キックボクシング (Kickboxing ) は、日本の格闘技。略称はキック。 日本ボクシング協会理事の野口修がムエタイの試合ルールを参考にして考案した、日本発祥の打撃格闘技である。リングを使ったプロ打撃系格闘技全般の総称を指すこともある。興行によってはムエタイ・空手・ボクシング・シュートボクシング・サバット・ドラッカ・テコンドー・散打等、様々な種類の立ち技格闘家同士が異種格闘技戦をすることもあり、プロ格闘競技種目の名称となっている。野口が1960年代にタイ王国の国技ムエタイを日本に招致する興行プランを立案。「ムエタイ対空手」、「ムエタイ対ボクシング」の異種格闘技戦のアイデアを実現させるために、試合としてのルールを編成したものである。興行が成功した結果、キックボクシングは「アジア地区で立ち技格闘技として最強と謳うムエタイに対抗し、日本が独自で開発した格闘技の一つ」とされている。日本で生まれた英語としては、Kickboxing の世界的普及度は同様の単語の中でもトップレベルである。
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