JUGEMテーマ:エレクトリックギター
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PRS SilverSky
2018年にJhonMayerモデルとしてカタログモデルとなった
当初はPRSの作った変てこなヘッドデザインに無理やり取り付けた様なミスマッチなストラトボディーに
まるでシニアに向けたのかと思えるジジくさネーミングのSilverSky
最初見た時はダサっ名前も.........全く興味無しでした
実際市場でも評価は分かれていたようでした
しかし人間は現金なモノ
渋谷でSEが79800円!で売られていて思わず買ってしまいました
ドラゴンフルーツ・レッドカラーのモデルを夜中に見たyoutubeでトモ藤田氏は大絶賛していた
その翌日現実に飛び出してきたようなSilverSky SEとの出会いだった
冒頭でヘンテコだとか散々言っていますが実物は結構カッコよかったんです
買ったのが2023年の話なんで5年間見慣れてくるとよく思えてくるという
これもギターあるあるですね
思うにFenderとGibsonによってあらかたギターデザインは確立されほぼ全て網羅されている
これってすごい事です
この2社が2台巨頭と言われる所以ですが
未だにそこから出られていないのが現実
そして第3ブランドとしてPRSが1980年代から出てきましたが
ストラトとレスポールを融合したデザインなどと言われてきました
どうしてもFenderとGibsonを原器とした比較になります
ギターデザインにおいてそれほど完成されているデザインをこの2社がおよそ80年前に開発したわけで
いきなりチャレンジングな事をするとギターエスタブリッシュメント達からは酷評されるのがこの業界の常です
そしてその後に続いているモデルも現実いくつかはありますが
なかなか生き残りは大変な世界ではあります
そんな中においてPRSはCustom24はじめSinglecutモデル等
FenderGibsonデザインからインスパイアされそこに絶妙な解釈変更加えて成功を収めてきました
今回のSilverSkyはまんまストラトボディーに禁断の異形ヘッドを組込んでしまったわけです
今の時点ではわかりませんがこのヘンテコヘッドとストラトバディーの未来はどうなるんでしょう
今年6年目に入りますが2022年に廉価版のSEの投入でじわじわ広がっているように感じます
さらに数年後には残っているんでしょうか........
試奏もせず買うのが私の癖というか流儀
ガッツリ握ってネックの具合が良ければそれでよしです
あとは実際に所有すればじっくり対峙して見極めるのみです
実際SEは軽量でネックの具合もよく
全てにおいて馴染みが良く良いギターの予感がしました
騒がしく自分の部屋より広い店内で使った事も無いアンプ使って数分弾いただけでは良さがわかりませんし
所有してみないと良さはわかりません
実店舗で商売されてる方からしてみればふざけるなと思われるでしょうが
ネットで最安値を探して買うというケースが大半です
ネットでギター購入をネガティブにいう方もいらっしゃいますが
店頭でいくら吟味して買っても不具合や問題が出たケースは普通にあるんでどちらで買っても同じなので最早どこで買うかは気にしません
店頭で調湿調温された環境から自宅に来れば木材は一気に変形が進みます
楽器店では工場出荷状態を維持しているだけで
ましてや弦を緩めたまんま展示され一定時間張力が掛かった状態でどうなるのかなるのかなど一切わかりません
手元に届いてから一気に緊張が始まり歪み始めるのがギターの宿命でしょう
そんな思想を持つ私ですから
買う時はまずは見た目第一です、次に重量.........ここで3.9kg以上は私に弾かれます(重いとライブでは疲れちゃうので)
それでOKなら金払って拉致して連れ帰るだけです
数日かけてネックや木材の遊び(歪み)を開放して
キッチリネック反りと弦高をバッチリあわせてそこから試奏に入ります
これからほぼ2週間ほど私に弄りまくられ週末のバンドで酷使されて(それほど酷使しませんけど)
そこで生き残ったものだけがレギュラーの地位を獲得できるのです(笑)
偉そうですね........ははは
SEはこれを見事にPassして現在も私の手元にあります
廉価なSEを入手するもあまりの完成度満足度の高さにCoreモデルはどうなのよ?
ということである日いきなりの浪費症の発症でした
*SilverSkyモデルはPRSではCoreモデルとは呼んでいませんけど
SEとの比較に当たってあえてCoreモデルと呼びます
早速ネットで検索する
ネットの普及によって24時間いつでも
思い立った時にウィンドウショッピングできる時代ってすごいなぁ......
いくつか出品ありますが
結構PRS全般は品薄状態みたいで
SEシリーズはそこそこあってもCoreモデルは少なかった
SilverSkyもデジマート内でも30本くらいと少量です
ローズネックモデルは軒並み398000円で各社談合中で
不人気なのかはたまた円安値上げで売れていないのか
そこんとこは全くわかりませんけど
メイプルネックモデルを在庫処分気味で新古扱いでかなり安く数本が出ていました
そのうちあと2本しかないGoldモデルをget致しました
左coreモデル 右SE
SEモデルでも他の種類に比べて結構高級感が半端ないのがSilverSkyモデル
ステージ上でも軽量で使いやすく
サウンドもストラトよりパワフルで非常に扱いやすい
ネックはPRS全般に言える事だが非常にいいネック
トレモロも廉価版だからと2点支持という事だが
ボルトの本数分だけで廉価なんだといいたいのであればそれは間違っている
チューニングも安定しておりfenderの2点支持ユニットと遜色ない安定感あるトレモロユニットだ
アームは差込式でブラックシリコン封入されていて細いレンチで位置と硬さを任意に調整可能
ロック式チューナではないがチューニングが狂ったことは無い
指板R8.5も不満のない所
10万切って購入で来るのなら迷わず即手に入れて欲しいPRSギターだ(別に10万超えててもいいですけど)
さてCoreモデルです
入手したのが2021年モデルなのでラッカー塗装に変更されたのが2019年以降のものという事
ラッカーだからどうという事もありませんSEはポリです
なぜにギター好きはラッカー塗装と聞くだけでドキドキしてしまうんでしょうか
しかしラッカーだろうとポリだろうとも質感は全く変わらない雰囲気
ボディー形状は全く寸分違わずそのまま一緒
ピックガードもよく比べて見ても使い回しが出来るほど
ビスの穴から形状から全く同じです
唯一違うのがカッタウェイの一番深いところの面取りの処理の角がSEは立っているのに対して
Coreモデルでは緩く平たくなっているところが違います
しかし弾きごごちに影響はありません
メイプルモデルはsatin仕上げの為ローズウッド並みにスムーズな運指が可能です
市場で少し安めな分お得感あるのでお勧めできますね
唯一の違いがトラスロッドカバー形状と落とし込み加工の有無だけ
Coreモデルのトラスロッドカバーが小さくてカッコいい
SEロゴが無いだけで高揚感が出るのは何故に.........
自分ってやっぱりステレオタイプな人間なのを痛感する
言ってみればそれだけの差とも言えるほど価格の差を感じられないモデルと言えそう
落とし込んであって手が込んでいます
チューナはPRSロックタイプ
SEはCustomシリーズの形に無塗装グレーの非常に安っぽいカバー
ここは手に入れた時から超絶不満でした
それ以外はCoreモデルと比べて劣るところは皆無なんですけどね
Coreモデルとの比較の結論はトラスロッドカバーのロック式チューナーの有無のみ
改めてSilever Sky SEは良いですよ
Coreモデルより25万も安いんだから..........
*後半で自作でトラスロッドカバーを製作紹介しています
簡単で安価で作れます
ご参考にしてみてください
面取りもなく至って普通のトラスロッド差し込み口
裏蓋の有無だけ
有る方が普通にコストかかってるでしょうに.....
SEの2点支持トレモロユニット
往年の6点止めのクラシカルなユニット
ネックプレートにSEロゴが.......
J.Mayerのサインもしっかり刻印されています
SEのロゴは当たり前に無いが
それだけの違い
形状は全く同じです
ロゴ有りの方がコスト掛かるでしょうに......
チューナー裏側
ヘッド形状もチューナー取り付け位置も全く一緒
ストラップピンは往年のPRSCoreモデルと共通
ここは一般的な形状のもの
とは言え少し凝った形状のピンが奢られています
あと違いといえばPU
それともう一点大きいのが指板Rです
Coreモデルはかなりキツめの7.25インチです
ここは一番気になるポイント
ハイポジで音詰まりのするオールドfenderばりのRのキツさですからかなり弦高を低めに設定する私にとっては鬼門です
一音半ベンドする時には間違い無く詰まります
特に1弦だけ高めというのは良くある問題です
指板RはCoreモデル7.25インチ
しかしこの7.25Rのネックは握りといい弾き心地が最高で手に吸い付くような感触です
表裏全体がサテン仕上げは今時珍しくもないですが
現代ではテクニカルプレイヤーからは嫌われて避けられそうな7.25RというRをあえて採用してきている
一見暴挙にも見えそうなところもある7.25Rですがこの指板Rでも十分実用性を体現さているところはある意味凄く
かなり弦高下げても音詰まりが発生しないというマジックなネックで
思わずテツ&トモのリフレインが頭の中をこだまするほどです
かなり弦高を下げても問題なく一音半以上イケるのを確認
ハイポジに行くほど僅かに緩めにしているのだろうが全体的に丸めの指板なのでもしかしたら最後まで7.25Rなのかもしれない
低い弦高設定でも全く問題の無い不思議な7.25Rネックです
しかもこれが握りやすい
いずれにしろローフレットからハイフレットまでストレスがなく杞憂に終わり非常に満足しています
SEモデルのみならずCoreモデルもとても良い出来です
ブランドを考えなければF社ストラトの代わりにこちらでも全然良いかもしれない
EX T.Squareの安藤正容氏が最近メインで使っている理由を垣間見えたような気がします
お金に余裕があるのなら是非ともCoreモデル
気軽にPRSのストラトを試してみたい方ならSE
どちらも充分以上です
近年のインドネシア製はとても良いですし.......
音詰まりの関係で近年は扁平率の低いネックが流行りだけど
正統派クラシックな7.25Rネックの手馴染みがすこぶる良いのも事実
今回はSilverSkyの7.25Rネック推しなので可能な事ならCoreモデルに行っていただきたいと個人的には思います
現在において完成された7.25Rネックはぜひ体験と所有をしていただきたいものです
肝心のサウンドに関してはどちらも非常に良いのでご安心を
唯一の不満点であるSEモデルの非常にカッコ悪いトラスロッドカバーをCoreモデル風にDIY致しました
とても簡単です
用意するものは
0.8mmプラ板(500円位)
ハサミ(ダイソー品100円)
サンドペーパー各種
厚紙等で型紙を作って
外周を鉛筆でなぞってその跡をチョキチョキハサミで切って仕上げるだけです
0.8mmプラ板だとハサミで切れてしっかりとした厚みもあるのでおすすめです
最後の仕上げは外周のバリをサンドペーパーで落とし形を整えて完成です
止めビスの位置の関係で
Coreモデルより3割ほど大きくなってしまいます
元のカバーの両端を落として先端を丸めるイメージです
サンドペーパーで整えていきます
柔らかい素材なので非常に楽に作れます
薄めの板金材でも良い気もしますが金属片とか削るのが手間ですので
元の素材に似た色味と質感でSEらし〜く仕上げましたとさ
元のカバー
自作カバー
一点で止めているだけになりますが
しっかり固定すれば動くことは無いでしょう
両方で記念撮影
それではまた次回.......
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縁あって引き取ることに
かれこれ20年以上の付き合いになる高松ナオキ氏が
ひとまず東京以外の地で障がい者教育に就くことにしたという。
音楽は今まで通り続けるが、今後弾かないであろうエレクトリックギターとベースは
断捨離の対象になり、ボクが引き取ることになった。
↑ 2012年ダイナ楽器製造のフェンダーJP ストラトキャスター
ボディはセミソリッド、ダブルバインディングが施されている。
↑ 1989年フジゲン製フェンダーJP プレシジョンはほぼキズ無し
↑ 音が出ないので早速バラしてみた。ポット、コンデンサー等はインチ規格の新品に交換予定。
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所有しているテレキャスターです。上から順に
アメリカンパフォーマーテレキャスター、メキシコスタンダードテレキャスター、
メキシコドラゴンテレキャスター、アメリカンスタンダードテレキャスター、
アメリカンプロフェッショナルテレキャスター、
アメリカンプロフェッシォナル?テレキャスター、
メキシコスタンダードテレキャスターになります🎸
リフィニッシュ、ステッツバーの装着、 Bベンダーの取り付け、ピックアップの交換、
LSRローラーナットの装着と少し弄っています。
]]>JUGEMテーマ:エレクトリックギター
Ibanez QX54QM-BSM (Blue Sphere Burst Matte)
先週池袋のギターショップを巡りをしていた時にこの派手なカラーリングのギターが目に飛び込んきた
いわゆるヘッドレスギター
所有していたStrandbergはライブにもGigにも手軽に持ち出せて結構使っておりました
取り回しも良くてファンドフレットも違和感なく使えていて満足をしておりました
しかし結局は手放しちゃいました
なぜ手放したのかといえばあのカクカクしたネックの感触がどうにも好きになれなかった
ボディーデザインも良い、にも関わらず
人間工学を謳うこの手の製品って大体期待外れのものが多いギター業界(このフレーズは昭和の時代に通用したが今では終わっているはず)
チャレンジングなトレモロは結局のところ硬くて使いにくく
Strandbergを選ぶならここはあえて固定ブリッジを選択しといた方がいい
付いちゃってるから余計な気苦労をする使えない機能と分かっているなら最初から無い方がいい
それとやはり扇状に広がるファンドフレット
これがやはり恒久的に手元に置いときたいなと思えないネック
確かにこのフレット慣れれば普通に使えます
しかし好きになるかと言われたら私はおそらく一生好きになれません
やはりほかのギターと違って持ち出す時にちょっと躊躇しちゃうのはあった
結局は小型軽量なのが持ち出す唯一の動機だった
なぜわざわざ扇状にする必要があるのか?
無理して目新しさと近未来感を見せたってしょうがない
目新しいと感じさせる機能を積んだギターを勇んで買ったところで
スピードアップや難しい運指が出来たりなどしやしないのに何度かこういうのに引っかかるもんです
ギター弾きはひたすらカンバって練習してガッツリ調整して弾きやすくするくらいしか道は無いんです
今思えばStarandbergはむしろ王道に作ってくれてレバ手放さなかったな
規則正しく並んでいないフレットと特異なネック形状である必要など無かった
完成されつくされているシンプルなギターには余計な機能や解釈など一切必要無い事に今回も気付かされただけだった
おそらく普通に作っていればもっと売れるギター
結局はビルダーの勝手な思いつきを芸術と勘違い押し売り
小さくて軽量でユニークで抱えやすいデザインとあとは標準で良かったんではないかとそう考えてしまうギターでした
やはりストラトやレスポールが長らく愛されるのには理由がある
プレイする人にとって最低限の事をしっかり作っているから
これに尽きる
次回ヘッドレスを買う事があるならフレットは普通が良い
そもそも基本が標準からズレたしっかりしてないギターって長く所有できません
色物的で前衛的なギターはデザインだけにしといて欲しいね
そんなヘッドレスへの想いもあって今回はちょい前衛的なIbanezヘッドレスギターの話
QX54
まずは実売128,000円とお安い
Strandbergの半額かそれ以下じゃん
そしてこの見てくれ
色といい色分けの仕方といい私好み
しかーし8度の角度がついたスラントフレット
ここはやはり普通がいい
型番QXのX無しのQ54なら普通のフレット
しかしこの色じゃないと要らない.......微妙に選択を迫られます
ギターあるあるです
実機を手に取り試奏して見るとまずはフレットよりネックの握りやすさが際立ちます
さすがwizardネックを誇るIbanezいいネックです
J.customよりも標準的な太さでAZシリーズと同じ感じのネックです
そしてやはりヘッドストックが無い事によるネックの短さが取り回しの良さと軽さに見事に貢献
各部の仕上がりも良く質感も良い
使い勝手もよくしっかり定価190,400円に見合っている作り
肝心のスラントフレットですがこれもほぼ違和感無しでStrandbergよりも遥かに取っ付きやすい
ここ一週間試しているがデスク脇に常に置いてすぐに弾ける状態の位置にあって
さっと手に取り弾き心地を確認するが8度のスラント角度って見た目ほど違和感は無いですね
立って弾くのもバランスは良くボディーも薄く重量も2.19kgと軽量で取り回しも文句無し
久々にネガがあまり見当たらないギターだ
素直に素晴らしい出来だと思う
アルミPUカバーが奢られていてノイズに強いし質感もDeluxeに見える
ピックガードはべっ甲柄に変えてみたいが黒も締まって見える
黒だと音楽的にちょっとロック寄りな気がする
FUNKやJAZZだったらべっ甲が似合いそう
見事な傾斜角度(8度)
しかし見た目に反して手に取って弾いてみれば違和感なく弾ける角度
艶消し仕上げ
Quilt具合もいい感じでノブやスイッチの質感も上々でチープな感じは一切無い
ヘッド
ネジ止めで弦を固定する
Strandbergみたいにヘッドが割れてくることは無さそう
しっかりした作りのParts
ペグ部分
Strandbergは回すのに固く場合によっては付属レンチが必要だった
しかもローレット加工が鋭く指で回すと指先の皮が削れて白く残るほどだった
QXのものは表面がスムーズに処理されており非常に軽く回り力は要らない
5wayスイッチ+Alterスイッチ
Alterスイッチをネック側に倒すと各PUがパラレルになり
フロントとセンターのハムバッカーに変わる
5wayスイッチをセンターにしてAlterスイッチONにすると3PU全てがパラレル接続される
出力は倍近くにアップする
この機構はAZシリーズにも同様についている機能
とはいえ高域が結構削られちゃってあまり使う言ことは無さそう
Ibanezは総じてネックは素晴らしい部類に入る
文句ない仕上がりとフィット感
ハイポジもスムーズで当然仕上がりもいい
もし店頭でこのスラントフレットに違和感を感じないならぜひ一本どうぞ
色を気にしないならばフレット傾斜の無い素のQ54ならば単なるヘッドレスギター
どちらを選ぶにしてもマジで良いギターです
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逗子のギター工房KZ GuitarWorksのKz One Semi-Hollowモデル
2020年製です
カラーはQuilted Maple See-through Blue
寺田製作所のOEM生産された廉価な方のモデル
廉価と言ってもそれなりのお値段
作りは流石に良い
なんの文句も出ない出来の良いギターです
KZのオーナー伊集院氏はBianMay氏依頼でRed Specialレプリカを作った有名なビルダー
そのBMモデルを彼なりの解釈でMODし市販化したのがKZoneモデル
ボディーdetailはRedSpecialでも
色と載せるパーツが違うだけでこれほどかっこいいオリジナルなギターになるとは
もうかれこれ3年以上手放さずに使っている一本
気に食わないとすぐ手放す癖がある私にすればだいぶ長い事ライブでも使っている一本です
SemiHllowなので3.0kgととても軽量
カウチギターとしては少し生鳴りは小さいがむしろ響き過ぎないがアンプレスでも音程を確認できる絶妙さが良い
とても美しいQuilt Topなのも所有していて嬉しいポイントで弾いていてもこの水面のような木目にウットリします
総じて100点満点のギターです
サウンドも335っぽくもありアームもついてて私には完璧なギターの一本です
PUはシングルですがP-90っぽく太さとプリッとしたハリがあってなかなかオンリーワンなサウンド
とても綺麗なQuilt Top
ゆらめききらめく波の水面みたいに綺麗なQuilt
Kahlerトレモロユニット
巷での評判が良くありませんがロックナットを敢えて付けずブリッジユニットのみのシンクロタイプとしています
そのおかげでチューニングは全く狂いません
このユニットの特性をよく見抜いているKZ GuitarWorks
90年代にKahlerが事業的に失敗したのはフロイドローズに負けじとロックナットにしたからと結論付けられる
ロックナットがなかったらもっと評判の良かっただろうトレモロシステム
無い方が弦交換も楽、ちょっと当時はやり過ぎちゃった感があるように感じます
このユニット単体にスプリングも収められているので取り付けが簡単
取り付けはボディー表面の座グリは大掛かりではなくほんの1cmほどの深さで4cm四方開けるくらいでくらいで済む
今だったら逆にこの装着使用法は大いに評価されても良いのでは無いか
フロイドほど急激な音程変化は出来ない
しかしストラト並みのトレモロ効果はある
動作感覚はfenderのMustangフローティングトレモロやVega Tremに近い使用感
実際フローティングになっていて弦さえ切れなければ上下動幅は無制限のトレモロユニット
これで作り出されるコードの揺らぎほど気持ちいいものはありません(笑)
強いて言えばクリケット奏法が内臓スプリングが短か過ぎてできないところ
PU切り替えは3点独立タイプ
位相スイッチ
pushpullノブスイッチと6個もある電気オタクが作ったようなユニット
まぁハッキリ言ってここまで要らないが
タイトルの3S23は3シングル23種類の音色という意味
wiringを全部試してみたかったんだろうけど
ステージじゃここを引っ張って倒してなんて時間はありませんよ(笑)
よく使うポジションは一番上のフロントと最下段のリアのミックスで結構パワフルになり
カッティングでもソロでもいけるサウンドです
ここにセンターをミックスした全3PUパラレルにすると出力はだいぶ上がりハムのクランチになる
ちょっと絞ればバッキングサウンドもハムのミックスみたいなサウンドでずいぶん太くなる
この3つのスイッチだけでもかなり使える幅の広さがあります
FRポジションからどちらかをオフにしてフロントかリアでソロというような使い方が一番多い
オリジナルシングルPUも優秀でブーミーになり過ぎず
P-90っぽさのお陰で細くなり過ぎないというところがこのPUの良さ
チャキチャキやりたい時は位相スイッチの出番です
何せ23通り切り替えられますから時間さえあればなんでも出来ます(笑)
レスポールよりちょっと薄いSemi-Hollow
Fホール無しなのでトレモロユニットの開口部から生音が出てくる
ちょっと金属質な生鳴りにになっています
メダリオンなメーカーロゴ
トラスロッドカバーはPRS用のrosewood製に交換
ロックナット標準搭載
これとKahlerが有れば最強の組み合わせ
と言うことでKZoneのご紹介でした
]]>今回は名古屋春日井市にある、Bizen Worksさんへ当店オーダーギターの木材選定へ伺いました。
前回2017年に訪れていますので2回目となります。
工房の風景と選定したメイプル材をご紹介致します。
]]>JUGEMテーマ:エレクトリックギター
↑ 大抵の変形ギターならこれひとつで使いまわせるゲイターのケース。
収めるギターに合わせて両面テープ付きパッドを組み合わせ固定する。
ジグソーパズルは得意の筈なんだが、ちょと苦戦中(~_~;)
ジグソーパズルギターケース
福田昭彦が「ギターがこっぱげた(壊れたの意)」とストラトを送り付けてきたんだが
入っていたケースがやけにバカでかい。
ロングスケールのベースも楽々入る大きさだ。
てぇことはフライングVは楽勝で入るな。
Vの専用ケースはどうにもこうにもあの不安定な形と
一目で中身がバレる点で抵抗があったから買い渋っていたんだが
これならフライングV窃盗犯に狙われることもない。
オレ:「で、これはお前の?」
フクダ:「んにゃ、廣野から借りた」
で早速ヒロノに訊いてみた。
オレ:「これ、いいな」(別に下心あったわけではないが)
ヒロノ:「使こーとっていいばい」
とゆーわけで渡りに船とゆーか、Vにハードケース。
愛人手当が経費で落とせなくなっても相変わらず太っ腹な男である。
10月4日「オレジンジカフェ・ロワイヤル」
詳細:http://pandars.net/news.html
いよいよ明後日。ボクの出番は9時の予定。
JUGEMテーマ:エレクトリックギター
昨日、地元の病院に行ってきました。素人判断で左手の痛みは
腱鞘炎だとは思っていたのですが、実際にきちんと診て貰ったら、
やはり間違いなく腱鞘炎だと診断されました。
俺自身は何かリハビリの方法が無いのかと思っていましたが、
先生は『ギターが原因ですね。左手を休ませる以外にありません』と。
サポーターを薦められ、あとは湿布と痛み止めを処方されました。
2019年の秋にも腱鞘炎になりました。その際には親指の付け根に
痛み止めの注射を打ってもらいました。それでも、結局、完治は
しませんでした。当然、ギターは弾いていませんでした。
その後、肩鍵盤炎になったこともあり、2年間ほど全くギターを
弾いていない時期がありました。すると、腱鞘炎は自然に治まって
くれて。肩鍵盤炎はリハビリの繰り返しで克服しました。
2022年の暮れから再びギターを弾けるようになり、喜んでいたのですが、
今年の4月からジャズのセッションに参加するために予習もしていました。
結構な練習量で、6月まで繰り返してジャズのセッションに参加しました。
この間にギターでコードを弾く際に無理に左手に力を入れていたのだと
思います。あとは長時間に及ぶ練習がいけなかったのでしょう。
ジャズのコードは抑え慣れていないことも原因の一つだと思います。
まあ、いずれにしても当分の間はギターを弾けない状況に陥りました。
サブスクで自分の音源を配信してもらうことを目標に掲げていましたが、
現実には今はどうにも難しそうです。9月末まで頑張ってと思っていましたが、
腱鞘炎はそんなに簡単に治ってくれないので、現実的には今は左手を休ませる
ことが一番重要なのでしょう。
計画が頓挫してしまいましたが、腱鞘炎は必ず治るものと信じています。
なので、9月からは新作の小説の執筆を開始しようと思っています。
そして、左手の具合が回復してくれたら、今度こそ無理はせずに、左手を
痛めることの無いように気を付けながら音源の制作に向き合いたいと
思っています。
これまでにも椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の悪化でギターを大量に
手放したりしてきましたが、いつかはきっとギターを弾けるように
なるのだと信じて、諦めずに時が来るのを待とうと思います。
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JUGEMテーマ:エレクトリックギター
小山卓治&白浜久プロジェクト Live at GOODMAN
東京ではおよそ8か月ぶりのエレクトリックセット。
久しぶりにギタリストに徹して弾きまくった。
これがやりたくて小山氏に声をかけたようなものだが
彼も嫌な顔せずよく付き合ってくれた。
ライブではあまりやらなかったというソニー時代の隠れた名曲も
沢山復活させることが出来たし
旧知のファンからの批難も幾つか頂いたが
敢えて気にせずボクも思い切りアレンジしたし
ライブでは録音以上にラウドに弾きまくった。
彼の名曲のひとつ、Yellow WASPはここ数年では
一番の出来だったんじゃないかと自惚れている。
ふぅ・・・今朝は思いがけない筋肉痛で目が覚めた。
お盆はちょと休んで、と。
来週は小山卓治のニューアルバムに収録予定の曲を録音して
その後はコロナで溜まりに溜まった老廃物を全て洗い流して
後半に向かう予定。
ボクはてっきり今年中に第三次世界大戦に突入すると思っていたから
スケジュールはなるべく入れないようにしてたんだが
大規模な戦争には発展しないかもなぁ
その代わりに経済戦争が熾烈になってきているけど。
プーチンごときに残りの人生を壊されてたまるかい!
昨日会場に来てくれたみんな、心から有難う!