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神輿に使う木工機と書いたが特殊な物は何も必要なく、木製の家具を作る汎用機で充分間に合う。 最初は知り合いの木工工房で機械を借りて作業したが、車でいちいち通う面倒さと細かい作業にはやはり必要と感じホンジュラス現地で購入した。 写真1は『手押しかんな盤』で、加工の一番基礎になるため値段は張ったが良い物を購入した。この機械は荒取りした部材の一面を平らに削り出し、その面を基準に直角を出す機械で、人間が材料を前面に手で押して加工する。 この作業は木工作業の熟練度が良く分かり、木工場で工員を採用す...
セブ島工房 | 2011.12.17 Sat 08:33
神輿は木工と金属が合わさった総合作品で、写真1は神輿制作の工程表になる。 その日付を見ると2007年2月に始まり、2008年3月に完成予定となっている。 1年以上のプロジェクトになるが、神輿を作りにホンジュラスに滞在したわけではないのでその位の期間は必要だった。 また完成目標の2008年3月はその年の5月にホンジュラスのカリブ海に面する『セイバ』という町でカーニバルが行われ、それに神輿をデビューさせる魂胆もあった。 工程表は神輿を構成する各部材の制作順番になり、これに屋根の塗装作業が入る。この塗装に関して...
セブ島工房 | 2011.12.15 Thu 16:31
ホンジュラスは太平洋と大西洋に挟まれた国だが、海の国というより山の国といってよい。 首都のテグシガルパ市や私達夫婦が住んだコマヤグア市は標高500m以上の盆地にあって、高原の国の印象が強い。 その山岳地帯にはトランプのスペードそっくりの樹形をした写真1の『ホンジュラス松』が目立つ。 直径は30〜40cm、松というが木の素性は良く、日本の松のように幹は曲がることなく建材、家具材に多用され入手は容易い。 しかし虫には弱く長く持たせたい神輿本体には適さない。消耗品になる6mを超す長尺の担ぎ棒用には悪くなか...
セブ島工房 | 2011.12.12 Mon 17:43
ホンジュラスで『お祭り男』の異名をとる『S』さんが、日本から木製神輿キットを買ってきた。 これを組み立てて神輿の構造と雰囲気を学んでくれとのこと。 元々、この神輿作りはSさんの話から始まったもので、3万円近いキットだが自腹で購入してくれた。 実物神輿の5分の1の縮尺で、完成後の高さは600mm近い。以前帆船模型を作った経験があるので、同様の系列になりそれほど難しくない。 制作時間50時間となっていたが、倍の100時間位かかった。写真は完成写真になるが、プラモデルと同じで切った部品を接着剤で組み立てていく...
セブ島工房 | 2011.12.11 Sun 10:25
神輿制作の記録と銘を打っているが、元々私は家具作りの人間で、神輿を担いだことはあっても神輿を制作するとは人生何があるか分からず、面白いものである。 神輿も家具も同じ木製、まあそんなに難しくないだろうと取りかかった。 日本で神輿を作る場合は、浅草辺りの神輿を扱う店に行って写真を撮って矯めつ眇めつすれば大体の感じは掴める。 しかし、今回は中米のホンジュラス在中に作るため資料はインターネットで渉猟した。 このインターネットの記事も神輿制作で参考になる記事は少なく、役に立たない記事が目立ったが2000...
セブ島工房 | 2011.12.10 Sat 19:31
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