作品紹介 作品名 南の虹のルーシー 原作名 南の虹 原作者 フィリス・ピディングトン オーストラリア人 訳書名 南の虹 舞台 オーストラリア(アデレード) 物語の期間 1837年から約4年半 主人公 ルーシーメイ・ポップル 年齢 7〜11歳 製作 日本アニメーション/フジテレビ 放送期間 1982年1月10日〜12月26日 話数 全50話 ビデオ バンダイビジュアル 全10巻(BES-2216〜2225) DVD バンダイビジュアル 全12巻(BCBA-0548〜0559) 監督(演出) 斎藤博 脚本 宮崎晃 音楽 坂田晃一 キャラクターデザイン 関修一 受賞内容 昭和57年度文化庁子供向TV用優秀映画賞 あらすじ 自分の農場を持つという夢をかなえるため、イギリスから未開の南オーストラリアへやってきたポップル一家。ケイトやルーシーにとって、珍しい生き物のたくさんいるオーストラリアは、毎日が楽しいことばかり。だが、一家の期待に反して土地はなかなか手に入らなかった。慣れない仕事に就いて生活を支える日々が続くある日、生活資金を得るためにルーシーのかわいがっていた羊が競売にかけられてしまう。悲しみのあまり街をさまようルーシーは、プリンストン夫妻の乗る馬車にひかれて記憶を失うが、ディンゴの子リトルとの再会で無事記憶を取り戻す。ルーシーを助けたプリンストン夫妻とのつながりが縁になり、一家はついに長年の夢だった土地を手に入れることができたのだった。(日本コロムビア発売「名作アニメ主題歌大全集」より) 1837年。ポップル家はイギリスから南オーストラリアへ移住してきました。それは、広い土地と平和と自由を求めたからです。 アデレードの町は遠いため、海岸にテントを張り、生活を始めたポップル家。いよいよアデレードへ移る日がやってきました。アデレードの家は、小さく小屋と呼ぶような家でしたが、とにかく新生活が始まったのです。 家を増築し、野菜畑を作り、ヤギやヒツジを飼い、オオカミの血をひくディンゴの子どもリトルが仲間に加わったのです。ある日、思わぬ事件が起りました。ペティウェル家の黒犬が、ルーシーの家のヒツジを襲ったのです。リトルが黒犬をかみ殺し、ヒツジは助かったのですが、ペティウェルさんが逆恨みをします。そしてポップル家の土地購入を、ことごとく邪魔するのです。 3年の月日が流れましたが、土地を手に入れる事はできず、しかも暮らしは貧しくなっていくばかり。大切にしていたヒツジを売られ、ルーシーがぼんやりと、アデレード橋を歩いている時です。暴れ馬がルーシー目がけて突進してきました。この事故でルーシーはプリンストンさんに助けられますが、記憶を失い、自分が誰であるのかもわからなくなってしまったのです。 事故から3日目、ルーシーは何か思い出せないかとアデレード橋にいきました。そこにリトルがやってきたのです。それを見てルーシーは、思わず「リトル!」と叫び、すべてを思い出すのです。家に戻ったルーシーは、自分がプリンストン家の養女になれば、お父さんに土地をプレゼントできると考え、プリンストン夫妻を訪ねます。夫妻もルーシーの優しい気持ちがわかり、土地を売ってくれることになりました。 移住から4年半、ついに念願の土地を手に入れたポップル家。希望に向かって再出発することになりました。
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