JUGEMテーマ:ディズニー=ピクサー
2月22日の続きです。
ディズニーのリトルゴールデンブック「おしゃれキャット(The Aristocats)」の中身をちょこっとお見せします。
舞台はフランスのパリ。
猫のダッチェスとそのこどもたちは裕福な老婦人のもとで、何不自由なく楽しく暮らしていました。
しかし、老婦人が財産をダッチェスたちに残すよう遺言書をつくったことを知った執事の悪だくみによって、ダッチェスとこどもたちは見ず知らずの土地に捨てられてしまいます。
そんなとき、風来坊でノラ猫のオマリーに出会います。
オマリーに助けられながら、ダッチェスたちはパリのお屋敷にもどろうとします。
ダッチェスたちはぶじにパリに帰ることができるのでしょうか?
日本ではマリーちゃんの方が有名ですが、エレガントながら気丈なお母さんでもあるダッチェスがすてきです。
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ディズニーには、いろんな動物のキャラクターがいますが、ねこは案外少ない。
その理由はまたの機会に考えたいと思いますが、数少ないディズニーのかわいいねこちゃんのリトルゴールデンブックを紹介します。
「おしゃれキャット(The Aristocats)」
同名のディズニー映画(日本では1972年に公開)から書籍化されたもので、原題は「The Aristocats」。貴族という意味の単語、aristocrat をもじったようです。
絵本を読むと物語は起伏があっておもしろいし、ダッチェスのお母さんらしい気づかいや風来坊のオマリーとジャズミュージシャンの猫たち、悪役の執事も含めキャラクターの造型もしっかりしています。
日本では映画の人気があまりなかったというのが不思議。
ストーリーはいわゆるおとぎ話的ではなく、割と現実味のある設定です。そんなことから、ディズニー作品としては少し異質と受け取られたのかもしれません。
ディズニーのキャラクターで猫ってめずらしい上に、ダッチェスはエレガントな大人。
だからこそ、ちょっとおてんばでキュートなマリーちゃんとの対比がきいていて楽しいです。
ダッチェスがマリーをエレガントなレディ(aristocats)にしつけようとする場面がいいです。
内容については、次回ご紹介します。
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ドナルドダックと三つ子の甥っ子たちのハロウィンにまつわるファンタジックなお話です。
「ドナルドダックと魔女(Donald Duck and the Witch)」。
ドナルドダックのお話といえば、ドタバタコメディが多いですが、ディズニークラシックスのタッチが残るこの絵本は色使いもシックでファンタジックな仕上がりです。
ハロウィンのランタン用のかぼちゃを収穫した帰り、空に不思議な影をみつけました。
三つ子たちは「魔女だ!」というのですが、ドナルドは「そんなものいるはずがない」とまったくとりあいません。
絶対に魔女はいると思い込む三つ子たちは魔女らしき影が消えた家をめざしました。
その家に着くと、やっぱり、そこには魔女が!
三つ子はすっかり魔女となかよくなります。
なんとかしてドナルドおじさんに魔女の存在を認めさせたい三つ子たちはある作戦を考えました。
魔女の仮装をして、「トリック オア トリート!」と言いながら、ドナルドの家へ。
なんだか、ヘン。三つ子が4匹!?
そう、ホンモノの魔女がまじっています。
このあと、魔女と三つ子はむりやりドナルドを魔法のほうきに乗せ、魔女の館へつれていったのでした。そこでは、楽しいパーティの用意ができていました。
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昨日の「ミッキーマウスと宇宙船(Mickey Mouse and his Space Ship)」、希少本ですが、リトルゴールデンブックの中でも かなりの珍品かも。
というのも、この絵本のインプリント(奥付)部分を写した上の画像の一番下の行をよーく見て(ちょっと不鮮明です、スイマセン)。
"Printed in Japan by the Toppan Printing Company Ltd." とあります。
Printed in Japan ということは…、そう、日本で印刷されたんです。
今回ご紹介している版はオーストラリアで発行されたものですが、1970年代はじめごろまでのオーストラリア版のリトルゴールデンブックには日本の凸版印刷= the Toppan Printing Company Ltd. によって印刷されたものが少なくないのです。
凸版印刷さんは、今や、社名から「印刷」がなくなり「TOPPAN」となられました。うーん、感慨深い。
そのほとんどがシンガポール工場で刷られたようで、Printed in Japan はごくわずかしか Tote は見たことがありません。
日本で印刷されてオーストラリアの誰かの手に渡り、再び 日本へ(この間、何十年!?)帰ってきた絵本です。
おかえりなさい。
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リトルゴールデンブックには宇宙ものもあります。
アメリカはSFファンが多いからかな。
そんななかでも、本日紹介するのはディズニーの希少本。
「ミッキーマウスと宇宙船(Mickey Mouse and his Space Ship)」。
ミッキーとドナルドが月に行くお話ですが、この絵本のコピーライトは1953年。
アポロが月へ行った10年前に作られているんです。
最初に月に行った者に賞金が出ると聞いたミッキーマウスとドナルドダック。
2人でコツコツ、月へ行くための宇宙船を作りました。
ドナルドがグーフィに月へ行く話をしたのをヤマネコのピートが盗み聞きしていました。
ピートに宇宙船を盗まれてしまいますが、なんとか取りもどして月へ。
月世界旅行を楽しむミッキーとドナルド。
この絵本が作られた当時のアメリカはSF黄金期。すぐれたSF映画がたくさん作られました。
化学考証は今の方が当然ながらきっちりしていますが、50年代のSF映画はもっと夢とロマンにあふれていたように思えます。
この絵本には、そんな時代の匂いが感じられます。
続きます。
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あしたはイースターらしいです。
それにちなみ、数あるうさぎのリトルゴールデンブックの中でも Tote が最高傑作と思っている作品がこちら。
「グランパ・バニー(Grandpa Bunny)」。
ディズニーの短編アニメーションをもとにした絵本ですが、あのメアリー・ブレアがディレクションした作品です。
1951年に初版が発行されて以来ほとんど再販されていないようで、非常に貴重な絵本なのですが、現在はその初版が再入荷しています。
内容はシンプルですが、涙腺が崩壊するほど感動的。
他の版になりますが、以前にご紹介しておりますので、ご覧ください。
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3月23日の続きです。
お豆のように小さな小さな ぞうさんのゴライアス・ジュニアのお話です。
自他ともに認める象のリーダーであるお父さんは、「象は大きく強くなくては意味がない!」という考えの持ち主。ジュニアのことを少しうとましく思っていました。
一方、お母さんはいつもやさしくて「あなたには、あなたの良さがあるのよ」と言ってくれます。でも、いつまでも赤ちゃんあつかいされるのが、ジュニアには少しご不満でした。
ある日、お父さんを先頭に象さんたちが行進していると、なんとねずみが!
象は ねずみが大の苦手なのです。
りっぱな体格の象さんたちが ねずみをこわがって、みんな逃げ出しました。
そんななか、1匹だけで ねずみと勇かんに戦ったのが、ゴライアス・ジュニアでした。
サイズ的にちょうどいい感じ?
もちろん、このあとジュニアは象の英雄になりました。
躍動感あるタッチがいいですね。
この絵本のイラストレーターさんに関しては、また後ほどお話ししたいと思います。
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めずらしいディズニー作品のリトルゴールデンブックです。
「豆ぞうの冒険(Goliath II)」。
小さな小さな ぞうさんのお話です。
1960年公開のディズニーの短編アニメ「Goliath II」が元になった絵本。
日本でも過去に絵本が発行されていたようで、日本語のタイトルはそちらにあわせています。
吹き替え・字幕問わず日本語の映像を まだみつけられていないのですが、中身を見ると、なかなか良い作品です。
ディズニーの短編アニメには、長編に負けず名作が多いですからね。
原語のタイトルを直訳すると「ゴライアス2世」もしくは「ゴライアス・ジュニア」といったところでしょうか。
なかなか、イカツイ名前ですが、ゴライアスはこの子象のお父さんの名前です。
お父さんは森の王と呼ばれるほど、象の仲間の大きく強いリーダー的存在。
でも、その息子のゴライアス・ジュニアは体高わずか5インチ(12〜3センチくらい)の小さな小さな ぞうさん。
彼は、象としてりっぱに生きていけるのでしょうか?
内容について詳しくは次回ご案内します。
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「Mickey Mouse Goes Christmas Shopping(ミッキーマウスのクリスマスのお買い物)」。
70年近く前に発行された古い希少なリトルゴールデンブックです。
ミッキー、ミニーとミッキーのおいっ子、モーティーとフェルディーがクリスマスのお買い物に出かけます。
ドナルドダックのおいっ子の方が日本ではよく知られていますが、このミッキーのおいっ子たち、アメリカの絵本やコミック(特に古いものの方が多いかな)にはよく登場します。
この絵本では、どちらかというとこの子たちの方が主役って感じ。
クリスマスでうきうきする街へ出かけるミッキーたち。
デパートでミッキーたちが買物するあいだ、決められた場所で待っておくようにいわれたモーティーとフェルディーですが、勝手にあちこち動きまわり疲れてうたたねしてしまいます。
気がつくと、デパートはもう閉店していて…。
そこで、2人(2匹?)が出会ったのは...!
やさしいサンタさんがモーティーとフェルディーをミッキーたちに無事 引き渡してくれました。
おいっ子たちががデパートではしゃぐ場面ではアメリカのクリスマス前のショッピングモールの熱気が伝わってきます。
一転、灯りが消えた閉店後の2人の心細そうな様子がなんともいえません。
Tote もこどものころ、親につれられて行ったデパートやスーパーでお店が閉まったあとはどんななんだろう?とよく思ったものです。もし、閉店後の店内にひとり取り残されたらどうしよう?とか(そのときはお布団売場で寝よう!と考えたのでした)。
この本の商品情報はこちらです。
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「ドナルドダックと魔女」のちょこっとおまけ。
ドナルドダックには親せきがいっぱいいて、スクルージおじさんをはじめ、みんなキャラが濃いですよね。
この三つ子の甥っ子たちも、そう。
小ちゃくてかわいいんだけど、いたずら者。スクリーンや絵本の中を縦横無尽に走り回って、今回のお話のようにドナルド顔負けの活躍をすることも。
この子たち、ドナルドの親せきの中でもスクリーンデビューは早く、1930年代から登場しています。ダックテイルズ(DuckTales)のシリーズでは、スクルージおじさんとともに主役をはっています。
ところで、それぞれの名前をご存知ですか?
ヒューイ(Huey)、デューイ(Dewey)、ルーイ(Louie)です。
3匹そっくりなんだけど、どうやって区別するんだろ?
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