感想
第4話で、張り込み中の新田が駿太郎に言ったセリフ
「見てりゃあ分かる。好き勝手、生きて来たヤツだってな。」
これの解釈に先週迷いました。
1.何かがあって、勘当されて大学を中退して、
成り行きで探偵になったのか。
2.親の敷いたレールから外れて、好きな事(探偵)を
する為に自分から大学を中退して、勘当されたのか。
どちらか判断がつきかねて。更に
第3話までの新田は、探偵と言う仕事に誇りを持ち、生き生きとして見えた。
でも、第4話の新田は、好き勝手に生きてる駿太郎に批判的
な発言。そして、「探偵は暇つぶし」と言うセリフ。
でも、落ち着いて考えれば新田は天の邪鬼。
特に駿太郎に対して、批判的な態度。
これは、第4話だけでは無かった。初回から二人は、事ある毎に衝突して来た。
駿太郎に言ったセリフは、「自分は好き勝手に生きられない」のではなく、
「好き勝手に生きる為に失った物がある」
と言う意味だと、とらえるべきだった。大誤算。
今回は、皆で一丸となって、新田の濡れ衣を晴らすと言う内容。
個人的に好きなのは、コメディ担当の淳平が由貴を口説かず、
再捜査を依頼し、由貴も承諾する件。
そして、今回は、初めて駿太郎発信で物語が動きましたね。
第4話までは、瞳子が停滞した物語を進め、
駿太郎の母の百合子(岡江久美子)が駿太郎の内面を成長させる発言をしてました。同時に、視聴者へのメッセンジャーの役割も。
今回は時田家は全く出なかった。そして、新田が主役!?
と言う流れから、駿太郎が真の主役になりました。
第4話と第5話の駿太郎が別人に見えました。
元々、頭で考えず勘で動くタイプ。でも
「なるほど」と思うのは、女性に対する見解の時だけだったのに、
今回は、駿太郎が瞳子に
「新田に会った時に『ヤマシさ』を感じなかった」と言った事が、
瞳子が探偵社の存続のリスクを侵してまで、
新田の退職届を破る時に、背中を押したと思います。
瞳子は迷っていたけど、駿太郎の言葉が無くても、多分退職届を破ったと思います。
でも、経営者として、物証や確信が無いのに、
自分一人の思いだけで行動する事に躊躇(ちゅうちょ)したと思います。
駿太郎らしい「なるほど」発言は、
「女将が、愛人がいて若い恋人が居る女にに見えなかった」
「恋愛中の女が発する気配みたいのが無かった」
このセリフが、新田追放に賛同していた淳平たちの気持ちを更に動かした。
そして『らしくない言動』『不自然な流れ』は伏線。
新田が駿太郎に、子供の頃の話(日本一美味いコロッケの店)をする。新田らしくない。
その発言が、駿太郎を新田の実家へ導くカギになった。
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茅野の懐中電灯型のマグカップを淳平が倒して、
依頼書がコーヒーでびしょ濡れになってしまう場面。
懐中電灯型マグカップ!?「倒して」と言ってるような物。
でも、コーヒーでびしょ濡れになった依頼書と、
深夜に新田がシュレッダーを使っていたのが繋がる何て全く考え無かった。
今、クチコミで話題の「極上のコーヒー」をご紹介します。
筑紫さんも『らしくない事』してたのに、スルーしてました。
元刑事でベテランの筑紫さんが、林原(偽名)だけをPC(画像)の前に残す。らしくない!
なのにスルーしてました。まだまだだな。猛反省。
第4話の新田の行動が全然分からなかった。
探偵社を守る為に濡れ衣を着たまま、一人で闘う。
カッコ良すぎです。新田らしいですが。
瞳子のお父さんの話が出ましたね。峰永の出世も関係している。
そして新田が秘密を知ってしまった。
16年前に、瞳子のお父さんに何があったのか。
なぜ行方不明になったのか。
前は筑紫さんは「お父様の件で」
と言ってたのが、今回は「お父様の事件」って言ってました。
『事件』16年前に犯罪が起きた?
瞳子の父親は被害者なのか、加害者なのか
明らかに怪しい由貴達の上司の電話。
黒幕は、警察内部でどんな地位にいるのか
これから少しずつ解明されるのか、
ラストにドカンと持って来るのか。楽しみです。
又、アクション無かったですね。
回によって演出家が違うから、話の雰囲気も統一感が無い。
ドラマによっては、毎回演出家が違っても作風は一貫性があったりします。
コンセプトの詰めが甘い気がする。残念。
好きだけど、寂しい場面。
新田が探偵を辞めると駿太郎に話すシーン。
駿太郎は怒るけど、あのふざけた態度は、素直じゃない新田の愛情表現ですよね?
二人が異性なら痴話喧嘩にしか見えない。
お互い認めてるのに、好きなのに。
その関係がしばらく見れない。だから哀しい。
ここからは、今後の展開を、勝手に推理します。
「バカだな」と思われるの覚悟で書いちゃいます。
独りよがりの推理に振り回されたくない人は、
読まないで下さい。つたない推理ですので。
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