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マルハンというパチンコホール最大手企業の創業経営者、韓氏による自叙伝です。韓氏は、殆ど無一文に近い状態で日本に到着し(一歩間違えれば、密入国だったという)、日本の大学を出て一から会社を興し、売上高2兆円の企業まで成長させたという立志伝中の人物です(この本によると)。 読後の感想としては、ピンと外れかもしれないけど、彼の生き様はユダヤ人のしたたかさに通じる所があると感じました。在日一世として戦後商売をやっていくことの大変さは、多分本を読むだけでは伝わりきらなくて、そのエネギッシュな生き方は現代の… 【このレビューの続きを見る】
タイトルだけだとマルハンの企業紹介本に思えてしまうのが残念。 本書はマルハン会長の自伝です。タイトルの持つ印象で、この本は少し損をしているような気がします。 マルハン会長の韓 昌祐氏が漂流難民として日本にたどり着いてから、今日に至るまでの道程を心情含め包み隠さず記しています。 業界的にも人種的にも偏見や差別に晒された氏の半生は、非常にドラマティックに綴られていますが、だからと言って変に美化されたり正当化されていない、「地のままの生々しさ」がこの本の良いところではないでしょうか。 在日韓...
内容はマルハン会長の韓昌祐氏の自伝です。 16歳で韓国から日本へ渡り、度重なる苦労を重ねてきた半生が綴られています。 パチンコで成功するまでに日本で幾多もの挫折を味わい、自殺まで考えた波乱万丈な人生はドラマチックであり、大変感動しました。 またマンションを借りる際に「マルハンに勤務している」とだけで不動産業者に断られる現実がまだあるらしく、根強くパチンコ業への偏見が残っていることに対しては深く考えさせられました。
16歳で朝鮮からやってきた在日1世の自伝。 今年読んだ自伝の中でベスト。 パチンコというネガティブと見られる業界を今日まで育ててきた。その過程の努力は目を見張る。 おそらく本書を批判する人も多いと思うし、批判される理由も判るが、それを押しのけても類書が希な分野の本である。注目すべきだ。 本書の白眉は民団の批判で、その内容は正鵠を得てる。 日本人が同じ事を言えば強烈な反論を受けるのを 著者自らが指摘する。組織の表裏を知り尽くす著者でしか書けない点であり、本当に改革実行すれば素晴らしい組織にな...