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Mustang Trail Race Stage4 29.1km

JUGEMテーマ：ネパール 4月23日心臓の調子に問題はなかったが、腰は相変わらず痛むから毎晩の眠りが浅かった。何度も起きてしまう。眠ってから3時間後、2時間後、１時間後、1時間後。目が覚める度にトイレに行きたくなる。トイレに行くついでに星が出ていないかを確かめ、星空だったらカメラを持って屋上に上がった。 7時間は眠れているし、夜が明ける前の4時には覚醒していた。ネパールの4時は日本時間の7時15分だから、日本にいる千夏は起きている。連絡をしてみると、今日は丹沢（...

走り出したチャンドラ　～佐藤良一～ | 2022.05.31 Tue 14:58

2022　Mustang Trail Race Stage3 21.0km

JUGEMテーマ：ネパール Stage 3 4月21日今朝も２つのグループに分かれてスタートした。昨晩、何も食べられなかったケビンも今朝は朝食も食べ、元気に先発グループから走り出した。ゲミ村のマニウオールを右回りにぐるっと１周し、砂埃を巻き上げながら谷の吊り橋を目指して下った。橋を渡り、登った先にはゲミ病院がある。これを建てたのは日本人、農学博士の近藤亨氏である。彼は1991年にネパール・ムスタン地域開発協力会（MDSA)をゲミ村に発足した。極度に風が強く、乾燥し、作物の育ちにく...

走り出したチャンドラ　～佐藤良一～ | 2022.05.20 Fri 14:10

2022 Mustang Trail Race Stage2 27.5km

JUGEMテーマ：ネパール Stage ２遅いランナーは7時30分にスタートし、速いランナーは8時にスタートすることになった。そうすれば、速いランナーの走りが見られて楽しい。 15人ずつに分けられ、僕は7時30分遅いランナーグループとなった。 7時41分に集まり、走り出した。昨晩の説明通り、ジープロードを下り、谷を登りだした。僕は今日も最後に走り出し、谷の登りで皆を追い抜き、先頭になってしまった。ベンジャミン、ユアン、ポコの順で、少し遅れてオレンジのフラッグを抱えたビ...

走り出したチャンドラ　～佐藤良一～ | 2022.05.19 Thu 15:20

2022 Mustang Trail Race Stage1 15.0km

JUGEMテーマ：ネパール 5月19日夜明け前の山の風景を見にホテルを出た。既に一人のランナーの姿があった。ポコだった。カグベニをぐるっと一回りしてきたと言う。ニルギリ（7061m）の頂を、静かにポコと見つめた。やがて空がピンク色に染まりだすと、最初にティリチョピーク（7134m）の頂に日が差し、ほぼ同時に、ニルギリがオレンジ色に輝きだした。ポコと顔を見合わせニンマリし言った。「俺たちしか見れなかったな」まだ選手たちもスタッフも静かに眠っている。 ...

走り出したチャンドラ　～佐藤良一～ | 2022.05.19 Thu 10:07

2022 Mustang Trail Race Stage 0

JUGEMテーマ：ネパール PCR検査をして、陰性証明書を発行してもらった。その為に20000円の出費だった。おかしな話だが、高額になれば陰性に、安くなればなるほど陽性になるらしいのだ。 4月16日マレーシア経由でネパールに着き、迎えの車でマナスルホテルに向かった。ここは、2018年のManasulu Trail Raceに出場した時と同じホテルだ。 Trail Ranning Nepal 主催の大会の滞在先として利用される高級ホテルだ。僕はレースの後に、まだ歩いたことがなかったNaar Phu trekkingに行く...

走り出したチャンドラ　～佐藤良一～ | 2022.05.17 Tue 15:24

チベットのベルトは繫がる

JUGEMテーマ：ネパール尊敬するカメラマンの津村和比古さんが、去年の秋「ネパールのお土産」とお友だちのチベット人の家族が織った色の綺麗なベルトをくださいました。津村さんは、ネパールに住む親しいチベット難民の家族などを訪ねて、3000人近くの人が犠牲になった大地震から4ヶ月後にかの地を訪れていました。「登山ルートでツーリストに売っていたんだけど、地震以後トレッキングの外国人客が激減して、売上げがないらしい。でも、チベットの人たちは明るいだ。」その織物を織っている...

針仕事の専門店　ワサビ・エリシ　店主日記 | 2016.11.10 Thu 17:59

チベット1987年夏　８

JUGEMテーマ：ネパール 8. 9年ぶりのカトマンズ　カトマンズを以前訪れたのは1973年～1974年と1977年～1978年で、今回が3度目である。前回からは9年が経ち、街にも人にも変化が感じられた。民族衣装の人が減った。太った人が増えた。車が増えて小さな路地にまで車が入りこむ。穏やかなネパール人の表情や、古い建物や、人々の静かな暮らしが減り、カトマンズは観光客が主人公となる街になりつつある。 1973年、初めてのカトマンズは、まだインドとの間に道路が開通していなかった。車はインドで一旦解体してポーターが運...

地平線をさがして | 2016.11.05 Sat 05:59

チベット1987年夏　７

JUGEMテーマ：ネパール 7.ネパール国境越えニャラムから30kmを走り、15時、中国領最後の町ジャンムー(2350m)に着く。ネパール領コダリまでは7kmである。ニャラムから2000mも降下しただろうか。小さなイミグレーションのまわりに数名の若い中国人女性係官がいる。みんな笑顔である。パスポートをチェックし、恥ずかしそうに一言「オクペション？」という。Occupation（職業）を訊いているのだ。 16時。歩いて中国を出国する。雨で山が崩壊し岩石が落ちてくる。17時コダリに着く。ついにネパールへ入国した。タトパニのソ...

地平線をさがして | 2016.11.05 Sat 05:59

チベット1987年夏　６

JUGEMテーマ：ネパール 6.チベット高原を行く 8月8日8時半。2台のバスはラサを出発し国境のニャラムへと向かう。山野さんとレイノルド君が一緒である。隣の座席のチベット人の娘は英語の教科書を持っていた。少し英語で会話をした。18歳だという。西洋風の身なりをしている。しかし最初のバス休憩の後、彼女はもう一台の現地人用のバスに席を替わっていた。現地人と外国人旅行者との接触を防ぐためだろう。バスの乗客を見に来た人達バスは西へ、シガツェへと向かう。バスが停まると乗客を見に人が集...

地平線をさがして | 2016.11.05 Sat 05:59