[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
フランスで発見された腰骨の化石が、現生人類とは微妙に異なる、現生人類ホモ・サピエンスの初期の系統に属していた可能性があることが、新しい研究で明らかになりました。 この化石は、ヨーロッパでネアンデルタール人だけと思われていた集団が、ネアンデルタール人と現生人類が一緒に暮らしていた可能性を示唆している、と科学者たちは指摘しています。 科学者たちは、8/4付けScientific Reportsのオンライン版(「Anatomically modern human in the Châtelperronian hominin collection from the G...
ナオさんの海だ、村田だ、湘南だ!! | 2023.12.10 Sun 23:47
はるか20万年前、洞窟に住んでいたヒト属たちは、死者を埋葬し、芸術作品を制作し、ビーズや貝殻、羽毛、その他の装身具で宝飾品まで作っていたことは、もうすでに常識となりつつあります。 しかし、ネアンデルタール人の住処から回収された道具の中で、おそらく最も魅力的なものといえばそれは接着剤です。 そしてそれは、合成され加工された接着剤でした。 初期のヒト属は、この素材を例えば、石器を木の軸に取り付ける接着剤として使っていたと考えられてます。 考古学者がヨーロッ...
ナオさんの海だ、村田だ、湘南だ!! | 2023.11.13 Mon 00:10
いままでネアンデルタール人は、氷河期を動物的な傾向だけで生き抜いた鈍感な人間だと思われてきた。 ネアンデルタール人は言葉も火も持たず、着るものも加工されておらず氷河期の厳しい寒さの中で、動物的な感覚のみで生き延びてきたと考えられていました。 しかし、2009年にスヴァンテ・ペーボ氏がネアンデルタール人のゲノム分離・解析に成功し、2022年のノーベル生理学・医学賞を受賞した時には、すでにその考えは考古学的証拠の前に崩れ始めていた。 それ以来、...
ナオさんの海だ、村田だ、湘南だ!! | 2023.05.21 Sun 23:00
古代DNA解析は、古代の集団の遺伝的構成や移動パターンを知ることができる強力なツールであり、スヴァンテ・ペーボ氏がこの成果で昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞したことはご存じの通り。 旧石器時代の狩猟採集民は、26,000〜19,000年前頃の氷期による海面低下期にシベリア北東部とアラスカ西部の間にできた陸橋(ベーリンジア又はベーリング陸橋)から北米大陸に入ったことを示す証拠があるそうです。 南米大陸の場合、古代人骨の遺伝子研究により、この大陸に最初に人が住み始めたのは約1万5千年前...
ナオさんの海だ、村田だ、湘南だ!! | 2023.03.19 Sun 23:21
「やだねえ、今年ももう終わりかい? 早いわねえ」 「毎年言ってるけど、このあいだ正月になったばっかりだと思ってたのになあ」 「おや、玄庵先生じゃねえですか。 どうしたんです?」 「どうしたじゃないよ、今年もあと数日だからな、年末の挨拶に来たんだ」 「この一年いろいろありましたねえ、今年もお世話になりました」 「今年は想定外のことがあったからなあ。 北のおろしや国は隣の国に侵略戦争をしかけたそうな。 理不尽に戦争をしかけられたほうは、いい...
ナオさんの海だ、村田だ、湘南だ!! | 2022.12.24 Sat 23:50
う〜ん、ヒト属進化の歴史の解明は一筋縄ではいかないですね。 まあそれだからこそ、未知の歴史を究明し真実を知ることに面白さがあるんでしょう。 今回の発見と研究報告は通説の人類アフリカ誕生説に対し一石を投じるもので、とても興味深いものです。 ヒト属の進化がアフリカだけに限らず同時多発的に起こったというのは、確かにカンブリア紀の大爆発※などのように歴史の中ではありうることなので、可能性がないとはいえないでしょうね。 (※:2018年の論文によると、カンブリ...
ナオさんの海だ、村田だ、湘南だ!! | 2022.02.08 Tue 00:04
人類はいつから服を着はじめたのでしょうか。 衣服の起源はどこにあるのか。 衣服を身に付ける行為は私たち人類だけの特徴ですが、それが習慣となった経緯を解明しようという試みが研究者たちによって続けられています。 毛皮や皮革などの有機物は一般的に化石としてほとんど残らず、数万年も経つと骨を取り巻く軟組織と同じように朽ち果ててしまう。 しかし研究者たちは、染色された植物繊維や衣服に寄生するシラミなど間接的な証拠物を手掛かりにして、次第に明らかにしてきています。 古代の服飾類...
ナオさんの海だ、村田だ、湘南だ!! | 2021.11.14 Sun 00:07
今夜21時からBSプレミアムで「奄美アドベンチャージャーニー」を放送するのを、夕方気づいてなんとか録画もできました(笑) 久しぶりで八幡さんを見ましたが、コロナ禍のなかいつものTシャツ、短パン、ギョサンで頑張ってますね(笑) 海が本当にきれいでした。 そういえば数十年前奄美大島に行って、南岸のマングローブエリアでシーカヤックを漕いだことを思い出しましたよ。 さて、最近ネアンデルタール人の研究が進んでいて、ホモ・サピエンスと同等の能力を持っていたことが次第...
ナオさんの海だ、村田だ、湘南だ!! | 2021.09.25 Sat 23:46
フィリピンはフィリピン人の国とひと口に語られるが、世界でも有数の多民族で構成されている国で、どのくらいの部族がいるのか分類によって数は変わるが、一説には200を超えるといわれている。 【500年前にマゼランを倒し今はフィリピンの英雄となったラプラプの像】 基本的にはマレイ系になるが、その中で多数派を占めるのはルソン島中部のタガログ族とセブを中心にするヴィサヤ族(セブアノ)で、母語別に分けるとヴィサヤ語を話す人の方がタガログ語より多いとされる。 フィリピ...
セブ島工房 | 2021.08.20 Fri 21:15
現代人(ホモ・サピエンス)にしかないと思われがちな特徴が、かつてはネアンデルタール人にも存在していた可能性を示す証拠が増えています。 中世には「ユニコーンの骨」で有名だったドイツ北部ハルツ山地のアインホルンホーファーには、神話ではなく、ネアンデルタール人が作成した象徴的な芸術作品があることが、新しい研究で明らかになりました。 今回の発見はネアンデルタール人が、音声を生成して聞き取る能力、道具や技術の生産、死者を弔うことなど、複雑な行動特性を持っていたことを示す従来の...
ナオさんの海だ、村田だ、湘南だ!! | 2021.07.24 Sat 23:50
全58件中 1 - 10 件表示 (1/6 ページ)