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こんにちわえがにめオレンジ総館長です薄桜鬼DS斎藤一ルート終わりました斎藤一さんのシナリオも面白かったですぐいぐい引き込まれるシナリオでしたね〜。一さんのシナリオは切ない・・・・でもハッピーエンドでよかったな〜と思いました。途中で一さんは死んじゃうんじゃ・・・・!と思ったので本当にホッとしました。キャラが死ぬのは本当に悲しいのでハッピーエンドでよかった〜一さんの一さんって呼ばないと振り向かないとかすごい可愛かったです。なにその主人公とのやりとり可愛い平助君は洋服の方が好きなんですが一さ...
☆えがにめ まったり満喫ブログ☆ | 2010.06.05 Sat 15:40
JUGEMテーマ:薄桜鬼 始まりの宵月夜―土方歳三【8】―沖田 総司「きっと僕たちのほうが当たりですよ」何が楽しいのか総司は笑みを絶やさない。原田と新八が向かった西方を眺めやり、にやにやと口元を緩めている。総司の軽口をあえて否定しないのは、俺の胸には不思議な感傷が去来しているためだった。斎藤 一「・・・・・・・・・・・・」斎藤も何か感じているのだろうか。輝く凍て星に囲まれた月を見上げ、厳格なようで穏静な顔をしている。沖田 総司「月が綺麗な夜ですねえ」斎藤 一「・・・・・・・・・常にも増して饒舌だな」...
2次元って抜けだせるのかな? | 2010.06.05 Sat 14:30
JUGEMテーマ:薄桜鬼始まりの宵月夜―土方歳三【7】―原田 左之助「土方さん」視線は前川邸に向けたまま、いつになく暗い声音で原田が告げた。原田 左之助「出てった奴ら、【人が斬りたい】とか口走ってたそうだ」表情を厳しくする俺に、新八は早口に問いかける。永倉 新八「見つけたらどうするんだ?」殺してもいいかと言外に聞いているのだ。全員の顔を見回しながら、緩やかな口調で静かに答える。土方 歳三「あくまで奴らは巡察を行っている」新選組の内部が統制されていないと、世間に知らせてやる必要はない。土方 歳三「俺達も今か...
2次元って抜けだせるのかな? | 2010.06.05 Sat 14:16
JUGEMテーマ:薄桜鬼始まりの宵月夜―土方歳三【6】 ―斎藤 一「まだ遠くへは行っていないかと」土方 歳三「そうか」沈黙する俺に遠慮して誰もが口をつぐむ。しかし、柔和な声だけが皆の気遣いに構わず語りかける。山南 敬助「問題行動を起こしているのは、最初期に投薬された隊士と見られています。」山南さんは優しげな微笑を湛えたまま、深みのある言葉を紡いだ。山南 敬助「早急に手を打たねばなりませんね」土方 歳三「・・・・・そうだな」簡素な相槌を打ってから、落ち着いた眼差しで山南さんを見返す。土方 歳三「悪いが総...
2次元って抜けだせるのかな? | 2010.06.05 Sat 14:15
JUGEMテーマ:薄桜鬼始まりの宵月夜―土方歳三【5】 ―沖田 総司「例の薬を飲んだ連中、二人くらい屯所から出てったみたいなんですよ」土方 歳三「・・・・・・大ごとじゃねえか」俺は即座に表情を消した。緩い所作で立ち上がりながら、静かな声で伝える。土方 歳三「近藤さんは屯所に残ってくれ。あんたが動くと目立つ。」近藤 勇「わ、わかった」近藤さんが狼狽しながらも頷くのを確認し、俺は大股で廊下に出た。総司は俺の後をついて歩きながら、飄々とした態度で言う。沖田 総司「組長級の人間は全員、前川邸の玄関に集合し...
2次元って抜けだせるのかな? | 2010.06.05 Sat 14:12
JUGEMテーマ:薄桜鬼始まりの宵月夜―土方歳三【5】 ―沖田 総司「例の薬を飲んだ連中、二人くらい屯所から出てったみたいなんですよ」土方 歳三「・・・・・・大ごとじゃねえか」俺は即座に表情を消した。緩い所作で立ち上がりながら、静かな声で伝える。土方 歳三「近藤さんは屯所に残ってくれ。あんたが動くと目立つ。」近藤 勇「わ、わかった」近藤さんが狼狽しながらも頷くのを確認し、俺は大股で廊下に出た。総司は俺の後をついて歩きながら、飄々とした態度で言う。沖田 総司「組長級の人間は全員、前川邸の玄関に集合して...
2次元って抜けだせるのかな? | 2010.06.05 Sat 14:12
JUGEMテーマ:薄桜鬼 始まりの宵月夜―土方歳三【4】―沖田 総司「随分と絵になる光景ですね」不意に聞えてきた声はからかいを含んで弾んでいた。沖田 総司「局長と副長が二人揃って何してるのかと思えば、花林糖を食べてただけですか」俺は思わず苦い顔をする。わざわざ足音を殺して副長室を訪れるような趣味を持つ隊士など、今のところ一人しか思い当たらない。土方 歳三「何の用だ、総司」複雑な心当たりがないことを喜ぶべきか逡巡しながら、端的な言葉で呼びかける。局長と副長の会話に意味もなく聞き耳を立てるような隊士が...
2次元って抜けだせるのかな? | 2010.06.05 Sat 14:09
JUGEMテーマ:薄桜鬼 始まりの宵月夜―土方歳三【3】―近藤 勇「局長は俺だと言うのに、隊内の統制やら何やら、副長のトシに頼り過ぎだな」素直に反省できるのも長所だろうが、近藤さんが落ち込む必要はない。穏やかな口調を心掛けながら、諭すように言う。土方 歳三「あちこちでお偉い方相手に頭下げてんのは近藤さんだろ?あんたは局長の務めを十分に果たしてるさ。」更に俺は言葉を続けた。新選組をより高みに導く道筋すら、既に見えているかのように思える。土方 歳三「芹沢派の始末が済んで、新選組は一枚岩になったんだ。あ...
2次元って抜けだせるのかな? | 2010.06.05 Sat 14:08
JUGEMテーマ:薄桜鬼始まりの宵月夜―土方歳三【2】―ばりばりと花林糖を貪りながら、俺は少しだけ目を逸らした。近藤 勇「ご公務を任せられる機会も増えたし、朝廷から【新選組】の名を頂くほどにもなった。俺たちの存在は認められ始めているじゃないか」土方 歳三「・・・・・幕府の御蔭で【新撰組】が生まれるまでになったしな」近藤さんと俺が口にした組織名は、同じようで僅かに異なっている。その違いを態度から感じ取ってか、諌めるような口振りで続けた。近藤 勇「しかし、幕命は絶対だ。お上から目をかけられているのだと思え...
2次元って抜けだせるのかな? | 2010.06.05 Sat 14:07
JUGEMテーマ:薄桜鬼 始まりの宵月夜―土方歳三―夜の帳が壬生の屯所を包み込む。俺――土方歳三は机に向かい、筆を手に取った。書をしたためようと言う俺の意気はその直後に挫かれる。板張りの廊下が来客を告げて軋み始めたのだ。案の定、緊張のない明け透けな足取りはこの部屋を前にして止められる。そして遠慮がちな咳払いの後、ふすま越しに声をかけられた。近藤 勇「トシ、いるか?」土方 歳三「いるよ」俺が向かう机の横では、置行灯が赤い光を放っている。在室を知りながらの問いかけに、居留守を使うでもなく返答した。許可が...
2次元って抜けだせるのかな? | 2010.06.05 Sat 14:05
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