作品紹介 作品名 ロミオの青い空 原作名 Die Schwarzen Bruder(1941年) 原作者 リザ・テツナー ドイツ人(1894年〜1963年) 訳書名 黒い兄弟 舞台 スイス/イタリア(ミラノ) 物語の期間 1875年から10年半 主人公 ロミオ 年齢 11〜21才 製作 日本アニメーション/フジテレビ 放送期間 1995年1月15日〜12月17日 話数 全33話 あらすじ 19世紀半ば。物語はイタリア国境に近いスイスの小さな村から始まる。11歳の少年ロミオは、野火で怪我をした父の手術代を工面するため、自らを人買いに預けイタリアのミラノへ旅立つ。半年間の労働契約だが、故郷に生きて生還できた者はいないという噂もあった。煙突掃除の仕事が過酷な上に、家ではおかみや息子のアンゼルモに苛められ、牢屋のような部屋に入れられる。それでもロミオは、人のいいロッシ親方や病弱な娘のアンジェレッタに見守られ、持ち前の正義感と勇気で難関を乗り越えていく。親友アルフレドの死後、煙突掃除夫の集団「黒い兄弟」のリーダーを引き継ぎ無事半年の労働を終えたロミオは、故郷に帰って親友の遺志を継ぎ教師となる。その横には親友の妹ビアンカがいた。 スイスの片田舎で貧しいながらも家族と幸せに暮らしていたロミオは、ある日、村にやってきた悪人ルイニの陰謀でミラノへ煙突掃除夫として売られてしまう。親方一家のひどい仕打ちと、想像を絶するきつい仕事、さらに地元の不良少年団との対立……。ロミオは、煙突掃除夫の仲間たちと“黒い兄弟”を結成して団結を誓い合う。
作品紹介 作品名 家なき子レミ 原作名 サン・ファミーユ(1876年) 原作者 エクトル・アンリ・マロ フランス人(1830年〜1907年) 訳書名 家なき子 舞台 フランス 物語の期間 1870年代から約1年間 主人公 レミ・バルブラン 年齢 10才 製作 日本アニメーション/フジテレビ 放送期間 1996年9月1日〜1997年3月23日 話数 全26話 あらすじ フランスの片田舎のシャバノン村。10才の誕生日の日、レミは突然帰って来た父に自分はパリで拾われた子であったことを知らされる。父に危うく人買いに売られそうになったところを、旅芸人の老人ヴィタリスに救われ、犬のカピ、ゼルビーノ、ドルチェ、猿のジョリクールと芸をしながら本当の母親を求めて旅を続けるレミ。だが、旅の途中でゼルビーノとドルチェが狼に襲われ死に、ヴィタリスまでもが病で亡くなってしまった。ヴィタリスの「前へ進め」という言葉を信条にパリへ行ったレミは、ガスパール親方を訪ねる。親方は身寄りのない子供をこき使うひどい男だったが、そこでレミはマチアを始めとする同じ境遇の仲間を得た。心の荒んでいたマチアたちもレミに感化され、やがて…。(日本コロムビア発売「名作アニメ主題歌大全集」より) フランスの田舎町に住むレミは、ある日、父に「拾われた子だ」と告げられ、悪い奴に売られてしまう。しかし、旅芸人のヴィタリスは、レミの歌唱力を認め、レミを助けて一緒に旅を始める。あるとき、レミは、トゥルーズという町で本当の母ミリガンとその息子アーサーと出合うが、レミは気づかないままパリを目指して旅立つ。その後、ヴィタリスが病死。レミは、幾多の苦労を重ねるが、やがて母と再会を果たし母娘としての新たな人生を歩み始める。
作品紹介 作品名 南の虹のルーシー 原作名 南の虹 原作者 フィリス・ピディングトン オーストラリア人 訳書名 南の虹 舞台 オーストラリア(アデレード) 物語の期間 1837年から約4年半 主人公 ルーシーメイ・ポップル 年齢 7〜11歳 製作 日本アニメーション/フジテレビ 放送期間 1982年1月10日〜12月26日 話数 全50話 ビデオ バンダイビジュアル 全10巻(BES-2216〜2225) DVD バンダイビジュアル 全12巻(BCBA-0548〜0559) 監督(演出) 斎藤博 脚本 宮崎晃 音楽 坂田晃一 キャラクターデザイン 関修一 受賞内容 昭和57年度文化庁子供向TV用優秀映画賞 あらすじ 自分の農場を持つという夢をかなえるため、イギリスから未開の南オーストラリアへやってきたポップル一家。ケイトやルーシーにとって、珍しい生き物のたくさんいるオーストラリアは、毎日が楽しいことばかり。だが、一家の期待に反して土地はなかなか手に入らなかった。慣れない仕事に就いて生活を支える日々が続くある日、生活資金を得るためにルーシーのかわいがっていた羊が競売にかけられてしまう。悲しみのあまり街をさまようルーシーは、プリンストン夫妻の乗る馬車にひかれて記憶を失うが、ディンゴの子リトルとの再会で無事記憶を取り戻す。ルーシーを助けたプリンストン夫妻とのつながりが縁になり、一家はついに長年の夢だった土地を手に入れることができたのだった。(日本コロムビア発売「名作アニメ主題歌大全集」より) 1837年。ポップル家はイギリスから南オーストラリアへ移住してきました。それは、広い土地と平和と自由を求めたからです。 アデレードの町は遠いため、海岸にテントを張り、生活を始めたポップル家。いよいよアデレードへ移る日がやってきました。アデレードの家は、小さく小屋と呼ぶような家でしたが、とにかく新生活が始まったのです。 家を増築し、野菜畑を作り、ヤギやヒツジを飼い、オオカミの血をひくディンゴの子どもリトルが仲間に加わったのです。ある日、思わぬ事件が起りました。ペティウェル家の黒犬が、ルーシーの家のヒツジを襲ったのです。リトルが黒犬をかみ殺し、ヒツジは助かったのですが、ペティウェルさんが逆恨みをします。そしてポップル家の土地購入を、ことごとく邪魔するのです。 3年の月日が流れましたが、土地を手に入れる事はできず、しかも暮らしは貧しくなっていくばかり。大切にしていたヒツジを売られ、ルーシーがぼんやりと、アデレード橋を歩いている時です。暴れ馬がルーシー目がけて突進してきました。この事故でルーシーはプリンストンさんに助けられますが、記憶を失い、自分が誰であるのかもわからなくなってしまったのです。 事故から3日目、ルーシーは何か思い出せないかとアデレード橋にいきました。そこにリトルがやってきたのです。それを見てルーシーは、思わず「リトル!」と叫び、すべてを思い出すのです。家に戻ったルーシーは、自分がプリンストン家の養女になれば、お父さんに土地をプレゼントできると考え、プリンストン夫妻を訪ねます。夫妻もルーシーの優しい気持ちがわかり、土地を売ってくれることになりました。 移住から4年半、ついに念願の土地を手に入れたポップル家。希望に向かって再出発することになりました。
少女コゼット 作品紹介 作品名 レ・ミゼラブル 少女コゼット 原作名 Les Miserables(1862年) 原作者 ヴィクトル・ユーゴー フランス人(1802年〜1985年) 訳書名 ああ無情 舞台 フランス 物語の期間 1818年から約16年間 主人公 コゼット 年齢 3〜19才 製作 日本アニメーション/フジテレビ 放送期間 2007年1月7日〜12月30日 話数 全52話 あらすじ 革命のパリ、ジャン・ヴァルジャンを追い続ける冷酷なジャヴェール警部からの手に汗握る逃亡、情熱に 燃える青年マリウスと成長したコゼットの美しい恋の物語。 幼いコゼットを連れパリからやってきた母・ファンティーヌは、仕事を探してモンフェルメイユ村までやってきました。子連れではどこからも雇ってもらえず、とうとうパリからこの田舎の村まで流れてきたのです。そこでファンティーヌは、養育費を騙し取ろうとする村の宿屋ワーテルロー亭のテナルディエ夫婦にだまされ、愛する娘を預けて大きな工場のあるモントルイユ・シュル・メールの町へと更に働きに出ることを決断します。「いつか必ず迎えに来る」母の言葉を信じ、哀しみを堪えるコゼット。仕事を探すファンティーヌは町の市長を務めている優しく親切な紳士マドーレーヌに出会います。しかし、彼の本当の名はジャン・ヴァルジャンと言って、貧しい家族に与えるために一塊りのパンを盗んだことで投獄され脱獄を繰り返して19年間を刑務所で過ごした過去を持っていました。 牢獄を出所した後も心が荒れ果てたジャン・ヴァルジャンは一人の神父に出会い、希望を取り戻し、過去を秘めたまま今では町の人のために大きな工場を経営し、市長という大役を果たしていたのです。 一方宿屋を営む強欲なテナルディエ夫婦に預けられたコゼットは、使用人として働かされるつらい毎日を送りますが、夫婦や宿の娘たちの仕打ちにも負けず、愛らしく力強く成長していきます。 やがて、無理な生活がたたり病に倒れたファンティーヌの願いを受けたマドレーヌとコゼットが出会い、運命のドラマは原作にないオリジナルの登場人物やエピソードも加えて、壮大に展開して行きます。
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