JUGEMテーマ:歌舞伎公演
本日は昼の部鑑賞後、福岡へ戻ります。
ホントに、歌舞伎を観て帰るだけですねぇ〜。
まずは、名古屋のマンホールをご紹介します。
やっぱ、名古屋は“しゃちほこ”だぎゃー
なんで?アメンボ!
「〇八」は名古屋の市章です
小さ目なマンホールの蓋
さて、今日は覚悟しての着物姿。
歌舞伎観劇の際は、雨でも降らない限り着物で決まり。
館内に入って、散歩がてらに「勘三郎さんの目」を探すことにしました。
平成中村座を観劇された方はご存じなのですが
あちこちに「勘三郎さんの目」が・・・あって
計18か所、これは十八世にちなんでの数字なのですが
これがなかなかに難しいのです。
今回はお茶子さん、生徒さんの手を借りて探し始めました。
上演前に館内を歩き回って見つけたのが
この五つ。提灯はほんとうに難しかったのです。
何しろ近視、乱視の上にモチロン!老眼なのものですから。
ちゃ〜んと、手を合わせました。
以上で14個見つけたのですが、ここでGive Up!!
18個見つけた人は、ホント!!偉い。
さて、舞台。昼の部の演目「浜松屋」では七之助さんの“弁天小僧”が眼目。
実は松本歌舞伎で「三人吉三」を通しで見ていて、期待大だったのですが
この方、権高な奥方・最高位の太夫や、やんごとないお姫様や上臈
素敵なのですが・・・弁天はどうしても雷蔵さんの弁天がちらついてしまいました。
松本のお譲吉三はよかったのですが(通しで見るとこんな話なんだ、あまりに酷い運命)
最期は号泣してしまったのです。配役は・・・
和尚吉三・勘九郎、お嬢吉三・七之助、お坊吉三・松也
七之助さんの弁天小僧は美しいのですが、南郷との関係は兄弟と見えるべきで
しかしながらお嬢吉三とお坊吉三は、共に男性ではあるのですが
恋人関係に見えるのです。わかっていただけるか?ですが
そこのところの違いで、七之助さんはお嬢吉三のほうが
仁(にん)にあっている思うのですが・・・。
続いては「身替座禅」、これはこれは楽しく・可笑しく
客席には笑いの渦が・・・いつ見ても楽しい演目です。
帰りもまたバスで下車した「笈瀬通り商店街」で
愛称「かっぱ商店街」GOODESS (女神)
ここはかっぱ商店街なのですね。
まだ明るいうちに小牧空港へ
↑このピンクの飛行機で福岡へ帰りました。
さて、雷蔵さんの弁天小僧ですが『弁天小僧』『女と三悪人』
何度か載せているので
黒川弥太郎さんの日本駄右衛門と
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福岡空港からFDA(Fuji Dream Air Lines)を使って
福岡・名古屋を往復し、名古屋平成中村座 同朋高校公演に行って来ました!
FDA機内からANAのSTAR WARS機を撮る
平成中村座公演は、各地の名城で行われていますが
当方もこれまで「大阪城」「姫路城」「小倉城」公演を観劇しています。
かって名古屋城でも公演は行われたのですが(09年9月と17年6月)
今回は十八世中村勘三郎十三回忌追善公演として
同朋高校体育館で行われることに、実はここでやるのも二回目。
一回目は勘三郎襲名披露興行、2006(平成18)年9月にも行われています。
本日は夜の部を観劇。
風の強い日でしたが、快晴で青空に幟が翻っています。
しかしながら寒い!!
正座椅子の使用禁止ということで、今日は着物を着るのを止めました。
明日は頑張って着物で観劇ですが・・・
名古屋市営空港からあおい交通のバスでJR名古屋駅へ
何と!いまどき交通系ICカードが使えないなんて!
両替しなくちゃいけません。
JR名古屋駅着後にホテルに向かい荷物を預ける
そして、同朋高校へのアクセスを教えてもらいました。
フロント担当の女性が高校至近から通勤しているって!ラッキー
バス停を教えてもらい(笈瀬通りから肝付まで)
30分もかからずに到着しました。
名古屋市営バスを利用したのですが、何と!均一料金で210円。
前から乗って後ろから降りるのですが、どうしても後ろのドアーから
乗ろうとして・・・習慣っておそろしい(苦笑)
到着バス停から通りをはさんで、高校ばかりでなく大学もあるらしい
校門と親鸞聖人像(真宗系の学校)
ドアーオープンまで、しばし周りを写す
平成座名物の「長屋」を見て回り、同朋高校のブースで
同朋高校HPより
三色(白・黒・カーキ)あったのですが、黒をお土産に購入。
真宗の学校らしいキャラクター
体育館での歌舞伎公演。いままでとだいぶ違います。
まず気づいたのは花道が長い。空調がきいてなくて、寒い。
座る前にもわかる「お尻がこれまでより痛い!」
勘九郎さんの佐藤忠信はすっきりしたいい男。
対する源九郎キツネはコミカルな動きの内に切なさも秘めていて
GOOD!何しろか・わ・い・い。
鶴松さんが赤ハナの亀井六郎に意外!虎之介の駿河次郎は悪くない。
そして、藤娘の七之助さんやっぱり立ち姿が美しい。
以前、博多座で玉三郎さんと児太郎さんで見たことあるけど
華やかさでは玉三郎さんに軍配があがるかもですが
溌溂さはこっちがあると思うのだけどね。
終演後、ホテルに帰ってもまだまだ時間ありなのだけど
金曜日に再検査があるので、お酒絶ちの今日・明日。
エスカで焼き魚定食で夕食を済ませ、早めに就寝しました。
さて、雷蔵さんと名古屋といいますと・・・
『万五郎天狗』
尾張藩主徳川継友の弟 徳川万五郎役ですが
映画的には・・・全く推すものがないと言えます。
雷蔵さんだって・・・
━残念ながら余りよかったとはいえないし、題名も感心しない━
(映画ファン56年6月号、想い出はつきず・・・から)
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バレンタインデーの本日、11時開演の博多座・高麗屋親子共演の
舞台を観劇してきました。
今年は、江戸川乱歩生誕130年に
博多座開場25周年というメモリアルイヤー。
乱歩原作「人間豹」より「江戸宵闇妖鉤爪」は
二幕物の長編で、早変わりや宙乗りなど歌舞伎特有の演出を
盛り込みながら、乱歩のフェティシズムあふれる幻想・耽美世界を
描き出した言わば、“乱歩歌舞伎”というべきでした。
一方「鵜の殿様」は
幸四郎さんと染五郎さんの2人が、コミカルな踊りとセリフで
笑わせてくれる楽しい作品。
それにしてもお二人とも、30分間休みなく踊り続けるのが凄い!!
終演後にはバレンタインデーということで
お菓子とサイン入りポスターの抽選会(6名)も、A席ばかりが
当たるのかと思っていましたが、一人だけC席の人が当たり
へぇ〜と思っちゃいましたが、残り5人はA席でした。
舞台から簡単なご挨拶があったのですが、幸四郎さん
やっぱり「半分は博多の人間」とおっしゃるので
またかいな・・・と思うのは当方だけではないと思いますけどね。
さて、雷蔵さんと乱歩・・・ご縁がないようですが
人間豹ならぬ人間に化けた狸・・・ということで(苦笑)
金髪の雷蔵さんと勝新さん
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さすがに3度目の小倉行き、迷いなく平成中村座の小屋へ。
途中見つけたマンホールの蓋
26日(日)まで
場内の大提灯
定式幕に「勘三郎さんの目」
4年前の公演で観ているはずの「小笠原騒動」ですが・・・
よくもまあと嘆きたくなるくらい忘れていました。
13日の公演の席は、竹席で真ん中の真ん中という席でしたが
無理を言って用意していただけた席は、松席で
前から五番目で真ん中よりの端なので、もしかしたら・・・
役者さんが無理無理通っていく席かもと思っていたら
ドンピシャで、すぐ横を通って舞台に上がっていかれました。
本当にありがとうございました!!
大団円の立ち回りが素晴らしい!!
熱演に相応しく、梯子に乗った七之助さんを下から見上げ
次の公演も是非とも観たい!と思いました。
旦過市場の復興・再開発完成に合わせて、また演るというお約束ですから
数年後の公演がまた楽しみです。
お約束のライトアップされた小倉城天守閣をバックに
橋之助さんが出演者を代表してのアンコールでのご挨拶に
三兄弟の長兄の自信とゆとり、自負を感じました。
このまま三人で切磋琢磨して行けば、成駒屋は安泰ですね。
ライトアップされた小倉城を横目に
福岡へ帰りました。
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心配していた「平成中村座小倉城公演」、前々日と前日の公演がキャンセルに
おかげで、当方は13日の夜の公演が見られなかったのですが
15日昼の部は何とか、観劇出来ました。
小倉・京町銀天街、来年の干支「辰」の飾り
マンホールの蓋
平成中村座・小倉城公演
これまで、各地・各城(名古屋・大阪・姫路・小倉)で観劇したのですが
今回は一度、そこから観劇してみたかった「桜席」での観劇です。
「桜席」というのは舞台の真横から観る席で、何と!幕内にあります。
幕開け前の舞台の様子や幕が閉まって、次の幕の大道具・小道具の様子などが
つぶさに覗けます。玄人好みの美味しい席といえます。が・・・
見えないや見えずらい時は、桜席に座った観客全員で
見えやすくなるところギリギリまで移動します。
それで、この席全体の一体感が生まれてきます。
だから・・・松や竹に座った時と違って、楽しいなぁと感じました。
舞台後ろが開くと、急に涼しく(寒く)なります。
「義経千本桜」が終わり
次の「風流小倉俄廓彩」、幕が開くまでの舞台の様子
しばらくして、芸者姿の七之助さんが
長唄囃子連中にご挨拶して、袖に引っ込むところへ
「七之助さん素敵!こっち向いて」と声をかけるも
無視されてしまいました。(笑)
「義経千本桜」は一度、お二人の知盛と典侍の局で観ているのですが
この席だと役者さんを見下ろすことになり、何だか特別観があって
楽しく観劇しました。
終演後に「小倉城」に行ってみました。
入城料は350円
小倉出身、草刈正雄
一度見たかった小倉城キャラクター「とらっちゃ」とネールの共演
「とらっちゃ」の元になった「迎え虎(オス)」
「送り虎(メス)」もあるらしいが、写真はない。
1615(慶長20)年、大坂夏の陣図屏風
忠直を描いている部分
おまけです
「巌流島の決闘」もあり
また、おまけですが
雷蔵さんの方がかなり背が高いのに、上手く撮って
二人の身長差を感じさせませんね。
天守閣最上階にいた「小倉城武将隊」(中央二人は入城者)
しかし、彼らに身に着けている衣装の名称や
自分の演じている役について、詳しい説明を求めるも
期待はずれも甚だしかったので、ちょっとどうかと思いますが・・・
引率者の方が、勘弁してくださいよというビーム(笑)出してて
それ以上の突っ込みは止めましたが、自覚して演じてほしいものです。
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