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JUGEMテーマ:55年物語 私は、昭和30年12月13日の聞いている話では午前4時頃だそうだが、今のように産婦人科などというものは少なく産婆さん(助産婦さん)の家で又は自宅に来てもらい産むのが一般的であった。私も自宅から歩いて5,6分の幼少のころよく遊んだ公園へと続く細い路地の助産婦と書かれた看板の小さな家で奮闘20時間以上陣痛と戦いオギャーと生まれた。生まれた時の産婆の第一声はしげしげと私の一物を見て「この子は将来女を泣かせるね」と言ったそうだ。母はこのことを全く信用して私が成人して結婚するまで時々この...
55年物語 | 2011.01.12 Wed 09:59
JUGEMテーマ:55年物語 それは、両親の婚約から結婚に至るまでの話です。まだ、昭和20年後半詳しくは判らないが26,7年の頃だと思う。私の父は、大手洋酒メーカーのSに勤務、母は家業の理髪店を手伝っていた。実は、結婚直前があまりにも壮絶で知り合ったいきさつなどは聞いていない。結婚するとなると当然ながら父は、母の実家に行き「娘さんをください」というのが常識で父もそれに違わず言ったらしい、当時サラリーマンはあまりいい職業ではなく商売人の方がはるかに裕福な生活をし安定しているご時世だったようだ。商売人の母...
55年物語 | 2011.01.11 Tue 16:06
JUGEMテーマ:55年物語 55歳の年末、そう、今日12月27日。昨日の夜は冬の嵐で雷と雨が、まるで頭の中で人生で出会った人たちの笑い声、呼ぶ声、怒鳴り声の様に、そして流した数々の涙や汗のように際限なく何かを問いかけてきた。「お前は今何者でこれからどうしていくのか」 そんな問いかけに答えようとしても答えられない。「55年も生きてきて情けない」。たぶん今死んでも誰も何も思わないだろうなあ。今、訳あって独り暮らし、一匹の猫とペット禁止のマンションで大家さんに頼んで飼っている。そんな二人暮らし?いつ死ぬか分...
55年物語 | 2010.12.27 Mon 11:18
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