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叙情詩の世界

このテーマに投稿された記事：37件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c4/3800/

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魔法のじゅうたん

JUGEMテーマ：叙情詩の世界何も望まないはずなのに心が痛む瞬間があるのは何故だろう？何も望まないと決めたはずなのに胸が高鳴るのは何故だろう？世界が風景を変える瞬間があるそんな時、僕はいつだって不安と期待の中で揺れている振り返ると心地がよいのだがその最中に身を置いているときは風向きが分からず不安定で自分がそこに居ていいのかすら分からない今までずっと自分が一人ぼっちであったと錯覚をしてしまう夜がある誰にも言えない事ばかりを抱え込んで眠れない夜がある誰が私を救うのだろうか？私は誰を救えるのだろうか？タ...

Build Me Up Buttercup　　～楽園の入り口～ | 2010.12.10 Fri 22:00

木枯らしの吹く夜に

JUGEMテーマ：叙情詩の世界クリスマスの鐘が鳴るわけでもなく素敵な雪が町を彩るわけでもないそんな夜でも胸を締め付けられる事があるそんな時には愛犬にハグをして優しいキスをする君の誕生日を遠くの空から祈っていればそれだけでいいきっとこのまま目を閉じてしまえば素敵な夢を見れるんだけど月のカーテンがそっと揺れだして魔法のじゅうたんに乗る思ったよりも外は寒く感じない君が眠る窓際に誕生日カードをそっと置いて君が目覚めるまで近くの木に登って待っているそして君が目覚める瞬間に僕の夢も終わりを迎えるそんな胸の痛み...

Build Me Up Buttercup　　～楽園の入り口～ | 2010.11.16 Tue 23:33

綺麗な言葉

JUGEMテーマ：叙情詩の世界その夜は、あまりにも不思議だったあまりにも綺麗な星と雲が空一面に広がっていた僕はしばらくの間　遥か上空を見ていた足を踏ん張っていなければそれこそ空に吸い込まれてしまいそうな太陽は当然に沈んでいたけれどそれを不自由だとは感じなかった家路を帰る僕を照らす街灯さえなければどれだけ星を眩しく感じたことだろうそんな事を感じる僕は異常なんだけどそんな僕でも生きていられる鐘は誰のためにもなるのか？誰のためにもなる鐘をどう感じるのか？それが問題だハムレットの様に言うのであればそうい...

Build Me Up Buttercup　　～楽園の入り口～ | 2010.10.11 Mon 03:20

例えば僕が死んだら

JUGEMテーマ：叙情詩の世界今日は雨が降るそれは、草木に恵みを与えるヒトは少しだけ上を向きしかめっ面をしていたこの世界に大きくて小さい影響を与えたそして雨は止まずに降り続いたいつしか草木は腐っていきヒトは空を見なくなった宇宙からの光を失ってこの世界に大きくて小さい影響を与えたやがて世界中の陸地が海に沈み世界中の氷が溶けて世界中から火が消えた今日も風が吹いて雨が降る全ての生き物は海へ帰って行った長い長い年月を経て雨があがる長い長い年月を経てこの世界に大地が帰ってきた時多くの不安と少しの希望を携え...

Build Me Up Buttercup　　～楽園の入り口～ | 2010.09.16 Thu 00:05

親愛なるエズミへ

JUGEMテーマ：叙情詩の世界君と約束をしたのはずいぶんと遠い過去のようにもまるで昨日のことのようにも思える君がひと月近くも、その約束を忘れなかった事はこの文面を見る限りでは、いとも簡単に伝わってくるそして君は、私がまるでその約束を忘れてしまっていたかのように解釈するかもしれない仕方が無いそう思うのは自然の摂理と同じ程ごく普通の、そうあたかも決まり切っていたかの様に当然な事なのだから君が手紙をよこしてから私がその手紙を開くまで時間が掛った事にはもちろん理由があるだが、私はその理由を釈明するほどの...

Build Me Up Buttercup　　～楽園の入り口～ | 2010.09.07 Tue 04:51

星が砕けたら

JUGEMテーマ：叙情詩の世界太陽を見る事が出来ないこの僕は夜に願い事をする願い事をするたびに体から生命が少しずつ流れ落ちてゆくきっとそう遠くない近い将来に僕は破裂してしまうだろうそれは確かな事だけどとりあえずは明日はきっと生きているいつか星が砕けたらいつか太陽が燃え尽きたら世界が暗闇に包まれたなら人々は夢の中で生きて行くのだろうか？嬉しくて、喜ばしい事では無いのだけれど悲しくて、やりきれない事でも無いでも僕が部屋で一緒に住んでいる毎日、水をあげているこの植物たちが存在できない世界は少し悲しい

Build Me Up Buttercup　　～楽園の入り口～ | 2010.09.07 Tue 04:32

今夜すべてのバーで

JUGEMテーマ：叙情詩の世界繋がらない電話を置いてバーに行く春の夜道はまだ寒い薄手のコートを羽織りブーツを鳴らしてバーへ行くそこは新世界外の静寂とは対照的な空間耳に入る音楽もどこか心地いい僕の隣には占い師が座っていた職業を聞かれたけど僕は答えなかった彼女は僕に何度も職業を聞くので無職だと答えたすると彼女は黙りこくって何かを考えだした僕が目を違う方へ向けると若いカップルが2人の別れる時の最後の合言葉を決めていた僕は下を向いて時計を見た「何が待つわけでもないんだろ？」と占い師の女がまた喋りかけてきた...

Build Me Up Buttercup　　～楽園の入り口～ | 2010.04.21 Wed 04:08

思いが果てることは無く想いが馳せることも無い

JUGEMテーマ：叙情詩の世界生にしがみつくわけでもなく死に固執するわけでもない命を考えるわけでもなく命を嘲笑うわけでもない現状に満足するわけでもなく果てを望むわけでもない想いが馳せることもなく思いが果てることもない無くしたものを探せばきりがなく欲望を探せばたかが知れている未来を酔狂するわけでもなく過去にとえらわれるわけでもないでも大切にしているモノもあるでも大事にしていたモノもあるさよならさよなら二度とないものを望むならば省みることもないのであればそれはきっと自由と呼べるのだろう翼のない私...

Build Me Up Buttercup　　～楽園の入り口～ | 2010.01.08 Fri 06:22

最後の晩餐

JUGEMテーマ：叙情詩の世界怪物の終焉はいつも残酷ひどく醜い断末魔を響かせて人々に恐怖を与えた後にさみしく一人で息を引き取る大人は銃を手に取らないけれど戦い続けたモノの最後とはこういうものだ遠く遠く昔からある森の奥には精霊が住みついている最後に　今までの自分の本質を見抜いたモノにだけ称えられればそれだけで幸せと呼べるのだろうだから誰か心をズタズタに破いて欲しい最後の晩餐には人に何かを与えよう人に心を与えよう自分の生きた証として君に言葉を与えようとても悲しい言の葉をそうでもすれば少しは報われ...

Build Me Up Buttercup　　～楽園の入り口～ | 2010.01.08 Fri 06:01

医者は病人を、数学は悲しむものを、神学は罪人を作る

JUGEMテーマ：叙情詩の世界涙が落ちていく一粒地面に向かって雪が溶けていく春の温かさで光が消えていく闇に包まれて二度と太陽が昇らないのならばそれはそれでいいのかも知れない二度と明日が来なければそれはそれでいいのかも知れないでも彼女は知っている昔の侘しさや未来の儚さやこの映画の悲しみを罪を罰で裁くなら人が神に贖うなら人の気持ちにどう嘘をつこうか？創られたな良心と純粋な悪意をどうごまかそうか？それでも人生は続いて行くから人々は愛を売り、愛を買うのだろう刹那の意味すら知らないままに

Build Me Up Buttercup　　～楽園の入り口～ | 2010.01.07 Thu 07:18

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