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JUGEMテーマ:戯言 ストイックなバッタが勢いよく跳ぶ。それを見ていた別のバッタが、同じように跳ぶ。私はそのバッタたちを見下ろす。どんなに勢いよく跳んでも、バッタたちが私の背を越えることはない。私たちは同じ世界にいるようで、実は全く違う世界に属しているのだから、それは当たり前のことだ。バッタたちが何度も跳ぶ。勢いは増しているように見えたけれど、私はその跳躍の軌道を見下ろしている。バッタたちが私を見つめているように感じる。私を見つめて不思議がっているように思える。私がどのような法...
pale asymmetry | 2026.04.27 Mon 18:05
JUGEMテーマ:戯言 雨上がりに車を走らせていたら、ダッシュボードから小さな蜘蛛が話しかけてくる。 「雨が上がったのは、誰の絡繰りなのだろ?」 長い下り坂をゆっくりと下りながら、私は少しだけ考えるふりをしながら答えた。 「それを誰かの絡繰りに結びつけてしまうのは早計ではないだろうか?」 蜘蛛はダッシュボードの上で何度か跳躍する。その跳躍は時間を切断するような挙動に見えた。 「ところで絡繰りは世界から雨滴を振り払ってくれるのだろうか?」 私は問いを重ねる。一つの...
pale asymmetry | 2026.04.26 Sun 18:24
JUGEMテーマ:戯言 いくつかの事象を積み重ねていくことで、私は何を形作ろうとしているのだろうか。そのイメージはあまりにも曖昧模糊としていて全体像も一部の詳細も、何も見えてこない。全てが歪んだモザイクに過ぎず、しかもその紋様は蠢き続けているから、私の視界は不細工な世界を捉え続けているように思えてしまう。全てを疑って、その根本から捉え直すことが必要なのかもしれないけれど、それをすればイメージのなかに確かにある煌めきを曇らせてしまうような気がして、躊躇してしまう。何度でも一からやり...
pale asymmetry | 2026.04.24 Fri 17:59
JUGEMテーマ:戯言 取り敢えず解いてみる。ということは、それは結ばれていたということになる。それは結ばれていたのだろうか。でも結ばれていなければ解けないよ。なら結ばれていたはず。何者がいつ結んだのか。私ではない。では先達か。まあ、そう考えるのが妥当だろう。とにかくそれは結ばれた状態ですでに存在していたということにしよう。そこからでないと話が始まらないから。結び間は無数にある。いやもちろんそれは比喩的表現で、結び目は有限だ。数えればいつか数えきることが出来る。でもその気になれな...
pale asymmetry | 2026.04.23 Thu 18:18
JUGEMテーマ:戯言 小さな箱は宙に浮いているわけではない。それは壁に張り付いているわけでもない。奔放に転がっているわけでもない。地面に落ち着いているわけでもない。その箱は私が抱えているのだ。そして今日も雨は降っていない。でも明日には降り出すだろう。暖気と寒気の密やかな鬩ぎ合いが、この箱の蓋をポコポコと揺するだろう。隙間が出来れば私は中を覗き込むだろうか。いいえ、そんなことはしない。しないどころか、私は硬く目を閉じるだろう。その小さな箱の中は暗闇で満ちているから。きっとそれは凝...
pale asymmetry | 2026.04.22 Wed 20:06
JUGEMテーマ:戯言 紋様はまだ乱れたままだ。私はそれを調えなければいけない。でも私は調えたいと思っているのだろうか。どうやらそうではないようだ。むしろ今よりもっと乱してしまいたいと思っているのだ、本当は。もちろん際限なく乱すことを繰り返していては、私は手に入れなければいけないマテリアルを逃してしまうことになる。一方大きく乱したあとでないと、綺麗に紋様を調えることが出来ないことも解っている。では何処まで乱せば良いのだろうか。どのタイミングで調えを始めれば良いのだろうか。時間は永...
pale asymmetry | 2026.04.21 Tue 19:51
JUGEMテーマ:戯言 それは有限の刺激だった。けれどとても複雑な刺激だった。だからまるで無限に続く嵐のようにも思えた。飛び込めば翻弄され、粉々に引き千切られそうな怖さもあった。でも嵐の渦は莫大なエネルギーを内包していたから、飛び込む価値が十分にあるようにも思えた。実際はどうだったかのかは解らない。全ては私の身勝手な印象だから。ただ結局のところ誘惑に抗うことが出来ずに、私は嵐に飛び込むのだ。空間識を失い、激しい目眩に抱きすくめられても、その内から掴み取れるものがあると考えて五感を...
pale asymmetry | 2026.04.19 Sun 20:29
JUGEMテーマ:戯言 静かだと思う。思うことで昨日までが静かではなかったのかもと気づく。いや、どうだろう。昨日までの数日が波打っていただろうか。いいえ、決してそんなことはない。ただ今日が十分に静かであったため、そう思ってしまうのだろう。だから僅かな濁りに過剰に反応してしまいそうになるのかもしれない。そんな必要はないのだ。思案する必要さえない。今日は安穏な日だと得心すれば良いだけなのだ。何処かに不安を感じてしまうのだとしたら、それはまだ見定めていない未来から、不正確な逆算をしてし...
pale asymmetry | 2026.04.16 Thu 18:20
JUGEMテーマ:戯言 振り返ればパンくずが何処までも並んでいる。だからそれを辿れば私は基点まで戻ることができるだろう。そこまでの道筋で、幾つもの重要だったポイントを確認することも出来るだろう。でも私はそうしない。そのパンくずは確かに私がばら撒いたものだけれど、それは引き返すためにそうしたわけではないのだ。それは自然とばら撒くことになった欠片たちで、だから記録に近い記憶の欠片たちと言えるかもしれない。 最も重要な記憶の欠片は孔雀だろう。それは重要すぎて懐から出すことを躊躇われ...
pale asymmetry | 2026.04.15 Wed 20:32
JUGEMテーマ:戯言 足りないものはシンボルか。それともまじないか。何処までが正気で、何処からが悪意なのか。その一々を気にしていては何も始まらない。いや、始める必要などないのかもしれない。始めるためには圧倒的に足りていない事象があるはずだ。かといってそれを探し掻き集めたとしても、付け焼き刃にしかならないだろう。基本的スキルに足りない要素が多すぎるのだ。そしてそれを誤魔化そうとする心が、スキルの上達を阻害している。その上、足りないという状態に満足すらしているのかもしれない。それで...
pale asymmetry | 2026.04.14 Tue 20:23
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