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JUGEMテーマ:本の紹介 ○内容 読む順番によってストーリーが変わる四つの物語。読み進むごとに次第に真相が明かされる。 すべての物語を読み終えると、隠された長篇が浮かび上がる。 お好みに合わせたA to Zの26通りの読み方を呈示して読者に挑戦するマルチエンディング・新みすてり! 読者へのトリックを秘めた三つのなかがきでは『清涼院流水』の秘密が明かされる。 ○感想 『コズミック』『ジョーカー』というとんでもない傑作を世に出した後の注目すべき第三作目。 どんな顔をして、どんな感想を述べれば良いのか...
のーみそコネコネ | 2014.05.30 Fri 23:44
妻に聞かれてハッと気づく。『ハムレット』の謎。というより、ポローニアスの謎。デンマーク王子のハムレットは、恋人オフィーリアといい感じになっている。恋人としてどこまで進んでいるかは諸説あり。やったとか、やってないとか。ところが、オフィーリアの父ポローニアスは「身の程をわきまえろ」「あれは気まぐれだ」とあの手この手でオフィーリアをハムレットから引き離そうと躍起に。しまいには「今後いっさい口をきいてはならん」と言い出す始末。口の達者なポローニアスの台詞は、スタート地点から信じられないほどエスカレー...
松 山 流 | 2014.05.28 Wed 13:41
接骨院で電気をビリビリ流されてる間、阿刀田高の『シェイクスピアを楽しむために』を読む。 有名な話ですが、シェイクスピアはできちゃった結婚。 できちゃった結婚のことを「ショットガン・マリッジ」と英語でいうそうだ。 ショットガンつきの結婚。聞きなれない言葉だが、 「うちの娘をどうしてくれる!腹を大きくさせて」 と、父親が娘の恋人にショットガンを突きつけ、 「すみません、結婚します」 このケースをこう呼ぶらしい。 有無を言わせぬ感じがする。 いい言葉だ。 JUGEMテーマ:本の...
松 山 流 | 2014.05.27 Tue 10:31
JUGEMテーマ:本の紹介 前に借りた外国の絵のやつは終わり方がもうちょっと辛辣?だったんだけどなあ。まほうつかいのでしを借りてきたのでし。 表紙で弟子が聞き耳を立ててますが、ある日呪文を覚えた弟子がお師匠さんが留守してる間に魔法を使ってみるわけですね。最終的に魔法を解除する呪文を知らずに大変な目に合う、みたいな。 無理くり繋げると、まあ原発も似たようなもので終わり方を誰も知りません。いやはや、ここに繋げるあたりが実にニクイとしか言いようがありません。 グリム童話にも「おいしいおかゆ」という...
「太田屋糸店」〜紡いで、編んで、日が暮れて〜 | 2014.05.20 Tue 16:37
JUGEMテーマ:本の紹介 ダー! 本書は、危機的状況から奇跡の復活をとげた 新日本プロレスの現役トップ選手が、 老舗組織を甦らせるために悪戦苦闘 した 日々を赤裸々に綴った一冊です。 著者が所属する新日本プロレスは 現参院議員のアントニオ猪木氏が1972年に設立したプロレス団体で、 「ストロング・スタイル」を旗印に掲げて 長らく業界の盟主であり続けてきました。 しかし、2000年代に入ると長引く不況 や 格闘技ブームのあおりで経営状態が悪化 、 ついには親会社...
Hecii | 2014.05.17 Sat 22:19
記事によると、 「朝食、シリアスにする?」(シリアルの間違い)、「ぎめん、町が増した」(ごめん、間違えました)、「昼飯はばーちゃんです」「紫外線通信ってどうやるん?」など、携帯電話を使い慣れないお母さんからのメールは誤字脱字や省略に溢(あふ)れている。 「お母さん」という人種は、まずメールを送るとき本文やあて名を見直すことをしない。また、濁点や句読点、小さい「ゃ」や「ょ」が苦手である。本文すべてが半角カタカナだったり、不思議なところに半濁点が打ってあったりする。そして、その愛に満ちた破...
SCL's Trend News | 2014.05.10 Sat 17:29
ご無沙汰しています。 幼稚園の役員の委員長と小学校の役員のダブルの生活を送っています。 四女を幼稚園へ送ったら、お迎えの時間までは仕事に集中できる!と思ったら大違い。 蓋を開けてみたら家に帰る時間も無いくらい忙しいです。(苦笑) 時間を上手に切り替えて、楽しんで任期を全うしようと思ってはいますが。 そんな私の最近のOFFタイム。 FBで友人の友人がお勧めしていた小説。 図書館で取り寄せてもらって読了しました。 短編なので、毎日1話ずつ。 ティッシュが手放せなかった…。 自分の学生時代を...
:: Hej ! Hej ! SCAI THE BLOG :: | 2014.05.05 Mon 16:54
JUGEMテーマ:本の紹介 ○内容 東京・大田区の高台に樹影荘と名づけられた古びた洋館があった。 かつて産婦人科病院として建てられたもので、かたわらには鬱蒼とした樫の大木が生えてい た。 ここには六組の入居者が住んでいた。この樹景荘で怪事件があいつぐ。 トイレの血文字、廊下の血痕、中庭の白骨…血塗られた洋館と住人たちの過去が、今あばかれる。 ○感想 『匣の中の失楽』のついでに買ったものの、中々読む気がしなかった本作。 今年最初の目標は積んでるノベルスを消化することに決め、真っ先に手を...
のーみそコネコネ | 2014.05.03 Sat 12:14
JUGEMテーマ:本の紹介 ○内容 サラリーマンから探偵に転身した仁木順平と助手の美少女・安梨沙が営む小さな探偵事務所には今日も奇妙な事件が持ちこまれる。 育児サークルに続く嫌がらせ。猫好き掲示板サイトに相次ぐ、飼猫が殺されたとの書き込み。 仁木の息子の恋人につきまとうストーカー。六つの事件の後で、安梨沙が心に決めた決意とは。 ○感想 ※注意。 この短編集は前作『螺旋階段のアリス』の完全続編となり、前作を読んでいること前提で話が進んでいくので、 『螺旋階段のアリス』を未読の方は必ずそちらから読...
のーみそコネコネ | 2014.05.02 Fri 01:35
JUGEMテーマ:本の紹介 ○内容 大企業のサラリーマンから憧れの私立探偵へ転身を果たした筈だったが― 事務所で暇を持て余していた仁木順平の前に現れた美少女・安梨沙。 …亡夫が自宅に隠した貸金庫の鍵を捜す主婦、自分が浮気をしていないという調査を頼む妻。 人々の心模様を「不思議の国のアリス」のキャラクターに託して描く七つの物語。 ○感想 中年私立探偵と猫を抱いた美少女という組み合わせを楽しむ短編集である。 加納朋子は貫井徳郎の奥さんらしいが、貫井のように重苦しくて救いのない話は、ほとんど...
のーみそコネコネ | 2014.05.02 Fri 01:26
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