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『ブレードランナー』(1982) 観たことがなかったので2049より先に観ておこうと。古きよきサイバーパンク。柄が光る傘とか女性の髪型とかに古さを感じたけど、物語自体は全く古くなくて途中からすっかりのめりこんで観ていた。「私たちはどこから来てどこへいくのか」という普遍的なテーマ。サーチライト(広告? 空飛ぶ車のヘッドライト?)でゆらゆらと照らされる廃墟然とした建物の階段、そこを上っていくシーン。最高か。 『キングスマン2 ゴールデンサークル』 1を観ていないけど問題はなかった。シリーズの途中から観て...
水平線上の雨 | 2018.03.16 Fri 19:18
15時17分、パリ行き ☆☆☆★★星3つ(5点満点中) アムステルダム発パリ行きの高速鉄道に、武装したテロリストが乗り込む。 旅行中で偶然乗り合わせた幼馴染のアメリカ軍人たちが犯人に立ち向かう。 監督はクリント・イーストウッド。 2015年8月に実際に起こったタリス銃乱射事件を映画化したもの。 クリント・イーストウッドは最近は再現ものばかり撮っているな。 この作品で一番驚くべきは、主演の3人が事件に遭った本人だということ。 俳優を使わず本人にやらせちゃうとは監督もずいぶん思い切ったなあ。 主演の3人以外...
才能とは努力を継続できる情熱 | 2018.03.13 Tue 12:17
JUGEMテーマ:映画の感想 デヴィッド・リンチ アートライフ 以前出たインタビュー本でもイレイザー・ヘッド以前のことを多く語っていたが、本作ほど父親との関係については取りざたしていなかったような気がする。家を離れて自由に創作して、それが楽しいとなると、常識を忘れてしまうんだな。喜々として虫の死体やら見せちゃいかんでしょ。そこで自分の行く末について確信したんじゃないかな、とこれは妄想ですが。 遅咲きにもいろいろなタイプがいて、リンチは割と長い間芸術家として大成...
やすらぎのペンギン・カフェ | 2018.03.12 Mon 22:09
JUGEMテーマ:映画の感想 JUGEMテーマ:今日のキーワード シェイプオブウォーターを見て感じたことは、人と人が心を通わせる場合、言葉に比重がかかりすぎていないか、ということである。主人公は、言葉で話せないのだが、言葉に頼らない交流をしていた。関わりは、言葉だけではなく、他にあるのだ。感覚で交流することがある。身体で感じることもできる。愛情は、どのようにして育つのか。それを描いている映画とみることも出来るのではないだろうか。
岩瀬正幸教育研究室 Masayuki Iwase Laboratory | 2018.03.12 Mon 18:12
「しあわせ絵の具」映画 モードの絵は、生活の中にあるモード自身の心象風景を描いている。 自分が描きたいように描いている。 フレームには、モードの世界が広がっている。 モードは、自分が歩いて見た景色・ 窓から見た景色を描いてきた。絵には、一つとして同じものはないという意味を語っていた。 モードの家の窓から見える景色は、モードの絵になるのだ。 モードは、結婚した後も絵を描き続けている。 エベレットとモードは、生活を通じて、2人が愛していることの素敵さを伝えてくれた。
岩瀬正幸教育研究室 Masayuki Iwase Laboratory | 2018.03.11 Sun 17:04
映画『潜水服は蝶の夢を見る』(07年フランス) ファッション誌の編集長、42歳、子ども3人の父親として華やかな人生を送っていた主人公が、ある日突然、脳梗塞で倒れ、「ロックトイン・シンドローム(閉じ込め症候群)になってしまいます。「全身が麻痺し、自分の中に閉じ込められる。」という珍しい病です。 どん底の中から、やがて生きる希望が湧いてきます。身体的自由が奪われ、唯一動くのは左目だけ、どん底に落とされた主人公ジャンに対し、言語療法士は、瞬きでコミュニケーションをとる方法を教えます。ある日ジャ...
j.k.nolenが愛した100本の映画 | 2018.03.11 Sun 00:07
JUGEMテーマ:映画の感想 イクスピアリでリバイバル上映しておった。1日2本、4日間のみ。3日目の2本目(夜)行ったら5人はいた(爆) 140分ほどの尺だけど、ストーリーは分かりやすい。普通のドラマだと思ってくれればいい。しかし、とっておきの一品であることには間違いないね。近年の中では一番好きな作品のひとつ。 ーーーキリトリーーー 実在したアメリカの4人組ボーカルバンド「Four Seasons」のバイオグラフィーをテーマにした脚本で、役者たちは同名ミ...
やすらぎのペンギン・カフェ | 2018.03.09 Fri 02:27
JUGEMテーマ:映画の感想 スター・ウォーズ8 サブタイトルは最後のジェダイ、だっけ……。ポスターにいい顔の男が一人も並ばない稀有な作品である。ネタバレはありません、のはず。 ーーーキリトリーーー レイア姫やルークの出番で、割と笑ってしまうのはなぜなのか(釣りとか、大気圏からの帰還とか、空中浮遊とか)。EP4,5,6の後日談として確かに欠かせない役者たちだけど、それが必ずしも現代のピクサー映画にマッチするわけではなく、といってもファンからは求められてい...
やすらぎのペンギン・カフェ | 2018.03.08 Thu 05:24
JUGEMテーマ:映画の感想 好きな「SF作品」なんかある? ディスカバリー・チャンネルで放映していたSF特集によると、SFの元祖は「フランケンシュタイン」である。そして、スター・ウォーズはSF作品ではなく、宇宙で繰り広げられる西部劇だ。前者は人間を改造しようという「空想科学」をモチーフにしている意味でSFであり、後者は宇宙を舞台にはしているけれど空想科学の要素がないからSFではない、ということのようだ。 これに則れば、SFとホラーは実は相性がいい...
やすらぎのペンギン・カフェ | 2018.03.07 Wed 03:57
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