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ラオスに2つある世界遺産の内の一つ、古都『ルアンパバン』の印象記
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ルアンパバン紀行 その(10) カヤックでメコン河支流から本流を横切る

【写真−1 右手側が上流】    里山歩きの次はカヤックで、写真−1は最初メコン河かと思っていたがメコン川に流れ込む支流の『ウー川』で、この時期はそれほど水量を感じさせないが増水期には手前の草が生える地点まで水が来るという。 【写真−2 魚の沢山獲れそうな流れ】  写真−2は下流方面で、漁に使う川舟が岸辺に舫われているが、どれも同じデザイン、材質なのでこの近くに造船所があるのだろう。この川舟は和船と同じような工法で作られているかと思い、近寄って観察したかったがガイドに先を急がさ...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.09.23 Fri 19:16

ルアンパバン紀行 その(9) ルアンパバン郊外の里山歩き

 街歩きの間に、旅行会社が催す現地ツアーに参加する。ルアンパバンの目抜き通りにはツアー会社が興味を引きそうなメニューで客を呼び込んでいて、いくつか回った中で。『トレッキング+メコン河カヤッキング+洞窟+象乗り+酒造り村』という欲張ったプランを選択。 【写真−1 土はラテライトのような赤褐色】  写真−1はそのトレッキングの最中で、ホテルへ迎えに来たバンに乗って出発点へ行くが他のメニューの観光客と一緒で、ここで降りたのはガイドと私たちのみで贅沢といえば贅沢。  トレッキングと銘打っては...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.09.18 Sun 21:54

ルアンパバン紀行 その(8) 元王宮の国立博物館と街角点描

 ラオスにはかつて統一王朝の『ランサン王朝』があって、やがて分裂し3つの王朝となり、それぞれ現在の首都ヴィエンチャン、南部のチャンパ―サック、そしてルアンパバンにあった。 【写真−1 ラオスで一番格の高い寺は五層の屋根を持つらしい】  ルアンパバン王朝は1706年に成立、1947年まで続いたとある。写真−1はその元王宮で現在は国立博物館になっていて見学ができる。写真右はその敷地内にある廟で、ラオスの寺の格式は屋根の層が多いほどあるらしく、奥の方に元王宮が写る。  元王宮の建物は1904年に建てられ、...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.09.12 Mon 11:48

ルアンパバン紀行 その(7) ルアンパバンに流れる川の畔で

【写真−1 ラオスの女性は結構酒飲み】  ルアンパバンにはメコン河本流と、そこに流れ込むカーン川の二つの河がある。写真−1はカーン川沿いで、この川の畔に建つホテルへ泊まり、川沿いに歩いている時の光景。  オークパンサーの時期に行われるドラゴン・ボートの練習艇が小気味よく漕ぎ進み、それを見下ろしているのは川縁の木陰に作られた簡単な席で酒食をする地元の人々。食べているのは串に刺して焼いた簡単なもので、一度食べようと思ったが食欲をそそる物はなかった。 【写真−2 この河の色がメコン河。濁...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.09.06 Tue 21:51

ルアンパバン紀行 その(6) ルアンパバンの古い建物と古い車

【写真−1 写真だけ見るとまるでヨーロッパの街並み】  ラオスはフランスの植民地であったために、その当時に作られた建物には欧風の雰囲気を持ち、ルアンパバンは戦火がなかったためか多く残る。  写真−1はそういった建物の多く残る通りで、世界遺産になってから手を入れられているが、その多くはレストランなどに転用されている。 【写真−2 中の作りはラオス風】  そういった家々を眺めて行くと、写真−2の建物の建造年表示を見かける。この家は1935年建造で、今から81年前となる。1935年というのはヨーロッ...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.08.30 Tue 21:27

ルアンパバン紀行 その(5) ルアンパバンの寺と街角風景と祭事の準備

 ラオスは内陸部にあって、その昔から隣国との争いが頻繁にあり、色々な王朝が生まれたが14世紀になって『ランサン王国』がルアンパバンに作られ、これは1975年のラオス革命まで続いた。 【写真−1 この時期学校も休みのため子どもが境内でノンビリ遊んでいる】  王都のために由緒ある寺院も多く、この狭い地域に80以上が建立され、その寺院群を含む街並みが1995年、ユネスコによって世界遺産に登録。2001年には南部のチャンパ―サックにあるワット・プーとその遺跡群が世界遺産になり、ラオスは2つの世界遺産を持った。 ...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.08.26 Fri 21:32

ルアンパバン紀行 その(4) 夕間暮れのルアンパバンとナイト・マーケットに夕食で食べたものは

【写真−1 ここでなければという品物はない】  プーシ―の丘から降りてくると、本通りには写真−1のナイト・マーケットのテントがぎっしり張られ、テント越しの灯りが透き通って得も言われぬ風情を醸し出す。写真前方の建物は元の王宮、今の国立博物館敷地角に建つ『Haw Pha Bang』。  このナイト・マーケット、10数年前に初めて行った時はローソクの明かりで、山から下りてきた少数民族が民族衣装を着て道端に座り込み商売をしていて、その暗さと侘しさが印象に残っている。その頃は面白そうな品物を並べていたが、今は香...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.08.22 Mon 20:16

ルアンパバン紀行 その(3) 祭事で浮かれる街の様子とプーシ―の丘へ

【写真−1 タイでも同じような事をやっていた】  落ち着いてから街歩きのためにホテルを出ようとしたら、ホテルの庭で写真−1の光景に出くわす。この時期『オークパンサー』という一年でも大事な仏事時期になり、こうやって籠に柱を立ててお札をぶら下げているのはお寺に収めるためで、さしずめお賽銭とでも言おうか。  新札を一枚ずつビニール袋に入れて、綺麗に作ってあるがお札の額面は1000や5000キープで、日本円に換算したら10円とか50円で華々しさの割にはトータルではたいしたことはないが、あくまでも気持ちの問題...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.08.17 Wed 20:28

ルアンパバン紀行 その(2) ヴィエンチャン・ワッタイ空港からルアンパバン空港へ

【写真−1 ODAの結果というのはこれ見よがしにやるものではない】  ラオスという国はアジアの最貧国の一つになり、当然各国のODAが入っているが、特に中国の援助は政治的思惑もあって相当な額が入っているし、民間投資額でも1989年〜2014年の累計額は54億ドルの最大国で、ヴィエンチャン市内の主だったビルは中国資本であるし、『中国市場』と呼ばれる、まるで中国の植民地のような地域もある。   ラオスはどっぷり中国に飲まれていて、中国がシンガポールまで繋げたい新幹線構想もラオスを通るが、このラオス国内工...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.08.12 Fri 21:14

ルアンパバン紀行 その(1) プロローグ メコン河の畔にて

【写真−1 観光客用に喜捨セットを売っていた。悪くはないと思うが】  記憶の薄れない内に、2014年10月に家人と訪れたラオスの古都『ルアンパバン』を写真と共に綴ってみることにする。  写真−1はルアンパバンの僧侶たちが朝の托鉢をしている一枚で、早起きして行ったが、不思議な光景であった。 【写真−2 下流に向かって漕ぎ出すが勝負は最初の流れの読みで決まる】    この時期、ラオスは長い雨季から乾季に替わる頃で、社会主義国とはいえ仏教の信仰厚いこの国は仏教暦で動いていて、雨季明けを『...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.08.07 Sun 19:16

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