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【同じ色のTシャツを着て、バイクや車で派手に練り歩く選挙運動の様子】 前ダヴァオ市長のドゥテルテが第16代大統領に就任して4ヶ月が経過した。ドゥテルテは当初泡沫候補であったにも関わらず、あれよあれよという間に支持を伸ばして当選を勝ち取った。 これはあと1週間後に迫ったアメリカの投票日間近で、ヒラリーの独走態勢から支持率を逆転したと伝わる共和党大統領候補のトランプと似ているようで、正に選挙は水物、蓋を開けるまで分からない。 選挙は一票でも多い方が当選となり、2016年正副大統...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.11.03 Thu 18:22
セブ州知事はガルシア父娘が6期連続18年間独占していたが、前回選挙で一族から出した候補が現知事のダビデに敗れ落選。今回雪辱を期して再び一族のホープを投入したが、59万票対57万票の2万票余の僅差で落選し、やはり奪回はならなかった。 今回再選されたダビデはアキノ与党の自由党所属の元セブ市市議で、父親はセブ出身で最高裁長官を務めた高名な法曹人であった。副知事選も自由党の推した人物が再選され、セブは自由党が強い事を証明した。【写真は民家に張られた当選した候補者のスティッカー】 ガルシア一族...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.05.23 Mon 19:07
【写真は当選したドゥテルテの頭の程度が知れる選挙キャンペーン用ポスター】 正副大統領選は開票率96%台に至り、大統領は野党のドゥテルテ、副大統領は与党が推したロブレドの当選となったが、中央選管の公式発表というのはまだ行われていなくて、在野の選挙監視団体や新聞やテレビが独自集計した数字が基となっている。 そのため21万票余の僅差で開票の進む副大統領選は次点となったマルコスが開票に『不正操作』があったと騒いでいるが、落選確実の候補者からこのようなクレームが出るのは、フィリピンの選挙に付きも...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.05.20 Fri 22:48
投票日から6日目の今日現在、まだ開票作業は続いているが、全体の開票率96%に達している。普通なら大勢は判明しているのに副大統領選では21万票余の僅差で、トップのロブレドをマルコスが追いかけている状態で最後までもつれ込みそうである。 当選への公式手続きはまだ先になるが、大統領はダヴァオ市長のドゥテルテ、副大統領はロブレドで決まりと思うが、この国の選挙は結果を巡って法廷闘争に持ち込まれることが多い。 総投票数5573万票余の内、大統領選では1600万票近くを得たドゥテルテが次点のロハスに600万...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.05.14 Sat 21:47
フィリピンは上下院議員、地方自治体首長、議員と一度に選ぶ選挙が3年ごとにあり、6年ごとに正副大統領選が行われ、今年がその年に当る。 【写真は副大統領選に落選したマルコスの地元にある風力発電】 投票形態は日本のように全く関心がなくても自動的に選挙票が住民票のある自治体から送られてくるのとは違い、有権者は事前に登録をしないと投票資格を得られない。この登録も生体認証を行っていて、かつて多かった身代わり投票を防ぐのには役にたっているようだ。 また、投票用紙も現在は自動読み取り式機械を使...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.05.10 Tue 19:38
半年という長い正副大統領選の選挙運動期間も5月7日(土曜日)で終了。投票は8日(月曜日)に行われ、投票締め切り後に即日開票される。各候補者は事前の世論調査結果の数字を横目で見ながら『もしや』という思いを胸に抱いて眠れぬ夜を送ることであろう。 【砂浜の向こうは南半球のインド洋】 選挙運動期間中に各種世論調査が行われ、その中で関心を引いたのが『支持率調査』で、その最終調査結果が6日に公表された。この支持率調査というものがどれだけ信憑性があるのかどうか、誰も言い切れない所に問題と面白さがあ...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.05.08 Sun 20:25
フィリピンの世論調査は民間調査会社が委託を受けて調査していて、日本のように報道機関が独自に調査を行うことは少ない。しかも、投票直前まで調査、発表するので世論に対してあらかじめ誘導が仕組まれているのではないかともいわれていて、調査結果を操作して依頼側に有利な結果を導く事は簡単である。 【写真はマニラ市のキアポ教会】 民間調査会社はいくつかあるが、全国的な調査能力を持っているのは2社で、一つはパルスアジア=PA、もう一つはソーシャル・ウェーザー・ステーション=SWSで、この2社が相次い...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.04.13 Wed 20:26
5月9日の投票日を目指して選挙戦はたけなわで、正副大統領、上院、下院政党比例議員は全国区選挙のため、3ヶ月に及ぶ長い選挙運動が行われ、その選挙戦も終盤に入った。 【パナイ島ミアガオ教会】 また、地方選出下院議員、自治体首長、自治体議員の選挙戦が3月26日から始まり、先の選挙運動と連動して示威行動が多くなり、街の騒音ボリュームが一層増している。こういった中、今回の選挙から始まった大統領候補者同士による公開討論会が3月20日、セブ市の大学構内で開かれた。 参加したの...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.03.30 Wed 19:43
どこが資金源なのか良く分からないが、フィリピンは『世論調査』の大好きな国で、どうでも良いような事柄でも階層別に調査を行っている。調査方法は面談して、あるいは郵送、最近流行りのインターネット(これは対象者の偏りが激しく、安直、信憑性は薄い調査方法)なのか良く分からないが、一応、数学的には確率に近いといわれている1000人以上を対象に調査を行っている。 この1000人以上という触れ込みでも地域的な偏りを加味できるし、設問内容も良く分からず、誘導質問や都合の悪い質問は意識的に外すなど、調査内容は恣意的に...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.02.16 Tue 20:05
正副大統領候補者を中心にこれまで書いてきたが、国政レベルでは上院、下院議員の選挙も大統領選と同時に行われる。 上院議員の任期は6年で、連続して2期以上は認められず、定員数は24人。半数の12人が3年ごとに昔、日本であった参議院の全国区と同じ選挙方法で改選される。 下院議員の方は地方選挙区と政党別の比例枠の2本立てで、地方選出が234人、政党枠が58人の計292人。任期は3年で任期中の解散はなく、連続して3期以上は出来ない。 フィリピンの国会議員数と日本の国会議員数を比較してみると、日本は衆参...
セブ島工房 『日本は戦争をしたいのか』 自衛隊を海外に出すな | 2016.01.18 Mon 20:01
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