松本清張研究奨励事業・応募用紙
上の画像は、
第14回松本清張研究奨励事業の応募用紙。
松本清張は、
「或る「小倉日記」伝」で、
第28回芥川賞を受賞した小説家で、
点と線、
眼の壁、
ゼロの焦点、
砂の器、
Dの複合
といった推理小説作家としても有名。
また、
松本清張の推理小説は、
よくドラマ化されている。
その中でも、
「砂の器」は何回もテレビドラマ化されていて、
今年(2011年)の9月11日に、テレビ朝日系列で、
「松本清張ドラマスペシャル 砂の器 2011年版」が放送されている。
松本清張ドラマスペシャル 砂の器 2011年版 キャスト
吉村 弘(警視庁西蒲田署刑事) 玉木宏
吉村 弘(幼少期) 澤畠流星
山下 洋子(毎朝新聞記者) 中谷美紀
今西 栄太郎(警視庁捜査一課刑事) 小林薫
田島(警視庁捜査一課刑事) 西村雅彦
中山(警視庁捜査一課刑事) 合田雅吏
刑事(警視庁捜査一課) 橋本一郎
黒崎(警視庁捜査一課係長) 大杉漣
辰井(警視庁捜査一課課長) 榎木孝明
和賀 英良(作曲家) 佐々木蔵之介
関川 重雄(評論家) 長谷川博己
田所 佐知子(彫刻家) 加藤あい
田所 重喜(民友党代議士農林大臣) 小林稔侍(特別出演)
三浦 恵美子(銀座clubアムールホステス) 紺野まひる
律子(銀座clubアムールホステス) 藤井ゆきよ
三木 謙一(元島根県亀嵩駐在所巡査) 橋爪功
桐原 小十郎(お茶の先生) 米倉斉加年
砂の器 1〜5 (全5枚)(全巻セットDVD) [中居正広][原作:松本清張]▲中古DVD【中古】▲送料無料
松本清張は、
以上のような推理小説以外にも、
ノンフィクション、評伝、現代史、古代史といった
広い領域の作品を遺している。
そういった広い領域の松本清張文学の
研究活動を推進するための松本清張研究奨励事業が、
松本清張夫人ナヲさんの厚意により、
北九州市立松本清張記念館の主催で、創設されている。
第14回松本清張研究奨励事業の応募対象は、
松本清張の作品や人物を研究する活動、
松本清張の精神を継承する創造的かつ斬新な活動、
となっていて、
ジャンル、
年齢、
性別、
国籍、
個人・団体、
は問われない。
入選者には、
200万円を上限とした研究奨励金が支給される。
研究奨励金は、
企画内容によって決められるが、
だいたい25〜150万円位の間になる。
応募方法は、
調査・研究テーマが具体的に分かる企画書、予算書、参考資料を、
必要事項を記入した応募用紙とともに、
〒803-0813
福岡県北九州市小倉北区城内2-3
北九州市立松本清張記念館 宛
に郵送する。
応募締切は、
平成24年3月31日まで。
審査結果の発表は、
平成24年6月末ごろになる予定。
入選者に対して、
平成24年8月に、北九州市で贈呈式が行われる。
松本清張研究奨励事業 研究課題・入選者(所属は入選時)
第1回
清張文学の基層-菊池寛の方法と立場
代表者 石川 巧(山口大学人文学部助教授)
松本清張氏は、「哲学館事件」
(『小説東京帝国大学』)に何をみたのか?
衞藤 吉則(新見公立短期大学助教授)
第2回
松本清張「北の詩人論」
「謀略朝鮮戦争」をめぐる歴史記述の問題
代表者 趙 正民
(九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程)
初期清張の学習-短編小説構築の方法
山口 政幸(専修大学文学部国文学科助教授)
第3回
松本清張の戦争と衛生兵の朝鮮体験
南 富鎭(日本学術振興会外国人特別研究員)
映像からみる戦後史資料の発掘と調査研究
代表者 吉良 芳恵(日本女子大学文学部史学科助教授)
第4回
松本清張書誌情報の調査・整理及びデータベース化
佐藤 芳子(司書)
第5回
蘇我氏と日本の古代-『日本書紀』の記載の検討
水谷 千秋(龍谷大学非常勤講師)
第6回
モダニスト松本清張-マスメディアとの相互関連性をめぐる研究
代表者 宗像 和重(早稲田大学政治経済学部教授)
日本の探偵小説・推理小説と中国-その中国による受容と意味
代表者 王 成(中国・首都師範大学助教授)
松本清張と金聖鍾-日韓の戦後探偵小説比較研究
李 建志(県立広島女子大学国際文化学部助教授)
第8回
「隠花の飾り」英訳
代表者 栗田 香子(米国・ポモナ大学準教授)
第9回
「象徴の設計」と「二・二六事件」における
「上官命令への絶対服従制度」に関する考察
網屋 喜行(鹿児島県立短期大学名誉教授)
第10回
動機と時空という視座からみた清張推理小説の社会性
和田 稜三(立命館大学非常勤講師)
清張文学と旅-作品の舞台と人の研究-
代表者 大川 力(松本清張研究会会員)
第11回
「黒地の絵」の英訳
加島 巧(長崎外国語大学教授)
松本清張が追った、
ヨーロッパの幻影を求めて-欧州統合運動の隠された一面-
前田 洋平(筑波大学人文社会科学研究科)
松本清張の小説世界と今の中国社会の類似性について
-時代背景と人間の共通心理を視点に
張 雷(南京師範大学准教授)
第12回
清張古代学
-『魏志』倭人伝から『魏志』東夷伝の考古学へ
東 潮(徳島大学大学院教授)
松本清張と近代の巫女たち
-神々の乱心」にみる「御神鏡」の研究
代表者 美馬 弘
(多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員)
第13回
韓国における清張作品の受容に関する調査・分析
-映像化された作品を中心に
代表者 森脇 錦穂(翻訳家)
松本清張と昭和30年代「中間小説誌」
代表者 高橋 孝次(千葉大学非常勤講師)
東アジアにおける松本清張作品の受容(国際共同研究)
代表者 藤井 省三(東京大学教授)
第7回松本清張研究奨励事業は、
「該当者なし」となっている。
芥川賞や直木賞と同じように、
良い研究・調査が無い場合、
「該当者なし」になる。
松本清張原作、藤木直人主演によるサスペンスドラマ。美容室「ムラセ」で働く美容師・佐山道夫は、女性の心をくすぐる美貌と才能の持ち主。ある雨の日、彼は店の前で雑誌「女性回廊」の記者・枝村幸子と出会う。ところどころ(いや全体的に?)奇妙な面白さがあって見続けてしまいました。
藤木直人主演ドラマ「夜光の階段」第6話「殺害」
(2009年5月28日放送)
あらすじの詳細は
「夜光の階段」公式HPに掲載されています。
幸子(木村佳乃)は道夫(藤木直人)をがんじがらめ・・
お金のことから従業員のことにまで口を出してきます。
そんな幸子を道夫は許すはずはありませんよネ
桜田(高知東生)の調査により、
幸子が道夫の足取りを追って青梅に行ったことを知った
桑山(小林稔侍)は、幸子が危ないと動き始めます。
でも、正式に捜査は始まっていません。
「夜光の階段」の主題歌CD&原作本紹介の
下方にある続き>>も読んで下さいネ♪
藤木直人主演ドラマ「夜光の階段」第5話「殺意」
あらすじの詳細は
「夜光の階段」公式HPに掲載されています。
☆
入院中のフジ子のベッドの横に立ち
元気を出して大丈夫?と優しく声をかけてくれた人って
やっぱり道夫(藤木直人)でしたネ
そのことがあってからフジ子はまるで道夫のストーカー・・。
道夫のことなら何でも知っているという勢いです。
道夫が生命保険の外交員をしていたこと、
その当時、村岡トモ子(原幹恵)と会っていたこと、
トモ子が殺害された直後、道夫が保険会社を退社したことも
全て知っています。
道夫をずっと追いかけていました。
フジ子の部屋には道夫の写真がいっぱいで・・
ちょっと異様な感じがしました。
「夜光の階段」の主題歌CD&原作本紹介の
下方にある続き>>も読んで下さいネ♪
ドラマ「夜光の階段」第4話「策略」
☆
あらすじの詳細は
「夜光の階段」公式HPに掲載されています。
☆
とうとう・・
波多野雅子(室井滋)は死んでしまいます。
遺書らしいものを自宅に残してはいますが・・。
佐山道夫(藤木直人)が
雅子の首を絞めたシーンはありましたが
殺すシーンはありませんでした。
「夜光の階段」の主題歌CD&原作本紹介の
下方にある続き>>も読んで下さいネ♪