読んでみると、なるほどその通りであると思うのですが、そこまで考える度量が私にはありません。
ところで、私は、今風の若者文化にも、かなり意識的に触れておりまして、ネットなどは縦横無尽に活用することが出来るのではないかと思っています。
人間も40歳を越えると、だんだんと頭の柔軟性がなくなってくるものですが、私は努力しているお陰か、最近の若者文化にも、けっこう早くなじむことが出来るようになっています。
先ほどまでも、大河ドラマの「花燃ゆ」を見ていたのですが、幕末維新の時代を、昔ながらの要素を入れながら、現代風にアレンジがしてあると感じています。
始めに結論を述べると、西尾先生の年齢になってしまうと、もう、今の20代の若者とは価値観がずれてしまう部分が多くなると思うのです(意志疎通が出来ないというわけではない)
このブログを読んでいても、多くの若者には、言葉が通じないのではないかと案じます。
そこで、西尾先生から20代の若者に、ダイレクトで言葉を伝えることは難しいとしても、その間に仲介者がいれば、ある意味で、先生の言葉を若者に「翻訳」して伝えることが出来るのではないかと考えています。
その方法を模索するために、私は、若者の通信ツールを活用することが出来るようにと腐心しているわけです。
おそらく、私の世代が、西尾先生の言葉を、多くの若者に伝えられる最後の世代ではないかと感じることが多いです。
私よりも上の世代は、まだ、かの福田恒在先生の言葉を理解することが出来る価値観を持っているのですが、私よりも下の世代になると、何か違う人間のように感じることが多くありました。
大学の部活でも、私より下の世代は、私よりも上の世代が持っていた日本人らしい特性が、急に弱くなっている気がするのです。
ゼミでも同じことを感じていました。
いってみれば、何事に対しても不真面目な「だらけ世代」とでも申しましょうか。
合気道(私の入っていた部活)の稽古は真面目にやらないし、ゼミは平気でサボるのです。
年上の人間に平気でタメ口を使います。
これは、学校教育の問題なのでしょうか(家庭教育も含まれるのでしょう)
私は、叱る気も失せて、こいつら、ろくな人間にならないと思って見放していました。
これが当時の20代だったわけですが、むしろ、今の20代の方がしっかりしているのではないかというのが、私の見立てであります。
ろくでもない奴はいますので、そういう若者が目立ちますが、ほとんどの若者たちは、みんな真面目で礼儀正しいと思います。
また、若者は、更生させようとすれば、比較的に労力を使わずに出来たりするものです。
そういう意味では、私は、今の若者には、とても期待をしています。
そういう若者に、情報が氾濫している現代社会の中で、私が案内役となり、西尾先生のような立派な知識に触れる機会を与えられればと思います。
昭和のダイナミズムを、直接に伝えることは難しいと思いますが、それに触れるための知識を与えようと、今、色々な材料を蒔いているところです。
まずは、歴史に興味を持ってもらうことが、喫緊の課題となりましょうか。
小さなことから始めて、やがて大きな目的を達成することが出来ればと思います。
私は、結構、日本の未来は明るいと楽観視しております。
追伸、
ちなみに、三島由紀夫の切腹について触れている方がいましたが、フランスのモーリス・パンゲという哲学者が、「自死の日本史」という有名な著書の中で、日本には「自殺」で自己を完結する文化があると論証しています。
これは名著なので、読み応えがあると思います。
また、宣伝のような話になりますが、このパンゲの「自死の日本史」の思想から発展させて、「緑の保守」という思想に基づいた、「大共和制」というものを提唱している団体があります。
「緑の保守」とは、神道に基づいた思想で、環境保護と保守思想を結びつけている画期的な考え方です(よろしければ、「緑の保守」で検索して、ホームページをご覧になって下さい。といっても、まだ、思想の全体像は未完成ですが)
「大共和制」というのは、原理としては、江戸時代の武士が切腹によって、自己を制しながら、支配階級として日本を平和的に統治していたシステムを理想としています。
現代においても、志のある統治者が、自ら帯刀することで、常に自分の行動に対して死をかけて、それだけの覚悟を持って責任を取るという制度にするというものです。
まだ、思想全体が完成していないので、この制度が具体的に、どのようになるかは、まだ私にも分かりません。
いずれにしろ、その団体の言うところでは「カントの思想を超えた、世界で初めての思想になる」と語っています。
今後の動きに注目していただければと思います。
http://www.nishiokanji.jp/blog/?p=1596
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「緑の保守派」「緑の保守主義」にあたる〈green conservative〉〈green conservatism〉という詞は、特にアメリカではギングリッチという共和党の政治家が二〇〇六年に普及させた詞で、英語圏では既に普及しています。
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なるほど。
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「緑の保守」とは、歴史的秩序や伝統文化の保守を通した自然保護を指し、広くは一次産業の振興や地方の活性化ということもそこに含まれ、単に「エコロジー」や「環境保護」といった理念が表せない意味や語感を表現する詞としても注目されます。
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なるほどねぇ。
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一方で、この「緑の保守」という理念を、歴史的秩序や伝統文化の維持と修正を意味する政治思想の術語としての「保守」に対する(「緑の」という)限定と強調という側面から捉えるなら、これに対応するのは「各々の文化、文明の緑(性)」ということであり、したがってここで我々にとって重要なのは「日本文明の緑(性)」ということになります。
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国ごとに色が違ってくるということですね。
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江戸時代の日本は「理想的な循環型社会」であったというようなことは、今では既に周知の事実となっていますが、こうした物質的側面ばかりが注目され、より重要なその宗教的精神的背景については、せいぜい「もったいない精神」などという程度で、ほとんど認知されていません。
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そこまで踏み込んだ発言を目にしたことがありませんね。
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もちろんこの宗教的精神的背景なるもののうち、とりわけ注目すべきは日本固有の祭祀である神道であり、樹木を神格化し、わけても森林を聖域とするという点を以って、神道を、原理的には最も「緑」な宗教ということができます。
当然、その祭祀長は天皇であり、こうした所以をもって、「神道の緑(性)」「天皇の緑(性)」という理念を抽象することができますが、この抽象の妥当性は、都心に残る二つの大きな緑地である皇居と明治神宮がともに近代神道の聖地であるということからも明らかでしょう。
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これは、誰もが納得出来る主張でしょう。
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そして、日本の国家的統合の生命線であるところの皇位継承の危機と、一方でやはり国民生活の生命線であり、ますます僻地へと押しやられ、存続さえ危ぶまれる農村の伝承の危機の象徴である、異常な低水準を示す食料自給率と、また戦後永らく汚染され、破壊され続けている先祖伝来の自然環境の危機とは、「緑の保守」の危機という、複合的だが一つの問題系列の、言うなれば一つの症候群の、異なる側面、異なる病態だということが出来るわけです。
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日本の自給率の低さや、自然破壊とも関係が出てくるわけですね。
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現在、地球規模の環境の危機が叫ばれ、温暖化の防止が国際政治の舞台において最重要の課題として議論され、「緑」という理念は人類共通の大義とさえ目されるようになりました。
しかるに、日本の政治舞台では、NPOの草の根の活動やなけなしの企業努力が喧伝されても、環境保護を理念として掲げる党もなければ、一貫してそれを主張する政治家もおらず、日本ではこの理念は「失われた大義」の観があります。
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今ひとつ、政治でのアピールが弱いですねぇ。
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日本緑の保守派は、こうした閉塞的状況を打開すべく、国連事務総長自身が「緑の革命」の必要性を唱える、いわば国連事務総長公認の「革命的状況」に棹さしつつ、日本固有の価値としての「緑の保守」「神道の緑」「天皇の緑」といった理念を明徴、普及しながら、全国に点在する神道や環境や農林水産業といった「緑の保守」の関係組織、従事団体との連帯を構築、拡大し、その成果を政治に反映させるべく、右でも左でもなく、あくまで正統派として、全農林水産業や賢明なる国民を支持母体とする政党の結党を目標とし、最終的に世界全体に波及する「緑の維新(Green Renaissance)」を提唱し、実現すべく先覚的な有志が活動する団体です。
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日本的な活動でありながら、政党の結成までつながり、さらには世界にまで波及する効果がある運動になるわけです。
ただ、、、
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