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1928年に竣工した6階建ての『ファースト・ユナイテッド・ビル』は、マルコス時代の政商で、エドサ政変でアメリカに逃げたのにいつの間にか復権した人物が所有する銀行の物と前回書いたが、その1階に写真−1のようなスペースがある。 【写真−1 もったいない使い方】 このスペースでは『サタデー・マーケット』と名付けて、毎週土曜日にフリー・マーケットを開催しているが、写真のように小さく小間割りして常設の店が並び、普通の日でもいくつか店は開いている。 ここには首都圏の意識の高いアーティストなどが出店...
セブ島工房 | 2018.07.28 Sat 19:42
今でこそ、フィリピンでは40階から50階ある高層ビルは珍しくないが、1928年に竣工した6階建ての『ファースト・ユナイテッド・ビル』は、当時では一番高いビルであった。 【写真−1 かつての栄光あった通りも今は寂れている】 名称も月並みな今の『ファースト・ユナイテッド=First United』ではなく、最初は『ペレス・サマニージョ・ビル=Perez−Samanillo』となっていた。 ペレス名で分かるようにこれはこのビルを造ったオーナーの名前になり、ペレスはスペイン系の実業家でマニラにてホテルを経営し、このホテル...
セブ島工房 | 2018.07.19 Thu 18:17
エスコルタ通りはその(7)に書いたジョーンズ橋を渡って右に入る地点にある写真−1の道路標識から、サンタ・クルス教会に至る短い通りだが、戦前はビジネス街として栄え、当時の歴史的建造物が多く残っている。 【写真−1 駐車する車が道を塞いでこれだけ見ればただのフィリピンの通り】 前回は1930年代に竣工、元映画館の『キャピトル』の取り壊し直前の姿を書いたが、写真−1は遠方右側にその取り壊し中のキャピトルが写り、手前左側にピンク色の『カルボ・ビル』が写る。 カルボ・ビルの竣工年は1938年で、当時の...
セブ島工房 | 2018.07.13 Fri 19:01
マニラ首都圏のビジネス街というと今はマカティ市を挙げられるが、そのビジネス街はかつて飛行場があった場所を開発したもので、この飛行場はフィリピンで指揮を執った山下奉文大将がフィリピンに赴任し降り立った飛行場でもあった。 【写真−1 ここがジョーンズ橋を渡ってからエスコルタ通りの始まり】 戦後しばらくはまだ飛行場として使っていたが、やがて廃港になってその跡地を手に入れてビジネス街として開発したのが、フィリピンで一、二を争うスペイン系財閥の『アヤラ』。 今でこそ高層のビルが林立し、フ...
セブ島工房 | 2018.07.07 Sat 19:57
マニラのチャイナ・タウン地域は『ビノンド』と呼ばれていて、その中心を貫き通る道が『オンピン通り』で、写真−1は『王彬北橋』と金文字で印されている門。 【写真−1 そぼ降る雨が情緒的に通りを濡らす】 王彬とは英語で『Ramon Ongpin』と書き、スペインの植民地時代に独立運動に活躍した中国系の移民で、実業家としても成功している人物。その偉業を記念して門が造られ、北橋とあるように南橋が通りを進んだ川の袂に建っている。 ビノンドという地名は『高い所』という意味で、その昔、マニラ湾側か...
セブ島工房 | 2018.07.03 Tue 20:30
グラブの車はマニラのチャイナ・タウンを雨の中を走るが、珍しくロハス通りなどはスイスイ通過し、あまり渋滞に当らない。 【写真−1 正面の赤い枠で囲まれたビルにホテルとレストンがある】 しかし、パッシグ川を渡ってキアポに入ってから露店街や細い道を右に左に曲がって、ようやく目的のホテルへ通じる道に到達。 おかしな形で走るなとは思ったが、運転手横に置かれたスマホのナヴィゲーション通りに走っていた。 写真−1の正面右に見えるビルの左側が予約していたホテルで、その右側下はレストランになっ...
セブ島工房 | 2018.07.01 Sun 20:49
マニラ滞在中には配車サービスの『グラブ』を空港到着時から利用し、他日の市内移動でも何度も利用したが、白タクと変わらない業種が大っぴらに営業できる仕組みは分からないし、分かろうとする気もない。 【写真−1 コンピューターで管理されているので乗客は安心感を持つ】 写真−1はグラブを利用した時の車内で、利用して分かったのは商売をしている車はセダンがほとんどで、SUVの大きな車の好きなフィリピンではセダンは好まれずあまり普及していないが、グラブの普及と共にフィリピンではセダンが爆発的に売れた。 ...
セブ島工房 | 2018.06.29 Fri 20:55
4時間半も遅れたセブ発マニラ行きの便は薄曇りの中を飛び発ち、やがて雲の多い中を北上。着陸のアナウンスがあってからは厚い雨雲に包まれ、マニラ国際空港着陸時には写真−1のように窓に雨筋が流れ、飛行場全体がここ数日の雨に濡れていることを視認。 【写真−1 ここはv字型に滑走路が交わっているので衝突が怖い】 窓の外に見えるターミナルは第2ターミナルで、利用したセブ・パシフィック航空は1番新しい第3ターミナルを使っている。 マニラ国際空港は正式には『ニノイ・アキノ国際空港』となっているが、これは...
セブ島工房 | 2018.06.26 Tue 22:00
4時間遅れて搭乗は始まったが、運航便は国内便にしてはずいぶん大きな機体と思って、備え付けの『緊急避難カード』を見ると『A330』。 【写真−1 昔のジャンボ機でもこれほどの閉塞感はなかった】 この機種はアメリカのボーイング社と航空機製造でしのぎを削るエアバス社製で、航続距離1万キロを超す双発機だが、乗客を多数乗せられるために短距離の国内便でも多く使われている。 写真−1はその機内の様子で、席の配置が3×3×3の9席となっていて、詰め込めるだけ詰め込んだ座席配置がありあり。いくら...
セブ島工房 | 2018.06.22 Fri 19:43
これまで何百回も飛行機に乗っているが、今回のマニラ行きの便は飛行機搭乗までの遅延時間としては最長となった。 【写真−1 飛行機も大衆化した時代なので常に利用者は多い】 飛行機は定時に出ないのが普通になっているが、記憶の中では10年くらい前に、ヴェトナムのハノイからマニラへ戻った深夜便が3時間くらい遅れたのがこれまで最長であったが、今回はそれを大幅に上回った。 飛行機というのは飛んでいれば目的地へ速く着くが、鉄道のように発車数分前にチケットを買って乗ることができず、搭乗まで面倒臭い乗...
セブ島工房 | 2018.06.16 Sat 19:53
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