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JUGEMテーマ:ミステリ 伊坂幸太郎の新刊を店頭で見つけたので、久々に購入してみようかなと実際に手に取ってみたら・・・軽かった。本文をパラパラとめくってみたら文字数が少なさそうだ。こりゃあ、すぐ読み終わるな。猪苗代湖の音楽フェスのために書かれたものとのことだが、7年かけて作られた、毎年書いたものを纏めたものらしい。 最初から読み進めると途中であることに気がついた。いつもは、独立したストーリーを3つ以上並列させ均等に話が進んで行き最後に複数の話を集合、辻褄合わせをするの...
vivahorn の図書館 | 2022.09.19 Mon 10:59
JUGEMテーマ:ミステリ 教育問題、いじめ問題、マスコミ問題等々加えてお得意の*****問題、それらが複合的に絡み合って中山ワールドを形成していく訳だが、父親の教師としての倫理観が不安定に揺らいでいくのは実に生々しい。聖職と言われていた教師がいつの日から職業教師になり下がったのか、その変換点は皮肉にも日本人の人権に対する考え方が変わった時と符合する。あらゆる特権が剝ぎ取られた教師には何も魅力が無い、過酷な労働・負担だけが残る、モンスターからの攻撃。そのため、更に教師のなり手...
vivahorn の図書館 | 2022.09.06 Tue 15:32
JUGEMテーマ:ミステリ ああ、また村田紗耶香を読んでしまった。「コンビニ人間」、「消滅世界」、「生命式」と読むたびに、「村田紗耶香は読まない!」、「俺は村田紗耶香をやめる自信がある!!」と宣言してきたが、また本書「信仰」を購入して一気に読み終えた。これまでの私の強い意志、自信はいったいどこに行ったのやら。だって、表紙の帯に「なあ、俺と、新しくカルト始めない?」、「カルト商法」って書かれていたら、誰だって買うでしょう。なにせ、旬の話題ですから。 カルトからの勧誘を受け...
vivahorn の図書館 | 2022.08.30 Tue 18:25
JUGEMテーマ:ミステリ 積読だったが、文庫を購入したタイミングで読み始めて、途中から単行本にシフトした後は、一気に読み終えた。電車では文庫本しか読まないと決めているが、なかなか車中では集中できず進まない。今回は負け試合。敗因は、複雑さに欠いたストーリー展開に騙されたこと。 デビューしたての頃は殺人及び死体の描写でかなり生々しい表現が多かったが、最近では売れっ子になっちゃたからか臓器損壊の説明がかなりマイルドになっているように思える。別にインパクトを求めている訳ではな...
vivahorn の図書館 | 2022.08.13 Sat 18:15
JUGEMテーマ:ミステリ 6話から成るリーガル物。全体を通しての主人公は元医師で腕利きの冷徹で少し謎めいた弁護士だが、彼の、招かれた大手弁護士事務所の刑事部門の(リストラ含み)の強化策に、反発を感じながらも事務所に残ったメンバーたちが、各話で中心になりながらストーリーが進んでいく。各話を短編のミステリーと考えると、どれもネタは面白いが、やっぱり、文章だよな、引っかかるのは。直接的すぎるっていうか、説明的すぎるっていうか。文章の練り方が足らない感じを受ける。ミステリーネタが良いだけ...
本、読みました。 | 2022.06.06 Mon 05:37
JUGEMテーマ:ミステリ これ読むの小学校以来ですよ。懐かしいな。もっとも、あの時読んだのはポプラ社から出ていた子供向けの本だったので、一般向けのものを読むのは今回が初めて。それでも、読んでいて出てくるのは、「ああ、こんな暗号だったな」とか「そうそう、最初は違う場所に行っちゃうんだよな」とか、思い出を追いかける感想ばかり。でも、それでいいよね、たまに子供時代にワクワクしながら読んだ本を(あるいはその大人版を)再読するというのは。 にほんブログ村
本、読みました。 | 2022.06.06 Mon 05:30
JUGEMテーマ:ミステリ ※ネタバレあり 久しぶりの京極夏彦。しかも彼の現代物を読むのは本当に久しぶり。六つの話から成る。渡来健也という若い男が突然やって来て、殺された女性について色々尋ねてくる、というのが1話から4話。5話は刑事、6話は国選弁護士と彼との話になっている。最後が国選弁護人になっていることからわかるように、犯人は結局彼だったし、それを5話の最後に自分から刑事に伝えてるんだけど、そんな彼が何故、1話から4話までの4人に対し、殺した相手について聞いて回ったのか。いや、あっさり云おう。...
本、読みました。 | 2022.06.05 Sun 23:40
JUGEMテーマ:ミステリ 上下2巻。週刊モーニングに連載されている漫画を立ち読みして面白そうだと思ったので、原作本を購入。著者らしいお色気シーンはあるし、何より歴史上の有名人物(実在・架空を問わず)が数多く登場するのが楽しい。主人公がいるっちゃいるんだけど、じゃ、誰? となると「うーん?」。元南町奉行のご隠居か、その部下だった元同心がそれになるのかと思うが、二人ともそこまで主人公らしさが強くない。ある種の狂言回し的な存在。それだけ各話の中心人物のキャラが立っているということか。やっ...
本、読みました。 | 2022.06.05 Sun 23:24
JUGEMテーマ:ミステリ 3か月ぶりに中山作品を読んだ。いつもの様に約1日で一気に読み切り、犯人捜し。今回は2勝1敗、録音は判ったが弓でちょっと迷ったのが完全試合を逃した敗因。まあ完全試合は大袈裟かな。 本作品、ちょっと内容薄いな。人面島というおどろおどろしい名前の割には恐怖が迫ってこない。また、人面瘡ジンさんの悪態も迫力ないし中途半端。それともこちらがそれになれてしまったのかは不明。 中山作品では犯人特定に当たってはあらゆる先入観を排除して推理しなければなら...
vivahorn の図書館 | 2022.05.27 Fri 12:15
JUGEMテーマ:ミステリ ※ネタバレあり 図書館本。無骨で真面目な武本とやることなすこと警察の常識外のエリート潮崎のコンビが活躍するシリーズの4作目。個人的には武本の動きを描いている部分がハードボイルドタッチで気に入っているので今作のように潮崎パートが多いのはちょっと苦手。何するかわからないからスムーズに読み進められないのよ。しかも今回は、もう一人「奇人」が潮崎組に加わったのでホントに読みにくかった。でも、最後は武本がキッチリ締めてくれたので満足。次作は是非、武本パートを多めに...
本、読みました。 | 2022.04.28 Thu 12:50
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