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想い出のホンジュラス暮らし
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想い出のホンジュラス暮らし

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想い出のホンジュラス暮らし
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2006年から2008年まで住んだ中米ホンジュラスの身辺雑感。文章はフィリピンの日刊邦字紙に掲載された物を使用し、写真は新しくした。
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想い出のホンジュラス暮らし その(30) 2年ぶりのセブ

 10月(2008年)上旬の土曜日、セブに到着した。次の日曜日は『セブ運動会』が開催されるので、挨拶がてら見に行く。2年ぶりに会った補習校の子どもたちは皆頭一つ以上大きくなり、大人びたのが良く分かる。 【写真−1 名前は『タロー』 2013年3月9日に死す】    2年も自宅を留守にすると『こんなものあったかな』と、忘れているものも多い。白い犬を飼っていた。到着当時はすっかり忘れているようで少々がっかりしたが、次の日には思い出したというより慣れたためか、2年前と同じ仕草を見せてくれた。  街の...

セブ島工房 | 2017.03.14 Tue 21:42

想い出のホンジュラス暮らし その(29) アメリカ経由の帰国

 2008年10月の上旬にホンジュラスを離れた。夫婦で2年も暮らしていると生活用品は増え、引越し準備が大変だった。帰国時には2人で4個のトランクしか運べないので、余分は妻が事前にロスアンゼルスに住む妹まで『運び屋』をやった。航空会社のマイレージを利用したので往復ただであった。   【写真−1 帰国時の荷物 この他に大きなスーツケースが一つ】    帰国のコースはホンジュラス―ヒューストン―ミネソタ―ロスアンゼルス―日本―マニラ―セブで、10日間の日程である。ミネソタには妻の姉夫婦が住んでいる。も...

セブ島工房 | 2017.03.09 Thu 20:38

想い出のホンジュラス暮らし その(28) 帰国準備

 夫婦で2年間も1ケ所に住むと身の回りに『物』が増えてくる。必ずやってくる帰国のことを考えて、物を増やさないようにしたが、旅行者として割り切るには長過ぎる期間でもあり、物は増えていった。 【写真−1 左の白い車を運転していた 右には名車のカルマンギア】  この中で、最大の物は『車』であった。韓国製の2001年式四輪駆動の中古SUVである。こちらでの中古車を手に入れる方法は、新聞の売りたし欄に掲載された車を買うか、車のガラス窓にSe Vende(売りたし)と、電話番号を白ペイントで記している車を見つ...

セブ島工房 | 2017.03.05 Sun 18:52

想い出のホンジュラス暮らし その(27) コマヤグア散策

 妻と一緒に海外に住んだ中で、コマヤグアが一番長い期間になる。『住めば都』とは良くいったもので、充実した生活が送れた。この街は今のテグシガルパへ首都が移るまでは首都だった。人口7万人余、生活するには程好い規模で、街のたたずまいはスペイン植民地時代の面影を色濃く残す。    街は碁盤目状に作られ、山に向かって開けている。今は街の外側に一直線のバイパス道路があるが、借家の前を通る道路は昔の街道で、首都から第2の都市サンペドロスーラへ抜けていた。 【写真−1 市内唯一部分的に残る石畳の道...

セブ島工房 | 2017.03.02 Thu 19:27

想い出のホンジュラス暮らし その(26) 太平洋への旅

 ホンジュラスは大西洋と太平洋に海岸線を持つ。何度か大西洋側には行っても、カリブ海のトロピカル・イメージはそれほどでもなかった。一国で両洋を見るなど貴重な体験であり、帰国の近づいたある日、太平洋に向かった。  目的地は太平洋岸の観光地と知られる『アマパラ』で、わが街からは首都テグシガルパ経由で南下するが、道路距離にして200キロを超す。通る道路は隣国ニカラグア国境へ通ずる主要街道で、コンテナ車が数多く行き交う。   【写真−1 アマパラへ渡る船乗り場 頻繁に出ている】    こ...

セブ島工房 | 2017.02.26 Sun 11:18

想い出のホンジュラス暮らし その(26) 太平洋への旅

 ホンジュラスは大西洋と太平洋に海岸線を持つ。何度か大西洋側には行っても、カリブ海のトロピカル・イメージはそれほどでもなかった。一国で両洋を見るなど貴重な体験であり、帰国の近づいたある日、太平洋に向かった。  目的地は太平洋岸の観光地と知られる『アマパラ』で、わが街からは首都テグシガルパ経由で南下するが、道路距離にして200キロを超す。通る道路は隣国ニカラグア国境へ通ずる主要街道で、コンテナ車が数多く行き交う。   【写真−1 アマパラを望む船乗り場】    このアマパラという所...

セブ島工房 | 2017.02.26 Sun 11:02

想い出のホンジュラス暮らし その(25) 番外・神輿を作る(下)

 ヨットの船体は三次元の曲線で出来ているが、これが神輿の屋根と共通している。厚さ8ミリ幅20ミリの板を下から貼りながら曲面を出していく。板同士の接地面はエポキシ接着剤で充填するので、モノコック構造になり軽量かつ強度を得られる。 【写真−1 屋根工作の様子】  仕上げまで手間はかかったが、結果的には満足のいく曲面を得た。この他、屋根の軒下の垂木など何百本も取り付け、根気のいる仕事が続く。    ところで作業場だが、借りた家の10畳ほどの部屋で製作した。小さな電動機械もあって、近隣への騒音...

セブ島工房 | 2017.02.23 Thu 18:55

想い出のホンジュラス暮らし その(24) 番外・神輿を作る(上)

 神輿の想い出というと、小学生の頃に地元町内はもとより、他所の町内の神輿まで担ぎに行った。神輿が目当てというより、担いだ子どもにくれる梨や無料風呂券、袋菓子が目当てだった。 【写真−1 ホンジュラスで製作した神輿を首都にあるモール内でお披露目】  神輿の話題では『千貫神輿』などといってどこでも大きさ重さが自慢になる。私の生まれた所にもあったが、神様を量るのは不敬というから、実際に量ったわけではなく自称であろう。それでも東京・深川八幡の神輿が日本一重いと言われている。  大きさで分かり...

セブ島工房 | 2017.02.21 Tue 20:29

想い出のホンジュラス暮らし その(23) ドミニカ共和国

カリブ海にはドミニカと名の付く国が2つあり、英語圏で人口8万人弱のドミニカ連邦、スペイン語圏で人口960万を数えるドミニカ共和国がある。今回訪れたのは共和国の方で、コスタリカのサンホセから首都サントドミンゴまで直行便で3時間かかる。   【写真−1 ホンジュラスでのハロウィンの子どもの仮装 アメリカの影響が強い】    この国も観光収入が相当部分占めるが空港から市内まで40キロ近く、高い空港タクシー以外には交通の便がなく、初っ端は印象が悪かった。セントロといって古くから開けた地域のク...

セブ島工房 | 2017.02.19 Sun 19:33

想い出のホンジュラス暮らし その(22) コスタリカ

 コスタリカは教育水準が高く、中米で1番豊かな国といわれる。そういった背景を知って旅をすると、人々がホンジュラスよりも知的に見え、ファッションや物腰が洗練されているような錯覚を持つ。  【写真−1 標高2708mのポアス火山火口 首都からバスで簡単に行ける】    ちなみに、1人当たりGDPはホンジュラスの3倍以上も高い。経済はコーヒーやバナナなどの農業中心だが、最近はエコ・ツーリズムの看板で観光客を引き寄せている。中米では1番英語が通じ、アメリカからの訪問者が多い。    赤道に...

セブ島工房 | 2017.02.15 Wed 21:55

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