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JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学 「そうそう、これだ、これ」と納得しながら読み進んだ。結局、バークが言いたいのは急激な変革は必ず綻びが出てくるということ。それをフランス革命を題材に(それをフランスの青年に求められたからだが)示していく。まあ、バークの考える保守主義について知りたいならこの本の半分ぐらいまで読めば十分。漸進的な改革、それが保守主義。これを変に右だの左だのという考えと結び付けて理解しようとする向きもあるが、安易過ぎるな。もっと深いよ、保守主義は。 なお、読みやすい訳で...
本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 23:11
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学 下巻を読んでも上巻で受けた印象は変わらず。解説で井上義和が述べている通り「隠れ保守の積年の屈折感情」から左派に対し排除の論理で仕返しするようなことはしていないが、その負の感情があちこちから滲み出てくる様子が何とも理知的じゃない。私が学んだ経済学では著者が専攻した教育学ほど長く左派が支配的ではなかったことも違和感を覚える一因かもしれない。もちろん今よりマル経の力は強かったが近経も頑張ってたよ、70年代半ばには。それと、著者は何故70年安保にあまり触...
本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 23:08
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学 冒頭で自分問題と社会問題の摺り合わせの重要性が述べられていて期待して読み始めたが、何だ、これは? 結局、長い間、「革新思想」側の人たちに抑えつけられてきたことへの恨みつらみ妬みじゃないか。保守サイドから見た冷静な革新分析を期待したんだが、上巻を読む限り不満しかない。ここからだと簡単にネトウヨに行っちゃうよな。これが吉野作造賞か。同賞受賞作は今まで何冊か読んだけど、今のところこれが一番○○だ。下巻で少し印象変わるかな…。(2019.12.3読書メーターに...
本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 23:06
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学 バーク、エリオット、ハイエク、フリードマン、丸山眞男、福田恆存などの保守主義者に焦点を絞りながら保守主義を解説している。文章は平易。フランス革命や社会主義と保守主義との闘い、アメリカや日本の保守主義の系譜などがわかりやすい。漸進的な改革を目指すのが保守主義であるが、終章にある「重要なのは、過去を否定することではなく、過去の伝統のうち、どの伝統を自らが継承すべきかを自覚的に選択することにある」という一文は重い。(2019.11.27読書メーターにUP) にほ...
本、読みました。 | 2020.05.08 Fri 23:01
JUGEMテーマ:思想・啓発・哲学 結局、最後の章にある「『ナショナリズムはファシズムをもたらしたからダメ』というようなウルトラ一般論の不毛さには敏感でなくてはならないのだ」というのが著者の言いたい事。続けて、こうした一般論はラディカルな意見表明のように見えて、理論的には何ももたらさないと述べている。確かにこういう表面だけ見ての条件反射的態度が多いのは事実。もう一歩踏み込んで考えればいいのにと思う事例は多数見かける。ただ、その方が楽なんだろうなぁ…。一種の思考停止だけどね。(...
本、読みました。 | 2020.05.07 Thu 11:30
魔術というのは、一言で言えばこの世界の諸法則を意図的に歪ませることである。 こう書くといかにも神秘主義的な期待や警戒心を人に抱かせるかもしれないが、今私はただ単に、超実存的な哲学の見方からそう述べている。 物理法則に根強く支配された基底世界と、私達一人ひとりを中心とする私達一人ひとりの個別の精神宇宙を対比させる時、魔術とは本質的にそういう事象であると思う。 私達の個別宇宙においては、ちょうど子供が皆そうであるように、ある程度の幻想を信じることが許...
夜沌舎 雑記 | 2020.04.16 Thu 19:54
まず報告として、 たまに気分を害する不要に攻撃的なメールが来るのと(これは昔からですが)、一体私の何を知っているのか知りませんが謂れのないツイート(極めて不愉快かつ的外れなもの)なども目に入ってきたので、 しばらく(もしかすると永久に)連絡先を一般に公開することはやめておこうと思います。 さて、「ウェブ上で多く発信して多くつながるのが善」というのが現代のひとつの支配的イデオロギーであるようにも見えますが、当然ながら、その...
SHKDのブログ | 2020.04.13 Mon 18:40
思うところがあり、noteをはじめました。 https://note.com/s_kadoba twitterはすぐ辞めてしまったのですが、こちらは続けられたらいいなと思っています。 がっちりとした考察でもないけれど、単なる無骨な思いつきでもない。 この世界への私の見え方を、ある種の詩ないし日記のように書き留めていくことが 今の自分にとって必要であるように感じたからです。 幸い、参考になる模範はあって、 ケン・ウィルバーの『ワン・テイスト』...
SHKDのブログ | 2020.04.05 Sun 17:02
思うところがあり、というよりは戦略的な理由から、Twitterを始めました。 https://twitter.com/s_kadoba 翻訳関連の情報、インテグラル思想や発達理論やスピリチュアリティに関する理論的な内容、このブログに書くほど固まっていない現代社会への分析や提案などを書き留めていこうと思います。 よろしければご覧ください。
SHKDのブログ | 2020.03.31 Tue 19:37
2020年は社会的変化の大きな年になりそうですが、実は今年、ウィルバー/インテグラル理論関連の書籍が、私の知っているだけでも「6冊」刊行される予定です。 ここにはもちろん、ティール組織の流行や成人発達理論の普及にも後押しされて、昨年6月に出版された『インテグラル理論:多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル』(拙訳)が一定の成功を収めたという事情があります。 ただし、予定と述べましたが、二冊は既に刊行されています。 一冊...
SHKDのブログ | 2020.03.28 Sat 21:46
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