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ゾイドのゲームでPS版のやつがあります。
一作目はヘリック共和国VSゼネバス帝国、二作目はヘリック共和国VSガイロス帝国です。
このゲームは当時かなりハマった思い出があります。
タクティクス系のゲームとしては、一作目、二作目共に個人的にトップ5に入るほどです。
このゲームってじわじわ人気が出てきたみたいで、今ではプレミアが付いているんだそうです。
確かに面白いんですよね。
シンプルなんだけどやり込み要素があるんです。
グラフィックだって今見るとカクカクしてるんだけど、それでも大型ゾイドの重厚感とか、ライガー系ゾイドの疾走感とか伝わってくるんですよ。
初期の骨ゾイドとか箱ゾイドとかは可愛く見えるし。
ガリウスなんかまんま骨みたいで、下手するとペーパークラフトのようにさえ見えます。
でもそれがいいんですよ、愛着が湧くんです。
強いゾイドが手に入ってからも骨ゾイドを使い続けたりとか。
で、このゲームの最も素晴らしい要素の一つにBGMがあります。
なんていうかこう・・・とにかくカッコいんですよ。
「もっとこう・・・あるだろう!」っていうのを、実際にもっとこうくれる感じです。
マジでくれるんだみたいな。
けっこう不思議なメロディだったり、変わったテンポだったり、特徴的な曲が多いです。
けどこれがピッタリとゾイドにハマっています。
特に二作目の終盤で流れる戦闘曲、最高です!
曲名が付いていないので紹介するのが難しいんですが、すごく上品で、それでいて熱くて、それでいてなぜか涙が出そうになるんです。
この涙が出そうになるって部分は、全ての曲に共通しています。
なぜかグッとこみ上げるものがあるんですよ。
ああ、ゾイドたちが一生懸命戦っているなあとか、この戦いも歴史に埋もれて語られることもなかったりするのかなあとか、後ろ向きじゃない悲壮感が良いんですよ。
決してカッコつけていないカッコ良さがあって、ほんとにゾイドの為にある曲というか、ゾイドの戦いとか世界が伝わってくるBGMばかりなんです。
曲を聴くだけで色々思い浮かびますからね。
野戦だったり、海底での戦いだったり、青空の平原だったり、夜の基地だったり。
ゴジュラスが巨体を翻してダッシュして格闘戦をするシーンとか。
良い曲っていうのは絵が思い浮かびます。
もちろん自分がそのゲームをやり込んでいたからっていうのもあるけど、それでも曲が悪いと絵は思い浮かびません。
アニメ版のゾイドも良い曲が多かったです。
特に「破滅の魔獣」のテーマは絶望感とカリスマを備えたデスザウラーにピッタリの曲です。
良作には良い曲があるもの。
音楽がいいと思い出の良さも倍増しますね。
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ゾイドの世界にはにはたった1機で戦局をひっくり返してしまうとんでもゾイドが幾つかいます。
アニメ版のデスザウラーやセイスモサウルスは今回は置いておきます。
バトルストーリーのゾイドの話です。
その中でも特にヤバいのが旧大戦時のガイロス帝国のゾイドです。
なんといっても特筆すべきはギルベイダーです。
全ての能力においてほぼ最強を誇っており、デスザウラーやマッドサンダーでさえ足元にも及びません。
飛行速度マッハ4、無補給で大陸間の往復が可能、単独で大気圏の離脱と突入が可能。
マッドのシールドと装甲を易々と切り裂くビームスマッシャーを4基も装備。
デスザウラーを一撃で倒したデッドボーダーの重力砲も4基装備。
ゾイドを内部から熱で溶解させてしまうツインメーザー砲、その他武装多数です。
また飛行形態から地上形態へと体勢を変えることも可能で、大きなチタンクローで格闘戦もこなします。
それとマッドを掴んで飛び上がるほどのパワーも有し、装甲もデスザウラーと同等かそれ以上と思われるほど硬いです。
こいつに勝てるのはキングゴジュラスだけで、しかもそのキングゴジュラスにダメージを与えた唯一のゾイドでもあります。
しかもこの性能で量産機。もはや悪魔を通り越して魔王です。
共和国最強はキングゴジュラス、帝国最強はギルベイダー。
ゆえにこの二体は今でもなおあらゆるゾイドの上に君臨し、最強の機体として認知されています。
しかしながらこの二体が凄すぎるがゆえに、その陰に霞んでいる化物級のゾイドがいます。
それはガンギャラドです。
こいつは帝国製のゾイドで、対オルディオス用に開発されました。
一言で表すならギルベイダーの弟分。
体格も性能もギルベイダーより劣りますが、俊敏性だけは勝ります。
ギルベイダーは相討ちとはいえオルディオスに落とされました。
あらゆる面でギルの方が上だったんですが、俊敏性だけはオルディオスに分があったんです。
低い勝率の中、凄腕のパイロットがどうにか相討ちまで持ち込んだので、オルディオスはそれなりのインパクトがあります。
とはいっても断然ギルの方が強いんですが、帝国としては万が一を考慮してギルを下げました。
共和国が上手く情報戦を展開して撤退させたのが真実ですが。
そこで帝国が開発したのがガンギャラド。
ギルの弟分のこの機体は、ギルをそのまま小さくしたかのようなドラゴン型ゾイドです。
性能もまんま廉価版のような感じで、これは対オルディオス用として俊敏性と量産コストを考慮した結果です。
ちなみにビームスマッシャーは持っていません。
搭載する案もあったようですが、生産コストを考慮してハイパー荷電粒子砲という武装に変更されました。
こいつはデスザウラーと同等の威力の荷電粒子砲を連射できるという優れものです。
しかもレーザーやビームなどの光学兵器を反射してしまうアイスメタルプロテクターというのを六つも搭載しています。
マッハ3.7という飛行速度に加え、低空を這うように飛び回り、名刀さながらの翼で敵を切り裂くという、空戦ゾイドならではの格闘もこなします。
もちろんギルと同じく地上形態に体勢を変えられます。
・・・で、このガンギャラドがどう活躍したかというと・・・・。
基地へ迫ってくるマッドサンダーを撃破し(基地のエネルギーを借りてですが)、反撃に打って出たあとはオルディオスを撃破し、続けてゴジュラス部隊を壊滅。
しかも小型で小回りも利くので、突撃、空爆、拠点防衛、ドッグファイト、地上戦などなど、幅広いを通り越した正にオールランドな運用が可能です。
私は思うんですが、本当の意味で共和国を追い詰めたのはこのガンギャラドではないかと。
この機体が登場してから、もう本当に成す術なく共和国は追い詰められました。
対空戦が苦手で動きが遅いマッドは的にされてしまうだけだし、頼みの綱であったオルディオスはほぼ完封されてしまうし。
ゴジュラスももはや何の戦力にもならない状態。
そりゃあ共和国もキングゴジュラスを生み出しますよ。
地球のテクノロジーを総動員したゾイドなんて禁忌と分かっていても、それをやる決断をさせたのはギルに加えてギャラドが登場したからだと思っています。
ギルとギャラドが組めば、新旧のバトストの中でも勝てるゾイドなんていません。
唯一キングゴジュラスを除いて。
そういう意味では、真に共和国を追い詰めたのはやはりギャラドの登場だと言えるでしょう。
旧大戦末期のゾイドは好みが分かれます。
強さならギルベイダーが帝国最強だと認める人も、好き嫌いでいえばデスザウラーを支持する人の方が圧倒的に多いでしょう。
オルディオスだってあのファンタジックなデザインが受け付けない人がいます。
となればガンギャラドってもっとファンが少ないんですよね。
でも私は好きです。
いくら大雑把でファンタジックなデザインと言われようが、旧大戦末期のゾイドにはそれなりの魅力がありますから。
だからギャラドやオルディオスをどうかアニメに登場させてほしい!
ギルやキンゴジュが無理なのは分かります。
この二体にアニメ補正を掛けてしまったら、破滅の魔獣どころの騒ぎではなくなりますから。
そんなのもう惑星Ziの崩壊待ったなしです。
強すぎるがゆえにアニメに登場させてもらえないんですよ。(ギルは一応登場しているけど大昔の回想シーンのみ)
けどギャラドならどうにか行けるんじゃないかと思っています。
ブレードやゼロやジェノブレやフューラーのような人気機体になれないのは分かっています。
けどもうちょっと光を当ててあげてもいいんじゃないかと。
温故知新、新しい物だけを求めるのが正解とは限りません。
ギャラドやオルディオスが登場したら、それはそれでアニメに新しい風をもたらすんじゃないかと思います。
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今でも根強い人気を誇っているゾイド。
私も大好きなんですが、昨今のゾイドを見ていて一つだけ不満があります。
というのも、例えばエース級のパイロットが乗るゾイドはカッコイイのが多いんですよ。
ブレードライガー、ライガーゼロ、ジェノブレイカー、バーサークフューラー。
あと大型ゾイドもカッコイイのが多いです。
セイスモサウルス、ゴジュラスギガ、ゴジュラス・ジ・オーガ。
主役に据えてもなんら遜色ない名機たちです。
時代が進むにつれてカッコイイゾイドがどんどん増えています。
だがしかし!
一般兵が乗るようなゾイドはどうか?
イグアン、モルガ、ゴルドスなど、昔のゾイドには名機がたくさんいます。
ウォディックなんて芸術的なデザインだと思います。
ただの魚じゃん!なんて思ってはいけません。
ただの魚に見せかけて、これほどデザイン性の高いロボットが他にあるでしょうか?
ゾイドって素材を活かすのが上手いんですよ。
恐竜や猛獣は元々かっこいいデザインをしています。
闘牛なんかもそうですね。
けどそれをただロボットにしたって意味がありません。
だったら元々の動物の方がカッコイイじゃんってなるからです。
やっぱり素材を活かすデザインが秀逸なんですよ。
そういう力をトミーは持っているんです。
だったらそれをエース級のゾイドや主力級のゾイドばかりに向けるんじゃなくて、モルガやウォディックのような一般兵が乗るゾイドで素晴らしい機体を考案してほしいです。
モルガって今でも人気です。
とても古いゾイドなのに普通にアニメに登場しますからね。
そりゃあ強さだけでいったらかなり下の方です。
けど足軽的な役割としてはこれ以上の機体はありません。
世代が変わっても普通に使い続けられるゾイドこそ真の名機です。
そしてそういったゾイドを生み出すことが一番難しいんだろうと思います。
特別なことよりも、普遍的なことを生み出す方が難しいのと一緒です。
マッドサンダーが一線から引いても問題ありません。
セイスモサウルスが無敵じゃなくなっても問題ありません。
けどモルガに変わる足軽兵が登場してきたら、これはゾイド界の革命ですよ。
よくよく考えればイモムシをロボットにしようって発想がすごいです。
しかもすごく洗練された完成度の高いデザインをしています。
私が億万長者なら一台欲しいくらいです。
ガンダムでもそうだけど、エース級の機体だけでは世界観は成り立ちません。
周りを埋め尽くす一般兵が乗る機体こそが、世界観を根っこで支えているんですよ。
カノントータスとか今でも面白いゾイドだと思いますし、アイアンコングのちっちゃい版みたいなハンマーロックも大好きです。
そういったゾイドがもっともっと増えれば、さらにゾイドの魅力が増すんじゃないでしょうか。