[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 神輿の作り方のブログ記事をまとめ読み! 全26件の2ページ目 | JUGEMブログ

神輿の作り方
  • JUGEMテーマ

ブログテーマ

ユーザーテーマ

神輿の作り方

このテーマに投稿された記事:26件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c146/19322/
神輿の作り方
このテーマについて
外国で日本の伝統的な技術そのままに神輿を作った記録。製作者は家具の専門家だが、神輿は初めての取り組み。
このテーマの作成者
作者のブログへ:「bakilid」さんのブログ
その他のテーマ:「bakilid」さんが作成したテーマ一覧(53件)
このテーマで記事を投稿する
このテーマに投稿された記事
rss

< 1  2  3 >

神輿の作り方 (16) 鳥居の制作

 神輿には正面と背面、それと両横の計4つの同じ大きさの鳥居が立つ。鳥居の柱は丸く、しかも柱の角度を付けて加工するために加工難度は高い。 写真左は鳥居の上部材料で、上下二つに分かれている。この部材は曲面のため、知り合いの工房でバンドソーを借りて加工をする。 バンドソーは刃の動きに逆らわずにゆっくり材料を送り、墨から0.5 mm位を残して切断する。 写真右は1で加工した部材を上下で接着している状態になる。上下の材料は白木のままで神輿に取り付けるために、なるべく同じ風合いの色と木目でそろえたい。 上下で...

セブ島工房 | 2012.01.13 Fri 16:28

神輿の作り方 (15) 井垣の制作

 神輿本殿作りと並行して他の付属部材の加工を進めている。本殿に付属するのは今回の『井垣=周りの柵』4組と、『階=階段』4組、『鳥居』2組などがある。 写真左は加工中の井垣の部材で、これは数が多いので昇降盤を使って加工した。 ただし、使った昇降盤は精度が悪く苦労した。井垣の1組は角に立つ主柱1本、小柱10本で合計主柱4本、小柱40本で構成されている。 写真右は組み立てている状態で主柱、小柱共にホゾ構造でしっかり組み立てたが、このホゾとホゾ穴は時間はかかったが全部手で加工した。 こういった部材の組み立ては平...

セブ島工房 | 2012.01.11 Wed 18:31

神輿の作り方 (14) 本殿の制作 ? 彫刻の取り付け

 写真左はほぼ組み上がった御堂を四方柱に落とし込んだ様子になる。 中央には上部を切り込んだ芯柱が立ち、この芯柱に屋根からの芯柱がクサビで留められる。 四方柱上部のホゾは屋根の構造部分をホゾ穴で通り抜け、屋根の重量を芯柱と共に支える。 この段階でも台輪の床面切り回し、はめ込み加工はまだ行っていない。  写真右は御堂正面入口の左右の壁に取り付ける彫刻で、左側は『梅に鶯』、右側は『松に鶴』になる。 この彫刻はホンジュラスの彫刻を生業とする知り合いの職人に彫ってもらったが、下絵を渡してなるべく日本的...

セブ島工房 | 2012.01.09 Mon 18:31

神輿の作り方 (13) 本殿の制作 ? 出入り口と壁の加工、組み立て

  写真左は御堂の扉組立で、御堂の正面と後面は同じ形になる。左右は丸柱の所で留めになっているので加工を慎重にする必要がある。 この置いた状態で左右に溝を掘って壁がはめ込まれ、中央に両開きの扉が入る(後面も同じ扉仕様)。 写真右は正面の壁を組み立てた状態で裏側(内側)から見ている。 丸柱に溝を彫り込んだ留め加工の様子が分かる。                                                         写真左はその留め加工部分の拡大で、左側から廻縁がきて...

セブ島工房 | 2012.01.04 Wed 17:48

神輿の作り方 (12) 本殿の制作 ? 丸柱と壁面加工

 写真1は御堂に丸柱をホゾで建てた状態で、丸柱の加工は『ロクロ』という回転する特殊な機械がないと加工できないので、懇意の工房で御堂用に4本、鳥居用に4本を加工してもらった。 この加工は治具もない勘頼りの手加工なので直径のバラつきに注意が必要だったが誤差1mm以内に上手に収めてくれた。 加工中に鳥居用の1本に不具合が出て、この1本はロクロを使わず私が少しずつカンナで削って、ロクロ加工と遜色ない仕上げをした。 写真2は四隅に柱を建てた状態になる。 周りに井垣(柵)や階段(神輿では階=きざはしという)を仮...

セブ島工房 | 2011.12.31 Sat 19:32

神輿の作り方 (11) 本殿の制作 ? 基礎部

 制作記10までは構造を主とした加工になるが、同時に並行して各部材の加工を進めている。神輿は神殿を模し固有の名称をそれぞれ持つが、初めての制作なので分かり易い名称で進める。 本殿は『御堂』ともいい、この神輿の御堂のサイズは幅40cmに満たず、加工は細かくなり、四隅の柱は丸柱になっているので少々収め方は面倒くさい。  写真11‐01は台輪床面に接する土台で当然そのつなぎ方は45度(留め)の突合せになり、四隅の切り込みには短い丸柱が入って立ち上がる。 本来の御堂は通し柱になっているが様子が分からなく分割しまい...

セブ島工房 | 2011.12.28 Wed 21:00

神輿の作り方 (10) 神輿の屋根を支える『四方柱』の加工

 神輿の屋根を支えるのは中心の『芯柱』になるが、中心一本だけでは大きく外に張り出した屋根を支えるには無理があって、この『四方柱』で芯柱を囲んで屋根を支える。 写真1がその加工工程で、四本の柱を上下二本ずつの貫を四方ホゾで固めているので組立後はビクともしない。 これらのホゾ加工は昇降盤で行えばきれいに早くできるが、久しぶりに手で細工する楽しみもあって機械は使わなかった。 ホゾ穴に関しては『角ノミ機』という機械があって木工所はそれできれいに早く加工するが、この場合は全部手ノミを使ってホゾ穴を開けた...

セブ島工房 | 2011.12.25 Sun 11:25

神輿の作り方 (9) 神輿の中心になる『芯柱』の加工

 『芯柱』は神輿の中心、屋根から台輪まで貫く柱で神輿作りでは大切な部材になる。 神輿職人はこの柱を『神』(神と芯が同じ韻を踏んでいることも関係あるようだ)と見做し身を清めて作業する者もいるそうだが、こちらはともかく素性の良い材料を探すことを心掛けた。 写真1は機械加工を終えた4寸(12cm)角の芯柱で木目は四方柾とまではならなかったが乾燥は充分で、この乾燥が不充分だと木は反ったり割れたりする。 住宅でも通常使われる柱は3寸角が普通だから神輿の芯柱は対比するとかなり太いことが分かる。これを中間で二つに...

セブ島工房 | 2011.12.23 Fri 10:42

神輿の作り方 (8) 台輪に取り付ける床面加工

 40mm厚の板4枚をはぎ合わせて、神輿の台輪上面(床面)に張り込む作業を進める。実際はこんなに厚味はいらないのだが台輪に使った材料の強度が思ったよりも弱そうなので厚くした。 写真1はクランプで締めた仮組で、木端と木端の面は『雇いサネ』といって、接する両面を凹状に溝を掘り別の素性の良い木を端から端まで入れて張り合わせる。 クランプはオレンジ色の部品をホンジュラスのホームセンターで手に入れ、中間のパイプは水道管を切って使った。 写真2は接着剤の『エポキシ』で、この手の接着剤はホンジュラスでは手に入ら...

セブ島工房 | 2011.12.21 Wed 10:43

神輿の作り方 (7) 神輿の土台となる『台輪』の加工

  神輿の大きさを『千貫神輿』と称することがある。神が宿る神輿を秤にかける不敬者はいないので、どれも『おらが町の神輿自慢』としていうのが多い。 千貫はKgに換算すれば3750Kg、中型自動車3台分位の重さに匹敵し、いくらなんでもそんな重い神輿は考えられない。 しかし浅草鳥越出身の知人は鳥越神社の神輿は本当に千貫あるという。物の本によると最も重い神輿は深川の富岡八幡宮の神輿とあるが、本当に量ったのかどうかは分からない。 通常、神輿の大きさは神輿の下部の『台輪』幅で表す。もちろん神輿のことだから尺貫法...

セブ島工房 | 2011.12.19 Mon 22:35

このテーマに記事を投稿する"

< 1  2  3 >

全26件中 11 - 20 件表示 (2/3 ページ)

[PR] レンタルサーバー heteml [ヘテムル]
あなたのクリエイティブを刺激する、
200.71GBの大容量と便利な高機能!