男子も含む)を対象に行われています。ワクチン接種で死亡率が減ることが科学的に証明されており、検診と併せて接種の普及が望まれます。
乳がんの死亡率減少が認められている検診は、40歳以上が対象のマンモグラフィー検診のみです。AYA世代の乳がんを早期に見つけるには、「ブレスト・アウェアネス」という乳房を意識する生活習慣を身に付け、しこりなどの異常を感じたら専門の医療機関を受診することが大切です。
AYA世代はこれからの社会を支える大事な世代です。学業、仕事や結婚、育児など人生において重要なイベントが控えています。若くしてがんになっても、適切な治療を受けて社会生活を営めるように、社会全体で考えなければならない課題だと思います。
(はしづめ・たかひろ はしづめクリニック院長、秋田市)
]]>