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ポール・オースターの新刊が出る。 タイトルは『冬の日誌』。人生も終盤にさしかかったある作家が、自分の過去を思い返しながら、また若いころの羨望もまじえながら綴っていく、「身体の物語」だ。 ポール・オースターらしいのが、思い出だけをたよりに、自分の昔を見返すのではなくて、「肉体」の記憶も同時に使って自分を振り返るという点で、いかにも彼らしく、また興味深い。 この作家が、過ぎ去った若さを、どのように表現するのかぜ知りたい。 『冬の日誌 / ポール・オースター』 アマゾ...
Book Bulletin Board =話題の本の情報= | 2017.02.21 Tue 11:53
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