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ルソン島紀行 山岳州篇 2017

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ルソン島紀行 山岳州篇 2017
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2017年1月に訪れたルソン島山岳州紀行
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ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(14) ボントックからジプニーでバナウエまで

 なかなか発車しないボントック−バナウエ間を走るジプニーに痺れを来たし『運賃倍額』で交渉してようやくジプニーはボントックの町を離れる。乗客は我々2人とオーストラリアのバック・パッカーなど外人ばかりで計6人。 【写真−1 時間があれば一晩泊まるのも良さそうなボントックの町】  車体は小さなジプニーでも30人くらいは平気で乗せるから、6人くらいでは運転手も通常の料金ではなかなか走りたがらないのは分からなくもない。写真−1はボントックの中心をゆるゆる走り、やがて右側に曲がって川を渡り山道に入る手前の...

セブ島工房 | 2017.02.25 Sat 19:00

ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(13) サガダを発って州都ボントックへ

【写真−1 今日の目的地は一番右の黄色く引いた棚田で知られるBattad】    サガダには3泊してノンビリ過ごし、次はボントックを経由してバナウエ、そこから山に入ったバタッドへ行く。写真−1はそれぞれの位置関係を簡易に表した図で、こういう親切な案内はネット上で見つけた。  図の左下に黄色い印でバギオ方面があり、山岳道路を走ってサガダへと向かい、今日のボントックーバナウエーバタッドのコースが分かる。距離はそれほどないがどこも険しい山道を上下するので、時間はかかる。 【写真−2 朝方は山...

セブ島工房 | 2017.02.22 Wed 21:00

ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(12) サガダの町をブラブラ歩き−3

 この地方には山に住む少数民族が居て、サガダのある州は『Mountain Province』、つまりずばり『山の州』となり、この州は『ボントック族』が多数を占める。ボントック族はかつて首狩りをしたらしいが、外見的特徴は普通で、独自の言語『ボントック語』を持っていても中央の言語『タガログ語』でフィリピン人同士は会話をしている。  これはフィリピン中そうなっていて、国内のテレビ、映画は全部タガログ語なので自然と刷り込まれて覚えざるを得ないが、これは日本のNHKが標準語と称する言葉で全国を統一しているのとは違い、言...

セブ島工房 | 2017.02.20 Mon 23:10

ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(11) サガダの真っ暗な地底川を歩く

 サガダはサンゴ礁が隆起した石灰岩からなっていて、こんなルソン島の山奥も太古の時代は海の底だったのかと思うと不思議な感じがする。石灰岩の地質は雨水の浸食作用によって洞窟を作るが、サガダはそういった洞窟がたくさんあって、観光客もその洞窟目当てに訪れる。 【写真−1 車のために樹を伐るのは愚の骨頂】  ツーリスト・センターでガイドを雇ってそんな洞窟の一つへ行くが、本格的な用意をしていないので近場の場所に案内してもらう。写真−1は町の中心からロッジとは反対方向へ道なり下って見たもので、道路拡張...

セブ島工房 | 2017.02.17 Fri 19:54

ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(10) サガダの町をブラブラ歩き−2

【写真−1 入域料を払う時この位の案内図を配るくらいの対応は欲しい】    写真−1はツーリスト・センターの壁に貼ってあったサガダの案内図。赤い字がセンターのある場所で、サガダの見所までの距離が書かれていて、およその位置関係が分かる。 【写真−2 市販のヨーグルトがこれを食べるといかに水っぽいか良く分かる】  滞在中は町のレストランで朝昼晩と食べたが、写真−2はサガダでも有名なレストランで食べた『フルーツ・ヨーグルト』。この店は各国の旅行書でかなり紹介されているので、欧米系の客...

セブ島工房 | 2017.02.14 Tue 19:25

ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(9) サガダの町をブラブラ歩き

  【写真−1 こういう山里でも車が通ると排気ガスが充満】    一ヶ所に3泊すると余裕があって、ガツガツとポイントを回らなくても良く、写真の道を辿って町の中心に向かってブラブラと歩いて行く。  写真ではそれほど急な坂に見えないが、結構傾斜はあって泊まっている所からは昇り一方で『行きは良い良い、帰りは恐い』の逆パターンになり、普段歩かないから大変。 土地の人はそんな坂道をスタスタ歩き、学校帰りの子どもなど坂道を転がるように降りて来て、足腰が鍛えられるのは確か。 【写真...

セブ島工房 | 2017.02.09 Thu 19:03

ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(8) 明るい墓地を経て『ハンギング・コフィン』へ

 ハンギング・コフィンとは英語で表記すると『Hanging Coffin』で、即ち死者を収めた棺を崖に吊るした世界的にも珍しい葬送方法で、この山岳部に住む部族が行っていて、サガダはその様子が見られるというので有名な観光地になった。 【写真−1 明るい墓地】  写真−1は教会の先の小山を登ると現れる墓地で、写真に見える塔は携帯電話用の塔で、この塔は宿泊している部屋からも良く見えた。  今はこの地もこのような平地に埋葬されていて、伝統的なハンギング・コフィンは相当前に終わっている。この墓地にはその(7)で...

セブ島工房 | 2017.02.07 Tue 21:03

ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(7) サガダにある石造りの古い教会と日本人移民

【写真−1 眼が洗われる松の緑】    写真−1は3泊したロッジの部屋のヴェランダから眺めた正面の景色。部屋は崖に沿って建てられ、真下は谷になっていて向こう側はベンゲット松の森が幾重にも重なる。 この松は自然に生えた物で、写真でも分かるように石灰岩のような岩上に植生している。  人家や明かりが全くないので、夜中に空を眺めるとたくさんの星が見え、公害で星など見えなくなってしまったセブと違って、久し振りに星を眺める楽しさを味わった。 【写真−2 この時代の山には多様な樹が生えていたよ...

セブ島工房 | 2017.02.03 Fri 19:16

ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(6) サガダの町に到着 ブラブラと道を下ってロッジまで

 かつてフィリピン人の旅行動態は海外へ行くことが旅行であって、当然富裕層ばかりの趣味であり、国内旅行というのは何となく馬鹿にされる傾向があった。ところが、人口の急増、中間層所得の向上、インターネットの影響などで国内旅行はブームになって、今は国内の観光地は人で一杯。 【写真−1 この建物は郵便局や理髪店、食堂などもあるサガダの『モール』】  サガダに到着すると旅行者は入域料を払う必要があって、バスを降りた真ん前にビルがあって、写真−1がその窓口の様子。  入域料はローカル・コーヒー一杯よ...

セブ島工房 | 2017.01.31 Tue 09:35

ルソン島紀行 山岳州篇 2017 その(5) 谷間を縫ってバスは山峡の町サガダを目指す

 サガダ(Sagada)というのは    Mountain Provinceにある町で、ここは死者の埋葬方法としては珍しいHanging Coffins(崖に安置した棺)の観られる観光地としてかなり有名で、この町で3泊してノンビリ過ごすことにした。 【写真−1 お茶というが茶の樹の種類ではないような感じ】  写真−1は本編その(4)でバギオからサガダを目指すバスが最初に休んだ山間のレスト・ハウスで見かけた植物で、最初は何だか分からなかった。しかし、今回の旅行中に山のレストランでMountain Teaを飲んで、その味を出す葉がこ...

セブ島工房  『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2017.01.25 Wed 19:41

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