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真実 ルララ ルララ ルララ ルラル ラルラ ルラル ララル 奏でる ホロルララ ホロルララ ホロルララ ホロルラル ホロラルラ ホロルホロラホロル ホロホロホロラルラ その舌 が JUGEMテーマ:小説/詩
緩慢な変質 | 2024.03.10 Sun 20:18
水穂しゅうし『ブルジョワ刑事』にブッシュマスターという格好良い名の暗殺者がいた。初登場時は、それまで主人公達が手こずっていたキャラクターを秒殺し、鉛筆を使った拷問で再起不能に追い込むセンセーショナルな活躍を見せたが、警察への殴り込みで返り討ちにされると一転、女主人の舐め犬に成り下がり、最後はビルから転落して哀れ退場の憂き目を見た。斯様に、強敵を強いまま退場させるのは難しいものである。ちなみに、同名の蛇は夜行性で強力な毒を持ち、銃や装甲車の名称にも使われるほど恐ろしい存在であると思いきや、ウ...
ブッシュマスター | 2024.03.10 Sun 00:36
鉱山に入ったことはおそらくない。子供の頃、広州か桂林の大きな洞窟で迷子になり、知らない外国の方に親を捜してもらって何とか生還したという一歩間違えば犯罪に巻き込まれそうな体験はある。ただ、そこは鉱山ではなかったと思う。入口から出口が一本道だったので、多分鍾乳洞か何かだろう。そのような形の鉱山かも知れないがさて置き、大谷石の採掘現場には行った。タイトルに反し、朽ちてもいない石切場に入った訳である。夏なのに空気はひんやりと冷たく、湿気も少ない快適な空間だった。しかし地上近くから大した柱も立てずに...
朽ちたる鉱山 | 2024.03.08 Fri 22:43
下町住みは事件性のある悲鳴を夜に聞く。昼間に関しては、酔った年寄りが更に弱い者を叩こうとして結局粋がっただけでやめる叫び声が時たま流れてくるくらいで、繁華街のように派手な事件まで発展するものは殆どない。夜はまともな人間が減り、昼はまともだった人間も酒に身を沈めるものだから、事件も発生しようというものである。地方から出て来た知り合いは、夜中まで警察や救急車のサイレンが鳴り止まないと恐怖していた。それは単に人口が多いだけではなかろうか。犯罪率に大きな差はないように思う。実際調べたらそうだった。...
あの悲鳴、殺しじゃないか | 2024.03.07 Thu 21:40
抜け目のない人間には終ぞなれなかった。と言っても別に今すぐ死ぬ訳ではないが、今後もそうなる公算は低そうだから、もう隙だらけの不器用な人物として一生を終える予定で良いような気がする。幸い良き飼い主に恵まれ、生き馬の目を抜く世知辛い世の中でも何とか生きて行けそうではあるから、後はあまり財を持たず、悪意の網にかからないようコソコソ隠れて居れば間違いなかろう。 子供の頃は狡猾さとか権謀術数に憧れたものだが、考えれば考えるほど自分の性格がそこからかけ離れ行くことに気づく。小賢しい事は思いつくものの...
朽ちたる鉱山 | 2024.03.07 Thu 00:13
JUGEMテーマ:小説/詩 へいいいいいん 「うわっ」 突如耳を襲った大怪音に、レイヴンは思わず身をすくませた。 ぱうあああああ ぽほおおおおお えわわわわわん 怪音はなおも続いた。どこから聞えてくるのか――あちこちだ。 きょろきょろきょ くやああおんんん 「ああ」レイヴンは思い切り顔をしかめながら、頷いた。「繁殖期か」 れられられられら ぴわわわんわわん そう、今回この星に降り立つにあたり、気絶したレイヴンの耳を...
葵むらさき言語凝塊展示室 | 2024.03.01 Fri 22:55
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