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コロール島 ダウンタウン aimy's ハンバーガースタンド 「それで、その男はどうなったの?」 「わからない。もう阿佐ヶ谷にはいないかもしれないけど、東京のどこかにいるんじゃないかな」 「そう。」 「ええ。」 「......ねえ、あなたの場合は?」 「もう、どこにもいない」 「そう。」 「ああ。」 「......あのさ、聞いていい」 「......どうぞ」 「じゃあさ、今は? 今あいたいのは誰?」 「太陽」 「まあ。なんか壮大ね」 「東京にいる。君は?」 「今、か。今はね、いない。...
memory receptacle | 2012.12.17 Mon 21:14
ジェリーフィッシュレイク。 パラオ共和国にある海水と淡水が混ざった汽水湖で、その名の通り、クラゲの仲間が全域に大繁殖していることで知られる湖。 視界いっぱいのクラゲの群れの中を泳ぐためにわざわざ海外から足を運ぶ人間も少なくはない。 クラゲは"刺胞動物"という、字面を見ただけでどこか痛痒くなるグループに属している。 実際、多くのクラゲはその毒を帯びた刺突で獲物を捕らえており、ハブクラゲやカツオノエボシなど人命に関わるほど強力な毒を持つ種も多々存在する。 しかし、ジェリーフィッシュレイク...
memory receptacle | 2012.12.17 Mon 21:13
世界の果て 2009.10.xx ミクロネシア連邦チューク州 カヌーはゆっくりと、深呼吸のリズムで赤道直下の海原を進んでいく。 深く大きく息を吸いながら、ざばりとオールを水面に上げる。 力強く息を吐き出して、ぐいっとオールで海をかく。 一漕ぎごとにきらきらと飛沫を散らしながら、かまぼこみたいな低いアーチを描き、また次の一かきを波間に差し込んでいく。 凪いでいる。山手線サイズの珊瑚礁に守られたラグーンは本当に静かだ。 波の音、風の音すら無く、聞こえるのはただ、オールがきしむ音と水をかく音。...
memory receptacle | 2012.12.17 Mon 21:09
TRUK ( Chuuk ) への旅02 赤道に近い南の島で、日傘もささずに炎天下を歩く。 ダイブショップでダイブスポットの地図を買うためだ。 往復10分。よし、急げば焼けずに行ける。そう思って宿をでたのだが、帰ってくるころには全身汗でびっしょりになっていた。 (何組も)立ち話をしていたんだから、自業自得というやつだよね。 まったく、なんでこの島の人間はろくに言葉も通じないのに、とりあえずハローとかミスターとか言ってくるんだろう。 そっちにとってはいつもの暑い昼下がりかもしれないが、俺にとってこの気温は...
memory receptacle | 2012.12.17 Mon 21:06
「トラック(Truk)に行くんだ」と伝えたほぼ全員が「そう。で、それはどこ?」と答えた。 ある者は車を、またある者は陸上競技場を思い浮かべていた。 残念だが長距離トラックに乗るつもりも、世界陸上を目指すつもりもない。 「南国だよ。グアムの南東にあるんだ」と答えると「え、国?」とくる。 トラック諸島。 正しくはミクロネシア連邦チューク州に属するチューク諸島。 日本からの直通便はないため、グアムからミクロネシア連邦を周回する路線に乗り継ぐことになる。グアムからTRUKまでは1時間半ほど遠いとも近いとも言...
memory receptacle | 2012.12.17 Mon 21:00
旅の記録:辺境 旅の理由を問われたのは、日本を遠く離れた電気もない村でのこと。 星が見えすぎる夜空をぽかんと眺めながら、ただ一つだけ知っている三つ星がならぶあの星座を探している時だった。 事の起こりは、それより3週間ほど遡る。 ある時、男が、気に留めなければ良いような事に気づいてしまった。 「なるほど、これが不安か。これが不満というものか」。 男は十分に考えたあと静かに呟くと、荷物をまとめて旅に出た。 彼は目の前に越えられそうもない壁がある事を知った。 彼なりに努力を重ねたが、状況は改善...
memory receptacle | 2012.12.16 Sun 16:44
JUGEMテーマ:旅行記翌朝、民宿からの朝焼けの光景です。 一瞬ごとに、太陽の光が強くなっていくの感じる時間です。朝食のあと、上の写真と同じ場所の景色です。この日は、美しい秋晴れでした。青と黄色のコントラストの道を歩きながら、御岳山の展望台へ向かいました。展望台からの風景、山々が重なっている向こうに東京の街が見えます。肉眼では遠くにスカイツリーが見えました。日の出山への山道へ向かう途中、こんな藁ぶき屋根のお家がありました。きれいにメンテナンスされていて、民宿にもなっているそうです。地元の方々は...
◇マイライフ・エッセンシャルズ◇ | 2012.11.30 Fri 00:00
おはようございますー!8月のウィーンの朝は涼しくていい天気!今日の午前中は、STADPARK駅からエリザベート&フランツの居城、シェーンブルン宮殿に向かいます★午後は市街地とベルベデーレ宮殿にいく予定です〜駅名表示の「S」が落ちてて、「STADPARK駅がないよー((;ω;))オロオロ」としながらも、なんとかまっすぐたどりつけました。JUGEMテーマ:旅行記
ハツモトさん、好き勝手。 | 2012.11.29 Thu 07:56
御岳山へ行ってきました。山ガール入門編として、はじめて登山靴をはいてザックを背負っての山歩きです。とはいっても、ケーブルカーでかなり上のほうまで登りました。紅葉が綺麗です。ケーブルカーの終点のあとは、坂道を登ってきます。この日はお天気がいまひとつだったせいか、土曜日でも人出が少なくて、木々の匂いを感じながらゆったり気分で歩くことができました。「永劫に 御岳の宝 邯鄲の声」という句碑がありました。昆虫学者の矢島稔さんによる句です。邯鄲(かんたん)とは、「邯鄲の夢」にでてくる「邯鄲」ではなくて、こ...
◇マイライフ・エッセンシャルズ◇ | 2012.11.28 Wed 08:23
おはようございます!今日はウィーン最終日!ウィーンで最も不可思議な建築物・フンデルトヴァッサーハウスを見に行きます!すっごい迷いました!!このアーチが見えたときはすごおおおくほっとしました。。門を一歩入るともっさりとした緑の庭。「植物とともに生きる家を造る事」をテーマにこの家は作られたそうです。屋根にも緑が盛られていて、空から見ると緑に埋まって見えるそうですよ。
ハツモトさん、好き勝手。 | 2012.11.27 Tue 19:49
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