今日のテーマは画家エドガー・ドガ。
踊り子(バレリーナ)の絵を描くことで有名です。
さてこのドガですが、性格がとても真面目だったそうです。
ドガに対して”真面目さが売り”というイメージは無かったのですが、
知れば知るほど真面目さが分かる、そんな画家です。
今日は皆さんと一緒にドガの生真面目な性格について見ていきたいと思います。
ドガの真面目エピソード、その1
→踊り子を描きまくった
ドガの代表作である「踊り子」
この踊り子を描くことに人生を捧げたも同然、それくらい踊り子を描き続けました。
ある時には舞台裏からの様子、またリハーサルの様子、踊り子の全ての場面を隠すことなく描きました。
そして、実際に作品を描いたのはアトリエ。
舞台で踊る踊り子をその場で描くのではなく、何度もデッサンを繰り返し
アトリエにそれを持ち帰ってからしっかりと描きこんだそうです。
卓越したデッサン力、これはドガ自身の精進の賜物です。
ドガ【バレエの踊り子】
制作年:1890-1900年頃
原画サイズ:72.5×73cm
所蔵:ロンドンナショナルギャラリー
ドガの真面目エピソード、その2
→父と兄の負債を返済すべく、パステル画を大量に描いた
ドガは本当はゆっくり油絵を描きたかったのに、銀行家の父が遺した負債と兄の事業資金を返済すべく
パステル画を大量に描いていたそうです。
きちんと家族が抱えた負債を返済する気概。真面目です。
ドガ【踊り子たち】
制作年:1900-1905年頃
原画サイズ:87.8x65.0cm
所蔵:ポーラ美術館
ドガの真面目エピソード、その3
→印象派展に出展するルールを定めた
印象派の画家たちが作品を出展する「印象派展」。
第1−8回まで開催されましたが、回を重ねるにあたって印象派の枠からはみ出る画家もちらほら。
そういう画家には厳しく出展NGを言い渡す。
それがドガでした。
きちんと印象派を守りたい、そういう性格だったのかもしれませんね。
ちなみにドガ自身は全8回の印象派展のうち7回出展しています。
ドガ【アイロンをかける女】
制作年:1884年
所蔵:オルセー美術館
原画サイズ:76×81.5cm
いかがでしたでしょうか?
ドガは元々裕福な家庭に生まれ育ちました。
前述の通り、パリの銀行家の家の息子です。
しっかりとした教育を受け、大学では当初法律を学びました。
その育ちの良さが、真面目さにつながっているのではないでしょうか。
隠しても隠しきれない真面目さ。
ドガは他の画家たちとぶつかることも多かったのですが、
自分の思うところを貫くあまり、気難しさも相まって衝突が多かったのかもしれません。
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:;
あなたの手の届くところに、肉筆複製画《アート名画館》
アート名画館 http://meiga.shop-pro.jp
楽天店 http://www.rakuten.co.jp/art-meigakan0717
Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/art-meigakan0717
Facebook https://www.facebook.com/artmeigakan/
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
JUGEMテーマ:エドガー・ドガ
今日のテーマはドガの「踊り子」です。
1834年パリ生まれ、印象派の画家エドガー・ドガ。
ドガが踊り子をテーマに作品を描くことは有名ですが、作品のタイトルにその「色」を入れているのも特徴的。
「赤い服の踊り子」などと言ったように、タイトルにその服の色を入れているのです。
それほどまでに、踊り子たちの衣装のカラフルさは目を見張るものがあったのでしょう。
ドガにとって衣装の色もとても大事。
今日はその踊り子たちの衣装の色に着目して、作品を見ていきたいと思います。
<赤>
ドガ【赤い服の踊り子】
制作年:1897年頃
原画サイズ:64.4×50.2cm
所蔵:ひろしま美術館
<黄色とピンク>
ドガ【二人の踊り子、黄色とピンク】
制作年:1989-1900年
所蔵:アルゼンチン国立美術館
<ピンクと緑>
ドガ【踊り子たち(ピンクと緑)】
制作年:1890年
原画サイズ:82.2x75.6cm
所蔵:メトロポリタン美術館
<青>
ドガ【青い踊り子たち】
制作年:1890年
所蔵;オルセー美術館
<青>
<ピンクと緑>
ドガ【踊り子たち、ピンクと緑】
制作年:1894年
原画サイズ:66 x 47cm
所蔵:吉野石膏株式会社
<白>
ドガ【舞台の踊り子】
制作年:1878年頃
所蔵:オルセー美術館
いかがでしたでしょうか?
本当に色とりどりの衣装を見に纏い踊る踊り子たちが描かれていました。
ドガはこの衣装にも魅了されていたのだと思います。
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
あなたの手の届くところに、肉筆複製画《アート名画館》
アート名画館 http://meiga.shop-pro.jp
楽天店 http://www.rakuten.co.jp/art-meigakan0717
Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/art-meigakan0717
Facebookページできました! https://www.facebook.com/artmeigakan/
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
JUGEMテーマ:エドガー・ドガ
絵画ファンの皆さま、こんにちは!
今日のテーマは「帽子」です。
”帽子”がテーマに描かれている作品はとても多いです。
その時代の西洋において、帽子というのは高貴なものの象徴で
素敵な帽子をかぶっていることがステータスにもなっていました。
帽子が印象的な作品もとても多いですよね。
西洋絵画を見ていると、帽子にパッと目がいく作品がとても多いなと思います。
ということで、今日は帽子にパッと目がいくような特徴的な作品をご紹介してきます!
制作年:1855年
原画サイズ:100×110.7cm
所蔵:シカゴ美術館
1834年パリ生まれ印象派の画家エドガー・ドガ。
本作は帽子屋さんで帽子を選ぶ女性の姿を描いた作品です。
座っている女性が、並べられた帽子を手に取り吟味しているように見えます。
制作年:1917年
原画サイズ:55×38cm
所蔵:個人所蔵
1884年、イタリア生まれの20世紀初頭に活動したパリ派の画家・彫刻家アメデオ・モディリアーニ。
この作品に描かれているのは、内縁の妻ジャンヌ・エビュテルヌである。
ジャンヌはモディリアーニが肺結核が悪化し35歳で亡くなったとき、
子供を身ごもったまま21歳の若さで後追い自殺をした。
マティス【帽子の女】
制作年:1905年
原画サイズ:80.65cm×59.69cm
所蔵:サンフランシスコ現代美術館
1869年フランス北部のル・カトー・カンブレジという街に生まれたフォーヴィスム(野獣派)の画家アンリ・マティス。
本作はマティス夫人であるメアリー・パレイルがモデルになった作品です。
この作品を発表したときに色彩表現が激しすぎると批判を受けました。
その時に名付けられたのが「野獣派(フォーヴィスム)」という画派です。
アルバート・リンチ【黒い帽子の若い美しさ】
1860年ドイツ生まれの画家アルバート・リンチ。
本作もアルバート・リンチが得意とした女性の肖像画です。
原画サイズ:55.1×46.0cm
所蔵:ポーラ美術館
19世紀の印象派の代表画家として有名なルノワール。
本作は少女が被るレースの帽子が特徴の作品です。
ルノワール【帽子の女】
制作年:1891年
原画サイズ:56x46.5cm
所蔵:国立西洋美術館
19世紀の印象派の代表画家として有名なルノワール。
この作品はルノワールが描く肖像画で、描かれている女性が着ている
透き通るような服や帽子が特徴の作品です。
ルノワール【帽子をかぶった若い女性】
制作年:1890年
原画サイズ:41×32.7cm
所蔵:個人所蔵
この作品はルノワールが描いた女性像ですが、顔が見えていないことが特徴的です。
ルノワールがこのように肖像画を描いた中でも顔が隠れているの作品は珍しいです。
フェルメール【赤い帽子の女】
制作年:1665-1666年頃
原画サイズ:23.2×幅18.1cm
所蔵:ワシントン、ナショナル・ギャラリー
1632年オランダ生まれのヨハネス・フェルメール。
赤い帽子が非常に印象的なこの作品。この作品には2つの特徴があり、
1つは通常のキャンバスではなく板に描かれていること、そしてもう一つは作品のサイズが非常に小さいことである。
またこの作品はフェルメール「フルートを持つ女」同様にいまだに作品の真偽が問われている作品である。
ルノワール【ピンクと黒の帽子をかぶった少女】
制作年:1890年
いかがでしたでしょうか?
帽子が特徴的な作品はまだまだあります。
この時代の女性にとって、帽子はとても大事なファッションポイントだったことが分かりますよね。
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
あなたの手の届くところに、肉筆複製画《アート名画館》
アート名画館 http://meiga.shop-pro.jp
楽天店 http://www.rakuten.co.jp/art-meigakan0717
Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/art-meigakan0717
Facebookページできました! https://www.facebook.com/artmeigakan/
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:
JUGEMテーマ:エドガー・ドガ
]]>絵画ファンの皆さま、こんにちは!
今日は「色とりどりのドガの踊り子」というテーマでお届けしたいと思います。
バレリーナ(踊り子)をテーマに沢山の作品を描きました。
そのバレリーナの衣装も色とりどりで美しいです。
というわけで、その色とりどりのレオタードを着た踊り子を描いた作品をご紹介したいと思います。
ドガ【青い踊り子たち】
制作年:1890年
所蔵;オルセー美術館
実はドガは、このころにはもうほとんど目が見えなくなっていたといいます。
ドガ【踊り子たち、ピンクと緑】
制作年:1894年
原画サイズ:66 x 47cm
所蔵:吉野石膏株式会社
ドガ【踊り子たち(ピンクと緑)】
制作年:1890年
原画サイズ:82.2x75.6cm
所蔵:メトロポリタン美術館
ドガ【二人の踊り子、黄色とピンク】
制作年:1989-1900年
所蔵:アルゼンチン国立美術館
いかがでしたでしょうか?
色とりどりの踊り子が描かれていました。
ドガはこれらの作品をパステル画で描きました。
パステル画ならではの淡い色彩の表現がとても繊細で美しいですよね。
繊細さだけではなく、肉体の筋肉の表現や躍動感などもきちんと表現されていて、
その辺りがさすがドガだな、と思わせてくれます。
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
あなたの手の届くところに、肉筆複製画《アート名画館》
アート名画館 http://meiga.shop-pro.jp
楽天店 http://www.rakuten.co.jp/art-meigakan0717
Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/art-meigakan0717
Facebookページできました! https://www.facebook.com/artmeigakan/
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
JUGEMテーマ:エドガー・ドガ
]]>
今日はオンライン美術館(ドガ編)ということで、
印象派の画家エドガー・ドガの作品をご紹介していきます。
▪オンライン美術館(ゴッホ編)はこちらから▪
▪オンライン美術館(モネ編)はこちらから▪
▪オンライン美術館(ルノワール編)はこちらから▪
▪オンライン美術館(クリムト編)はこちらから▪
▪オンライン美術館(セザンヌ編)はこちらから▪
1834年フランス生まれの印象派の画家であるエドガー・ドガ。
ドガは”踊り子”の絵を描いたことで有名です。
印象派の画家ですが、画家としての後期にはパステル画にも挑戦し、
柔らかな色合いのパステル画を描くことを確立しました。
ドガ【踊り子たち、ピンクと緑】
制作年:1894年
原画サイズ:66 x 47cm
所蔵:吉野石膏株式会社
本作はドガの代名詞である”踊り子”を描いた作品のうちのひとつです。
画家としての後期に描かれた本作は、油絵ではなくパステル画。
パステルカラーがとても柔らかい印象の作品です。
ドガ【アイロンをかける女〜逆光〜】
バレエの踊り子を描くことで有名なドガですが、実は初期の頃には歴史画や肖像画を描いていました。
本作は当時女性の仕事の中でも過酷だったとされているアイロンがけの様子を描いた作品です。
制作年:1877年
本作もドガが描いた踊り子の様子です。
ドガ【二人の踊り子、黄色とピンク】
制作年:1989-1900年
所蔵:アルゼンチン国立美術館
本作も踊り子の様子を描いた作品です。
バレリーナ達の着る黄色とピンクの衣装がとても美しい印象的な作品です。
ドガ【美術館にて】
制作年:1879–90年頃
原画サイズ:91.8x68cm
所蔵:ボストン美術館
この作品は美術館で作品鑑賞する2人の女性の姿を描いたもの。
ドガ【アイロンをかける女】
制作年:1884年
所蔵:オルセー美術館
原画サイズ:76×81.5cm
本作も上でご紹介した”アイロンをかける女"がテーマの作品です。
古くからアイロンをかけること等の日常生活をする女性は、絵画のテーマとしてよく用いられます。
ドガ【髪を梳く女】
この作品は、女性が体を拭く姿が描かれていますが、
女性の丸みを帯びた体のラインが柔らかく表現されており非常に美しい作品です。
ドガ【競走馬】
この作品が描かれた当時、ドガはよく競馬場を描いていた。
競馬は当時フランスにおいて、19世紀の始め頃に英国からもたらされた娯楽的競技であり、
上流階級の人々の間で流行していました。
いかがでしたでしょうか?
ドガの作品で有名なのは、やはり「踊り子(バレリーナ)」を描いた作品です。
それ以外にも、こんな作品も描いていたんだ!というような発見があれば嬉しいです。
実はいろんなジャンルの作品を描き残していたんですよ!
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
あなたの手の届くところに、肉筆複製画《アート名画館》
アート名画館 http://meiga.shop-pro.jp
楽天店 http://www.rakuten.co.jp/art-meigakan0717
Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/art-meigakan0717
Facebook https://www.facebook.com/artmeigakan/
インスタグラム始めました!:https://www.instagram.com/artmeigakan/
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
JUGEMテーマ:エドガー・ドガ
絵画ファンの皆さま、こんにちは!
今日は画家エドガー・ドガの代表作「踊り子(バレリーナ)」についてご紹介します。
ドガといえば「踊り子」というくらい、ドガを代表する作品です。
「踊り子」の作品を何枚も何枚も描きました。
舞台に立つ華やかな様子だけではなく、リハーサルの様子や稽古の様子など
バレリーナのあらゆる姿を描きました。
今日はドガが踊り子(バレリーナ)を描いた作品をいくつかピックアップしてご紹介していきますね!
ドガ【Pas battu】
制作年:1879年
所蔵:ニューヨーク近代美術館(MoMA)
ドガ【踊り子たち(ピンクと緑)】
制作年:1890年
原画サイズ:82.2x75.6cm
所蔵:メトロポリタン美術館
制作年:1882年
原画サイズ:48.3x61cm
所蔵:J・ポール・ゲッティー美術館
制作年:1877年
原画サイズ: 64 x 36 cm
所蔵:ティッセン=ボルネミッサ美術館
制作年:1989-1900年
所蔵:アルゼンチン国立美術館
いかがでしたでしょうか?
どの作品も躍動感あふれる踊り子が描かれていますよね。
バレリーナ達の着る衣装の色合いも美しいですし、よく見ると筋肉の表現なども力強く描かれています。
さすが踊り子を描き続けたドガ。
華やかな舞台に立つ踊り子の裏の姿までもしっかりと描きました。
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
あなたの手の届くところに、肉筆複製画《アート名画館》
アート名画館 http://meiga.shop-pro.jp
楽天店 http://www.rakuten.co.jp/art-meigakan0717
Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/art-meigakan0717
Facebookページできました! https://www.facebook.com/artmeigakan/
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
JUGEMテーマ:エドガー・ドガ
今日は画家エドガー・ドガが描く踊り子を見ていきたいと思います。
早速ですが、これからご紹介する作品は油絵で描かれたと思いますか?
それともパステル画でしょうか。
当ててみてください!
ドガ【踊り子たち、ピンクと緑】
制作年:1894年
原画サイズ:66 x 47cm
所蔵:吉野石膏株式会社
この作品はドガがパステル画で描いた作品です。
でもよく作品を見てみてください。
踊り子の少女のスカートはとてもふわっとした表現になっていて、
その反面背中の筋肉はとても力強く描かれていることがわかります。
質感の描き分けがうまくできるのがドガ!
柔らかなスカートと、力強い筋肉。
それぞれの表現が素晴らしいです。
普通このような力強い表現をパステル画でするのはとても難しいです。
パステル画は、その特徴として柔かな表現になりがちです。
それなのにドガは筋肉の力強さまでもパステル画で表現しているのです。
それがドガのすごいところ。
とてもパステル画だとは思えない力強さです。
ドガがパステル画の巨匠と言われる所以です。
このドガのパステル画の表現に魅了されたのが、印象派の女流画家メアリー・カサットです。
パリの街角のショーウィンドウでドガのパステル画をたまたま目にしたカサット。
一瞬にして目を奪われたそうです。
そしてドガに一度会ってみたい!と切望していたカサットが
願いが叶いドガに会えたことから二人の画家の親交が始まりました。
ドガとの親交が始まったカサットは、ドガからパステル画を学びました。
そしてカサットもパステル画を得意とし、たくさんの作品を描き残しています。
制作年:1889年
所蔵:東京富士美術館
原画サイズ:59.8×49.5cm
いかがでしょうか。カサットのパステル画も師匠ドガに負けず劣らず美しく描かれていますよね。
「パステル画」という共通点から繋がったドガとカサット。
2人の画家はそれぞれ油彩画もたくさん描き残していますが、
パステル画を描かせたらピカイチな気がします。
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
あなたの手の届くところに、肉筆複製画《アート名画館》
アート名画館 http://meiga.shop-pro.jp
楽天店 http://www.rakuten.co.jp/art-meigakan0717
Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/art-meigakan0717
Facebookページできました! https://www.facebook.com/artmeigakan/
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
JUGEMテーマ:エドガー・ドガ
]]>
今日は画家エドガー・ドガについて見ていきたいと思います。
生きた年代も1834年から1917年で、ルノワールやモネ等と言った
他の印象派の画家たちと同年代です。
印象派と言えば戸外での光を取り入れたデッサンた特徴です。
シスレー、モネ、ルノワール等の画家がこぞって戸外で出かけデッサンをしました。
モネの家があったパリ郊外のアルジャントゥイユに画家たちが皆集まって
そこでデッサンしたのは有名です。
しかしそういう戸外でのデッサンをしなかったのがドガ。
ドガは好んで屋内の様子を描きました。
52歳のときには第8回印象派展にも出展しました。
それでも戸外でのデッサンをしませんでした。
一体それは何故だったのでしょうか?
先に答えから言うと、「肉体の造りを室内で研究したかったから」だそうです。
印象派の異端児とも言われるドガですが、戸外で風景画を描くよりも
人物の造りと言いますか肉体がどのように作られているかを研究し
絵画制作に取り入れることに力を入れていたそうです。
ドガと言えば「踊り子」を主題に多くの作品を描き残していますが
「踊り子」の肉体をどう表現するかがドガにとって面白かったようです。
ドガ【舞台の二人の踊り子】
制作年:1874年
原画サイズ:62×46cm
ドガは踊り子の様子をたくさん描き残していますが、踊り子を描きたかったというよりも
踊り子の動く様子や運動的要素、肉体的要素を絵画にどう表現するかにのめりこんでいたそうです。
また「アイロンをかける女」も同じく、その肉体をどう絵画に表現するかが格好の題材だったそすです。
制作年:1884年
所蔵:オルセー美術館
原画サイズ:76×81.5cm
ドガはアイロンをかける女性たちをモデルにしたかったのではなく、
肉体を描く被写体としてこれらの女性が格好の題材だったと言っています。
そういう発想はとてもおもしろいなと思います。
ドガにとって馬も同じく肉体の構造を研究する題材となったそうです。
馬の絵もたくさん描き残しているドガ。
馬がどのような肉体構造をし、どのように動くのかを作品に描き残したかったそうです。
とにかくドガは肉体の構造を研究して絵画作品に取り入れたかった。
だから他の印象派の画家と同じようには戸外でのデッサンをしなかった。
そういうことだったようです。
なるほど〜、面白い発想ですよね。
印象派の異端児エドガー・ドガらしい発想です。
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
あなたの手の届くところに、肉筆複製画《アート名画館》
アート名画館 http://meiga.shop-pro.jp
楽天店 http://www.rakuten.co.jp/art-meigakan0717
Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/art-meigakan0717
Facebookページできました! https://www.facebook.com/artmeigakan/
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
JUGEMテーマ:エドガー・ドガ
今日は画家エドガー・ドガについてです。
1834年にフランスのパリにて、銀行家の息子として生まれました。
画家を目指したドガは1855年に官立美術学校にて画家ルイ・ラモートに師事し絵画を学びました。
そして、1856年にはイタリアへ留学し古典美術を学びました。
こうやってエリート街道を進んできたドガ。
ドガと言えば「踊り子」ですよね!
バレリーナを主題にして描いた作品を多く残しています。
実はそれと同時に「浴女」をテーマにした作品も多く描き残しています。
意外にも知られていない「浴女」をテーマにした作品を今日はご紹介したいと思います。
ドガ【髪を梳く女】
原画サイズ:61.3x46cm
制作年:1888年-1890年
所蔵:メトロポリタン美術館
ドガ【浴盤(たらい)】
制作年:1886年
所蔵:オルセー美術館
原画サイズ:60×83cm
ドガ【浴槽の女】
制作年:1891年頃
原画サイズ:71.5×71.0cm
所蔵:ひろしま美術館
いかがでしたでしょうか?
この頃のドガが描いた浴女は、女性らしい丸みを帯びた体のラインが
柔らかく表現されており、非常に美しい作品ばかりです。
パステル画で描かれていることもあり、柔らかさがより際立っているように見えます。
ドガが描く「踊り子」とはまたちょっと違った雰囲気の「浴女」たち。
これもまた良いですよね。
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
あなたの手の届くところに、肉筆複製画《アート名画館》
アート名画館 http://meiga.shop-pro.jp
楽天店 http://www.rakuten.co.jp/art-meigakan0717
Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/art-meigakan0717
Facebookページできました! https://www.facebook.com/artmeigakan/
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
JUGEMテーマ:エドガー・ドガ
今日見ていきたい作品はエドガー・ドガが描いた「踊り子」です。
バレリーナの様子をたくさん描いたドガですが、
ドガが画家人生の中で晩年に描いた踊り子の作品を1点ご紹介したいと思います。
ドガ【青い踊り子たち】
制作年:1890年
所蔵;オルセー美術館
1834年フランス生まれの印象派であるエドガー・ドガ。
ドガが晩年に描いた作品です。
ドガはこのころにはもうほとんど目が見えなくなっていたそうです。
そのためか色合いが曖昧というか、いろんな色が合わさってぼやけた感じに描かれていますよね。
それがまた風合いを出していて良いんです!
例としてこの作品より以前に描かれた「踊り子」の作品をご紹介しましょう。
本作よりもはっきりと描かれていることが見てとれると思います。
制作年:1875年頃
原画サイズ:85×75cm
所蔵:オルセー美術館
この作品は1875年に描かれた作品です。
上でご紹介した【青い踊り子たち】よりも15年ほど前に描かれています。
ちなみに同じオルセー美術館所蔵作品です。
この作品はこんなにもはっきりと写実的に描かれていますよね。
全く違う風合いを見せる2作品です。
ドガは晩年に目がほとんど見えなくなっても、踊り子を描き続けました。
こうやって比較して見てみると、とてもおもしろいです!
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
あなたの手の届くところに、肉筆複製画《アート名画館》
アート名画館 http://meiga.shop-pro.jp
楽天店 http://www.rakuten.co.jp/art-meigakan0717
Yahoo店 http://store.shopping.yahoo.co.jp/art-meigakan0717
Facebookページできました! https://www.facebook.com/artmeigakan/
☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*・☆o。:・;;.。:*
JUGEMテーマ:エドガー・ドガ