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アキノ大統領は50歳を超えて今だ独身で、時々芸能人まがいのガール・フレンドは誰々とニュースが流れるが、政権は目下『人口抑制法案』と『離婚法』の成立を目論んでいる。 フィリピンはカトリック信者の割合が人口の80数%を超す、アジアで最大のカトリック国だが、先の2法案に対して教会側は強力な反対運動を展開している。 人口抑制法案は爆発する国内の人口を緩やかな成長とし、ほとんど手の付けられていない性教育、避妊具を買えない貧困層へのコンドームの無料配布などで、望まない妊娠を避ける政策でいわばフィリピンの人権...
セブ島工房 | 2011.06.07 Tue 16:30
フィリピンはアジア最大のカトリック信者を抱える国で、人口9,400万人以上の国内人口の内80%以上の割合というから、少なくても7,500万人以上の信者がいることになる。 そのためこのカトリック教会の力は絶大で、フィリピン憲法では政教分離が明記されているのに教会は平気で政治に口を出すし、政治側も教会の差し出口に従う悪しき慣習が続いている。 カトリック教会もその国の指導層の出来不出来で開明な国もあるし、頑迷な国もあるがフィリピンは頑迷な国の一つになり、その例として最近論議されている『人口抑制法案』を巡る教...
セブ島工房 | 2011.05.20 Fri 16:55
行政監察院は高級公務員の汚職事件を扱う役所で、その長は大統領が任命し任期は7年、罷免は国会に開設される『弾劾裁判所』のみが可能で、並みの行政府の長より重要なポストになる。 このポストに前大統領アロヨから任命されていたグチェレス院長が4月29日に辞職を表明した。(写真は辞表をアキノ大統領に提出したグチェレス行政監察院院長) グチェレスの任期は2012年12月までだったが、3月下旬に下院本会議で弾劾裁判所設置決議案が圧倒的多数で可決され、上院で弾劾裁判が5月9日に始まる予定となっていたが、その追求を避けるた...
セブ島工房 | 2011.04.30 Sat 14:29
『洪水予報、警戒システム』というのがある。 これは川沿いに水量センサーを設置してセンターに無線でつなぎ、刻々と変わる流量の変化を観測、コンピューターで分析して洪水予報、警報を出すシステムで話を聞いただけでは成程と思う。 このシステムが日本のODA予算でフィリピンに導入されている。写真は第2期分の引き渡し式でアキノ大統領と在フィリピン日本大使が写る。 第2期というように既に第1期は終了している。1期目はルソン島中部パンパンガ州(アロヨ前大統領の地元)パンパンガ川流域で供与額7億7,900万円で2009年3月...
セブ島工房 | 2011.04.09 Sat 19:02
オンブズマン(行政監察院)院長職のMercedita Gutierrez(写真=グチェレス)、の弾劾裁判所設置が3月21日開かれた下院本会議で可決された。 その票数は賛成210、反対47、棄権4となり、アキノ与党は80人足らずで否決が予想されていたが世論の風を読む議員心理が働いて圧倒的な票差となった。 弾劾裁判所は上院に設置されるが、上院のブルーリボン委員会(汚職などを審議する)から弾劾相当と下院に送られたための可決でもあり、グチェレス弾劾の包囲網は狭まった。 行政監察院長は最高裁判所長官と同じ大統領の任命職で、大統領...
セブ島工房 | 2011.03.22 Tue 16:35
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