スポンサーの方や、友の会に方には、案内状が届いていると思います。
先行販売は、4月10日までになりますので、よろしくお願いします。
現在友の会の会員でない方でも、4月10日までに入会していただければ、購入していただけます。
一般販売は、5月10日からになります。
江戸前の洒脱な狂言が楽しみです。
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野村萬斎の解説に始まり、
萬斎の長男野村裕基が務める「雷(かみなり)」、
萬斎が太郎冠者を演じる「釣針(つりばり)」です。
「雷」は、藪医者が東国へ下る途中、突然夕立が起こり、落ちた雷が、腰を打ったから治療しろという狂言らしいお話です。
「武悪」の面を着けたいかめしい雷ですが、藪医者の針に七転八倒する様には愛嬌すら漂います。
「釣針」は、独り身の主人と太郎冠者が、西宮戎で、釣針で妻を釣るようにお告げを受けます。
主人の代わりに次から次へと女たちを釣り上げる、太郎冠者の洒脱な舞が見どころです。
いつものように、江戸前の洒脱な狂言を見せてくれると思います。
チケットの発売などは、これから決めていきますが、例年のように、友の会の会員の皆さんから先行販売をしますので、この機会に友の会へのご入会もお考えください。
何か決まれば、そのたびに報告しますので、よろしくお願いします。
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あけましておめでとうございます。
今年は、元日から、地震や事故で、何とも重苦しい年初です。
南海トラフ地震も、いつ起こっても不思議ではないので、他人事とは思えません。
能登半島地震により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今年も1月14日(日)の「高津子山を桜の山に」の作業から始まります。
「第25回和歌の浦万葉薪能」は、10月13日(日)。
その他も例年通りの行事の予定ですが、8月7日(水)に、2年ぶりに「野村萬斎狂言会」を開催することが決まりました。
詳細が決まり次第、お知らせさせていただきますので、楽しみにお待ちください。
2月18日(日)に通常総会を開き、今年の計画が決定します。
いろいろな方面でのご協力も、これからも何卒よろしくお願いいたします。
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演目やチケットの売り出し日等、詳細は未定ですが、またあの声が聴けます。
颯爽とした江戸前の狂言を楽しめます。
決まりましたら、逐一お知らせします。
今回も、友の会会員の方には、先行販売があります。
よろしくお願いします。
]]>ひさしぶりに早稲田大学に行きました。演劇博物館で「没後130年 河竹黙阿弥―江戸から東京へ―」が開催されています。柴田是真の親友でもあった黙阿弥の展示ですのでどうしても見たいと思いました。是真の摺物もあります。床には東京の震災地図もあり、当時の時代感が伝わってきます。
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「泥棒を捕えて縄を綯う」という諺を、そのまま舞台上で演じるものです。
体育館だからか、時々声が響いて聞き取りにくい場面もありましたが、客席では、いつものように笑い声が起こっています。
次は、観世流能「敦盛(あつもり)」です。
10代半ばで命を落とす、笛の名手で美少年の悲劇の公達敦盛と、その敦盛を手にかけた痛ましさに無常に感じ、今は出家して連生法師となっている熊谷次郎直実の物語です。
静かに始まった前場、間狂言。
後場では、敦盛の霊が、戦の場面を再現していくクライマックスに向って徐々に高まり、最後は、笛、小鼓。大鼓も一体となって、九郎右衛門さんが、迫力のある舞を舞います。
それが次第に静かになり、連生法師に回向を頼んで消えていくまで、一気に見せてくれました。
観客の皆さんも引き込まれたように観ています。
どこを切り取っても、一枚の絵のような舞台でした。
この舞台を、潮風に吹かれながら、篝火の下で観られたら、素晴らしかっただろうなと思います。
来年は、野外特設ステージで実施できますように。
第一部は、能楽ワークショップの発表です。
4才から14才の子どもたちが、練習してきた仕舞を披露します。
着物を着て舞う子どもたちに、客席からは、「可愛い〜!」という声がとんでいます。
終わった後、子どもたちに「上手にできた?」と聞くと「バッチリ〜!」という声が返ってきました。
和歌山大学の学生たちの連吟も、太鼓ワークショップの発表も、揃ってうまくいったようです。
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第24回和歌の浦万葉薪能は、10月8日(日)に、雨のため健康館アリーナでの開催になりました。
一昨年まで、22年間ずっと屋外で実施できたのですが、2年連続で屋内での実施です。
第1部の能ワークショップに出演する子どもたちも、「外でしたかったなぁ」と言っていました。
万葉館の一階のフロア全面に、ブルーシートを敷き詰めます。
ブルーシートがずれないように、しっかりと床面と接着します。
ブルーシートにモップを掛けます。
次に椅子を運び出して、並べます。
別の部屋では、能ワークショップに出演する和歌山大学の学生にも手伝ってもらって、お渡しするプログラムやチラシを用意しています。
60人以上の方が手伝ってくれているので、割合早く終わります。
屋外で実施する時は、テントや椅子、机などもトラックで何往復もして、すべて運び出して設置しないといけませんが、その点は楽でね。
舞台では、最後の設えをしています。「万葉薪能」の提灯もかけます。
揚幕が使えないので、役者が出るところがはっきり見えないように隠します。
目付柱や橋掛かりの松も設置します。
舞台が出来上がると、能ワークショップと太鼓ワークショップの最後のリハーサルです。
前夜、宮崎での公演を終えた九郎右衛門さん一行は、事務局の木村屋旅館で昼食を摂って休んでいるので、挨拶にも向かいます。
それぞれが、それぞれの役割を果たしているうちに、準備が整ってきます。
午後3時、舞台で場当たりが行われている頃、お客さんが並び始めますので、お迎えする準備に入ります。
大勢並んでいただいたので、午後4時の開場より少し前に入場を開始します。
さぁ、始まります。
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前日から、アリーナでの開催も視野にいれて準備していましたし、昨年に続いて2回目なので、少しは慣れています。
でもやはり、潮風に吹かれながら、篝火の下で、実施したかったですね。
能楽ワークショップに出演した子どもたちも、「外でしたかったぁ」と言っていました。
でも、とにかく無事に開催出来てよかったです。ありがとうございました。
詳しい報告は、また後ほど。
和歌山新報が、その記事を掲載してくれています。
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野外ステージとアリーナ、両方に舞台を設置していましたが、アリーナで開催することにしました。
薪能なので、野外で、篝火の下、実施したいところですが、仕方ありません。
昨年の第23回もアリーナでの開催でした。
それまでの22回が、すべて野外で開催できたのは、本当に運が良かったんだなぁと感心しています。
さて、アリーナのステージを片付けて舞台を作り、子どもたちのワークショップのリハーサルも、アリーナで行いました。
小さい子どもたちは、体育館を駆け回って喜んでいます。
入口からブルーシートを敷くので、土足のまま上がっていただきます。
そしてすべて椅子席になります。
行き届かない所もあるかと思いますが、よろしくお願いします。
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