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TV版/攻殻機動隊シリーズには、神山健治監督が統括する脚本家チームが存在する。インタビューを読むと、さまざまなシリーズエピソードを多角的に組み立て、エンターテイメント作品としてのアイディアの密度をあげているようだ。特に社会派ストーリーは、脚本チームでストーリー組み立てた方が、複雑な人間関係やエピソード構成と普遍性のあるテーマ(正義のありよう等)とのバランスが良く、作品のスケールがより大きくなる印象がある。映画ファンとして見応えのある名作、佳作が多い。
鈴木則彦 | 2011.06.22 Wed 01:34
惑星ソラリス上空の宇宙ステーションに派遣される主人公。出発の前、旧ソ連の豊かな自然の中で科学者とソラリスの危険な謎について討論していた。何度も繰返し観た、美しいシーンだった。ハリウッド映画ならもっと緊迫感のある・・・軍の施設等が選ばれたと思う。
鈴木則彦 | 2011.06.15 Wed 22:19
アンドレイ タルコフスキー監督作品を観るたびに、旧ソ連の神秘的な自然の風景に想いを巡らせた。 アメリカのロードムービーにあるような乾いた荒野ではなく、水辺と森林と見渡す限りの美しい草原が、幾度も繰り返される寂しげな物語の舞台だったからだ。今では、日本の湖にもタルコフスキー作品のイメージを重ね合わせる事ができる。
鈴木則彦 | 2011.05.16 Mon 23:22
古い倉庫の中で30人ほどの観客が楽しめるローコストな設備のミニシアターができないか。昔のジャズ喫茶やクラシック音楽を聴かせた喫茶店のように、小規模な愛好会が熱狂的な映画ファンを増やすのではないかとも思う。さまざまなブームは小屋から生まれた事を思い出す。そんな空間で美味しい珈琲が飲めれば、なお嬉しい。(著作権の柔軟な対応が必要だが)
鈴木則彦 | 2011.05.08 Sun 02:31
タルコフスキー監督の映画では、人間を寄せ付けない区域(ゾーン)で 起こる・・・さまざまな不思議な現象と幻影に、主人公たちが翻弄される様子が繰返し描かれている。旧ソ連政府の検閲をかいくぐるため寓話化してはいるが、明らかに核汚染された立ち入り禁止区域を連想させるシーンも多い。ヨーロッパ独特の妖精伝説や、政府機関も研究していたという超常現象も取り入れられて、科学一辺倒の欧米製・SFファンタジー映画とは違ったムードが漂う。
鈴木則彦 | 2011.03.28 Mon 02:09
「シネセゾン渋谷」の閉館が決まったという記事を読んだ。少し前に渋谷のミニシアター「シネマ・アンジェリカ」も閉館していたらしい。(そういえば恵比寿ガーデンシネマも・・・)
鈴木則彦 | 2011.01.07 Fri 01:06
恵比寿ガーデンシネマが1月28日で休館との事。暗闇の中、光で描かれた物語を鑑賞する場がまたひとつ無くなった。いくつもの映画を楽しんだ場所だった。
鈴木則彦 | 2010.12.12 Sun 19:29
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