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今月完成の新築です。
1階と2階で世帯を別けた二世帯住宅の新築が完成いたしました。
1階部は親世帯の居住空間となっておりますので、色は落ち着いた雰囲気のオークやウォールナット色で統一されています。
和モダンな格子ガラス戸の建具がリビングのアクセントとなっており、施主様のご意向により、壁紙の一部にはヘリンボーン柄の北欧風なデザインが施されております。
それらの要素がより一層高級感と落ち着いた空間を演出しています。
2階部は若い世帯の居住空間となっており、ナチュラルなイメージのメープル色の床材を使用し、各部屋はホワイトの床材と壁紙で明るい空間となっております。
LDKは窓から優しい光を取り込める広々とした空間でお子様にも喜んでいただける大きな空間となっております。
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そこで、一転今ここで「人は住まいをどうして建てたくなるのか」という根源的な衝動を考えると、大切にしなければならないものはなんだろうという再考が始まります。それを進めていくと、実は今、現実に立ち塞がる問題
となる急激なコスト高と性能向上は大切な要因ではありますが、一言で言い切る「性能とコスパ」だけに注視しすぎるのも、果たして解決に向かうものかと思えてくるのです。「人は住まいをどうして建てたくなるのか」と反芻していくと、確かに「性能とコスパ」は立ちはだかる大きな問題なのですが、住まいづくりを根源的な衝動を満たす術だと思えば、整理しなければならないのはもう少し手前の部分かもしれないと思ったりするのです。
「人は住まいをどうして建てたくなるのか」を、もっともっと真摯にそれぞれの立場で考えていかなければならない時代に入ったと私は想います。(おわり)
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例えば、親御さんから譲り受けた土地があるとか、全体コストのうち一定割合は過去に貯蓄した自己資金があるとかこれからはそこからがスタートだと見るべきだと想います。(つづく)
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昨年末に完成しました鯖江市のリノベーションです。
全面的な増改装工事を行いました。
1階の増築と改装部分は同居する家族のゆとりある住まいと改装による住まいの変化をよりよく快適な空間にしました。
2階については大きな部屋15畳の部屋が3つあり、それをオープンな1室にしました。
開放的な空間になるように天井を取り払い木造部分の梁を見せ、天井の断熱をしながら空間を広げ印象的な梁や木造のデザインをしました。
一室になりながらパーテーションによって寝室とリビングを区分けしながら生活の便利さ、空間の美しさを目指しました。
浴室と洗面所あるいはキッチンを設け、ご夫婦が二階だけで生活できるようにしました。トイレなども将来を見据え1坪単位の大きさで居心地よくしてます。
施主様の意向を取り入れながら色彩や照明、壁の色などを決めていきました。
施主様からも大満足とのお声を頂き、感謝いたします!
梁の色、壁の色に変化を与え、住空間をより良くした
階段を上がった先の2階部
2階部のリビング横のテラス
大解放の空間をデザインしたリビング
パーテーションで区切られた寝室。
大きなクローゼット。
リノベーション、リフォームのご相談承ります。
お問い合わせフォームにてご連絡ください。
こちらから → http://www.sugimoto-sekkei.com/contact.html
秀・建築アトリエ株式会社
〒915-0802
福井県越前市北府4-2-3
TEL : 0778-23-5224
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2024年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
昨年に完成した新築住宅のお知らせです!
福井市のN邸ですが、前面の駐車場を広くとって、将来の2世帯の可能性を探りながらプランニングをしました。
外観や内装においても施主様のご要望をとりつつ、デザインは生活が楽しくなるような雰囲気のある空間としました。
家族各々がプライベートとパブリックを調和よく区別できるような空間の構成もしました。
スタイリッシュで重厚感のある外観
ウォークイン式のシューズクローク
シースルー階段のあるリビング
多機能ランドリールーム
ご要望でミッキー、ミニーの壁紙にしたクローゼット
床はブラックでシックなお部屋
新築のご相談承ります。
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こちらから → http://www.sugimoto-sekkei.com/contact.html
秀・建築アトリエ株式会社
〒915-0802
福井県越前市北府4-2-3
TEL : 0778-23-5224
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高嶺の花と書きましたが、なるべくそうならないように、広く皆さんの衝動として住まいづくりは実現できるものとして今後もあれば良いなと思ったりします。ただ、これまでのおひとりひとりが、住まいを建てることができるという時代も、長い歴史から見れば極めて稀有なことで、むしろ、とてつもなく恵まれた良い時代を私たちはこれまで過ぎてきたのかもしれないのです。ここまでを、類まれなく恵まれた時代だと俯瞰すると、これから来る難しいと時代も、甘んじて受け入れるしか無いなと達観しますが、少なくとも、安かろう悪かろうにはもう絶対戻れませんから、私たちはより懸命な、質の向上と少しでもコストダウンできる知恵を両輪として矛盾なく取り組んでいかなければならないのだと思ったりします。
今の所、私の中に明快な公式があるわけではありませんが、仕事の中でも、少しでもという質の向上とコストダウンの検討を繰り返す日々が続いています。例えばいつか経済が浮上して、賃金が爆上がりするとか、将来、長いトンネルの先に光明が見えるのかもしれませんが、一進一退の悪路はしばらく続きそうです。(つづく)
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その上、最近は在宅勤務やオンライン授業などで、自宅滞在時間も大幅に伸びたからなのか、住まいの室内環境に関しての意識が高まるとともに、さらにはエネルギーコストの爆上がりも後押しして、住まいそのものの性能も大きく取り上げられるようになりました。この要因はアップグレードですから、ただでさえ、コスト高が悲鳴をあげそうなのに、ニーズは高みを望み始めているという二重三重のコスト高の住宅業界なのです。
おそらくは、新築住宅は少しばかり高嶺の花という座を手に入れて、全体のパイは今後大きく縮小するのでは無いかと思われます。その上で、性能はもとより、快適性に関してもハイグレードのものが生き残るのは自明のことで、今までの性能がのぞめないハリボテのような住まいは淘汰されるのではないかと思います。来春から、様々な法改正で住まいの性能も加減が定まり、即するように義務化が始まります。ただ、時の徒花として、一時的には基準値ギリギリで省エネを謳ったり、快適を喧伝するようなものが出てくるのかもしれませんが、長期的に見れば、総数は今後激減して、質は上がっていくと見るのが順当な予測かもしれません。(つづく)
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住まいを買うものから、少しずつ紡いでいくようなものにしていくことが、住まいづくりがどんどん難しくなってきている近年の状況の改善へのヒントになるのではないかなと思ったりします。完成品を買って、せっかくとんでもない投資をしたにも関わらず、借り物のように暮らす、あるいは世間一般のいう常識という範疇に囚われて、自身の方を空間に馴染ませて暮らすということにならないように、厳しい時だからこそ考察していくことが良いのではないかと想うのです。
住まいづくりはまさに大きな転換期にあるのではないかと思います。温熱性能に全く無頓着なこの国にあって、私は数十年その改善を望み高性能住宅の普及と実戦に向かってきました。私の行いなど影響はほとんどないでしょうが、想いは幸運にも時流に乗り、来年の性能義務化の法整備、一般の方への認識の普及もずいぶん改善してきたなと実感があります。さて、経済が伸び悩み、コロナと戦争で流通が壊滅的なダメージを受けて、建設コストが急激に上がってしまった今、どうしていくかということを想う時、必ずしも今の方向性だけで良いというわけではないので、自分なりの動きわしていきたいと今想っています。時代が変わる時には、徒花のように突然わっと広まって、すぐ消えていくものも多く散見します。これからが正念場、住まい手のための住まいというものをしっかりと考えていきたいと思います。(おわり)
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そもそもひとの住まいというものが、住宅産業などと言われ始めて、内需の大きな柱になって国が拡大支援するほどの業態になってきたこと自体が異様なものだったのかもしれませんが、それもこれからは一個人の価値観がしっかり育っていけば、それほどの規模でなくてもしっかりと価値あるものを創り出す業界になっていくのかもしれないなと思ったりします。すでに、数的にも余っていて、無理やり量産する必要のない時代なのですから、ここは大きくシフトして、住まいづくりを再構築していくべきなのかもしれません。戦後の数が勝負の時代に住宅メーカーが生まれて業界を牽引してきて、今は数余りですでに必要ないのに、まだまだこの流れを続けようとしている感じが否めませんから、ひとつひとつ変えていくべきかと思います。
住まいは完成引き渡しが終わりで、あとはどんどん目減りしていくという価値観ではなく、むしろ始まりだという感覚が必要かと思います。要するに、消費するとしう経済行為ではなくて、その先もずっと続く育んでいくような感覚の住まいづくりをしていかなければならないのではないかと思います。現代人はあまりにも、消費に慣れすぎました。(つづく)
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