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山高帽。 近代には、多くの男性が被っていた帽子です。 今では、スーツを着た紳士や、ステッキを持った手品師を連想するでしょうか。 けれど、IRIES H.M.のYAMATAKAには、不思議と懐古的な匂いがありません。 装飾としてのリボンも、ブランドを示すロゴもない。 残されたのは、丸いクラウンと、水平に広がるブリム。 それはまるで、誰もが一度は描いたことのある「ハット」という記号のようです。 光を深く吸い込むような、フェルトの静かな陰...
toronのブログ | 2026.10.05 Mon 18:47
使い込んだワークキャップのような風情。 なのに、クラウンにはハットの木型から生まれる、ふっくらとした丸みと高さがあります。 ブリムがなければ、利休帽のような和の伝統的な被り物や、東欧の古い帽子のようにも見えてきます。 IRIES H.M.の帽子は、木型を使い、一つひとつ形作られています。 一見するとワークキャップのような、このKOSABIも同じです。 出来上がった帽子を後からつぶすのでは...
toronのブログ | 2026.10.04 Sun 23:31
その名はTSURIGANE。 文明の始まった頃から存在する鐘のように、どこか神秘的で、呪術的です。 クラウンとブリムを分ける境界線がない。 山の頂きからゆるやかに流れ落ちるような曲線は、自然の移ろいの中で形づくられたような、強さと静けさを持っています。 装飾としてのリボンも、ブランドを示すロゴもない。 そこに残されたのは、フォルムと質感だけです。 名前や主張を削ぎ落としたその姿には、民藝のような温か...
toronのブログ | 2026.10.03 Sat 22:04
頭に釣鐘、手に銅鐸。 hat / IRIES H.M. gilet jacket / WRIGHT+DOYLE shirt / Aquellos Ojos Verdes pants / Gorsch belt / m's braque × il micio boots/ forme bag / naruse fumihito
toronのブログ | 2026.10.01 Thu 23:09
袖をまくる。 ボタンを外す。 裾を折る。 服には、着る人が入り込める幅が、けっこうあります。 必要なら、袖を短くしたっていい。 パンツの丈を変えたっていい。 作り手への敬意と、「好きに着る」は対立しないと思います。 誰かが着て、動いて、皺ができて。 その人なりの着方で、少しずつその人のものになっていく。 せっかくあなたのところへやってきた服ですから、 あなたのものにして、着てほしい。 実は、このロールアッ...
toronのブログ | 2026.09.29 Tue 20:35
深いネイビーに、金色のボタン。 一見すると、紺ブレのようです。 けれど、襟はショールカラー。 背中にはベントがなく、その切り替えも、タキシードを思わせるつくりです。 紺ブレの親しみやすさに、タキシードのエレガンス。 裏地も芯地も使わず、仕上がりはとても軽やか。 肩まわりも柔らかく仕立てられています。 そして、このジャケ...
toronのブログ | 2026.09.29 Tue 19:04
昨日は、紺ブレの代わりにKite Shirt。 今日は、ちゃんと紺ブレを。 でも、合わせたのはスラックスではなく、エレガントなイージーパンツです。 →style #985
トロンオーナーブログ | 2026.09.28 Mon 20:28
紺ブレに、白いシャツに、ジーンズ。 昔からある、ごく典型的な組み合わせです。 紺ブレの代わりにKite Shirt。 ジーンズは、柿渋で染めた糸を使った極太のデニム。 そのままじゃないけれど、組み合わせの骨格は変わりません。 型を知ると、服はもっと楽しくなります。 守れるようになるからではなく、動かせるようになるから。 →style #984
トロンオーナーブログ | 2026.09.27 Sun 18:53
アウターというよりはシャツ寄りの、小さめのボタン。 スイングトップみたいなゴム仕様のウエスト。 襟はオープンカラーですが、後ろにだけ台襟がついています。 シャツのようでいて、着てみるとジャケットのラペルのようにも見えてきます。 それでいて、軽さはやっぱりシャツです。 シャツなのか、ジャケットなのか。 この曖昧な立ち位置が好きですね。 僕自身、半袖のKite Shirtを着るようになってから、こ...
トロンオーナーブログ | 2026.09.26 Sat 21:42
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