※雑記
「Dente」は先週の土曜日にUPSOLD.comとClubTへ登録し、「Stile」は昨日登録しましたが、こちらではその告知をしていませんでした。
アイディアを詰め込んで一生懸命に作っても意味がないと感じるようになってきたので。
特に語るテーマの無い、ただのデザイン2点です。
Tシャツ用にはこういうものの方が気に入られるのではないでしょうか。
今後もこういうデザインばかりだと、ここで語ることもなくなりますが。
Tシャツ用デザインの手抜きをしたのではありませんが、loftwork.comへ作品を2点公開しました。
「Cooperazione(協力)」と「Preferite guardare?(どちらを見るのが好きですか?)」というタイトルです。
どんなテーマで作り上げたのかについてはloftwork.com内のブログに書きましたので省略しますが、どちらも私の得意な「言葉をイラストにして表現する」という作風です。
デザインの中へ入れた言葉と、それぞれの対象物に繋がりを持たせて「バランスを重視する」作り方が私は好きですので。
作品を公開したついでに、私の好きなタッチで描くクリエイターがまだ居るのではないかと思い、クリエイター一覧ページを遡って見ました。
新たに3名のクリエイターをお気に入りに登録したのですが、そのうちの一人「MIKAさん」という方から私のブログへコメントをいただきました。
私自身コメントを残すことはほとんどありませんが、コメントがあるとドキドキするものですね。
「MIKA」という名で登録しているクリエイターは他にもいらっしゃるようですが、イタリアのローマで活動されているというイラストレーターの「MIKAさん」からでした。
私が【vorrei】というイタリア語のブランド名で活動していることからコメントしてくださいました。
たまたま私の方が「MIKA」さんのイラストをお気に入り登録したからだと思いますが、嬉しかったですね。
日本とは違う環境へ飛び込んでいける勇気が羨ましいです。
柔らかい色使いと綺麗な線で描かれている点が私のお気に入りです。
https://www.loftwork.com/user/5665/---------------------------------------------------------------
ここから先は若干皮肉と苛立ちを込めた内容になりますので、読みたくない方はここでお引き上げください。
先日、第82回米アカデミー賞の受賞式が行われ、長編ドキュメンタリー賞として和歌山県太地町(たいじちょう)でのイルカ漁をテーマにした映画が選ばれたそうです。
イルカが赤い血をあげる様子や、隠し撮りに対して地元住民が憤って「妨害」する様子などが収録されているそうです。
私は太地町でのイルカ漁と、この映画を製作した方々双方に苛立ちを覚えます。
太地町では2年ほど前からイルカが苦しまなくて済む漁法に変えたと言っているようですが、つまり盗撮されるようになってから変えたということではないでしょうか。
なぜもっと早くそうした考え方が出来なかったのかという点と、イルカの肉には他の魚類よりも水銀の含有量が多いという話の真偽について説明してほしいと思います。
それからこの映画を製作した方々について。
受賞おめでとうございます。
不景気のせいでオーストラリアやニュージーランドを訪れる日本人観光客が激減したと見るや、今度は日本人バッシングで脚光を浴びようとする性根に感服します。
これを機に捕鯨反対派も勢いづくことでしょう。
ですが「泣き叫ぶ子羊を笑顔で丸焼きにする姿」をドキュメンタリーとして製作するのはいつですか?
まさか他の文化圏での出来事だけを批判して、自分たちは「動物を愛護する国」ですという独善(エゴ)を振りかざすつもりはないでしょうから。
私は以前こちらのブログで、シーシェパードについて書くついでに捕鯨について触れました。
賛成か反対のどちらかと問われれば、私は反対と答えます。
ですがそれは観光収入に大きく依存するオーストラリアやニュージーランド国民の心情に配慮すべきだという想いからであって、知能の高い動物の捕食に反対だからではありません。
太地町の方々は今回の受賞に憤っていたそうですが、では大きく取り上げられる前に世界へ情報を発信したでしょうか。
前回、私は「Sogno(夢)」というデザインをリリースしました。
日本国憲法第9条を世界中に広めようという働きかけが必要ではないですかというメッセージとして作りました。
無言は美徳ではなく「誤解や誹謗の的」でしかないと思います。
先ほど「子羊の丸焼き〜」という表現をしてしまいましたが、やられたから同じことをやり返すのではなく、世界に誤解されない形で正しい情報を発し続ける必要があると思います。
その上で、「知能の高い動物を捕食する野蛮な国」という批判に対して”国交断絶する覚悟で”対決姿勢をあらわにすることを望みます。
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