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ノンフィクション
このテーマに投稿された記事：1092件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c224/1176/
- ノンフィクションの書籍が集うテーマです。ノンフィクションの定義は分かりやすく、文字通りフィクションではない文芸作品すべて(日記・旅行記・自伝・人物評伝・戦記・歴史・社会問題など)と考えています。
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作者のブログへ：「zexion」さんのブログ
その他のテーマ：「zexion」さんが作成したテーマ一覧(19件)
美しき翼〜父の回想録〜【第187回】
第六章・終戦 〜興安丸と復員〜（15） 家族の復員 10月の終り頃だったか、千代子姉の婿の片山兄が復員して来た。彼は満州の新京で応召され衛生兵として台湾に派遣されていたとかで、無事復員できた由。しかし、新京に残している家族一族の安否が心に残る。松次兄も終戦直前に新京で召集されたとか。弟の良次も現役の工兵隊として、東満国境の要塞構築に従事していたとか。はたして無事帰国できるやら、まったく分からない。 新京に残る千代子姉と子供4人、マサ子姉と子供1人と、松次兄、弟の良次9人が、無事引き揚げて来るの...
PLUSMAKER presents | 2009.01.26 Mon 09:15
【予約】 オバマ大統領就任演説 生声CDつき
【予約】 オバマ大統領就任演説 生声CDつき価格：￥1,050ショップ：楽天ブックス出版社：朝日出版社発行年月：2009年01月※表紙画像は変更となる場合がございます歴史的勝利！バラク・オバマ特集この演説から新しい歴史が始まる！...オバマ勝利の演説価格：￥1,260ショップ：楽天ブックス日米対訳 著者：ジェームズ・M．ヴァーダマン出版社：中経出版サイズ：単行本ページ数：175p発行年月：2009年01月本文：日英両文この著者の新着メ...オバマ演説集価格：￥1,050ショップ：楽天ブックス対訳 著者：バラク・オバマ／English Express編...
Allora☆Recommends | 2009.01.21 Wed 21:27
美しき翼〜父の回想録〜【第186回】
第六章・終戦 〜興安丸と復員〜（14） 重いペダル 翌朝、鹿児島本線の下りは満員だったが、何とか乗車できてほっとした。久留米駅で戦友と別れ、僕は羽犬塚駅で下車し弟の良則が八女中学にいるだろうと思い、訪ねて用務員さんに呼び出して貰った。出て来た弟はびっくりしていた。僕は無事を伝えた。バスの時間もまばらでどうしようかと話していたら、弟が「自分の自転車に乗って帰ってもいい」と言うので、通学用に使っていたものを借りて帰る事にした。 7年前と故郷は何も変わりなく、田舎の事とて爆撃もなく至極平和な山間...
PLUSMAKER presents | 2009.01.19 Mon 09:14
美しき翼〜父の回想録〜【第185回】
第六章・終戦 〜興安丸と復員〜（13） それぞれの喜び 久留米、熊本方面へ帰る者が7、8名いた。僕等は今から汽車に乗っても夜中になるので一泊をして帰る事に決し、駅前で旅館を探し宿泊を乞う。米がないとの理由で断られたが、おのおの米を残していたので皆で出し合い、夕食と朝食分を頼んでその旅館に宿泊した。 ところが夕食後、旅館内で酒を飲んでいるのか、大騒ぎで歌声がするようになった。何事か不審に思い尋ねると、朝鮮へ帰国する集団が嬉しさの余り騒いでいるとの事。いささか癪に障るが、事を起こしてもまずいので...
PLUSMAKER presents | 2009.01.13 Tue 09:16
『アフリカ 苦悩する大陸』 ロバート ゲスト(著)―読書記録
部外者の見た苦悩のアフリカの真実度数：★★★★☆ アフリカはなぜ貧しいのか。本書『アフリカ 苦悩する大陸』は『エコノミスト』特派員として南アフリカを拠点に7年間にわたりアフリカを取材したロバート ゲスト自身の考えをまとめた一冊である。『エコノミスト』特派員だけあり経済的な視点からアフリカ諸国が抱える問題を切る。 アフリカ 苦悩する大陸 発売日：2008年05月15日 通常価格：￥ 2,310 (税込） 著者：ロバート ゲスト 翻訳：伊藤真 ページ数：340ページ 出版社：東洋経済新報社 ■↓商品の詳細・購入はこちら...
Existence〜存在すること〜 | 2009.01.10 Sat 12:16
美しき翼〜父の回想録〜【第184回】
第六章・終戦 〜興安丸と復員〜（12） 国破れて廃墟あり 『国破れて山河あり』そんな気持ちはしない、「国破れて廃虚あり」。ここから見る博多の街は瓦礫の山だ。よくもこんなにやられたものだ。焼夷弾の雨に防火の手なく、焼け落ちた瓦礫が遠くまで続いている。昭和20年6月19日が福岡大空襲だったようだ。大阪市の空襲跡は上空を飛んでいる時に見たが、実感は余りなかった。博多の地に着いて初めてその惨さに驚いた。多くの市民が犠牲になり傷ついた事だろう。 こんな惨い傷跡を残して戦争は終わっていった。何でもっと早く...
PLUSMAKER presents | 2009.01.05 Mon 09:39
美しき翼〜父の回想録〜【第183回】
第六章・終戦 〜興安丸と復員〜（11） 走馬燈と復員式 夕方、港に横づけになっていた興安丸に乗船し、甲板下の大広間に詰め込まれた。薄暮に船は港を離れたので、黒暗みの中にどこへ向かっているのか僕等には分からない。大海原は静かだった。船酔いは感じない。船内は蒸し暑くとても眠れないので、甲板に出てみた。すでに多くの兵員が甲板で涼を取っている。いや、船の行き先を確かめているのかも。寝込んでいる者もいた。寒くなったので毛布を取りに船内に下り、毛布をリュックサックから外し甲板に戻り、そこで眠ってしまった...
PLUSMAKER presents | 2008.12.22 Mon 09:05
ホシのうた
JUGEMテーマ：ノンフィクション世界を旅しているヒト、石川直樹さんの著書の中にこんなエピソードがありました。南の海に生きる人たちは、島と島の位置を把握するのに、そのことが描かれた地図を歌にして覚えるそうです。その歌は「星の歌」と呼ばれていて、長いものだと一時間以上も続くのだそうです。どんな響きをたたえた唄なんだろうか？広がる海のその先に、見えない島をココロに見つめて唄う歌声。現実の役目を負った実用の歌、希望の歌、畏怖の歌、勇敢な歌、信じる気持ちをこめた歌、聴きたい。唄ってもみたいな。地図のうた、...
陽だまり | 2008.12.18 Thu 15:28
美しき翼〜父の回想録〜【第182回】
第六章・終戦 〜興安丸と復員〜（10） 興安丸と玄界灘 7年前の興安丸よ、良くも無事でいてくれたと目頭が熱くなった。この関釜連絡船には以前、四度乗船した事がある。 一度目は入営の時、玄界灘は風雨で時化ていた。二度目は操縦学生の試験に合格して藤原軍曹と北鮮会寧から内地の熊谷飛行学校に入校するため、釜山港から連絡船に乗った。この時は南京虫にやられた思い出がある。玄海灘は凪だった。昭和16年1月頃、僕は伍長の金筋一つ星の姿であった。三度目は退院後、加古川の第一錬成教育隊付になり、少年飛行兵五人と奉天...
PLUSMAKER presents | 2008.12.15 Mon 09:07
ほん。その１
JUGEMテーマ：ノンフィクション『被曝治療８３日間の記録』 岩波書店授業で先生が取り上げていて興味を持ったので読んでみました。１９９９年の東海村臨界事故というと、私はまだ小学生だったのでなんとなーくしか記憶がありません。もちろん当時は放射線が恐ろしいものだってしりませんでした。大学に入り、そういった分野も勉強している身なので専門用語もなんとなーく理解はできるし、「放射線は恐ろしい」ということもなんとなーくはわかっているのですが、それにしてもこんな風に被曝の被害が刻一刻と知らされていると、改めてそ...
ソラノアオ | 2008.12.13 Sat 22:56
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