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なまあたたかい雨音につつまれて目が覚める ふと、猫の気配 猫の足音に耳を済ませていると、たまねぎを刻む音がする 猫は僕の顔を通り抜ける ピンクの歯ぶらし 青の歯ぶらし 同じガラスコップ 赤いスリッパ 青いスリッパ 窓際に一輪の花 テーブルに三角のサンドウッチ。 ぼくのために そんな暮らし JUGEMテーマ:写真に言葉を・・・
金魚すくひのおもひで | 2016.02.15 Mon 19:29
樹木の童顔の花がひとなつっこい。 小枝小鳥さんが梢に突き刺したみかんをついばんでいる。 今度さくらんぼをあげてみようか・・・。 お礼に小枝小鳥さんがうたをうたう。 丸顔で華奢な脚をしてきゅっきゅっきゅっと甲高く空に響かせる。 柱時計の小鳥のように。 アルペジオを爪弾こう。 小枝小鳥さんのうた声にあわせて。 JUGEMテーマ:写真に言葉を・・・
金魚すくひのおもひで | 2016.02.15 Mon 19:09
JUGEMテーマ:写真に言葉を・・・ 薄墨色の影は何処行こうとしているのか。 いや何処にも行かない。ただ地上をずれていくだけ。 球形が回転する。太陽を追いかけ、月に誘われ、雲にあこがれ、くたくたに歩いて歩いて歩き疲れて何も考ええられなくなるまで歩こう。この意識が薄らぎ消え失せてしまうまで。天使の声が聴こえてくるまで。
金魚すくひのおもひで | 2016.02.13 Sat 18:07
仲間はずれにされた土曜日の午後、僕はひとり道草をした。 川に石を投げていつくもの波紋を作った。 鞄を土手にほおりなげ草むらに寝転んだ。 草笛を吹きながら流れる雲を眺めた。 遠い空に白いジェット機が音もなく飛んで行った。 電線の雀たちがちゅんちゅん鳴いていた。 不思議になんとなくたのしい気持ちだった。 JUGEMテーマ:写真に言葉を・・・
金魚すくひの思ひで | 2016.02.12 Fri 19:49
好きな音楽とお気に入りの詩集。珈琲をすすりながら・・のひと時、 欲を言えば猫がいればもう何もいらない。 そんな人生つまらない?さびしい?退屈すぎる? そうかもしれない。たぶんそうだろう・・。 でも、だからといって明日死んでも良いとは思わないよ。けっして。 JUGEMテーマ:写真に言葉を・・・
金魚すくひの思ひ出 | 2016.02.09 Tue 20:24
まだら模様の樹木の影が水たまりのように落ちていたある日の午後。カメラを片手にうろついていると自転車が路地裏に置き去りにされていた。そのそばにお坐りしている白い猫がいた。カメラを構えてそろりそろりと近寄っていく。ふと、足元の水たまりを靴先が濡れたのに気をとられた束の間、もはや白猫は挟み込む湿った白い壁に吸い込まれたかのように消え失せたのだ。 あれは幻だったのかとまばたきをしてみる。路地の突き当たりふと丸い何かが落ちているのが見えた。地面からはえるてきたマッシュルームのような帽子だった...
金魚すくひの思ひ出 | 2016.02.07 Sun 11:28
JUGEMテーマ:写真詩+゚* JUGEMテーマ:写真に言葉を・・・ 踏みつけられた雪解けの水たまりに空が滲む。 昨日までうつくしかった雪を名残惜しんで、 ポケットに両手をつっこんだまま水たまりをひょいと跨いぐと、 お日様が零れ落ちた。 濡れた靴がじんと冷たかった。
金魚すくひの思ひ出 | 2016.02.01 Mon 20:38
太陽や人や街が熔けだす。 化石が蘇る。みるみるうちに拡がっていく。 ああ、空っぽの頭蓋骨に響き渡るたる空気の振動に押しつぶされそうになる。 ひび割れた頭蓋から溢れ出る光。 圧倒的絶望だけが救い。絶望的絶望など倦怠のベットに寝かしつけろ。 JUGEMテーマ:写真に言葉を・・・
金魚すくひの思ひ出 | 2015.05.26 Tue 15:56
太陽や人や街が熔けだす。 化石が蘇る。みるみるうちに拡がっていく。 ああ、空っぽの頭蓋骨に響き渡るたる空気の振動に押しつぶされそうになる。 ひび割れた頭蓋から溢れ出る光。圧倒的絶望だけが救い。絶望的絶望など倦怠のベットに寝かしつけろ。
金魚すくひの思ひ出 | 2015.05.26 Tue 15:51
太陽や人や街が熔けだす。 化石が蘇る。みるみるうちに拡がっていく。 ああ、空っぽの頭蓋骨に響き渡るたる空気の振動に押しつぶされそうになる。 ひび割れた頭蓋から溢れ出る光。 圧倒的絶望だけが救い。絶望的絶望など倦怠のベットに寝かしつけろ。 JUGEMテーマ:写真に言葉を・・・
金魚すくひの思ひ出 | 2015.05.26 Tue 15:45
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