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今日はランボオ詩集1を紹介します。中原中也が翻訳した詩集の一部分です。電子書籍は長時間の読書には適しませんので、少しずつ紹介してゆければと思います。詩人の草野心平の弟さんである草野天平という人が詩人について面白いことを書いています。詩のやうなものをただ書きさへすれば、それでもう詩人だといふやうなことは絶対に云へない。志を持つ人、といふと少し固く道徳的な感じがするが、少くともその感じに非常に近い、或る充実して爽やかな気持を得るために歩く人、又は歩き得た人、これこそ間違のない真の詩人だといふ気が...
明かりの本 | 2011.10.03 Mon 05:37
今日はランボオ詩集1を紹介します。中原中也が翻訳した詩集の一部分です。電子書籍は長時間の読書には適しませんので、少しずつ紹介してゆければと思います。詩人の草野心平の弟さんである草野天平という人が詩人について面白いことを書いています。詩のやうなものをただ書きさへすれば、それでもう詩人だといふやうなことは絶対に云へない。志を持つ人、といふと少し固く道徳的な感じがするが、少くともその感じに非常に近い、或る充実して爽やかな気持を得るために歩く人、又は歩き得た人、これこそ間違のない真の詩人だといふ気が...
明かりの本 | 2011.10.03 Mon 05:33
今日は伊東静雄の『わがひとに与ふる哀歌』という詩集を公開します。28編の詩からなる詩集です。『わがひとに与ふる哀歌』は、文学者の大江健三郎さんがもっとも感銘を受けた詩集です。くわしくは『すばる』 2011年 10月号をお読みください。終わりから二つ目の『鶯』という詩がそれです。晴れた日に曠野の歌私は強ひられる――氷れる谷間新世界のキィノー田舎道にて真昼の休息帰郷者同反歌冷めたい場所で海水浴わがひとに与ふる哀歌静かなクセニエ咏唱四月の風即興秧鶏は飛ばずに全路を歩いて来る咏唱有明海の思ひ出(読人不知)...
明かりの本 | 2011.09.30 Fri 18:08
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