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想い出のホンジュラス暮らし
このテーマに投稿された記事：32件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c129/25664/
- 2006年から2008年まで住んだ中米ホンジュラスの身辺雑感。文章はフィリピンの日刊邦字紙に掲載された物を使用し、写真は新しくした。
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作者のブログへ：「bakilid」さんのブログ
その他のテーマ：「bakilid」さんが作成したテーマ一覧(53件)
想い出のホンジュラス暮らし その（21） お役所仕事は世界共通
【写真−1 結局、工事が終わったのは帰国してからかなり経った時期であった】 家の前の道が掘り返され車庫に車を入れられない。市による下水管工事のためで、工事をするのは知っていたがいきなりの開始である。市役所の担当に『住民に代替車庫の手当てをするべきではないか』とかけあうと、そんなことを要求する人間はホンジュラスにはいないと、宇宙人を見るような表情と対応だった。 どの国でも『お役所仕事』というのがあり、横柄、非能率の代名詞に使われるが、この場合はひどく『外国人にそんな対応を...
セブ島工房 | 2017.02.12 Sun 21:44
想い出のホンジュラス暮らし その（20） オリンピック
北京オリンピックが何かと物議をかもしている。年々10数％の経済成長を記録し、世界の生産工場と豪語、大消費地ともなった中国である。国力を誇示するために、「オリンピック」を最高の宣伝媒体として利用するのは当然で、日本も韓国もかつて同じ事をした。 【ホンジュラスで最も古い教会での洗礼式】 しかし、その8月開催をホンジュラス人に聞いても誰も知らず、ましてチベットの問題など情報も寡少なので、先進国が騒ぐような関心もないのが実情である。以前にも書いたが、こちらの人間の「中国（チーノ）」と...
セブ島工房 | 2017.02.08 Wed 19:14
想い出のホンジュラス暮らし その（19） セマナ・サンタ
今年のイースター（復活祭）は暦の関係で早く3月第4週にあった。スペイン語圏ではこの週をセマナ・サンタ（聖週間）と呼ぶ。期間中、私どもが住む街では『アル・フォンブラ』という華麗な祭事が行われた。当日は内外の見物客が押しかけ、人口7万人余の街が倍に膨れ上がり、拙宅にも10人の宿泊者があった。 【写真−1 大聖堂横に作られた一番長いアル・フォンブラ】 ホンジュラスもフィリピンもカトリック信者が多数を占める。ホンジュラスは90％以上の国民がカトリック信者でフィリピンをしのぐ。カトリックの総本山バ...
セブ島工房 | 2017.02.04 Sat 20:16
想い出のホンジュラス暮らし その（18） 一時帰国
健康診断で日本に一時帰国、1ヶ月間滞在した。ホンジュラスから日本への直行コースは、アメリカのヒューストンで1泊する必要がある。ところがヒューストンの空港では入国手続きに長蛇の列、2時間以上も立ちっぱなしの酷い状態で並ばされた。 【写真−1 旧首里城にて 琉球という独自の文化があった】 テロを防ぐという大義で指紋やら写真を撮られるが、犯罪を企む連中は表から入って来るとは思えない。アメリカはシステムさえ整えれば万全と過信する単純なところがあり、どうも好きになれない国である。 さ...
セブ島工房 | 2017.02.01 Wed 21:53
想い出のホンジュラス暮らし その（17） コパン・ルイナス
クリスマス休暇でグアテマラ国境近くの『コパン・ルイナス』へ行った。コマヤグアから道路距離では相当な距離があり、バスの乗り継ぎは不便と思って車で行った。ここには世界遺産登録の『マヤのコパン遺跡』がある。年間20万人ほどの内外の観光客が遺跡目当てに訪れ、ホンジュラスでは最大級の観光地になる。 【写真−1 コパン・ルイナスの街角 街に敷き詰められた石畳が目に優しい】 中米には紀元前より『マヤ文明』が栄え、版図はメキシコ南部、ユカタン半島、グアテマラ、ホンジュラスにまたがった。ちなみに『マヤ...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2017.01.26 Thu 21:47
想い出のホンジュラス暮らし その（16） 政治
ちょうど1年前、私はホンジュラス派遣が決まり、長野県にある施設で訓練を受けていた。訓練が終了して東京へ向かう高速バスのテレビ中継で、安倍が自民党総裁に選出される様子を見ていた。安倍政権誕生して1年後、今度はホンジュラスで福田が総裁に選ばれたことを知る。 【写真−1 木曽駒ヶ岳（2955ｍ）登山の帰り 千畳敷カールを見下ろす】 安倍は『風を読む』のが鈍く政治家としての器量がなかった。今回の辞任劇でも、子どもに示しがつかない汚点を残し、政治家業の3代目の弱点が脆くも出たといえ...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2017.01.23 Mon 22:08
想い出のホンジュラス暮らし その（15） 独立記念日
9月15日はホンジュラスの独立記念日だった。1821年、スペインのくびきから離れて今年で186年になる。わが小都市でも、週末にかけて記念行事が行われた。といっても、国家の威信だとか尊大さなどは全く感じさせない催しだった。 【写真−1 このように学校ごとや職場などのパレードは続いた】 中心になったのは市内のほとんどの学校が参加したパレードで、低、中、高学年と分けて数日前から繰り広げられた。 学校ごとのパレードの先導はバトンを持った少女達で、各校選り抜きの美形が華やかさを盛り上げる。 &...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2017.01.20 Fri 19:30
想い出のホンジュラス暮らし その（14） ハリケーン
日本もフィリピンも台風シーズンに入った。この熱帯低気圧は発生する海域でそれぞれ別称され、フィリピンの東方海上で生まれたのが『台風』、インド洋上が『サイクロン』、西大西洋、カリブ海で発生するのが『ハリケーン』となる。 【写真−1 強い雨が住む町の道路を叩きつける】 おりしも今年2番目のハリケーンがホンジュラスに近づいた。1番目の時、アメリカ南部では先年の『カトリーナ』災害の稚拙な対応に懲りて、非常事態宣言を出し備えたが肩透かしを食った。どちらも風速毎秒70ｍに達するカテ...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2017.01.16 Mon 19:30
想い出のホンジュラス暮らし その（14） ハリケーン
日本もフィリピンも台風シーズンに入った。この熱帯低気圧は発生する海域でそれぞれ別称され、フィリピンの東方海上で生まれたのが『台風』、インド洋上が『サイクロン』、西大西洋、カリブ海で発生するのが『ハリケーン』となる。 【写真−1 強い雨が地面を叩きつけている】 おりしも今年2番目のハリケーンがホンジュラスに近づいた。1番目の時、アメリカ南部では先年の『カトリーナ』災害の稚拙な対応に懲りて、非常事態宣言を出し備えたが肩透かしを食った。どちらも風速毎秒70ｍに達するカテゴ...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2017.01.16 Mon 18:53
想い出のホンジュラス暮らし その（13） 中米最大のカーニバル
こちらに赴任して7ヶ月が過ぎた。海の魚を缶詰で食べるくらいが難点の、まずまずの生活を送っている。遠出というと首都に出る程度だったが、先日、我が家から300キロ先の『ラ・セイバ市』に行った。 【写真−1 この辺りは高原地帯を走リ、快適に飛ばせる】 鉄道のなくなったホンジュラスは、バス移動が主役で、幹線道路は整備されて交通量も少ないが、運転は荒く事故は多い。目指した街は国内3番目に大きい都市で、毎年5月にカリブ海沿岸で最大級という触れ込みの『カーニバル』が開催される。 カーニバルには、...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2017.01.12 Thu 21:03
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